●ウィリン・ロサリオ内野手(29)が、 4日のDeNA戦(横浜)で球団の新外国人記録となる開幕からの「4試合連続打点」に挑む。 2日は静養に努めた助っ人は開幕カードで「今季1号」を放つなど、「4番」として存在感を発揮。得意の飯塚撃ちで連敗を止める一打を放つ。早速、猛虎の歴史に名を刻むときがきた。ロサリオが王手をかけたのは、球団の新外国人の開幕からの連続試合打点。勝負強いひと振りがタテジマ軍団を勝利に導き、記録更新につながる。本人は次戦に向けて、あくまで自然体。 4日のDeNAの先発は飯塚が予想されている。来日後、初対外試合となった 2月11日の練習試合(宜野座)で、 1回の 1打席目にいきなり「左越え2ラン」を放った相手だ。さらに 2打席目も中前タイムリーだった。オープン戦( 3月 7日、甲子園)で対戦したときも 2四球を選び、圧倒的優位に立っている。巨人に「1勝2敗」と負け越した開幕カードだが、「4番」の存在感は示した。この日は横浜市内で英気を養い、仕切り直しのゲームに備えた。優良助っ人が新たな 1ページを刻む瞬間が楽しみだ。
●小野泰己投手(23)ら先発投手 3人が 2日、横浜スタジアムで投手練習を行った。球場のマウンドを使って投球練習を行った。 4日の先発登板に向け、初登板の球場とあってブルペンではなくマウンドで56球を投じた。打席に球団マネジャーを立たせる念の入れようで、リハーサルはバッチリだ。小野がブルペンではなくマウンドから投げる異例の調整。想定したのはDeNAの主砲・筒香斬りだ。今季はここまで実戦29回で「失点0」。驚異的な結果で開幕ローテをつかんだ。敵地のマウンドで、進化した姿をみせつける。
●阪神が 4月16日にも国内フリーエージェント(FA)権を取得するランディ・メッセンジャー投手(36)に対し、即日残留要請を行うことが 2日、分かった。来季から日本人扱いとなる鉄腕に複数年契約を提示する見通し。本人は阪神で現役を終える姿勢を示しているが、チームの大黒柱となった右腕に最大限の誠意を示す。運命の 4月16日-。すぐに動く。阪神フロント陣が、FA権を取得するメッセンジャーに、即日残留要請することが決定的となった。 3月30日の開幕巨人戦(東京ドーム)で 7回 7安打 1失点と好投し、 2年連続の「開幕勝利」を演出。自身も 2年連続で「V投手」となった。このまま 1軍に登録され続ければ、16日に国内FA権を取得する。今季で 2年契約満了。来季からは 1軍 4人の外国人枠から外れ、日本人扱いとなる。今季で在籍 9年目。すでに虎の助っ人としてはバッキー、ウィリアムスの 7年を抜き単独トップ。通算勝利数もバッキーの「100勝」まであと「15」としている。異例の即日アタックで、押しも押されもせぬレジェンドへ-。早くも来季への“補強”に動き出す。
記事をまとめてみました。
阪神のウィリン・ロサリオ内野手が、 4日のDeNA戦(横浜)で球団の新外国人記録となる開幕からの「4試合連続打点」に挑む。 2日は静養に努めた助っ人は開幕カードで「今季1号」を放つなど、「4番」として存在感を発揮。得意の飯塚撃ちで連敗を止める一打を放つ。
早速、猛虎の歴史に名を刻むときがきた。ロサリオが王手をかけたのは、球団の新外国人の開幕からの連続試合打点。勝負強いひと振りがタテジマ軍団を勝利に導き、記録更新につながる。
「どこのチームも情報がないので。開幕戦のような気持ちで臨みたい」 本人は次戦に向けて、あくまで自然体。ただ、「情報がない」と言ってもいいイメージは残っているはずだ。
4日のDeNAの先発は飯塚が予想されている。来日後、初対外試合となった 2月11日の練習試合(宜野座)で、 1回の 1打席目にいきなり「左越え2ラン」を放った相手だ。さらに 2打席目も中前タイムリーだった。オープン戦( 3月 7日、甲子園)で対戦したときも 2四球を選び、圧倒的優位に立っている。
ウィリン・ロサリオ内野手は開幕から 4戦連続打点を狙う。チームの浮上に尽力する=横浜スタジアム
