●阪神は 1回、糸井嘉男外野手(36)が左前へポトリと落ちる「2点適時打」を放って先制。ロッテは 3回に藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)の内野ゴロの間に 1点をかえした。ロッテは 5回に藤岡裕の「2点適時打」で逆転に成功し、阪神先発高橋遥人投手(22=亜細亜大學)をKOした。阪神は 6回まで 4安打 2得点に抑えられる。ロッテは 8回から継投に入り逃げ切った。先発マイク・ボルシンガー投手(30)が「7勝」目。阪神は 2回以降得点出来ず、借金「2」。高橋遥が「3敗」目。初対戦のロッテ先発ボルシンガーを攻略できず、「3位」に転落した。最近 4戦の得点は 2、 2、 3、 2…。長距離砲のロサリオが不振で 2軍調整中のため、国産打線で臨むが、振るわない。「2連勝」で止まり、「勝率5割」復帰に失敗した。
●糸井が 1回に先制の 2点打を放った。ボルシンガーの立ち上がりを攻め、一死 2、 3塁で内角高めの速球に詰まりながら、打球は左翼手と遊撃手の間に落ちた。不振で 2軍落ちしたウィリン・ロサリオ内野手(29)に代わって「4番」に座るベテランは 9回にも左前打を放ち、低調な打線の中で唯一の複数安打と気を吐いた。
●福留孝介外野手(41)が攻守で鼓舞した。左翼の守備で 2- 3の 7回二死走者なし、ロッテ・中村奨吾内野手(26)の左翼線への打球に横っ飛びで好捕。胸部付近を強打したようで、険しい表情で捕球をアピールする姿を、甲子園がこの日一番の声援で称えた。打撃でも 6回、ボルシンガーに追い込まれながら 3球ファウルで粘り、 9球目をとらえ、意地の左前打。
●先発した「D2位・高橋遥人投手」は制球に苦しみ要所を踏ん張れず。 4回 2/3で降板し、「3敗」目を喫した。ふがいなさがこみ上げた。前回 5月30日のソフトバンク戦(甲子園)でも 5回 1/3で降板し、この日も 5回途中 3失点KO。しかも前回同様、中盤につかまってしまった。長いイニングを投げられないことと、不用意な四球-。課題をわかってはいたが、改善できなかった。試合の勝敗を決したのは 1点リードの 5回。くしくも大学の先輩後輩対決だった。亜大の 2学年上の「D2位・藤岡裕大内野手」に、一死満塁から右前へ逆転の 2点打を浴びた。転々と弾む白球を、悔しそうに見つめるしかなかった。今季登板した 6試合でワーストの 4四球も、響いた。とくに「8番・田村龍弘捕手(24)」には 2四球。いずれも失点につながり、唇をかんだ。11日に登録抹消される見込みだが、侍ジャパン・稲葉篤紀監督(45)から「2020年東京五輪」の星として期待される左腕。この敗戦を糧に、成長した姿でチームに勝利をもたらす。
●阪神が新外国人の最有力候補に挙げるエフレン・ナバーロ内野手(32)が所属する「カブス傘下3A」を離れたことが10日、分かった。現地 9日の試合中に米アイオワ州デモインの本拠地を訪れ、ロッカーを整理。近日中にも正式決定となるもようだが、金本虎はロッテ相手に相変わらずの打線低調で連勝が「2」でストップし、「3位」転落。バットもミットも、グラブも…。あらゆる道具がそこから消えていた。さらば、米国、そして日本へ-。阪神との契約合意が秒読みとなっているナバーロが、来日の準備をほぼ済ませたことが明らかになった。米国中西部アイオワ州デモインにある「カブス傘下3A」本拠地。 8日(日本時間 9日)も練習していた“恋人”は、そこいなかった。阪神からのオファーを受け、同日に一時的な措置でロースターから外れており、公の場で練習することもなし。 9日のエル・パソ・チワワズ戦後アイオワのアシスタントGM、ランディ・ウィホファー氏が現状を説明した。メジャー通算「3発」も、今季「3A」で48試合、「打率0.310、4本塁打、29打点」。左打者ながら左投手を苦にせず、本職の 1塁だけではなく、外野もこなせる守備力がある。そんなN砲の早期来日を誰よりも待ち望んでいるのは金本監督だろう。この日のロッテ戦は 1回に糸井の 2点打で先制するも、 5回に先発・高橋遥がつかまり、逆転負け。イニングの先頭打者が計 6度出塁するも、ナックルカーブを得意とする先発ボルシンガーを攻略できず、追加点が取れなかった。不振で 2軍落ちしているロサリオの復調を待ちながらだが、ナバーロがタテジマに袖を通せば、 1軍助っ人野手 2人制で、得点力不足解消に期待もかかる。メキシコ代表の公式ツイッターでは阪神入りがフライングで“発表”されたが、いよいよ、Xデーがきそうだ。連勝も「2」で止まり、「3位」に転落。最下位・中日とも「1ゲーム」差と“台風”直撃のニオイも漂ってきた。この悪い流れを変えてくれ-。ナバーロよ、早くきてくれ!!
