●阪神春季キャンプ( 9日、沖縄・宜野座)阪神の新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国・ハンファ)が 9日、沖縄・読谷村のチーム宿舎で、休日返上トレーニングを行った。約 1時間半、キャッチボールやウェイトトレーニングを行い、汗を流した。上下黒のトレーニングウエアを筋肉でパツパツにしたロサリオが、のっしのっしとやってきた。 1分 1秒が臨戦態勢を整えるための貴重な時間。室内練習場で約 1時間半汗を流した。第 2クール終盤には、キャッチボールを行わなかったが、この日に再開。沖縄・読谷村内の宿舎に隣接する室内練習場でキャッチボールなどで汗を流し、右肩の不安を一掃。11日に予定されているDeNAとの練習試合(宜野座)に向けて直訴。“練習の虫”に対し、金本知憲監督(49)は11日のDeNA戦(宜野座)で 1塁を守らせる可能性を示した。まじめなR砲が10日からの第 3クールでさらに状態をあげていくことは間違いない。練習後はモレノと残波ビーチを散歩し、心身ともにリフレッシュした。「2.11」からは「4番・1塁」を定位置にする。攻守で金本虎を勝利に導く。
●阪神OBが大学生を指導する「冬季特別トレーニング」が 9日、甲子園で行われ、桧山進次郎氏(48=日刊スポーツ評論家)らが参加した。桧山氏はさらなるレベルアップを期待した。昨季限りで現役引退した狩野恵輔氏(35)は今回初参加。自身の現役時代の体験談も交えながらアドバイスを送った。京都大學で主将務める村山智哉捕手( 4年=明和高校)は2016年に続く 2度目の参加。積極的に質問し、貪欲に技術を吸収した。智弁学園(奈良)で2016年に「センバツ優勝」を経験した、大阪商科大學・岡沢智基捕手( 2年)はプロの技術を目の当たりにし、目指す所を新たにしていた。
●ヤクルト春季キャンプ( 9日、沖縄・浦添)掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、62)が 9日、沖縄入りし、ヤクルトの浦添キャンプを訪問。昨季まで就いていた阪神 2軍監督から肩書が変わってから初めて、セ・リーグ他球団の視察を行った。初仕事として沖縄・浦添市で行われているヤクルトのキャンプに訪れた。「日米通算2058安打」を誇る天才バッターを警戒した。昨季最下位ながら、 7年ぶりに青木宣親内野手(36)が復帰した燕軍団に警戒を強めた。“青木効果”はてきめんだった。掛布SEAがヤクルトの浦添キャンプを視察。 2軍監督から肩書きが変わってからの“初仕事”で、ヤクルトナインの緊張感に変化を感じ取った。強敵復帰で強くなるヤクルトに、警報発令だ。グラウンドを訪れると母校の習志野高校の 2学年下の後輩である小川監督と談笑。チーム作りについて意見を交わした。そのうちに目の前で始まったのが、青木のフリー打撃。目を奪われた。今後セ・リーグの各キャンプを視察し、SEAとして肌で感じたことをオーナーに報告。ミスタータイガースが、新たな立場でチームをサポートする。記事をまとめてみました。
阪神の新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手が 9日、沖縄・読谷村のチーム宿舎で、休日返上トレーニングを行った。
約 1時間半、キャッチボールやウェイトトレーニングを行い、汗を流した。
第 2クール終盤には、キャッチボールを行わなかったが、この日に再開。ロサリオは右肩の状態について「全然問題なくやれている」とコメントした。
休日練習でキャッチボールするウィリン・ロサリオ内野手=沖縄県読谷村・沖縄残波岬ロイヤルホテル
阪神春季キャンプ( 9日、沖縄・宜野座)阪神の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手が 9日、異例の休日返上で練習を行った。沖縄・読谷村内の宿舎に隣接する室内練習場でキャッチボールなどで汗を流し、右肩の不安を一掃。“練習の虫”に対し、金本知憲監督は11日のDeNA戦(宜野座)で 1塁を守らせる可能性を示した。
