●阪神は 1回、福留孝介外野手(40)が中日ディロン・ジー投手(31)から中前に適時打を放ち先制した。中日は秋山拓巳投手(26)から 2安打を放つも、得点にはつながらなかった。阪神は 4回に大山悠輔内野手(23)が「右翼への2ラン」で 2点を追加。中日は 6回、ソイロ・アルモンテ外野手(28)が右翼への「適時2塁打」で 1点を返した。中日は終盤にチャンスをつくりながらも、桑原謙太朗投手(32)、マルコス・マテオ投手(33)、ラファエル・ドリス投手(30)の阪神のリリーフ陣を攻略することができなかった。阪神秋山は今季「初勝利」、中日ジーは「2敗」目。福留孝介外野手、秋山拓巳投手、大山悠輔内野手の 3選手が、今季ホームゲーム初白星のお立ち台に上がった。
●福留孝介外野手が、先制適時打を放った。初回二死 1、 2塁の好機で打席へ。フルカウントまで粘った 6球目、中日先発ジーの 142キロをたたき中前適時打とした。何としても、悔しさを晴らす。塁上でパンと手をたたく姿が、その思いを物語っていた。 1回、福留が流れをつかむ先制打。オープン戦で「6回0封」された先発・ジーの出鼻を、キャプテンがくじいた。場面は 1回二死 1、 2塁、フルカウントからの 6球目だ。外寄りのツーシームをとらえると、打球はジーの頭上を越えて中前へ。 2走・西岡が悠々と生還した。「打率0.391」は「リーグ2位」だ。自らのバットで取り返したかった。前日 6日、同点の 6回一死 2、 3塁の好機で初球、投ゴロに倒れた。自身は 3打数無安打 2三振に終わり、チームも逆転負け。毎日試合がある中で、切り替えは必要-。それでもこの日は、悔しさをバットに乗せた。これでチームは 7試合中 6試合で先制点を挙げている。今季初のお立ち台では先発・秋山に頭を下げ、虎党を笑わせた。グラウンドの中でも外でも頼れる主将が、打線を引っ張る。
●大山悠輔内野手が追加点となる「2号2ラン」を放った。 1点リードの 4回一死 1塁、中日先発ジーの 134キロカットボールを打ち返した。右方向に押し込むように放った打球は、そのままスタンドイン。貴重な追加点となった。今季初勝利を狙う先発秋山を後押しした。阪神の 2年目、大山悠輔内野手が 1点リードの 4回、右翼席に「2号2ラン」。パワーアップを実証する「今季2本目」の右方向弾で、ホーム初白星をもたらした。進化を遂げる背番号「3」の一発で中日を下して、貯金「1」。首位広島に「1.5」差接近だ。ぶれない。決して逆らわない。鋭く、素直にバットを出しているから、大山の打球は逆方向にもグングン素直に伸びる。 2年目の成長を、右翼フェンス奥の看板に「ボコッ!」と刻んだ。 3月30日の巨人との開幕戦(東京ドーム)でも菅野智之投手(28)を撃ち、「今季1号の右越え2ラン」。「2号も右越え2ラン」になって、 3- 0だ。天にも昇る思いで、ダイヤモンドを回った。その後、満塁のピンチが 2度あっただけに、この 2点が効いた。 1年目から筋トレ漬けだった大山はお立ち台でニヤッと笑った。金本知憲監督(50)の期待に応えようとブレず、ずっと素直だった。だからこの春、花が開きつつある。逆方向への打球も、実力も、もっともっと伸ばす。不動のレギュラーとして必ず、「V」へと引っ張る。
