●阪神は甲子園球場に隣接する室内練習場で調整した。 1日のDeNA戦で秋山拓巳投手(27)が完投し、 9連戦の 5戦目の中止が決まったことで救援陣の負担が軽減。金本知憲監督(50)は好意的に受け止めた。 1日に右手小指付近に投球を受け、途中交代した福留孝介外野手(41)は練習場に姿を現さなかったが、監督は 3日以降の出場に問題がないことを明らかにした。ランディ・メッセンジャー投手(36)が「5勝」目を目指し、 2戦連続のスライド登板に挑む。先発予定の 2日DeNA戦(甲子園)が雨天中止となり、明日 3日の同カードで仕切りなおしのマウンドに上がる。この日は甲子園室内練習場でキャッチボールや縄跳びを行い、軽めの調整。意欲を見せた。虎のエースがチームの「3連勝」、貯金生活を引き寄せる。登板予定だったこの日は雨天中止となり、「アメッセ」と自虐的なジョーク。まさかの 2週連続のスライド先発となったものの、リーグトップの「4勝」をマークする助っ人にとっては問題なし。この日は甲子園室内でキャッチボールや短距離ダッシュで汗を流した。先発ローテーションも再編を強いられるが、香田勲男投手コーチ(52)は「そんなに変更はない」と説明。 4日の中日戦(甲子園)での才木の今季初先発は流れたもようだ。いずれにせよ、仕切 り直しの一戦を託された「アメッセ」が「チーム3連勝&貯金生活」のカギを握るのは確か。エースの快投が勢いを加速させる。
●前日1日のDeNA戦(甲子園)で、右手小指の付け根付近に死球を受けた福留孝介外野手が一夜明けた 2日、雨天のため中止となった同戦の試合前練習を欠席。クラブハウス内での治療に専念した。患部の腫れは引きつつあり“この 1日”はまさに恵みの雨。 3日からの 4戦出場について、金本知憲監督も安どの表情を見せた。午後 2時15分、雨天中止を知らせるアナウンス。まさに“福留に出続けてもらうため”に降ったような雨だった。キャプテンの休養と安静が、同時に手に入った。開幕直後、 4月上旬の 5連戦に臨む際には、意欲を燃やしていた福留だが、今回に限ってはアクシデントも重なっていた。前日 2日、DeNA戦の 1回。今永昇太投手(24)の直球が、右手小指の付け根付近に当たっていたのだ。 5回の 3打席目終了後に試合を退いていた。疲労の考慮どころではなく、出場すら危ぶまれたゲームだったが“幸運にも”雨で流れた。ここまで「打率0.316、2本塁打、9打点」。頼れるキャプテンの不在は痛すぎる。福留だけでなく、チームにとっても「恵みの雨」だった。この雨を力に、残り 4連戦もさらに虎を引っ張ることを期待した。ゴールデンウイークまっただ中。虎のキャプテンは痛みに耐え、チームの大黒柱であり続ける。
●金本知憲監督が 2日、植田海内野手(22)を今後も「2番・遊撃」で固定する方針を明言した。もともと「2番」は俊足&巧打の打者を求めていたが、それにドンピシャでハマった形。18年ぶりのリーグ優勝に輝いた2003年、「2番打者」で盗塁王にも輝いた赤星憲広外野手(42)のように-。機動力を生かし、ゴールデンウイークをこのまま連勝で突き進む!ゴロを転がすだけで、マンモスがわく。相手が冷や汗をかく。塁に出ればスタンドから「走れコール」。これを待っていた。やっと、現れた。植田という 2文字を「2番・遊撃」に書き続けることを金本監督が決めた。 4月29日の広島戦(マツダ)から 3試合連続で先発させた。大山悠輔内野手(23)、鳥谷敬内野手(36)が「打率1割」台と極度な不振になり、その穴を埋めさせる形だったが、50メートル 5秒 8の俊足で、面白いようにダイヤモンドをかき回した。30日は 2安打 3四球と全 5打席出塁。盗塁も決めた。場所を甲子園に戻した 1日のDeNA戦でもマルチ安打で、打率は一気に「0.385」。 