●巨人は初回、亀井義行外野手(35)の適時打、 2回に大城の本塁打で 2点を先取。阪神は 2回に 2点を返し同点。 3回に大山悠輔内野手(23)の適時打で逆転した。阪神は 4回、一死満塁から糸井嘉男外野手(36)の右犠飛で 1点を追加。巨人は 3回から 6回は小野泰己投手(23)に抑え込まれ打線がつながらず無得点。巨人は 8回、長野久義外野手(33)の 2ランで同点に。阪神は 9回二死 1、 2塁、中谷将大外野手(25)の左前打でサヨナラ勝ち。今季初の「4連勝」で「3」位に浮上した。ラファエル・ドリス投手(30)が「今季初勝利」。
●阪神が中谷将大外野手の快打で今季初の「サヨナラ勝利」を挙げた。 2点リードの 8回二死 1塁で、継投した「3番手」桑原謙太朗投手(32)が長野に「同点2ラン」を浴びる、痛恨の展開だった。それでも、打線が粘り、 9回二死 1、 2塁で中谷が左前へ決勝タイムリーを放った。お立ち台の中谷はホッとした表情だ。中谷は昨季はチーム最多の「20本塁打」を放ったが、開幕前から不調に陥り、長く 2軍暮らしが続いていた。金本知憲監督もたたえた。開幕から中堅のレギュラーが定まらないまま、間もなく 5月が終わる。遅ればせながら、将来の大砲候補が、名乗りを上げた。チームは「4連勝」で再び貯金「1」に乗せ、「3位」に浮上した。
●糸原健斗内野手(25)が同点の 9回一死から四球を選び、中谷の一打で 2塁からサヨナラのホームインだ。タイミングはアウトも、高代延博 3塁ベースコーチ(64)の好判断に応え、激走した。 3回にはこの日 2安打となる左前打を放ち、勝ち越しホームを踏むなど、「3試合連続安打&10試合ぶりの複数安打」と躍動した。
●ウィリン・ロサリオ内野手(29)に初めて代打が送られた。「4番1塁」で先発出場したが、巨人田口麗斗投手(22)に 3打数無安打 1三振と快音は聞かれず。 7回の先頭で打順が回ったが、代打鳥谷敬内野手(36)がコールされた。25日巨人戦では菅野から 3三振を喫し、 9回の「3番」福留孝介外野手(41)の打席では伊藤隼太外野手(29)がネクストサークルに待機する光景も見られた。いまだ低調から抜け出せずに金本監督もついに決断。 2月の沖縄・宜野座キャンプでは猛打を連発し、不動の「4番」として期待されたが、シーズンに入ると、日本の配球に戸惑う。特に右投手相手に外角スライダーの出し入れだけで空振り三振など、もろく凡退するシーンが目立っていた。チームが浮上するためにも、主砲の復調が欠かせない。
●小野泰己投手が自己最速 154キロを計測し、 7回 2失点の好投で指揮官を納得させた。 1回に先制タイムリーを許し、 2回には「8番」大城に「右越えソロ」を献上。それでも 3回以降は的を絞らせない投球にシフトチェンジして、 8安打を浴びながらも 6奪三振 1四球の安定感で試合を作った。 1回に計測した 154キロは自己最速の数値。救援陣が 2点リードを追いつかれて「4勝」目はならなかったが、金本監督は納得顔。右腕を褒め称えた。
記事をまとめてみました。
<阪神 5- 4巨人>◇11回戦◇阪神 4勝 7敗 0分◇26日◇阪神甲子園球場
巨人は初回、亀井の適時打、 2回に大城の本塁打で 2点を先取。阪神は 2回に 2点を返し同点。 3回に大山の適時打で逆転した。
阪神は 4回、一死満塁から糸井の右犠飛で 1点を追加。巨人は 3回から 6回は小野に抑え込まれ打線がつながらず無得点。
巨人は 8回、長野の 2ランで同点に。阪神は 9回二死 1、 2塁、中谷の左前打でサヨナラ勝ち。今季初の「4連勝」で「3」位に浮上した。ドリスが「今季初勝利」。巨人沢村は「2敗」目。
9回 サヨナラ勝ちにガッツポーズを見せる金本知憲監督=阪神甲子園球場
阪神が今季初の「4連勝」で「3位」に浮上した。 9回二死 1、 2塁で「5番・中谷」が左前にサヨナラ打を放った。以下は金本監督の一問一答。
--サヨナラ勝ち
「最後はリリーフが打たれて厳しいと思ったが、選手を信じたというか。僕自身がうれしかった。中谷がよく応えてくれた」
--中谷について
「それまでの打席の感じは悪くなかった。あの場面で打ったことに価値がある」
-- 3塁コーチャーの高代コーチもよく回した
