※阪神糸井弾で勝率5割に!糸井が通算150号、難敵菅野撃ち!岩貞7回0封!菅野に投げ勝った!(1)より!
ウィリン・ロサリオ内野手が、初めて代打を送られる可能性があった。
1点リードの 8回裏二死。「3番」福留の打席で、ネクストバッターズサークルにロサリオの姿はなかった。代打として、伊藤隼が素振りを繰り返していた。福留が 3ゴロに倒れたため、攻撃は終了。代打が実行されることはなかったが、 9回表は守備固めを送られ、ベンチから勝利を見届けた。
5回裏阪神無死、ウィリン・ロサリオ内野手は三振してベンチへ戻る=阪神甲子園球場
ロサリオは22日のヤクルト戦で、「4号2ラン」を放ち、24日の同カードでは決勝の「2点2塁打」を放っていた。しかし、この日は菅野の投球に手も足も出なかった。 6回一死 3塁で外角スライダーにバットが止まらず、三振するなど、 3打席連続で空振り三振。金本監督は「今日の結果を見ると、当然だと思います」と我慢も限界に達したようだ。 8回の場面は福留が出塁すれば、伊藤隼を代打に出す予定だった。試合後、ロサリオは厳しい表情のまま、無言でクラブハウスに戻った。期待の長距離砲は外角攻めを克服できずに、波に乗れない日々が続く。
2回、簡単に三振に倒れたロサリオ内野手=阪神甲子園球場
勝利、目前。歓喜の瞬間に備え、ジェット風船の準備をし始めた虎党が、思わず目を疑った。八回二死、打席には3番の福留。ネクストバッターズサークルに立っているはずのロサリオがいない…。伊藤隼が代打として備えていた。
「………」
R砲は言葉を発することなく、クラブハウスへと引き揚げた。米大リーグ通算「71本塁打」の大砲が味わう屈辱。菅野にきりきり舞いさせられ、ベンチが手を打った。
2回無死に空振り三振をくらうと、 5回先頭でも 3球三振。極めつけは 1- 0の 6回一死 3塁。最大の好機でも 136キロのスライダーにバットは空を斬った。 3打数 3三振。日本球界のエースの球に 1球も当てることができなかった。
金本監督は「きょうの結果をみると、当然だと思います」ときっぱり。具体的な説明として、こう続けた。
金本知憲監督は 8回、 3連続三振のロサリオ内野手に打席が回れば、代打伊藤隼太外野手(右)を出すつもりだった=阪神甲子園球場
「意識だと思うよ。やっぱり、こちらが出している指示を全然…昨日もこんこん、きょうもこんこんと言ったんだけど…。それができていない。できないということは打てないということですから。なかなか、それができないということは同じパターン(でやられるん)ですから」
前日24日のヤクルト戦(甲子園)では「スライダーを狙え」というベンチに指示に応えて、中越えの決勝 2点 2塁打。復調を予感させたが、この日は指示すら守れていなかったようだ。これで「打率0.230。38三振」はチームトップだ。
26日の先発は左腕・田口。金本監督は「明日はいくでしょ。左でしょうし。もう 1回、それで対応をみますけどね」と先発を明言したが、事実上の最終通告をにおわせた。球団新外国人史上最高の年俸 3億4000万円で加入した大砲が、早くも瀬戸際に立たされた。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(05月)
2018年 公式戦 日程と結果(06月)