巨人に「1勝2敗」と負け越した開幕カードだが、「4番」の存在感は示した。「打率0.333(12打数4安打)、1本塁打、3打点」。Gのエース・菅野から適時打を放つなど、強烈なインパクトを残した。「打率0.143、1本塁打、4打点」に終わったオープン戦が嘘のような働き。日本野球に対応しようと努力する真面目な性格も相まって、さらなる爆発を予感させる。
入団会見で「勝負強さ、パワー、打点を意識している。その3つがセールスポイントだと思っています」と語っていたロサリオ。持ち味は伝統の一戦でしっかりと虎党に伝わった。この日は横浜市内で英気を養い、仕切り直しのゲームに備えた。優良助っ人が新たな 1ページを刻む瞬間が楽しみだ。
★マット・ヘイグ内野手の「開幕3試合連続打点」VTR
2016年、新助っ人のヘイグは「3番・3塁」で 3月25日の開幕・中日戦(京セラ)に出場。 1回に左前打を放ち、先制点をあげた。26日は 3回に 2点 2塁打。27日は 6回に決勝タイムリーを放ち、新外国人としては球団初の「開幕から3戦連続打点」となった。ちなみに初出場から 3戦連続ならば、1997年にグリーンウェルが 5月 3日からの広島 3連戦(甲子園)で記録している。
横浜スタジアムのマウンドで実戦想定の投球練習を行った小野泰己投手。後方は香田勲男投手コーチ
小野泰己投手ら先発投手 3人が 2日、横浜スタジアムで投手練習を行った。
小野は 4日のDeNA戦(横浜)で今季初登板の予定。球場のマウンドを使って投球練習を行った。「思ってたよりも投げやすい感じはありました。マウンドの感触としては悪くないと思う。初めて立つマウンドですし、確認出来たのでいい練習になったと思います」と表情を引き締めていた。
小野泰己投手はハマスタのマウンドで投球練習。初の球場とあって感触を確かめた=横浜スタジアム
小野泰己投手が 2日、横浜スタジアムで行われた投手指名練習に参加。 4日の先発登板に向け、初登板の球場とあってブルペンではなくマウンドで56球を投じた。打席に球団マネジャーを立たせる念の入れようで、リハーサルはバッチリだ。
小野がブルペンではなくマウンドから投げる異例の調整。打席に球団マネジャーを立たせて、感覚を確かめた。想定したのはDeNAの主砲・筒香斬りだ。
「右打者も左打者も一人一人抑えるのが大事。その中で左打者は筒香さんがいる。そこを抑えないといけないと思ったので、左打席に立ってもらいました」
マウンドで投球練習する小野泰己投手=横浜スタジアム
クイックや変化球も交え、56球のうち32球は左打席に“仮想・筒香”に立ってもらった。昨季、ベイの主砲を「6打数1安打」と抑えたが「去年は去年」と油断はない。「そのまま(一度も投げずに)試合というより、きょう投げられたので。いい練習になりました」と充実の表情だ。
今季はここまで実戦29回で「失点0」。驚異的な結果で開幕ローテをつかんだ。「去年はシーズン途中から。でも、今年は開幕から。立場も変わってくると思う。チームのために投げられたら」。敵地のマウンドで、進化した姿をみせつける。
★小野泰己投手について香田勲男投手コーチ
「ずっと安定したピッチングを見せてくれていた。真っすぐがいいから、あとは課題の変化球でカウントを取るという部分ですね」
ランディ・メッセンジャー投手は横浜スタジアムのスタンドでダッシュする=横浜スタジアム
今後も頼むョ! 阪神が 4月16日にも国内フリーエージェント(FA)権を取得するランディ・メッセンジャー投手に対し、即日残留要請を行うことが 2日、分かった。来季から日本人扱いとなる鉄腕に複数年契約を提示する見通し。本人は阪神で現役を終える姿勢を示しているが、チームの大黒柱となった右腕に最大限の誠意を示す。
運命の 4月16日-。すぐに動く。阪神フロント陣が、FA権を取得するメッセンジャーに、即日残留要請することが決定的となった。
球団関係者が「取得したその日に『残ってほしい』ということは本人に伝えたいと思います」と明かした。