●秋山拓巳投手が 6回 5安打 1失点で、勝ち投手の権利を持って降板した。秋山拓巳投手が中日 2回戦(京セラドーム大阪)に先発し、 6回を「5安打1失点」と好投し、今季初白星を挙げた。最速 145キロの直球と変化球を軸に凡打の山を築き、 5回までわずか56球。 6回には一死 2塁からアルモンテに「適時2塁打」を浴びたが、後続を断ち、最少失点に抑えた。ヤマ場は 6回だった。飛んで回って、ほえた。ガッツポーズまで飛び出した。 3- 1で迎えた 6回二死満塁のピンチ。先頭の大島洋平外野手(32)に中前打を許すと、「3番」アルモンテに右翼線への「適時2塁打」を浴びて失点。その後は二死満塁のピンチを迎えたが、「7番」福田永将内野手(29)を秋山が渾身の低めの 144キロ直球で空振り三振に仕留めた。92球を投じた秋山は 6回で降板し、今季初白星を救援陣に託した。 7回からの「2番手」からは桑原がマウンドに上がった。反省点として36球を投じた 6回をあげ、前を向いた。昨季「12勝」を挙げた虎の勝ち頭として、ここから波に乗っていく。将の言葉に燃えた。春季キャンプ中、金本監督とじっくり話す機会があった。昨季「12勝」の活躍をたたえられたあとのこと。秋山自身が「転機になった」と振り返る2016年シーズン終盤の 1軍昇格の“後日談”を明かされた。ルーキーイヤーの2010年に「4勝」を挙げて以降、鳴かず飛ばずだったあの頃を思い返せば、そう考えられても仕方ないことも理解できた。常におごらず足もとを見て、胸の内には熱い闘志をたぎらせる理由がそこにある。終わってみれば「6回5安打1失点」で今季初勝利を手にした。今季も白星量産態勢に入って、虎投の中心を担う。
●前日 6日の中日戦(京セラ)で 5回途中降板の阪神・藤浪晋太郎投手(23)が一夜明けた 7日、出場選手登録を抹消されずに京セラでの試合前練習で汗を流した。次回先発は中 6日で13日のヤクルト戦(甲子園)が有力。前日は 1回から乱調で 4回 2/3で82球を要し 2失点。自らの失策、暴投に加えて制球難を露呈。金本監督からは厳しく叱責された。この日はキャッチボール、ランニングなどで汗を流して調整。キャッチボールは金村曉投手コーチ(41)とマンツーマンで行った。なお、甲子園開幕となる10日からの広島 3連戦は小野泰己投手(23)、「D2位」・高橋遥人投手(22=亜細亜大學)、ランディ・メッセンジャー投手(36)の順に先発する見通しだ。
記事をまとめてみました。
<阪神 3- 1中日>◇ 2回戦◇阪神 1勝 1敗 0分◇ 7日◇京セラドーム大阪
阪神は 1回、福留が中日ジーから中前に適時打を放ち先制した。中日は阪神秋山から 2安打を放つも、得点にはつながらなかった。
阪神は 4回に大山が「右翼への2ラン」で 2点を追加。中日は 6回、アルモンテが右翼への「適時2塁打」で 1点を返した。
中日は終盤にチャンスをつくりながらも、桑原、マテオ、ドリスの阪神のリリーフ陣を攻略することができなかった。阪神秋山は今季「初勝利」、中日ジーは「2敗」目。
阪神先発秋山拓巳投手=京セラドーム大阪
福留孝介外野手、秋山拓巳投手、大山悠輔内野手の 3選手が、今季ホームゲーム初白星のお立ち台に上がった。
6回 1失点で今季初勝利を挙げた秋山は「ほんとはもっと長いイニング投げたかったんですけど、とりあえずほっとしてます。キャッチャーのサインに対して、気持ちを込めて投げ込むだけだと思ってたんで、きょうはしっかり、それができたと思います」と語った。
先制打を放った福留は「ほんとにアキが前回もリズムよく投げてくれてるんで、その中で、少ない援護点ですいません」と好投した秋山をたたえた。
今季「2号2ラン」で秋山を援護した大山は「手ごたえはすごくあったので。入るとは思わなかったんですけど、最高の結果になってくれてよかったです」と話した。
ヒーローインタビュー後、ガッツポーズをする左から、福留孝介外野手、秋山拓巳投手、大山悠輔内野手=京セラドーム大阪
福留孝介外野手が、先制適時打を放った。
初回二死 1、 2塁の好機で打席へ。フルカウントまで粘った 6球目、中日先発ジーの 142キロをたたき中前適時打とした。
「先制のチャンスで回って来た打席だったので、後ろにつなぐことを意識していました。先に点を取ることができて良かったです」
先発秋山を援護する先制点となった。
