●DeNAは初回、ホセ・ロペス内野手(34)の中前打で 1点先制。 3回にはソトの「3号ソロ」で加点した。先発東克樹投手(22)は安定した滑り出しを見せた。DeNAは 4回、敵失から作ったチャンスで田中浩康内野手(35)が適時打。 5回にはロペスの 2塁打で 4点目。阪神岩貞祐太投手(26)は 5回 4失点で降板。DeNA東はプロ初完投を完封で飾り、「3勝」目。打線も効果的に援護した。阪神は打線がつながりを欠いた。阪神が 3安打無得点で敗れた。打線がDeNA先発東の前に沈黙。テンポのいい投球と緩急に手を焼いた。 9回に意地の連打でチャンスをつくったが、好機にも福留孝介外野手(41)が遊併殺、ウィリン・ロサリオ内野手(29)が遊ゴロで試合終了。完封負けで再び借金生活となった。先発岩貞祐太投手は野手の 2失策も絡んで 5回 6安打 4失点(自責 2)。真骨頂の粘りを発揮出来なかった。岩貞は反省。今季「初黒星」を喫した。
●最初から最後まで、塁上を駆けることができたのは、ほぼ植田海内野手(22)だけ-。 6戦連続 2得点以下は2012年 8月11日の広島戦(京セラ)以来、実に 6年ぶりの不名誉だ。やられっぱなしのまま迎えた試合終盤。今季からDeNAへFA移籍した大和内野手(30)が、この日 2安打目となる右前打を放った直後だった。突然、試合が止まった。茶色い中身がたっぷりと入ったペットボトルが、右翼の芝生上に転がっていた。虎党が投げたとは思いたくない。選手やプレーに直接の影響がなかったことが、不幸中の幸いだった。ただでさえ悔しいゲームの後味が、さらに後味が悪くなるところだったが、そんな展開でも植田の足だけは輝いた。 9回先頭で、意地の 3塁内野安打。微妙なタイミングで「リクエスト」されたが、自慢の足で間一髪セーフにしてみせた。植田自身、発熱から復帰して以来初で、 9日の巨人戦(東京ドーム)以来となる出場 3試合ぶりの安打。間違いなく、未来を灯す「Hランプ」だった。こんなゲーム後では、喜べるはずもなかった。力強く飛んでくる声援を追い風に、もっともっと走って虎を勝たせるつもりだ。
● 3試合連続で「5番・1塁」で先発したウィリン・ロサリオ内野手は 4打数無安打と、いいところがなかった。 4回一死 1塁で迎えた第 2打席は、初球の 143キロ直球をたたきつけて 3ゴロ。 1塁に向かうときには全力とは思えない緩慢さを漂わせ、あやうく併殺になりかけた。 8日の巨人戦で看板直撃の「3号ソロ」を放った直後から、これで27打席でわずか 1安打…。今後のスタメン起用についてもお手上げ状態だった。R砲を筆頭に、打撃不振は深刻だ。
●鳥谷敬内野手(36)とランディ・メッセンジャー投手(36)が16日、DeNA戦の試合前に甲子園で連盟表彰を受けた。メッセンジャーは 3、 4月の「日本生命月間MVP賞」を受賞。この期間に 5試合に先発して「4勝1敗、防御率1.88」と活躍した。鳥谷は 4日の中日戦(甲子園)で代打で出場し、公式戦通算「2000試合」出場を達成。記念メダルなどが手渡された。 9回の守備から登場し、通算「2009試合」に到達。
記事をまとめてみました。
<阪神 0- 5DeNA>◇ 6回戦◇阪神 5勝 1敗 0分◇16日◇阪神甲子園球場
DeNAは初回、ロペスの中前打で 1点先制。 3回にはソトの「3号ソロ」で加点した。先発東は安定した滑り出しを見せた。
DeNAは 4回、敵失から作ったチャンスで田中浩が適時打。 5回にはロペスの 2塁打で 4点目。阪神岩貞は 5回 4失点で降板。
DeNA東はプロ初完投を完封で飾り、「3勝」目。打線も効果的に援護した。阪神は打線がつながりを欠いた。岩貞は今季「初黒星」。
DeNAに完封負けしベンチで厳しい表情を見せる金本知憲監督(中央)=阪神甲子園球場
阪神が 3安打無得点で敗れた。打線がDeNA先発東の前に沈黙。テンポのいい投球と緩急に手を焼いた。 9回に意地の連打でチャンスをつくったが、好機にも福留が遊併殺、ロサリオが遊ゴロで試合終了。完封負けで再び借金生活となった。金本知憲監督はDeNA東について「う~ん、どうだろうね。まあ良かったんじゃない」と言葉を絞り出した。
