●能見篤史投手(38)がソフトバンク戦に先発し、本番に生きる内容の濃い投球にしたかったが…。初回「5番」松田に満塁打を浴びるなど、 3回 5安打 6失点という結果を悔やんだ。実戦 2試合目、オープン戦初登板となった能見は、ばつが悪そうに口を開いた。 1回に目論みが崩れた。一死 3塁のピンチを招くと中村晃外野手(28)、ユリスベル・グラシアル内野手(32)に連続四球を与えた。そして、松田宣浩内野手(34)に高めに浮いた 135キロ直球を振り抜かれ、左越えのグランドスラムを被弾。 2回にも中村晃に 2点打を浴び、よもやの大量失点となった。金本知憲監督(49)はかばい、香田勲男投手コーチ(52)も心配する素振りはなかった。ベテラン左腕はランディ・メッセンジャー投手(36)、秋山拓巳投手(26)に続き開幕ローテ入りに内定している貴重なピースだ。屋台骨となる 3本柱として、構想を崩すわけにはいかない。今後、シーズン同様の登板間隔で調整を進めれば、 3月30日からの開幕カード・巨人戦(東京ドーム)に向かう青写真が浮かぶ。万全な状態での初陣へ-。日本一打線に投じたこの日の60球を、反省を込めて胸に刻んだ。
●ランディ・メッセンジャー投手が、甲子園のブルペンで投球練習を再開した。右肩の張りを訴えていたランディ・メッセンジャー投手が 4日、甲子園の残留練習に参加し、ブルペン投球を再開。変化球も織り交ぜながら51球を投げ、声を弾ませた。ソフトバンクとのオープン戦で福岡にいた金本監督も大黒柱の復調を喜んだ。メッセンジャーは30日の開幕戦・巨人戦(東京ドーム)の先発が内定しており、まずは今月中旬のオープン戦で実戦復帰して仕上げていくことになりそうだ。見守った金村投手コーチは、 9日から甲子園で行われる中日、巨人とのオープン戦登板の可能性を口にした。30日の巨人戦(東京ドーム)で開幕投手を任せる大黒柱について、ヤフオクドームで金本監督も胸をなで下ろした。
記事をまとめてみました。
<オープン戦:ソフトバンク 6- 4阪神>◇ 4日◇ヤフオクドーム
能見篤史投手(38)がソフトバンク戦に先発し、初回「5番」松田に満塁打を浴びるなど、 3イニングで 6失点と課題を残した。
能見は「良いときもあれば悪いときもある。いかにゲームを作るか。次はないようにしたいなと思います」と反省を口にした。
阪神先発の能見篤史投手=ヤフオクドーム
本番に生きる内容の濃い投球にしたかったが…。実戦 2試合目、オープン戦初登板となった能見は、ばつが悪そうに口を開いた。 3回 5安打 6失点という結果を悔やんだ。
「試していたけど、ああなったら、試すもくそもない。いろいろ意図はあった。でも、四球が余計過ぎた」
1回に目論みが崩れた。一死 3塁のピンチを招くと中村晃、グラシアルに連続四球を与えた。そして、松田に高めに浮いた 135キロ直球を振り抜かれ、左越えのグランドスラムを被弾。 2回にも中村晃に 2点打を浴び、よもやの大量失点となった。
1回、松田宣浩内野手に満塁弾を浴び、天を仰ぐ能見篤史投手=ヤフオクドーム
それでも、右打者には徹底して内角を突くなど、この時期ならではの狙いも見て取れた。金本監督は「際どいところでボールといわれたり、決めきれなかったのかな、と。経験ある投手だし、修正できると思っている」とかばい、香田投手コーチも「いろいろ試していた」と心配する素振りはなかった。
指揮官がことあるごとに「(先発)ローテがほんまに一番不安」と話している中、ベテラン左腕はメッセンジャー、秋山に続き開幕ローテ入りに内定している貴重なピースだ。屋台骨となる 3本柱として、構想を崩すわけにはいかない。
「いいときもあれば、悪いときもある。ただ、どれだけゲームを作れるかが大事。次はないようにしたい」と能見。今後、シーズン同様の登板間隔で調整を進めれば、 3月30日からの開幕カード・巨人戦(東京ドーム)に向かう青写真が浮かぶ。万全な状態での初陣へ-。日本一打線に投じたこの日の60球を、反省を込めて胸に刻んだ。
2回、力投する先発の能見篤史投手=ヤフオクドーム
★阪神の先発事情
金本監督が明言しているのはメッセンジャー、秋山、能見の 3人。残り 3枠の「筆頭候補」は藤浪としている。先発調整で好投を続けている岩崎は、中継ぎ左腕の台頭があったら…という条件付きで、両にらみの状況。岩貞、小野、才木、「D5位」・谷川らが争う構図で、ここに肩の状態次第で「D2位」・高橋遥が加わる。また 2軍では岩田、青柳、「D1位」・馬場らが候補になる。
甲子園球場でキャッチボールを行うランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場
ランディ・メッセンジャー投手が、甲子園のブルペンで投球練習を再開した。右肩の張りで、 2月21日の練習試合・韓国KIA戦以降は実戦から遠ざかっていた。 4日は全球種を交えて51球を投げ「いい気分で投げることができた。本当のマウンドが待ち遠しいよ」とご機嫌な表情で振り返った。
ソフトバンクとのオープン戦で福岡にいた金本監督も「ひと安心です」と大黒柱の復調を喜んだ。
メッセンジャーは30日の開幕戦・巨人戦(東京ドーム)の先発が内定しており、まずは今月中旬のオープン戦で実戦復帰して仕上げていくことになりそうだ。
ランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場
右肩の張りを訴えていた阪神のランディ・メッセンジャー投手が 4日、甲子園の残留練習に参加し、ブルペン投球を再開。変化球も織り交ぜながら51球を投げ、「この先の見通しも立てられた。本当(実戦)のマウンドに戻りたい。待ちきれないよ」と声を弾ませた。
2月21日の韓国KIA戦(宜野座9で 1回無失点だったが、その後ブルペン投球を回避。ノースロー調整となっていた。
見守った金村投手コーチは「試合でもいけるくらい。本人が投げたいとなれば短いイニングならいけるでしょう。本人、監督、香田さんとも相談して」と、 9日から甲子園で行われる中日、巨人とのオープン戦登板の可能性を口にした。
30日の巨人戦(東京ドーム)で開幕投手を任せる大黒柱について、ヤフオクドームで金本監督も「ひと安心ですわ」と胸をなで下ろした。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)