2連勝での「勝率5割」復帰に大貢献した。現役時代の2003年には「2番・赤星、3番・金本」を形成。併殺がないメリットだけではなく、赤星が相手に重圧をかけ続けることで、「3、4番」が狙い球を絞りやすい状況を作り、最強打線で18年ぶりの優勝を飾った。「2番」というポジションの重要性を、目の前で感じた。その中で日替わりではなく、植田継続を断言した意味は大きい。流動的だったセンターラインの一角も固定できる。植田は、さらなる打撃向上を目指すことを約束した。GWもいよいよ後半戦。“海足”で、貯金週間にしてみせる。
●阪神は、 2日のDeNA戦(甲子園)が雨天中止となったことを受け、同日に予定していたイベント「虎ドレッド」プレゼントを、 6月 6日オリックス戦(甲子園)に順延することを発表した。これは試合開始 2時間後までに入場した入場券を持つ観客全員に、かぶればドレッドロックヘアになれるグッズを配布するイベントで、この日はラファエル・ドリス投手(30)とディエゴ・モレノ投手(30)が、実際にかぶってPR。
記事をまとめてみました。
<阪神-DeNA=雨天中止>◇ 2日◇阪神甲子園球場
阪神は甲子園球場に隣接する室内練習場で調整した。 1日のDeNA戦で秋山が完投し、 9連戦の 5戦目の中止が決まったことで救援陣の負担が軽減。金本監督は「リリーフにとっては丸 2日空いたから」と好意的に受け止めた。
1日に右手小指付近に投球を受け、途中交代した福留は練習場に姿を現さなかったが、監督は「マッサージ優先で。(練習参加は)止めた」と説明し、 3日以降の出場に問題がないことを明らかにした。
キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場室内練習場
ランディ・メッセンジャー投手「5勝」目を目指し、 2戦連続のスライド登板に挑む。先発予定の 2日DeNA戦(甲子園)が雨天中止となり、明日 3日の同カードで仕切りなおしのマウンドに上がる。この日は甲子園室内練習場でキャッチボールや縄跳びを行い、軽めの調整。「準備はできているので早く投げたい」と意欲を見せた。
スライド先発するランディ・メッセンジャー投手は基礎強化に励む=阪神甲子園球場室内練習場
前回も登板予定だった 4月24日ヤクルト戦(松山)が雨天中止。翌25日の同カードにスライド登板し、 7回 1失点でリーグトップの「4勝」目を挙げた。スライド登板もお手の物。虎のエースがチームの「3連勝」、貯金生活を引き寄せる。
今季 2度目のスライド登板となるランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場室内練習場
ランディ・メッセンジャー投手が 3日のDeNA戦(甲子園)にスライド先発する。登板予定だったこの日は雨天中止となり、「アメッセ」と自虐的なジョーク。前回登板の25日のヤクルト戦(松山)もスライド先発で 7回 1失点の快投を見せているだけに、その再現を目指す。
首脳陣に絶対的な大黒柱の登板を飛ばす選択肢は全くない。マウンドに立つはずだったメッセンジャーは雨天中止を嘆きながらも、すぐに気持ちを切り替えていた。 3日のスライド先発へ、鼻息を荒くした。
「アメッセ、アメッセ(笑)。準備はできている。早く投げたいね」
練習に臨むランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場室内練習場
自認するように、雨男ならぬ「アメッセ」だ。自身 4戦目となった18日の中日戦の同一カードで雨天中止が発生すると、前回登板予定だった24日のヤクルト戦(松山)はドンピシャの豪雨。ただ、翌25日の同戦で 7回 1失点の好投を見せた。