先発岩貞祐太投手は野手の 2失策も絡んで 5回 6安打 4失点(自責 2)。真骨頂の粘りを発揮出来なかった。岩貞は「ランナーを背負う場面が多くなってしまい、要所で粘りきることができず、先発の役割を果たすことができませんでした」と反省。今季「初黒星」を喫した。
植田海内野手は 1回、盗塁を決める。チームトップの7つ目となった=阪神甲子園球場
最初から最後まで、塁上を駆けることができたのは、ほぼ植田だけ-。 6戦連続 2得点以下は2012年 8月11日の広島戦(京セラ)以来、実に 6年ぶりの不名誉だ。やられっぱなしのまま迎えた試合終盤。右翼スタンド付近から、フィールドへ“何か”が投げ込まれた。どんなに試合展開でも、決して許される行為ではない。懸命に走り拾った、ボールボーイの後ろ姿がむなしかった。
0- 5の 9回一死。今季からDeNAへFA移籍した大和が、この日 2安打目となる右前打を放った直後だった。突然、試合が止まった。茶色い中身がたっぷりと入ったペットボトルが、右翼の芝生上に転がっていた。虎党が投げたとは思いたくない。選手やプレーに直接の影響がなかったことが、不幸中の幸いだった。ただでさえ悔しいゲームの後味が、さらに後味が悪くなるところだったが、そんな展開でも植田の足だけは輝いた。
植田海内野手は 9回、俊足をいかして内野安打とした=阪神甲子園球場
直後の 9回先頭で、意地の 3塁内野安打。微妙なタイミングで「リクエスト」されたが、自慢の足で間一髪セーフにしてみせた。植田自身、発熱から復帰して以来初で、 9日の巨人戦(東京ドーム)以来となる出場 3試合ぶりの安打。間違いなく、未来を灯す「Hランプ」だった。
序盤にはチーム単独トップに立つ、今季 7盗塁目を決めていた。 1回一死から四球で出塁し、続く糸井の 2球目ですかさず 2盗に成功。悔しさばかりが残った一戦。塁上を威勢よく駆けめぐった植田の足だけは、虎党には輝いてみえたはずだ。
「初回だったので早いカウントで行こうと思っていました。でも、点が入っていないので…」
こんなゲーム後では、喜べるはずもなかった。力強く飛んでくる声援を追い風に、もっともっと走って虎を勝たせるつもりだ。
9回、内野ゴロに倒れるウィリン・ロサリオ内野手=阪神甲子園球場
3試合連続で「5番・1塁」で先発したロサリオは 4打数無安打と、いいところがなかった。
4回一死 1塁で迎えた第 2打席は、初球の 143キロ直球をたたきつけて 3ゴロ。 1塁に向かうときには全力とは思えない緩慢さを漂わせ、あやうく併殺になりかけた。
8日の巨人戦で看板直撃の「3号ソロ」を放った直後から、これで27打席でわずか 1安打…。
金本監督は怒りを通り越したのか「まぁな。フッフッフッフ…」と苦笑いを浮かべながら「どうなんだろ」とポツリ。今後のスタメン起用についても「それしかないわなぁ。代わりに、じゃあ、誰がって…代わりもおらんしな」とお手上げ状態だった。 6回の攻撃前には平野打撃コーチを中心に円陣を組んだが、効果なし。R砲を筆頭に、打撃不振は深刻だ。
3、 4月のセ・リーグ月間MVPで表彰され揚塩健治球団社長と握手をかわすランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場
鳥谷敬内野手とランディ・メッセンジャー投手が16日、DeNA戦の試合前に甲子園で連盟表彰を受けた。
メッセンジャーは 3、 4月の「日本生命月間MVP賞」を受賞。この期間に 5試合に先発して「4勝1敗、防御率1.88」と活躍した。
鳥谷は 4日の中日戦(甲子園)で代打で出場し、公式戦通算「2000試合」出場を達成。記念メダルなどが手渡された。この日も 9回の守備から登場し、通算「2009試合」に到達。17日に出場すれば、球団生え抜きではトップの藤田平に並ぶ。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(05月)
2018年 公式戦 日程と結果(06月)