1回裏阪神二死 1、 2塁、福留孝介外野手は中前適時安打を放ち先制=京セラドーム大阪
何としても、悔しさを晴らす。塁上でパンと手をたたく姿が、その思いを物語っていた。 1回、福留が流れをつかむ先制打。オープン戦で「6回0封」された先発・ジーの出鼻を、キャプテンがくじいた。
「ことごとく昨日、チャンスを僕自身が潰してしまって、チームに迷惑をかけてしまったので。気持ちで打ちました」
1回、先制打の福留孝介外野手。主将が口火を切った=京セラドーム大阪
場面は 1回二死 1、 2塁、フルカウントからの 6球目だ。外寄りのツーシームをとらえると、打球はジーの頭上を越えて中前へ。 2走・西岡が悠々と生還した。「(好調の要因は)よくわかりません」とごまかしたが、「打率0.391」は「リーグ2位」だ。
自らのバットで取り返したかった。前日 6日、同点の 6回一死 2、 3塁の好機で初球、投ゴロに倒れた。自身は 3打数無安打 2三振に終わり、チームも逆転負け。「自分の中で悔しさを持って球場に来ているわけだし、その中で何とかものにできてよかった」。毎日試合がある中で、切り替えは必要-。それでもこの日は、悔しさをバットに乗せた。
秋山拓巳投手と握手する福留孝介外野手(手前)=京セラドーム大阪
これでチームは 7試合中 6試合で先制点を挙げている。主将も巨人との開幕戦で菅野から「1号ソロ」を放って以来の先制打だ。先行する好循環について「常にミーティングとかからチームとしてゲームの最初から全員が、しっかりみんなが集中できている証拠。続けていけるようにやっていけたらいい」とキャプテンの顔ものぞかせた。
「アキ(秋山)がいつもリズムよく投げてくれているので。その中で、少ない援護点ですみません」
今季初のお立ち台では先発・秋山に頭を下げ、虎党を笑わせた。グラウンドの中でも外でも頼れる主将が、打線を引っ張る。
4回裏阪神一死 1塁、右越えに「2点本塁打」を放った大山悠輔内野手=京セラドーム大阪
大山悠輔内野手が追加点となる「2号2ラン」を放った。
1点リードの 4回一死 1塁、中日先発ジーの 134キロカットボールを打ち返した。右方向に押し込むように放った打球は、そのままスタンドイン。貴重な追加点となった。
「強い打球を打つことを考えて、コンパクトにスイングすることができました。最高の結果になってくれました」
今季初勝利を狙う先発秋山を後押しした。
1点リードの 4回、右越えに「2号2ラン」を放った大山悠輔内野手。千金の一発だった=京セラドーム大阪
また右越え弾!! 阪神の 2年目、大山悠輔内野手が 1点リードの 4回、右翼席に「2号2ラン」。パワーアップを実証する「今季2本目」の右方向弾で、ホーム初白星をもたらした。進化を遂げる背番号「3」の一発で中日を下して、貯金「1」。首位広島に「1.5」差接近だ。
ぶれない。決して逆らわない。鋭く、素直にバットを出しているから、大山の打球は逆方向にもグングン素直に伸びる。 2年目の成長を、右翼フェンス奥の看板に「ボコッ!」と刻んだ。
「去年までは、右方向にいい当たりをしてもフェンス手前だったので。飛距離も出ていなかったですし。やはり(フェンスを)越えると越えないのとでは『天と地の差』があると思います」
4回、「2点本塁打」を放った大山悠輔内野手=京セラドーム大阪
次の 1点がどちらに入るか-。それだけで比べモノにならない差があった。 1- 0の 4回一死 1塁、米大リーグ通算「51勝」の難敵、ジーと向かい合い、カウント 2- 1から高めの 134キロカットボールを一閃。あれほど遠く感じられた右翼フェンスを、あっという間にひとまたぎした。 3月30日の巨人との開幕戦(東京ドーム)でも菅野を撃ち、「今季1号の右越え2ラン」。「2号も右越え2ラン」になって、 3- 0だ。
