●阪神春季キャンプ(10日、沖縄・宜野座)開幕構想、みえた！ 大山悠輔内野手が今季、 3塁で起用されることが10日、決定した。金本知憲監督(49)が明かした。これまで 2塁に挑戦していたが、持ち前の打力を生かすべく、 3塁に固定され、鳥谷敬内野手(36)が 2塁にまわる。11日、初の対外試合となるＤｅＮＡ戦(宜野座)から大山が虎のホットコーナーを守る。入念に実戦的な動きを確認した。昨季まで 3塁が定位置だった鳥谷敬内野手は 2塁に入った。2018年のベスト布陣を模索しながら準備を進めていく。半袖姿が目立つ気温24度、 3連休初日の宜野座で、虎のホットコーナーが固まった。2018年は大山。スキルアップが目覚ましい大卒 2年目のポジションが確定した。第 3クール初日。午前中に行われた投内連係、シートノックで大山は北條史也内野手(23)とともに 3塁へ、鳥谷は 2塁に入り、軽快な動きをみせていた。実はこれが今季の布陣－。大山は練習後、力を込めた。｢４番｣を任せる新外国人のウィリン・ロサリオ内野手(28＝前韓国ハンファ)が 1塁に入った。 3塁は｢ゴールデングラブ賞｣を受賞した鳥谷がいるため、大山は昨秋から 2塁に挑戦していた。今キャンプも第 1クールから朝からドーム内で特守を受けるなど、 7日の紅白戦までは 2塁のみだったが、めざましい成長に方針を変更した。長所をより伸ばすために、昨季10試合に出場した本来の 3塁へ戻す。 8日のシートノックで試して、確認。すでに鳥谷には 2塁コンバートを打診し、快諾を得ていたため、スムーズに運べた。久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)は今後の練習試合、オープン戦で 2塁で出場させ、連係プレーなどを確認する考えを示した。虎の｢強打の３塁手｣といえば、掛布雅之(62＝現オーナー付シニア・エグゼグティブ・アドバイザー)以来、久しく現れていない。宜野座は夕方から雨が降り注いだ。雨降って、地固まった。新たな背番号｢３｣のホットコーナー伝説がスタートする。
●阪神春季キャンプ(10日、沖縄・宜野座)圧巻の｢６連発発進｣だ。ロサリオが来日初の対外試合となる11日のＤｅＮＡ戦に｢４番・ＤＨ｣で先発出場する。同一リーグ相手にも、愛称｢トロ(闘牛・雄牛)｣の通り、勇ましく進む。ウィリン・ロサリオ内野手が 7日、アーチショーで沖縄・宜野座キャンプを訪れたファンを一番喜ばせた。フリー打撃に登場すると、22スイングで｢６発｣。17スイング目をスタンドに放り込むと、ラスト 6発で｢６連発｣。いとも簡単に運んだ。普段は静かな内野スタンドのファンも、本塁打が続くに連れて興奮。最後は大歓声が送られた。昼すぎにはサイン会に出席し、ファンと積極的にふれ合った。11日には練習試合ＤｅＮＡ戦(かりゆしホテルズボールパーク宜野座)にスタメン出場する予定。前日 9日は休日返上トレ。 8日は回避していたスローイングも解禁し、ケース打撃でも 1塁守備に就くなど精力的に動いた。そしてフリー打撃では、 3連休で9000人も集まった虎党に豪快プレゼント。38スイングで｢９発｣。ラスト 6スイングは｢６連発｣で締めた。スタンドからは指笛とともに叫び声も。万雷の拍手を浴び、帽子を取ってほほ笑んだ。世界を知る男だ。焦りなどない。初の“セ界戦”にも、堂々と突進していく。記事をまとめてみました。
3塁で連係プレーを磨く大山悠輔内野手。手前右から 2人目は 2塁守備に就く鳥谷敬内野手＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
大山悠輔内野手が沖縄・宜野座キャンプ第 3クール初日の10日、本格的に 3塁守備を行った。投内連係やランダウンプレーの練習で 3塁へ。
入念に実戦的な動きを確認した。昨季まで 3塁が定位置だった鳥谷敬内野手は 2塁に入った。大山は｢僕自身は出られるところで必死にやるだけです。いろいろな準備をしていきたい｣と話した。2018年のベスト布陣を模索しながら準備を進めていく。