まさかの 2週連続のスライド先発となったものの、リーグトップの「4勝」をマークする助っ人にとっては問題なし。この日は甲子園室内でキャッチボールや短距離ダッシュで汗を流した。
先発ローテーションも再編を強いられるが、香田投手コーチは「そんなに変更はない」と説明。 4日の中日戦(甲子園)での才木の今季初先発は流れたもようだ。
いずれにせよ、仕切り直しの一戦を託された「アメッセ」が「チーム3連勝&貯金生活」のカギを握るのは確か。エースの快投が勢いを加速させる。
阪神は甲子園球場に隣接する室内練習場で調整した。 1日のDeNA戦で秋山が完投し、 9連戦の 5戦目の中止が決まったことで救援陣の負担が軽減。金本監督は「リリーフにとっては丸 2日空いたから」と好意的に受け止めた。
1日に右手小指付近に投球を受け、途中交代した福留は練習場に姿を現さなかったが、監督は「マッサージ優先で。(練習参加は)止めた」と説明し、 3日以降の出場に問題がないことを明らかにした。
練習を見つめる金本知憲監督=阪神甲子園球場室内練習場
前日1日のDeNA戦(甲子園)で、右手小指の付け根付近に死球を受けた福留孝介外野手が一夜明けた 2日、雨天のため中止となった同戦の試合前練習を欠席。クラブハウス内での治療に専念した。患部の腫れは引きつつあり“この 1日”はまさに恵みの雨。 3日からの 4戦出場について、金本知憲監督も「いける」と安どの表情を見せた。
室内練習場の屋根を、激しく雨が打つ。選手がゆっくりと体を動かし始めていた午後 2時15分、雨天中止を知らせるアナウンス。その場に福留の姿はなかったが、まさに“福留に出続けてもらうため”に降ったような雨だった。キャプテンの休養と安静が、同時に手に入った。
ただでさえ 9連戦のまっただ中。首脳陣もこの 9連戦のどこかで休養が必要だと、プランを温めていた。開幕直後、 4月上旬の 5連戦に臨む際には「もちろん、もちろん。こっちもその(すべて出る)つもりで準備している。何の問題もないです」と、意欲を燃やしていた福留だが、今回に限ってはアクシデントも重なっていた。
恵みの雨となった福留孝介外野手。GWは休養日なしで完走や!!
前日 2日、DeNA戦の 1回。今永の直球が、右手小指の付け根付近に当たっていたのだ。激痛に耐えて 1塁に歩き、後続の連打で生還したが、 2打席目以降は軽いバットに替え、 5回の 3打席目終了後に試合を退いていた。
前夜の時点では腫れもあったという。疲労の考慮どころではなく、出場すら危ぶまれたゲームだったが“幸運にも”雨で流れた。ここまで「打率0.316、2本塁打、9打点」。頼れるキャプテンの不在は痛すぎる。福留だけでなく、チームにとっても「恵みの雨」だった。
結局、室内練習場には姿を現さなかったが、金本監督がその理由を明かした。「こなくていいです。マッサージ優先で。(クラブハウスから出てくるのを)止めました。(腫れは)ひいているみたいやな」とホッとした様子。そして、この雨を力に、残り 4連戦もさらに虎を引っ張ることを期待した。
「( 3日の出場は)うん、いける、いける。( 4連戦も)多分ね」
ゴールデンウイークまっただ中。世のお父さんたちはお休みでも、虎のキャプテンは痛みに耐え、チームの大黒柱であり続ける。
室内で打撃練習をする植田海内野手。2番で虎打線の起爆剤となる=阪神甲子園球場室内練習場
金本知憲監督が 2日、植田海内野手を今後も「2番・遊撃」で固定する方針を明言した。もともと「2番」は俊足&巧打の打者を求めていたが、それにドンピシャでハマった形。18年ぶりのリーグ優勝に輝いた2003年、「2番打者」で盗塁王にも輝いた赤星憲広のように-。機動力を生かし、ゴールデンウイークをこのまま連勝で突き進む!