上下黒のトレーニングウエアを筋肉でパツパツにしたロサリオが、のっしのっしとやってきた。 1分 1秒が臨戦態勢を整えるための貴重な時間。室内練習場で約 1時間半汗を流した。
「ドミニカで(阪神と)契約してもらってから、(ウインター)リーグに出なくなって、こっちでの練習もあまりできていない。試合に向けて自分の体を作っていく意味でも段階を早めているんだ」
けがなどで出遅れてもいない虎助っ人が休日返上をするのは異例。当たり前だろ? といわんばかりに狙いを明かした。午前10時37分に橘通訳を相手にキャッチボール。その後もウエート室に直行してみっちり鍛えあげた。
11日に予定されているDeNAとの練習試合(宜野座)に向けて「守りたい」と直訴。金本監督も「張りがとれたらね。それは彼の意見を尊重してやりますけどね。『出たい』といえば出させるし」と、実戦で初めて守備につく可能性を示唆した。前日 8日にはキャッチボールを右肩、肘の張りで回避しただけに状態は心配されたが、「全然違和感もなくやれています」と自ら不安を一掃した形だ。
昨年まで在籍した韓国プロ野球時代の春季キャンプは 1日 8時間+夜間練習という厳しい内容にもかかわらず、球団関係者が「(休日は)家族と買い物にいっても、宿舎に帰ってくると翌日の練習に備えてストレッチやトレーニングをしていたと聞いています」と証言するほどの練習の虫だった。まじめなR砲が10日からの第 3クールでさらに状態をあげていくことは間違いない。
「きょうはいい休日だった。(午後は)寝ます。あしたに向けて休養したいしね」とロサリオも満足そう。練習後はモレノと残波ビーチを散歩し、心身ともにリフレッシュした。「2.11」からは「4番・1塁」を定位置にする。攻守で金本虎を勝利に導く。
休日返上でキャッチボールをするウィリン・ロサリオ内野手。評判通りの優良助っ人や=沖縄県読谷村・沖縄残波岬ロイヤルホテル
★場外弾は「来年対応」
前日 8日のフリー打撃でロサリオが場外へ放った推定 170メートル弾によって、宜野座村関係者はソワソワしている。「現状では、今キャンプ中に防球ネットを増設する予定はありません。来年以降は何らかの対応が必要になってくるのではないかと思います…」と頭を悩ましている。現在でも左翼後方の防球ネットは高さ14メートルあるが、規格外の助っ人は球場まで変身させてしまいそうだ。
★ウィリン・ロサリオ内野手のキャンプ経過
◆ 1日:フリー打撃で58スイングし、「サク越え14発」。広島・玉山スコアラーが「ウッズかな」と警戒。
◆ 2日:今キャンプ最多の「16本のサク越え」をフリー打撃で。フォロースルーが大きく、打撃ケージのネットにガシャンと衝突。
◆ 3日: 9本のサク越えのうち 1発が、左中間スタンドで撮影していたテレビクルーの三脚に命中する 130メートル弾。
◆ 4日:練習後の野球教室で中学生を相手に捕手デビュー。フリー打撃では52スイングし、「13発」。
◆ 6日:フリー打撃60スイングで8発。右肩をアイシングして「ノーコメント」。
◆ 7日:来日初実戦となる紅白戦に「4番・DH」で先発出場。「3打数2安打」で、走塁でも貪欲に次の塁を狙う姿勢も。
◆ 8日:フリー打撃で推定 170メートルの場外弾。左翼後方の14メートルの防球ネットを飛び越え、坂道を走っていた車にあわや直撃という驚弾だった。
「冬季特別トレーニング」で大学生に指導する元阪神の狩野恵輔氏=阪神甲子園球場
阪神OBが大学生を指導する「冬季特別トレーニング」が 9日、甲子園で行われ、桧山進次郎氏らが参加した。桧山氏は「どんどん練習を積んで、上(のステージ)に行っても好きな野球をやってほしい」とさらなるレベルアップを期待した。