記事をまとめてみました。
<日本生命セ・パ交流戦:阪神 2- 3ロッテ>◇ 2回戦◇阪神 1勝 1敗 0分◇10日◇阪神甲子園球場
阪神は 1回、糸井が左前へポトリと落ちる「2点適時打」を放って先制。ロッテは 3回に藤岡裕の内野ゴロの間に 1点をかえした。
ロッテは 5回に藤岡裕の「2点適時打」で逆転に成功し、阪神先発高橋遥をKOした。阪神は 6回まで 4安打 2得点に抑えられる。
ロッテは 8回から継投に入り逃げ切った。先発ボルシンガーが「7勝」目。阪神は 2回以降得点出来ず、借金「2」。高橋遥が「3敗」目。
ロッテとの接戦に敗れ険しい顔で引き揚げる金本知憲監督=阪神甲子園球場
阪神が初対戦のロッテ先発ボルシンガーを攻略できず、「3位」に転落した。
1回に糸井の先制打で 2点を奪ったが、 2回以降はナックルカーブを多投する助っ人右腕に沈黙。得点を刻めず逆転負けを喫した。
金本知憲監督は「ホント、点を取れないな。投手が 1点以下に抑えないと勝てない状況がずっと続いているな」と振り返った。
最近 4戦の得点は 2、 2、 3、 2…。長距離砲のロサリオが不振で 2軍調整中のため、国産打線で臨むが、振るわない。「2連勝」で止まり、「勝率5割」復帰に失敗した。
1回 「2点適時打」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場
阪神の糸井が 1回に先制の 2点打を放った。ボルシンガーの立ち上がりを攻め、一死 2、 3塁で内角高めの速球に詰まりながら、打球は左翼手と遊撃手の間に落ちた。「「なんとかしたかった。いいところに飛んでくれてラッキーでした」と息をついた。
不振で 2軍落ちしたロサリオに代わって「4番」に座るベテランは 9回にも左前打を放ち、低調な打線の中で唯一の複数安打と気を吐いた。
福留が攻守で鼓舞した。左翼の守備で 2- 3の 7回二死走者なし、ロッテ・中村の左翼線への打球に横っ飛びで好捕。胸部付近を強打したようで、険しい表情で捕球をアピールする姿を、甲子園がこの日一番の声援で称えた。打撃でも 6回、ボルシンガーに追い込まれながら 3球ファウルで粘り、 9球目をとらえ、意地の左前打。試合後は、ロッテ投手への対応について「別に」とだけ答え、多くを語らなかった。
阪神先発の高橋遥人投手=阪神甲子園球場
厳しい表情で帽子を取り、汗をぬぐう。先発した「D2位・高橋遥人投手」は制球に苦しみ要所を踏ん張れず。 4回 2/3で降板し、「3敗」目を喫した。
「同じ失敗が多いですし、中盤に点を取られるのがいつもなので。力不足以外の何ものでもないです」
ふがいなさがこみ上げた。前回 5月30日のソフトバンク戦(甲子園)でも 5回 1/3で降板し、この日も 5回途中 3失点KO。しかも前回同様、中盤につかまってしまった。長いイニングを投げられないことと、不用意な四球-。課題をわかってはいたが、改善できなかった。
試合の勝敗を決したのは 1点リードの 5回。くしくも大学の先輩後輩対決だった。亜大の 2学年上の「D2位・藤岡裕大内野手」に、一死満塁から右前へ逆転の 2点打を浴びた。転々と弾む白球を、悔しそうに見つめるしかなかった。
かつては手の届かない存在だった。「頼もしかったです。自分はスタンドから見ていた立場。直接対決できるのは光栄です」と恐縮するほど。同じく 2学年上の板山らとともに試合に出ていた藤岡裕は、当時控え投手だった高橋遥から見れば雲の上の存在だった。
5回、藤岡裕大内野手(左)に「逆転2点打」を浴びた高橋遥人投手。亜大の先輩後輩対決で、勝負が決まった=阪神甲子園球場
「思い切って腕を振っていきたい」と意気込んでいたが…。藤岡裕には 3回にも一死 1、 3塁から 2ゴロで 1点を挙げられており、この日の全 3打点をたたき出された。
今季登板した 6試合でワーストの 4四球も、響いた。とくに「8番・田村」には 2四球。いずれも失点につながり、「力不足以外の何ものでもないので、練習しかないです」と唇をかんだ。
11日に登録抹消される見込みだが、侍ジャパン・稲葉監督から「2020年東京五輪」の星として期待される左腕。この敗戦を糧に、成長した姿でチームに勝利をもたらす。
☆高橋遥人投手( 5回途中 3失)
「同じ失敗が多い。中盤で点を取られてしまう。力がないだけなので練習するしかない」
☆阪神・香田勲男投手コーチ(高橋遥人投手に)
「下位の打者を出すと上位につながり、失点になりやすい。彼もいい勉強になった。次に生かしてほしい」
ベンチで険しい表情の金本知憲監督(左)と片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ。貧打にコーチ陣へも注文をつけた=阪神甲子園球場
合意即来日OKや!! 阪神が新外国人の最有力候補に挙げるエフレン・ナバーロ内野手が所属する「カブス傘下3A」を離れたことが10日、分かった。現地 9日の試合中に米アイオワ州デモインの本拠地を訪れ、ロッカーを整理。近日中にも正式決定となるもようだが、金本虎はロッテ相手に相変わらずの打線低調で連勝が「2」でストップし、「3位」転落。ホンマ、早くきて~!