「打てなくていろいろ悩んだんですが、開き直って、気持ちで打ちました。手応えはすごくあった。入るとは思わなかったんですけど、最高の結果になってくれた」。天にも昇る思いで、ダイヤモンドを回った。
4回、「2点本塁打」を放った大山悠輔内野手=京セラドーム大阪
その後、満塁のピンチが 2度あっただけに、この 2点が効いた。金本監督も「捉えにくそうな投手だったので、『2ラン』は大きかった」と絶賛。右方向への打球についても「練習ではそんなに逆方向にホームランは打ってないんですが、試合で出るというのが彼の素晴らしいところ」とたたえた。 1年目から筋トレ漬けだった大山はお立ち台で「やっとウエートトレーニングの効果が出てきたのかなと思います」とニヤッと笑った。
パワーと同時にキレも追い求めてきた。苦しいオフだった。 2遊間への挑戦が検討されていたこともあり、金本監督からは体脂肪18%からの「 5%減」を厳命された。日々の生活すべてがトレーニングに変わった。年末年始、母校・白鴎大の黒宮寿幸監督に焼き肉店へ連れて行ってもらったが、注文も控えめだった。「どうした、お酒は飲まないのか? 白米も頼んだらいいのに」。当然、心配された。「いえ、体を絞らないといけなくて…」。我慢の連続だった。グラウンドを借り、日が暮れるまで延々と走り続ける姿でも恩師や周囲を驚かせた。「プロのシーズンは長いので。今やっておかないといけないんです」。金本監督の期待に応えようとブレず、ずっと素直だった。だからこの春、花が開きつつある。
7回のジェット風船=京セラドーム大阪
ホーム初白星のヒーローインタビューでは虎党へ「期待に応えられるように、いっぱいホームランを打ちたいと思いますけど、まずは自分のできることをやろうと思います!」と誓った。逆方向への打球も、実力も、もっともっと伸ばす。不動のレギュラーとして必ず、「V」へと引っ張る。
☆右方向へ「2号2ラン」を放った大山悠輔内野手について片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ
「右に長いのが出たというのは自信になると思う。広角に打てるのは彼の強みになっていくと思う。数少ないチャンスで、いいところで一本打ってくれた」
◇データBOX◇
◎…阪神・大山が開幕から「7戦2発」。シーズンでは「40.1発」ペース。
◎…昨季 7本塁打を放ったが、右方向は 0本。左方向が 6本で、左中間が 1本だった。
◎…昨季本塁打を放った 7試合は「6勝1敗」。今季は 2試合で「2勝」。シーズンをまたいで「4連勝」中。
阪神先発の秋山拓巳投手=京セラドーム大阪
秋山拓巳投手が 6回 5安打 1失点で、勝ち投手の権利を持って降板した。
ヤマ場は 6回だった。先頭の大島に中前打を許すと、「3番」アルモンテに右翼線への「適時2塁打」を浴びて失点。その後は二死満塁のピンチを迎えたが、「7番」福田を低めの 144キロ直球で空振り三振に仕留めた。
92球を投じた秋山は 6回で降板し、今季初白星を救援陣に託した。 7回からの「2番手」からは桑原がマウンドに上がった。
6回表中日二死満塁、福田永将内野手から三振を奪い、雄たけびを上げガッツポーズする秋山拓巳投手=京セラドーム大阪
秋山拓巳投手が中日 2回戦(京セラドーム大阪)に先発し、 6回を「5安打1失点」と好投し、今季初白星を挙げた。
最速 145キロの直球と変化球を軸に凡打の山を築き、 5回までわずか56球。 6回には一死 2塁からアルモンテに「適時2塁打」を浴びたが、後続を断ち、最少失点に抑えた。秋山は「ストレートの走りが良くなかったのですが、梅野に引っ張ってもらいながら、フォークとカーブをうまく使うことで、積極的に振ってくる中日打線を 1失点で抑えることができました」。