3塁でシートノックを受けた大山悠輔内野手。金本知憲監督は今後は 3塁で起用する方針を固めた＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神春季キャンプ(10日、沖縄・宜野座)開幕構想、みえた！ 大山悠輔内野手が今季、 3塁で起用されることが10日、決定した。金本知憲監督が明かした。これまで 2塁に挑戦していたが、持ち前の打力を生かすべく、 3塁に固定され、鳥谷敬内野手が 2塁にまわる。11日、初の対外試合となるＤｅＮＡ戦(宜野座)から大山が虎のホットコーナーを守る。
半袖姿が目立つ気温24度、 3連休初日の宜野座で、虎のホットコーナーが固まった。2018年は大山。スキルアップが目覚ましい大卒 2年目のポジションが確定した。
金本監督が｢ 3塁をやらせてみようか、と。チームにとって、そっちの方がいいのかな、という判断です｣と明かした。
第 3クール初日。午前中に行われた投内連係、シートノックで大山は北條とともに 3塁へ、鳥谷は 2塁に入り、軽快な動きをみせていた。実はこれが今季の布陣－。大山は練習後、力を込めた。
2塁でシートノックを受けた鳥谷敬内野手。新たな持ち場となる＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
｢いろいろなポジションを守ることは自分にとってプラスになる。 1年間、試合に出続けることが目標です｣
｢４番｣を任せる新外国人のロサリオが 1塁に入った。 3塁は｢ゴールデングラブ賞｣を受賞した鳥谷がいるため、大山は昨秋から 2塁に挑戦していた。今キャンプも第 1クールから朝からドーム内で特守を受けるなど、 7日の紅白戦までは 2塁のみだったが、めざましい成長に方針を変更した。
金本監督は｢彼(大山)の将来を考えると 2塁ができた方がいいけど、まだ不安のところもある。(今後は) 3塁でしょう｣と説明した。
7日の紅白戦でいきなり 3安打を放ち、日本代表候補にも名を連ねるなど、持ち前の打撃はさらにすごみを増している。指揮官は今キャンプ中、ある不安を口にしたことがあった。
｢ 2塁をやらせることで、本来の打撃に影響があるならば、戻すことも考えないといけない｣。長所をより伸ばすために、昨季10試合に出場した本来の 3塁へ戻す。 8日のシートノックで試して、確認。すでに鳥谷には 2塁コンバートを打診し、快諾を得ていたため、スムーズに運べた。
練習で笑顔を見せる金本知憲監督＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
｢トリ(鳥谷)が 2塁やね｣
3塁・大山、 2塁・鳥谷が完成。今季はセンターラインを含めた競争が激しく、不確定なポジションが多かったが、13年ぶりとなるリーグ優勝に向けて、内野の要所が 2つ固まった。久慈内野守備走塁コーチは｢鳥谷はまだ実戦に入っていないから｣と今後の練習試合、オープン戦で 2塁で出場させ、連係プレーなどを確認する考えを示した。
11日の今年初の対外試合となるＤｅＮＡ戦で、大山は｢５番・３塁｣として出場する。同一リーグのライバル球団相手に手の内を明かす形にはなるが、金本監督は｢なんにも関係ない｣と泰然自若。大山は｢しっかり、準備したいです｣と目をギラつかせた。
虎の｢強打の３塁手｣といえば、掛布雅之(現オーナー付シニア・エグゼグティブ・アドバイザー)以来、久しく現れていない。宜野座は夕方から雨が降り注いだ。雨降って、地固まった。新たな背番号｢３｣のホットコーナー伝説がスタートする。
フリー打撃で打撃投手を務める馬場皐輔投手＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
☆大山キャンプあらかると
★ 2月 3日：フリー打撃で投手と対戦し、岩貞から｢２連発を含むサク越え３発｣。｢しっかりアピールしていきたい｣。
★ 4日：フリー打撃で昨季｢１１勝｣の秋山と対戦し、｢初球アーチを含むサク越え７発｣。秋山から｢打ちすぎやろ｣と“クレーム”。
★ 6日：シートノックで鳥谷が 2塁を守った。金本監督は｢備えとしてね｣と説明。大山は 2塁を守った。
