●両先発が順調な立ち上がりをみせた。DeNA東は 3回まで 5奪三振の無失点、ランディ・メッセンジャー投手(36)も 3回まで 5奪三振の無失点。阪神は 4回一死 2、 3塁から大山悠輔内野手(23)の犠飛で 1点を先制。DeNAはメッセンジャーの前に 6回まで 3安打無得点に抑えられた。阪神は 9回をラファエル・ドリス投手(30)が抑え「2連勝」。先発メッセンジャーは 8回 3安打無失点の好投で「2勝目」を挙げた。DeNAは 2度目の「2連敗」。
●大山悠輔内野手が先制点を奪う犠飛を放った。 4回一死からウィリン・ロサリオ内野手(29)が中前打で出塁。福留孝介外野手(40)も右翼フェンス直撃の二塁打で続いて一死 2、 3塁。大山は初球のチェンジアップを左翼へ打ち上げた。定位置付近への飛球も、 3塁走者ロサリオがホームへ生還。先制のホームを踏んだ。チームは 5試合連続の先取点を挙げた。初球だった。甘いチェンジアップを見逃さなかった。これがプロという世界に 1年早く飛び込んだ格の違い。大山の打球が横浜の夜空に舞う。飛距離十分。貴重な犠飛で先制の虎を演出した。新人・東克樹投手(22)攻略にてこずっていた 4回一死 2、 3塁。ロサリオ&福留が作ったチャンスに燃えないはずがなかった。今季早くも「4打点」目。開幕から 5試合連続で主導権を奪うことに成功だ。とにかく積極的な大山だ。今季20打席で、いまだ 3ボールなし。初球打ちは 4度ある。 3日のナイター練習では金本監督が東対策に号令をかけた。それこそ大山の「十八番」だった。開幕から「5戦連続先制」は1956年(広島-国鉄-巨人)以来62年ぶり。 2年目の壁は今のところ感じない。確かな成長ぶりだけが、ある。
●ニュースタイルで奪三振ショーや! ランディ・メッセンジャー投手がDeNA戦(横浜)に先発し、「11三振」を奪う力投でチームを今季初の連勝に導いた。直球で押す投球から、変化球を多めに交えるスタイルにチェンジしても頼もしさは変わらず。貯金「1」として、 6日の地元開幕・中日戦(京セラ)に弾みをつけた。小さく拳を握った。 8回一死。打席には通算「10打数4安打」と相性のよくない代打・乙坂智外野手(24)。フルカウントから 6球目。メッセンジャーは内角 144キロ直球で空振り三振に仕留めた。「11三振」目に、思わず感情があふれた。中 5日で 8回を96球で 3安打無失点。圧巻の奪三振ショーは新たなスタイルの成果だった。これまでは「MAX156キロ」の直球を主体にフォーク、スライダーを交えて力で押すピッチングだったが、この日は直球は「MAX148キロ」を計時したものの、 140キロ台前半と控えめ。むしろ 100~ 110キロ台の緩いカーブを効果的に使った。これで「2桁奪三振」は通算「24度」目。球団では井川慶に並んだ。もう上には江夏豊、村山実、小山正明とレジェンドしかいない。また一つ、最強助っ人が記録に名を刻んだ。開幕から自身「2連勝」は初。チームも今季初連勝で貯金「1」とし、「3位」に浮上。Aクラス入りした。頼もしいエースが 6日の地元開幕・中日戦(京セラ)に向け、これ以上ない弾みをつけた。
記事をまとめてみました。
(時間は、公式ホームページの終了時間に合わせておりますので、実際の終了時間とは誤差が出ております)
<DeNA 0- 2阪神>◇ 2回戦◇阪神 2勝 0敗 0分◇ 5日◇横浜スタジアム
両先発が順調な立ち上がりをみせた。DeNA東は 3回まで 5奪三振の無失点、メッセンジャーも 3回まで 5奪三振の無失点。 阪神は 4回一死 2、 3塁から大山の犠飛で 1点を先制。DeNAはメッセンジャーの前に 6回まで 3安打無得点に抑えられた。 阪神は 9回をドリスが抑え「2連勝」。先発メッセンジャーは 8回 3安打無失点の好投で「2勝目」を挙げた。DeNAは 2度目の「2連敗」。
6回裏、メッセンジャーは「1番」からの攻撃を 3人で仕留めてガッツポーズ=横浜スタジアム
大山悠輔内野手が先制点を奪う犠飛を放った。
