●俳優阿部寛(53)が聖地で人生初めての始球式を行った。 5月18日から全国で公開される映画「蚤とり侍」(鶴橋康夫監督)のPRを兼ね、試合前のファーストピッチセレモニーに登場。ちょんまげ頭に映画の公開日である「518」の番号が背中に刺しゅうされた虎柄の派手な衣装で現れると、甲子園は大歓声に包まれた。マウンドでは履いていたげたを脱ぎ、突如はだしになった。投球は見事にノーバウンドで梅野隆太郎捕手(26)のミットに届いた。
●「2連続完投勝利」中の阪神秋山拓巳投手(27)、今季初登板のDeNA平良拳太郎投手(22)はともに序盤無失点。DeNAは初回一死 1、 2塁で 1本出なかった。DeNAは 4回、宮崎敏郎内野手(29)の「6号ソロ」で先制。福留の「3号ソロ」で追いつかれたが 5回にネフタリ・ソト内野手(29)の左前打とホセ・ロペス内野手(34)の「12号2ラン」で勝ち越し。DeNAが「2連勝で3位浮上」。 6回途中 1失点の平良が今季「初勝利」。山崎は「10セーブ」目。阪神は「4位」に転落し、秋山は 5回 4失点で「4敗」」目を喫した。頼みの秋山が打たれた阪神は 1- 5の 7回に 2点を返し、 8、 9回も得点圏に走者を出すなどして、反撃を諦めない姿勢は示した。ただ、 7試合ぶりに先発起用した「1番高山」が 3打数無安打に終わるなど、 6回まで打線はつながりを欠いた。監督は課題を指摘した。
●福留孝介外野手(41)が 4回に一時同点とする「3号ソロ」を放った。ベテランは二死走者なしの場面で平良の外角変化球を捉え、中越えにライナー性の打球をたたき込み、 4月13日以来の本塁打とした。しかし直後の 5回守備で大和内野手(30)の左翼線に落ちる当たりに追い付けず、 2塁打となって悔しそうな表情を浮かべた。これを足場に 3点を勝ち越され、 6回は好機で打席に立ったが、代わったエドウィン・エスコバー投手(26)に 3ゴロ併殺打に打ち取られた。
●鳥谷敬内野手(36)が試合出場の球団最多記録に並んだ。 5回二死 1塁から代打で出場し、通算「2010試合」目の出場を果たした。藤田平が持つ球団記録に肩を並べた。 2- 1からの 4球目で 2ゴロに倒れ、そのままベンチに退いた。これが公式戦通算「2010試合」目の出場。球団生え抜き選手では「1位」の藤田平氏に並ぶ最多記録で、18日の中日戦(甲子園)で更新するとみられる。連続試合出場は「1931試合」に伸びるなど、出番がある度に歴史を塗りかえていく。
●秋山は 5回を投げ 2本塁打含む 4失点。今季「4敗目(3勝)」を喫した。「2連続完投勝利」を挙げていたが、快投を続けることはできなかった。甘く入った球をことごとく痛打された。 4回に宮崎に「先制ソロ」を浴びると、追いついてもらった直後の 5回も踏ん張れなかった。一死 2塁からソトに左前適時打。 1- 2と勝ち越しを許し、続くロペスには「左越え2ラン」を被弾。金本監督も渋い表情だった。次回登板は中 7日で25日の巨人戦(甲子園)に回る見込み。課題を修正し、次こそ本来の力を発揮してみせる。
●尾仲祐哉投手(23)が因縁の初対決を制した。 8回に「4番手」でマウンドに上がった。一死 2塁で、打者は昨オフに阪神からDeNAへ移籍した大和内野手。フルカウントから投じた 6球目。外角低めの変化球で空振り三振に仕留め、尾仲に軍配が上がった。大和の人的補償で今季新加入。注目された対決で勝利した。この日は 1イニングを投げ、 1安打無失点。 3試合に登板し、「0封」を継続。中継ぎの一角として安定感を出し始めている。
記事をまとめてみました。
<阪神 3- 6DeNA>◇ 7回戦◇阪神 5勝 2敗 0分◇17日◇阪神甲子園球場
俳優阿部寛が聖地で人生初めての始球式を行った。
5月18日から全国で公開される映画「蚤とり侍」(鶴橋康夫監督)のPRを兼ね、試合前のファーストピッチセレモニーに登場。
ちょんまげ頭に映画の公開日である「518」の番号が背中に刺しゅうされた虎柄の派手な衣装で現れると、甲子園は大歓声に包まれた。マウンドでは履いていたげたを脱ぎ、突如はだしになった。
始球式をつとめた俳優の阿部寛さん=2018年 5月17日、阪神甲子園球場
「あっという間で何も覚えていない。それくらい緊張した」と明かしたが、投球は見事にノーバウンドで梅野のミットに届いた。「必死のパッチでやるしかないと思って投げました」とジョークを飛ばした。阪神には「是非今日も勝っていただいて、『1』位になってほしい」とエールを送った。
自身が主演の映画について「艶っぽいシーンもたくさんあるけど、すごく面白い作品になっているので、大笑いしに是非劇場まで遊びにきてください」とPRした。
2018年 5月17日、スタメン=阪神甲子園球場
「2連続完投勝利」中の阪神秋山、今季初登板のDeNA平良はともに序盤無失点。DeNAは初回一死 1、 2塁で 1本出なかった。 DeNAは 4回、宮崎の「6号ソロ」で先制。福留の「3号ソロ」で追いつかれたが 5回にソトの左前打とロペスの「12号2ラン」で勝ち越し。