バットもミットも、グラブも…。あらゆる道具がそこから消えていた。さらば、米国、そして日本へ-。阪神との契約合意が秒読みとなっているナバーロが、来日の準備をほぼ済ませたことが明らかになった。
米国中西部アイオワ州デモインにある「カブス傘下3A」本拠地。 8日(日本時間 9日)も練習していた“恋人”は、そこいなかった。阪神からのオファーを受け、同日に一時的な措置でロースターから外れており、公の場で練習することもなし。 9日のエル・パソ・チワワズ戦後、アイオワのアシスタントGM、ランディ・ウィホファー氏が現状を説明した。
8日には「3A」で練習していたエフレン・ナバーロ内野手(右)。既にチームを離れていた
「ナバーロは試合中に(クラブハウスに)きて、ロッカーを片づけていったよ。現時点ではいつ、誰が、正式な発表をするのか分からないが、彼がここからいなくなったことだけは確かだね」
チーム関係者の話を総合すると、ナバーロが古巣の施設に足を運ぶことはもうないという。つまり、出国準備完了。阪神の球団幹部は、この日も入団交渉について「変わりません」と多くを語らなかったが、近日中に契約合意に至る見通しで、即来日するという流れだ。
メジャー通算「3発」も、今季「3A」で48試合、「打率0.310、4本塁打、29打点」。左打者ながら左投手を苦にせず、本職の 1塁だけではなく、外野もこなせる守備力がある。そんなN砲の早期来日を誰よりも待ち望んでいるのは金本監督だろう。
この日のロッテ戦は 1回に糸井の 2点打で先制するも、 5回に先発・高橋遥がつかまり、逆転負け。イニングの先頭打者が計 6度出塁するも、ナックルカーブを得意とする先発ボルシンガーを攻略できず、追加点が取れなかった。
「う~ん。ホント、点が取れないよな。投手が 1点以下に抑えないと勝てない状況がずっと続いとるわな、これは…」
1回 バントヒットを成功させた植田海内野手=阪神甲子園球場
試合後に頭を抱えると、コーチ陣にも注文をつけた。「打てないもん。どうしろってな…。打撃コーチが何か指示出すとかさ。(指示の徹底は、という問いに)それは聞いてよ、打撃コーチに。どういう指示を出しているのか、わかんないんだけどさ」。これで 4試合連続で 3得点以下。もはや、お手上げポーズだ。
不振で 2軍落ちしているロサリオの復調を待ちながらだが、ナバーロがタテジマに袖を通せば、 1軍助っ人野手 2人制で、得点力不足解消に期待もかかる。メキシコ代表の公式ツイッターでは阪神入りがフライングで“発表”されたが、いよいよ、Xデーがきそうだ。
連勝も「2」で止まり、「3位」に転落。最下位・中日とも「1ゲーム」差と“台風”直撃のニオイも漂ってきた。この悪い流れを変えてくれ-。ナバーロよ、早くきてくれ!!
☆試合後、「ボルシンガーに対応しづらかった?」との質問に片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ
「対応しづらいと言われても…」
2回 安打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
★母国メキシコでも注目
2013、2017年に「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」のメキシコ代表に選ばれたナバーロだが、同代表の公式ツイッターに「阪神と合意」と報じられた。代表として2016年11月に侍ジャパンの強化試合で来日し、 2試合とも「1番」でフル出場して計 9打数 2安打。日本での獲得秒読み報道などから“フライング”した可能性もあるが、日本行きは母国メキシコでも注目されているのは間違いない。
◇エフレン・ナバーロ(Efren Navarro)
内野手兼外野手。1986年 5月14日生まれ、32歳。米国カリフォルニア州出身。リンウッド高-ネバダ大を経て、2007年「ドラフト50巡目」でエンゼルス入団。2011年 9月、大リーグ昇格。2016年メキシコリーグ、ブルズ-2017年タイガース-2018年カブス。2013年、2017年WBCメキシコ代表。大リーグ通算 157試合出場、「打率0.241、3本塁打、22打点」。今季「3Aアイオワ」で48試合出場、「打率0.310、4本塁打、29打点」。 1メートル82、95キロ。左投げ左打ち。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦・交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(06月)
2018年 公式戦 日程と結果(07月)