4回一死からロサリオが中前打で出塁。福留も右翼フェンス直撃の二塁打で続いて一死 2、 3塁。大山は初球のチェンジアップを左翼へ打ち上げた。定位置付近への飛球も、 3塁走者ロサリオがホームへ生還。先制のホームを踏んだ。大山は「打ったのはチェンジアップ。チャンスだったので野フライでも 1点と思い積極的に打ちにいきました。最低限ですが先制することができて良かったです」と振り返った。チームは 5試合連続の先取点を挙げた。
4回表阪神一死 2、 3塁、大山悠輔内野手は左犠飛を放った=横浜スタジアム
初球だった。甘いチェンジアップを見逃さなかった。これがプロという世界に 1年早く飛び込んだ格の違い。大山の打球が横浜の夜空に舞う。飛距離十分。貴重な犠飛で先制の虎を演出した。
「チャンスだったので外野フライでも 1点と思い、積極的に打ちにいきました。最低限ですが、先制することができてよかったです」
4回、先制犠飛を放った大山悠輔内野手=横浜スタジアム
新人・東攻略にてこずっていた 4回一死 2、 3塁。ロサリオ&福留が作ったチャンスに燃えないはずがなかった。今季早くも「4打点」目。開幕から 5試合連続で主導権を奪うことに成功だ。
とにかく積極的な大山だ。今季20打席で、いまだ 3ボールなし。初球打ちは 4度ある。 3日のナイター練習では金本監督が東対策に「積極的に打ちにいくしかない」と号令をかけた。それこそ大山の「十八番」だった。
指揮官は大山について「本来クリーンアップを打たせたい」というが、「4番・ロサリオ」の周りを糸井&福留の左打者で固めたいがゆえに、「6番」に置いている。海の向こうではエンゼルス・大谷が「8番」で恐怖の下位打者として大暴れ。虎の大山も怖いでっせ!
大山悠輔内野手は積極的に打っていって先制の犠飛。どんどんいくぜ!=横浜スタジアム
「変化球も多かった。待っていてもしようがないので積極的にいきました」。開幕から「5戦連続先制」は1956年(広島-国鉄-巨人)以来62年ぶり。 2年目の壁は今のところ感じない。確かな成長ぶりだけが、ある。
☆片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ
「予想通りというか、よかったね、東は。(先制の場面は)しっかり狙い球を逃さずにね。塁上をにぎわせてくれて、大山もしっかりと打てるボールを打ってくれた」
ランディ・メッセンジャー投手は「11奪三振」の力投で早くも今季「2勝」目を挙げた=横浜スタジアム
ニュースタイルで奪三振ショーや! ランディ・メッセンジャー投手がDeNA戦(横浜)に先発し、「11三振」を奪う力投でチームを今季初の連勝に導いた。直球で押す投球から、変化球を多めに交えるスタイルにチェンジしても頼もしさは変わらず。貯金「1」として、 6日の地元開幕・中日戦(京セラ)に弾みをつけた。
小さく拳を握った。 8回一死。打席には通算「10打数4安打」と相性のよくない代打・乙坂。フルカウントから 6球目。メッセンジャーは内角 144キロ直球で空振り三振に仕留めた。「11三振」目に、思わず感情があふれた。
「 3本、ヒットを打たれたのも全部単打。 1球、フォークが浮いた(のを打たれた)ので、そこから低く低くと思っていました」
中 5日で 8回を96球で 3安打無失点。圧巻の奪三振ショーは新たなスタイルの成果だった。これまでは「MAX156キロ」の直球を主体にフォーク、スライダーを交えて力で押すピッチングだったが、この日は直球は「MAX148キロ」を計時したものの、 140キロ台前半と控えめ。むしろ 100~ 110キロ台の緩いカーブを効果的に使った。
先発のランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
1回二死 1塁でロペスへの初球は 143キロの直球。 2球目の 112キロカーブで空を切らせると、 1球スライダー(ファウル)を挟んで、最後はフォークで空振り三振。低め、外角を丁寧についたうえにこれだけ緩急をつけられては、強打が自慢のDeNA打線も沈黙せざるを得なかった。