DeNAが「2連勝で3位浮上」。 6回途中 1失点の平良が今季「初勝利」。山崎は「10セーブ」目。阪神は「4位」に転落し、秋山は 5回 4失点で「4敗」」目を喫した。
5回を終えて厳しい表情の金本知憲監督=阪神甲子園球場
頼みの秋山が打たれた阪神は 1- 5の 7回に 2点を返し、 8、 9回も得点圏に走者を出すなどして、反撃を諦めない姿勢は示した。金本監督は「淡々とやっているわけではない。僕は前向きにきょうの試合を評価したい」と話した。 ただ、 7試合ぶりに先発起用した「1番高山」が 3打数無安打に終わるなど、 6回まで打線はつながりを欠いた。監督は「『1番』に使う選手がどうしても出塁率が悪いというか。何もできない」と課題を指摘した。
★金本知憲監督(秋山拓巳投手に)
「きょうは一番悪かった。逆球も多かった。真ん中に集まっていた」
★原口文仁捕手( 7回に代打で適時打)
「どんな場面でも結果を出さないといけない」
★ウィリン・ロサリオ内野手( 4打数無安打)
「成績が上がるように何とかするしかない。練習するしかない」
4回、福留孝介外野手が本塁打を放った=阪神甲子園球場
福留が 4回に一時同点とする「3号ソロ」を放った。「まだまだ若い選手に負けない」と語るベテランは二死走者なしの場面で平良の外角変化球を捉え、中越えにライナー性の打球をたたき込み、 4月13日以来の本塁打とした。
しかし直後の 5回守備で大和の左翼線に落ちる当たりに追い付けず、 2塁打となって悔しそうな表情を浮かべた。これを足場に 3点を勝ち越され、 6回は好機で打席に立ったが、代わったエスコバーに 3ゴロ併殺打に打ち取られた。
鳥谷敬内野手が試合出場の球団最多記録に並んだ。 5回二死 1塁から代打で出場し、通算「2010試合」目の出場を果たした。藤田平が持つ球団記録に肩を並べた。
代打を告げられると、大歓声がわきあがった。ただカウント 2- 1からの 4球目で 2ゴロに倒れ、そのままベンチに退いた。
5回裏阪神二死 1塁、代打出場するも 2ゴロに倒れた鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
鳥谷がまた偉大なOBに肩を並べた。 5回に代打で登場。 2ゴロに倒れるも、これが公式戦通算「2010試合」目の出場。球団生え抜き選手では「1位」の藤田平氏に並ぶ最多記録で、18日の中日戦(甲子園)で更新するとみられる。試合後は「個人的には何もないです」と一言。連続試合出場は「1931試合」に伸びるなど、出番がある度に歴史を塗りかえていく。
首をかしげ、顔をしかめた。秋山は 5回を投げ 2本塁打含む 4失点。今季「4敗目(3勝)」を喫した。「2連続完投勝利」を挙げていたが、快投を続けることはできなかった。
「バッター勝負というより、自分の状態の問題。(修正できなかったのは)フォームから制球から、全部です」
甘く入った球をことごとく痛打された。 4回に宮崎に「先制ソロ」を浴びると、追いついてもらった直後の 5回も踏ん張れなかった。一死 2塁からソトに左前適時打。 1- 2と勝ち越しを許し、続くロペスには「左越え2ラン」を被弾。「追いついてもらった直後のイニングにうまく入れなかったことが悔やまれます」。金本監督も「きょう、一番悪かったな。逆球も多かったし。真ん中、真ん中に集まっていた」と渋い表情だった。
5回、ホセ・ロペス内野手に「2ラン」を浴びた秋山拓巳投手。 3戦連続の「完投勝利」はならなかった=阪神甲子園球場
次回登板は中 7日で25日の巨人戦(甲子園)に回る見込み。「次に向けてしっかり調整したい」と前を向いた。課題を修正し、次こそ本来の力を発揮してみせる。
★秋山拓巳投手とバッテリーを組んだ梅野隆太郎捕手
「いつもよりも球速は出ていなかったし、横のブレが大きかったのもあった」
★秋山拓巳投手について香田勲男投手コーチ
「きょうはボールが高かったね」
尾仲祐哉投手が因縁の初対決を制した。 8回に「4番手」でマウンドに上がった。
一死 2塁で、打者は昨オフに阪神からDeNAへ移籍した大和内野手。フルカウントから投じた 6球目。外角低めの変化球で空振り三振に仕留め、尾仲に軍配が上がった。
阪神「4番手」で投げた尾仲祐哉投手=阪神甲子園球場
「あまり意識せずにやろうとはしていたけど、何球かは力が入った球はあった。普通に投げることができてよかったです」。大和の人的補償で今季新加入。
注目された対決で勝利した。この日は 1イニングを投げ、 1安打無失点。ここまで 1軍昇格後 3試合に登板し、「0封」を継続。中継ぎの一角として安定感を出し始めている。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(05月)
2018年 公式戦 日程と結果(06月)