反省点として36球を投じた 6回をあげ、「長いイニングを意識した 6回に先頭を出してしまい、四球も重なり球数が多くなってしまったことが次回登板への課題です」と前を向いた。昨季「12勝」を挙げた虎の勝ち頭として、ここから波に乗っていく。
6回二死満塁で福田永将内野手を空振り三振に斬った秋山拓巳投手は、このガッツポーズ=京セラドーム大阪
飛んで回って、ほえた。ガッツポーズまで飛び出した。 3- 1で迎えた 6回二死満塁のピンチ。秋山が渾身の 144キロ直球で福田を空振り三振に仕留めた。
「自分で招いたピンチだったんですけど、チームが勝てばよかったので。(ガッツポーズは)自然と出ました」
5回までわずか56球、散発3安打の快投。 6回、先頭大島に中前打を浴びると、一死 2塁からアルモンテが打席に。 2球で 2ストライクと追い込んだが、問題はその後だった。
カウント 1- 2から梅野が外角に構えた 4球目は真ん中付近に入ったように見えたが、判定はボール。 2- 2から勝負にいった内よりの 5球目がドンズバで決まったように見えたが、飯塚球審の手は上がらず、一瞬両膝に手をついた。
「ランナーをためたくなかったんですけど…」。フルカウントからの 8球目を右翼線へ痛打され 1失点。平田、高橋に連続四球で二死満塁となったが、昨季「18発の」福田を空振り三振。最少失点にまとめたところが成長の証だ。
将の言葉に燃えた。春季キャンプ中、金本監督とじっくり話す機会があった。昨季「12勝」の活躍をたたえられたあとのこと。秋山自身が「転機になった」と振り返る2016年シーズン終盤の 1軍昇格の“後日談”を明かされた。
6回一死二塁、カウント 1- 2からの真ん中付近に入った秋山拓巳投手の 4球目がボールと判定される=京セラドーム大阪
「あのとき、昇格の推薦を受けるのを正直ずっと迷っていた。 7年も結果を残していなかった投手がいきなりよくなるなんて、そんな急には信じられなかったんよ。けど、今となっては受けて本当によかったわね」
ルーキーイヤーの2010年に「4勝」を挙げて以降、鳴かず飛ばずだったあの頃を思い返せば、そう考えられても仕方ないことも理解できた。「長い間くすぶっていたので。(昨季の働きで)調子に乗っていたら、ダサイでしょ」。常におごらず足もとを見て、胸の内には熱い闘志をたぎらせる理由がそこにある。
終わってみれば「6回5安打1失点」で今季初勝利を手にした。「まだまだ満足していないので、これから信頼されるように頑張ります。 1試合 1試合必ず勝つという気持ちでやっていきます」。今季も白星量産態勢に入って、虎投の中心を担う。
☆秋山拓巳投手について阪神・香田勲男投手コーチ
「立ち上がりから緩急をよく使えていた。(失点した 6回は)アルモンテには真っすぐが続きすぎていたのかな。それでも最少失点に抑えていたから。ギアが一つ上がったような感じでしたね」
前日 6日の中日戦(京セラ)で 5回途中降板の阪神・藤浪晋太郎投手(23)が一夜明けた 7日、出場選手登録を抹消されずに京セラでの試合前練習で汗を流した。次回先発は中 6日で13日のヤクルト戦(甲子園)が有力。
前日は 1回から乱調で 4回 2/3で82球を要し 2失点。自らの失策、暴投に加えて制球難を露呈。金本監督からは「全員バントされたら全部ヒットですよ。投内連係ができないようでは…」と厳しく叱責された。
この日はキャッチボール、ランニングなどで汗を流して調整。キャッチボールは金村投手コーチとマンツーマンで行った。なお、甲子園開幕となる10日からの広島 3連戦は小野、「D2位」・高橋遥人投手(亜大)、メッセンジャーの順に先発する見通しだ。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(04月)
2018年 公式戦 日程と結果(05月)