昨季限りで現役引退した狩野恵輔氏は今回初参加。自身の現役時代の体験談も交えながら「『これいいな』っていう(教え)を取っていって」などアドバイスを送った。京大で主将務める村山智哉捕手は2016年に続く 2度目の参加。「普段なかなかプロでキャッチャーをやっていた人の話を聞く機会がない。貴重な機会でした」と積極的に質問し、貪欲に技術を吸収した。
智弁学園(奈良)で2016年に「センバツ優勝」を経験した、大商大・岡沢智基捕手は「自分では分かっているつもりでも、それを(実践)できるのがプロ野球選手。目標はプロでやりたいです」とプロの技術を目の当たりにし、目指す所を新たにしていた。
ヤクルトキャンプを訪れた掛布雅之シニア・エグゼクティブアドバイザー(SEA)(左)は小川淳司監督と笑顔で握手を交わす=沖縄・浦添市民球場
掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、62)が 9日、昨季まで就いていた阪神 2軍監督から肩書が変わってから初めて、セ・リーグ他球団の視察を行った。初仕事として沖縄・浦添市で行われているヤクルトのキャンプに訪れた。
この日は若手中心選手が出場した紅白戦の後に、古巣に復帰した元メジャーリーガー青木がフリー打撃で快音を連発。掛布SEAは「バッティングをみてもすごくうまくて強いよね」と「日米通算2058安打」を誇る天才バッターを警戒した。
ヤクルトキャンプを訪れ、古巣に復帰した青木宣親外野手(左)と話をする掛布SEA=沖縄・浦添市民球場
ヤクルト春季キャンプ( 9日、沖縄・浦添)掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)が 9日、沖縄入りし、ヤクルトの浦添キャンプを訪問。昨季最下位ながら、 7年ぶりに青木宣親内野手が復帰した燕軍団に警戒を強めた。
“青木効果”はてきめんだった。掛布SEAがヤクルトの浦添キャンプを視察。 2軍監督から肩書きが変わってからの“初仕事”で、ヤクルトナインの緊張感に変化を感じ取った。
「青木くんが入ったことで打線はある程度組める形はできてきていると思うし、外野のポジション争いも激しくなる。山田くんに対する刺激にもなる。そういう意味では彼の加入というのは他に与える影響力というのがすごくあるよね」
ヤクルトのキャンプを視察に訪れ、ヤクルト・小川淳司監督と話す掛布雅之SEA=沖縄・浦添市民球場
強敵復帰で強くなるヤクルトに、警報発令だ。グラウンドを訪れると母校の習志野高の 2学年下の後輩である小川監督と談笑。チーム作りについて意見を交わした。そのうちに目の前で始まったのが、青木のフリー打撃。「うまくて強い」と目を奪われた。
青木だけじゃない。ヤクルトは監督をはじめコーチ陣の顔ぶれも宮本慎也ヘッド、石井琢朗打撃コーチが加入。昨季は「45勝95敗2分(勝率0.319)」で最下位だったが、今年は違ってみえた。
「去年負けたということに対して、選手一人一人がきちっと受け止めている。選手一人一人が変わろうという気持ちが非常に強いよね」
今後セ・リーグの各キャンプを視察し、SEAとして肌で感じたことをオーナーに報告。ミスタータイガースが、新たな立場でチームをサポートする。
◇春季キャンプの日程について
2018年01月08日 更新 2月1日(木)より行われます春季キャンプの日程は以下の通りです。
一軍:かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
ファーム:安芸タイガース球場(安芸市営球場)
【一軍・ファーム共通】
キャンプ期間:2月1日(木)~28日(水)まで
<休日:2月5日(月)、9日(金)、14日(水)、19日(月)、23日(金)>
※休日は雨天により変更する可能性があります。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 練習試合・オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)