「暴走気味かと思ったが、長年の経験というか(セーフになる)空気を感じたんでしょう」
--福留もベンチにいた
「延長戦を想定していましたし、(投手が入る)『9番』の関係もある。こっちはジョーカーとしてためていた。あの場面ではなかったということです」
4回、糸井嘉男外野手の犠飛で生還した小野泰己投手を出迎える金本知憲監督(左)ら=阪神甲子園球場
--巨人に連勝
「今年はあまり勝てていないのでうれしい。できれば小野に勝ちをつけてやりたかった。まあ素直に勝ったということを喜んでおきましょう」
--小野について
「最初はストライク1本を狙われて点を取られた。途中からカーブを有効に使っていた。いいボールを投げるだけなく、小野に関してはピッチングができている」
--成長も見られる
「あそこ(序盤の 2失点)で崩れないというのがよかった。小野が本当に試合を壊さずに耐えたのが大きかった」
5回、巨人・阿部慎之助内野手を併殺打に打ち取り拍手を送る金本知憲監督=阪神甲子園球場
--大山も復調気配
「本来のバッティングではないけど、左中間中心に打って欲しいが、徐々にいきましょう。タイムリーも出たし、上がり調子ですね」
--江越の働き
「江越の場合はどこかで点にからめればオッケーです」
--ロサリオに代打も
「打てる雰囲気がなかった。だからこちらも腹をくくって代打を出しました」
--あしたは才木
「打たれること怖がらず、いけるところまでいってほしい」
お立ち台でポーズを決める中谷将大外野手=阪神甲子園球場
阪神が中谷将大外野手の快打で今季初の「サヨナラ勝利」を挙げた。 2点リードの 8回二死 1塁で、継投した「3番手」桑原が長野に「同点2ラン」を浴びる、痛恨の展開だった。それでも、打線が粘り、 9回二死 1、 2塁で中谷が左前へ決勝タイムリーを放った。お立ち台の中谷は「心臓、バクバクでした。サヨナラを打ったことが初めてだったので、どう喜んだらいいか分からなかったです。ファームにいるとき、鳴尾浜や地方球場に行ってファンの方々が『早く上がってこい』という言葉が励みになりましたし、そうやってファームでやってきたことをしっかりここで出せてよかったです」とホッとした表情だ。
中谷は昨季はチーム最多の「20本塁打」を放ったが、開幕前から不調に陥り、長く 2軍暮らしが続いていた。金本知憲監督も「最後は相手のリリーフ投手がいいので、難しいかなと思ったんですけど。本当に最後、選手を信じたといいますかね。僕も弱気になってはダメだと。本当に僕自身が、絶対打ってくれるという気持ちでいたので。中谷がよく応えてくれました」とたたえた。
開幕から中堅のレギュラーが定まらないまま、間もなく 5月が終わる。遅ればせながら、将来の大砲候補が、名乗りを上げた。チームは「4連勝」で再び貯金「1」に乗せ、「3位」に浮上した。
9回、サヨナラ安打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場
阪神が今季初の「4連勝で3位」に浮上した。 9回二死 1、 2塁で「5番・中谷」が左前にサヨナラ打を放った。お立ち台で中谷は興奮さめやらぬ表情で劇勝を喜んだ。
--サヨナラで試合を決めた
「心臓バクバクでした。サヨナラ打を打ったの初めて。どう喜んだらいいかわからない」
--今の気持ちは
「本当にうれしい。チームが勝ったというのもうれしい」
--どんな気持ちで打席に
「何も考えず無心で入ろうと思った」
9回、サヨナラ適時打を放った中谷将大外野手(中央)のもとで喜びを爆発させる阪神ナイン=阪神甲子園球場
-- 1球前の際どいをボールを見送り
「ストライクと言われなくてよかった」
--打った感触
「打った感触はそんなによくなかった。ただ(内野の間を)抜けてくれて、糸原がよく走ってくれた。糸原に感謝したい」
--開幕 1軍を逃し、 2軍暮らしが続いた
「ファームにいるときも、ファンから『早く( 1軍に)上がってこい』という言葉が励みになった。ファームでやってきたことを出せてよかった」
--「3位」浮上です
「毎日、負けられない試合が続きます。その中で明日もしっかり打てるようにがんばります」
9回、サヨナラのホームに滑り込んだ糸原健斗内野手は歓喜の雄たけび!=阪神甲子園球場