3月30日の開幕巨人戦(東京ドーム)で 7回 7安打 1失点と好投し、 2年連続の「開幕勝利」を演出。自身も 2年連続で「V投手」となった。このまま 1軍に登録され続ければ、16日に国内FA権を取得する。今季で 2年契約満了。来季からは 1軍 4人の外国人枠から外れ、日本人扱いとなる。
スタンドを駆け回るランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
今年 8月13日で37歳にはなるものの、衰え知らず。昨年8月に打球が右足に当たって腓骨を骨折したが、その影響もまったく感じさせない。登板間隔が詰まることもいとわないタフネスぶりは頼もしい限り。「阪神以外のユニホームを着るつもりはない。少なくともあと 3、 4年は阪神でプレーしたい」とFA権を取得してもどこにも行くつもりはないが、だからこそ即日、球団としては誠意を示す。
「4.16」は試合がないが、甲子園で先発陣の指名練習が行われる予定で、メッセも参加する。その前後にフロント陣が接触する流れだ。ファーストアタックを経た後は代理人サイドと折衝を重ね、残留を確定させる。
メッセはこの日、横浜スタジアムで投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで汗を流した。締めには急勾配のスタンドを駆け上がり、 5日のDeNA戦に向けて入念に調整。 3年連続となる開幕-中 5日での登板について「金本監督に信頼されているということ。シーズン前からスケジュール的に、もしかしたらあるかなと思っていた。その分、野手を多く( 1軍に)おけるということもある。理にかなっている」と冷静に分析し、余裕すら感じさせた。
キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
チームは開幕カードを「1勝2敗」と負け越した。 2、 3戦目とも主導権を握りながら先発陣が揺らいで逆転負け。大黒柱は「自分の投球ができれば誰でも抑えられると自負している。スコアラーのミーティングもしっかり聞いて準備していく」と不安を一掃するような投球を披露するつもりだ。
先の球団関係者はメッセンジャーの条件面について「それは今後、球団内で詰めていきます」と話すにとどめたが、 2年を基本線とした複数年契約を提示する可能性が高い。今季で在籍 9年目。すでに虎の助っ人としてはバッキー、ウィリアムスの 7年を抜き単独トップ。通算勝利数もバッキーの「100勝」まであと「15」としている。異例の即日アタックで、押しも押されもせぬレジェンドへ-。早くも来季への“補強”に動き出す。
バント練習をする、メッセンジャー投手と小野泰己投手(左)=横浜スタジアム
★ 8季出場選手登録で
日本のプロ野球では 8シーズン、出場選手登録されれば国内FA権を獲得する。 メッセンジャーは今季開幕前の時点で「残り118日間」だったため、 4月16日から権利が発生。外国人選手がFA権を取得した場合、権利を行使するしないにかかわらず、翌年から外国人枠を外れて日本人扱いとなる。過去に 8人が“日本人”となったが、阪神在籍時になった選手はまだいない。
◇ランディ・メッセンジャー(Randy Messenger)
投手。1981年 8月13日、米ネバダ州出身の36歳。スパークス高から1999年D11巡目でマーリンズに入団。2005年 6月22日にメジャーデビュー。2008年、マリナーズに移籍。2009年オフに中継ぎとして阪神へ。2010年途中に先発に転向すると201年からローテに定着。2013、2014年は最多奪三振、2014年は最多勝に輝いた。 1メートル96、 121キロ。年俸 3億5000万円。右投げ右打ち。背番号「54」。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(04月)
2018年 公式戦 日程と結果(05月)