春季キャンプでは右肩の張りでペースダウンしたこともあり、以前のような剛腕ぶりはまだ発揮できない。また、 8月13日で37歳になることも考慮して、チーム首脳からパワー一辺倒にならない投球を期待されていた。金本監督は「内外と高低と緩急と。今までのメッセのイメージを変えるようなね。パワーと技とね」と称賛。右腕も「梅野君のリードに助けられた。緩急をうまく使っていこうと、いいコミュニケーションをとって投げることができた」と笑顔で振り返った。
これで「2桁奪三振」は通算「24度」目。球団では井川慶に並んだ。もう上には江夏豊、村山実、小山正明とレジェンドしかいない。また一つ、最強助っ人が記録に名を刻んだ。
7回、戸柱恭孝捕手から三振を奪いポーズを決めたランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
来日 9年目。簡単な日常会話はほぼ聞き取れるレベルにあるが、まだまだ向上心を忘れない。昨年から自ら日本語のテキストを購入して日々、勉強するようになった。
「まず、左のページを読むだろう? 次は右のページを読む。新しいページをめくって、 5分もたったら…前のページのことは忘れてしまうぜ! 日本語は難しいな!」
4月16日にもフリーエージェントの権利を取得し、来季には外国人枠を外れる。“日本人”となるそのときへ向けて、ボールをペンに持ち替えて奮闘中。虎に骨を埋める覚悟を決めているおちゃめなエースは、身も心も日本に染まっていく。
開幕から自身「2連勝」は初。チームも今季初連勝で貯金「1」とし、「3位」に浮上。Aクラス入りした。頼もしいエースが 6日の地元開幕・中日戦(京セラ)に向け、これ以上ない弾みをつけた。
金本知憲監督と握手を交わすランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
☆メッセンジャー投手をリードした梅野隆太郎捕手
「初球の入りや先頭打者に対して、大事にいきました。リズムよく、気持ちよく投げさせられるように心がけました」
★バッキーから祝福メールきた
メッセンジャーはバッキーの持つ球団助っ人最多の「100勝」まで、あと「14」と迫った。 3月30日の開幕戦後には、レジェンドから連絡があったという。「(自分の)奥さんにメールをくれたよ」と明かした。現在、故郷の米ルイジアナ州で余生を送っているバッキーは80歳ながら、インターネットを駆使して阪神の試合結果をチェック。今季「2勝」目に、胸を躍らせたはずだ。
◇データBOX◇
◎…開幕投手の阪神・メッセンジャーが「開幕2連勝」。阪神の開幕投手で開幕から「2戦2勝」は2008年の安藤優也以来10年ぶり。外国人では1965年のバッキー以来53年ぶり。
◎…「2桁奪三振」は今季初で昨季 7月23日のヤクルト戦(12個)以来通算「24度」目。 2リーグ制(1950年)以降では井川慶と並ぶ「球団歴代4位」。最多は江夏豊の「69度」。
4回裏DeNA二死 1塁、ランディ・メッセンジャー投手は宮崎の左飛をフェンス手前でキャッチした福留孝介外野手に感謝する=横浜スタジアム
ランディ・メッセンジャーがDeNA戦で「12球団一番乗りの2桁奪三振」を記録した。
8回を 3安打無失点。11三振を奪った。自身通算「24度目の2桁奪三振」の力投。開幕戦から中 5日でのマウンドだったが、DeNA打線を封じ込め、今季「2勝」目。ヒーローインタビューでは笑みがはじけた。
-これぞエースのピッチング
3安打に抑えられたんで、自分の仕事できたと思います。
- 8回を投げて、わずか96球。四球もなし
梅野君のリードに助けられたというか、打者の目線を変えることもできましたし、緩急もうまく使えましたし、イニング間にいいコミュニケーションも取れましたし、梅野君に感謝したいと思います。
-11奪三振
イイネ、イイネ。
-「2連勝」。あすから地元
楽しみですね。タイガースファンの皆さんの前で、ビジターでもそうですけれどもホームに帰って、皆さんの前で、プレーすることが楽しみでしょうがないです。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(04月)
2018年 公式戦 日程と結果(05月)