糸原が同点の 9回一死から四球を選び、中谷の一打で 2塁からサヨナラのホームインだ。タイミングはアウトも、高代 3塁ベースコーチの好判断に応え、激走した。「いい仕事ができたと思います。あれ(四球)で中谷が打って、点につながってよかったです」。 3回にはこの日 2安打となる左前打を放ち、勝ち越しホームを踏むなど、「3試合連続安打&10試合ぶりの複数安打」と躍動した。
3回裏阪神無死 1、 2塁、ロサリオ内野手は見逃し三振に倒れてベンチに戻る=阪神甲子園球場
ウィリン・ロサリオ内野手に初めて代打が送られた。
「4番1塁」で先発出場したが、巨人田口に 3打数無安打 1三振と快音は聞かれず。 7回の先頭で打順が回ったが、代打鳥谷がコールされた。
25日巨人戦では菅野から 3三振を喫し、 9回の「3番」福留の打席では伊藤隼がネクストサークルに待機する光景も見られた。いまだ低調から抜け出せずに金本監督もついに決断。試合後「今日も、ちょっと打てる雰囲気がなかったので。こちらも腹をくくって代打を出しました。メンタルもちょっとやられている気がするし、表情に出てるわね。自信が…」と説明した。 2月の沖縄・宜野座キャンプでは猛打を連発し、不動の「4番」として期待されたが、シーズンに入ると、日本の配球に戸惑う。特に右投手相手に外角スライダーの出し入れだけで空振り三振など、もろく凡退するシーンが目立っていた。チームが浮上するためにも、主砲の復調が欠かせない。
7回、四球で出塁する鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
阪神の金本監督は 7回、「4番」ロサリオに代打、鳥谷を送り「打てる雰囲気がなかった。こっちも腹をくくって」と振り返った。不振の新外国人について「考えないといけない。メンタルがいかれている気がするし、表情に出ている」と話し、27日の巨人戦で先発から外すことを示唆した。
開幕戦から全試合に先発出場してきたロサリオはこの日も 3打数無安打で「チームとして必要だと思った。次になるべく、そうならないように頑張りたい」と話した。
阪神先発の小野泰己投手は 7回 2失点の好投=阪神甲子園球場
小野泰己投手が自己最速 154キロを計測し、 7回 2失点の好投で指揮官を納得させた。
1回に先制タイムリーを許し、 2回には「8番」大城に「右越えソロ」を献上。それでも 3回以降は的を絞らせない投球にシフトチェンジして、 8安打を浴びながらも 6奪三振 1四球の安定感で試合を作った。
1回に計測した 154キロは自己最速の数値。救援陣が 2点リードを追いつかれて「4勝」目はならなかったが、金本監督は「最初、ストレート 1本を狙われていかれたんですけど、途中からーブをうまく有効に使ってね。ただいい球を投げるだけでなく、投球ができていたかなと思います」と納得顔。「あそこ(序盤)で一気に崩れないのが良かった。今日は小野が試合を壊さずによく耐えてくれたのが大きかった」と右腕を褒め称えた。
6回、ベンチに戻る小野泰己投手=阪神甲子園球場
阪神の小野は 7回 2失点と踏ん張った。 2回までに 2点を先行されながら、 3回以降はカーブを有効に使って緩急をつけて 3安打に抑えた。 4- 2の 8回に救援陣が同点を許して「4勝」目を逃したものの「 1回に失点したが、 1回のピンチを最少失点で止められたことが良かった」と手応えを口にした。 112球の力投で先発の役割を果たした小野を、金本監督は「序盤に一気に崩れないのが良かった。試合を壊さずに耐えたのが大きかった」と評価した。
★金本知憲監督(中谷将大外野手に)
「そんなに感じが悪くなかった。あの場面で打ったことに価値がある」
★糸原健斗内野手( 9回に四球で出塁してサヨナラの生還
「いい仕事ができた。中谷がよく打ってくれた」
★大山悠輔内野手(今季初の 3安打、 3回の適時打に)
「思い切ってしっかりスイングすることを心がけて打席に入ったことが、いい結果につながった」
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(05月)
2018年 公式戦 日程と結果(06月)