★ 7日：紅白戦で紅組の｢５番・２塁｣で出場し、 3安打。 2塁で美技も。見守った侍ジャパン・稲葉監督も絶賛し、初の侍入りが有力に。
★ 8日：シートノックで今キャンプ初の 3塁へ。金本監督から｢逆方向にも打って 2ストライク後の変化球にも対応したし、内容も結果もよかった｣と第 2クールＭＶＰに指名された。
フリー打撃で｢６連発｣を放ったウィリン・ロサリオ内野手は歓声に応える＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神新外国人のウィリン・ロサリオ内野手が 7日、アーチショーで沖縄・宜野座キャンプを訪れたファンを一番喜ばせた。
フリー打撃に登場すると、22スイングで｢６発｣。17スイング目をスタンドに放り込むと、ラスト 6発で｢６連発｣。いとも簡単に運んだ。普段は静かな内野スタンドのファンも、本塁打が続くに連れて興奮。最後は大歓声が送られた。昼すぎにはサイン会に出席し、ファンと積極的にふれ合った。11日には練習試合ＤｅＮＡ戦(かりゆしホテルズボールパーク宜野座)にスタメン出場する予定。虎の主砲は｢自分の体調をシーズンに向けて整えていくだけだよ｣と笑顔で帰路についた。
｢６連発｣とこの日もサク越えショーを演じたロサリオ内野手。いよいよ対外試合に出場だ＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神春季キャンプ(10日、沖縄・宜野座)圧巻の｢６連発発進｣だ。ロサリオが来日初の対外試合となる11日のＤｅＮＡ戦に｢４番・ＤＨ｣で先発出場する。同一リーグ相手にも、愛称｢トロ(闘牛・雄牛)｣の通り、勇ましく進む。
｢自分の体調をシーズンへ向けて整えていくだけ。シーズンの結果が一番大事だ。そこ(相手が同一リーグという点)は全然気にしていないよ｣
前日 9日は休日返上トレ。 8日は回避していたスローイングも解禁し、ケース打撃でも 1塁守備に就くなど精力的に動いた。そしてフリー打撃では、 3連休で9000人も集まった虎党に豪快プレゼント。38スイングで｢９発｣。ラスト 6スイングは｢６連発｣で締めた。スタンドからは指笛とともに｢甲子園でも打ってくれよ～！！｣という叫び声も。万雷の拍手を浴び、帽子を取ってほほ笑んだ。
打撃練習をするウィリン・ロサリオ内野手＝かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
｢対戦相手(が誰か)ということよりも、しっかりと自分が万全の状態でできるようにしたい｣
世界を知る男だ。焦りなどない。初の“セ界戦”にも、堂々と突進していく。
★相棒気に入った
選手のバットを手がけるミズノテクニクス社のクラフトマン・名和民夫氏が宜野座を訪問。同社のバットを使用するロサリオと意見交換したことを明かした。 ｢サンプルをいただいてお作りしたので。どうでしたか？ と伺いしました。非常に気に入っていただいたと感じました｣。Ｒ砲のバットはバランス面などでも｢外国人の選手がよく使うタイプ｣だという。米大リーグの選手の 8割ほどが使用するというヘッドをくり抜く加工も施された。 ｢軽くなり、バランスが手前に来ることで振りやすくなる。ヘッドスピードが上がる効果もあります｣と職人も太鼓判を押していた。
◇春季キャンプの日程について
2018年01月08日 更新 2月1日(木)より行われます春季キャンプの日程は以下の通りです。
一軍：かりゆしホテルズボールパーク宜野座（宜野座村野球場）
ファーム：安芸タイガース球場（安芸市営球場）
【一軍・ファーム共通】
キャンプ期間：2月1日(木)～28日(水)まで
＜休日：2月5日(月)、9日(金)、14日(水)、19日(月)、23日(金)＞
※休日は雨天により変更する可能性があります。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！ ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 練習試合・オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