ゴロを転がすだけで、マンモスがわく。相手が冷や汗をかく。塁に出ればスタンドから「走れコール」。これを待っていた。やっと、現れた。植田という 2文字を「2番・遊撃」に書き続けることを金本監督が決めた。
「今のところは、ね。今の調子が落ちるまでは、いっていいんじゃないの?」
4月29日の広島戦(マツダ)から 3試合連続で先発させた。大山、鳥谷が「打率1割」台と極度な不振になり、その穴を埋めさせる形だったが、50メートル 5秒 8の俊足で、面白いようにダイヤモンドをかき回した。30日は 2安打 3四球と全 5打席出塁。盗塁も決めた。場所を甲子園に戻した 1日のDeNA戦でもマルチ安打で、打率は一気に「0.385」。 2連勝での「勝率5割」復帰に大貢献した。
練習に臨む植田海内野手=阪神甲子園球場室内練習場
「だいぶん、振れてきているよ。昨年 1軍に上がってきた 8月(末)ぐらいは全然振れなかったけど。彼の努力というか、つきあっているコーチ(片岡ヘッド兼打撃コーチ、平野打撃コーチ)もちゃんとやらせてくれているから。昨年の 8月よりは別人ですわね」
体重も 1年間で 3キロ増えたという。練習では体の開きを抑え、バットを最短距離に出すことで、逆方向への強い打球を徹底的に意識している。その成果が打席で現れた。
金本監督は昨年11月、今季の打順について「僕の理想は『2、3番』は左(打者)。足の速い。状況判断ができる。バントをすると、どうしてもアウトを 1つあげんといけんから」と「3番・糸井」の前に“職人”を置きたい考えを示していた。現役時代の2003年には「2番・赤星、3番・金本」を形成。併殺がないメリットだけではなく、赤星が相手に重圧をかけ続けることで、「3、4番」が狙い球を絞りやすい状況を作り、最強打線で18年ぶりの優勝を飾った。
「2番」というポジションの重要性を、目の前で感じた。その中で日替わりではなく、植田継続を断言した意味は大きい。流動的だったセンターラインの一角も固定できる。
植田は「(速球への対応は)タイミングだけです」と、さらなる打撃向上を目指すことを約束した。GWもいよいよ後半戦。“海足”で、貯金週間にしてみせる。
打撃練習する糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場室内練習場
星野仙一監督の虎 2年目で、「1番・今岡、2番・赤星、3番・金本」はほぼ固定。今岡が「打率0.340」で首位打者となったが、盗塁は「1」。赤星は「61盗塁」で盗塁王を獲得。金本は赤星が盗塁するまで打たなかったり、進塁打を狙うなどつなぎの「3番」に徹した。「チーム打率0.296、728得点、117盗塁」はいずれもリーグトップ。 1試合 5点以上を獲る「ダイナマイト打線」が、18年ぶりとなるリーグ優勝の原動力となった。
☆主なタイプ別「2番打者」
★自己犠牲型の右打者:バント、進塁打で「つなぎ役」に徹する右打者。通算「533犠打」の世界記録を作った川相昌弘(巨人、中日)をはじめ、井端弘和(中日、巨人)、宮本慎也(ヤクルト)ら。
★俊足左打者:足が速く、ゴロを打って内野安打も狙える。「1番」が倒れても「2番」からチャンスメークも。赤星憲広(阪神)、川崎宗則(ソフトバンク)ら。
★スイッチヒッター:投手の右左で対応し、足も速く、セーフティーバントなど様々な攻撃ができる。山崎隆三、正田耕三(いずれも広島)ら。
★バント無用の攻撃的:一発もある強打者で、最近は主流になりつつあり、米メジャーでは最強打者を「2番」に置くチームも多い。NPBでは2006年のリグス(ヤクルト)は「2番」で「歴代最多37本」。ペゲーロ(楽天)も昨季「26本」マークしている。
阪神情報 阪神対DeNAが降雨中止となり来場者プレゼントとして予定していた「虎ドレッド」かぶるラファエル・ドリス投手(左)とディエゴ・モレノ投手=阪神甲子園球場
阪神は、 2日のDeNA戦(甲子園)が雨天中止となったことを受け、同日に予定していたイベント「虎ドレッド」プレゼントを、 6月 6日オリックス戦(甲子園)に順延することを発表した。
これは試合開始 2時間後までに入場した入場券を持つ観客全員に、かぶればドレッドロックヘアになれるグッズを配布するイベントで、この日はラファエル・ドリス投手とディエゴ・モレノ投手が、実際にかぶってPR。ドリスは「面白いし珍しいし、いいと思う」と鏡を見て似合うかどうか確認。モレノも「僕の髪形ほどじゃないけど、いいと思うよ」と笑顔で話していた。
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページでご覧下さい。
※来る 5/ 4~ 5/ 6に掛けて、阪神甲子園球場に乗り込んで来ます。PCを持って行けないため、 5/ 5, 5/ 6の記事はお休み致します。記事の代わりに、試合の状況の写真を掲載する予定でいます。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(05月)
2018年 公式戦 日程と結果(06月)