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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神逆転勝ち!ナバーロ聖地で初打点!初お立ち台!大山V打!フルスイングで復活1歩!-2

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阪神逆転勝ち!ナバーロ聖地で初打点!初お立ち台!大山V打!フルスイングで復活1歩!-1より続く

 

  2軍降格から復活した大山悠輔内野手が、本拠地で輝きを取り戻す決勝打を放った。同点で迎えた 8回二死 1塁で迎えた第 打席。俊介が盗塁で 2塁へ駒を進め、チャンスを広げた直後の 5球目だ。中日祖父江が投じた外角低めの変化球を強打し、右方向へ。高々と上がった打球は、強風にあおられ、右翼を守る平田が目測を誤り、フェンス際に落ちた。 2年目の若虎が、引き分けを挟み本拠地で「6連敗」していたチームを救った。

 「自分の持ち味というか、しっかり出そうと思いましたしとにかく後悔しないように、スイングしようと思ってました」

  8回裏阪神二死 3塁、梅野隆太郎捕手の内野安打で生還しナインと笑顔でハイタッチする大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 今季は「6番3塁」で開幕スタメンをつかむも、出場54試合で「打率2割4厘、2本塁打、15打点」と本来の力を出せずに 6月22日に 2軍降格。ファーム 8試合で「打率4割、3本塁打」と圧倒的な結果を残し、再びチャンスをもらった。しかし前日 3日に昇格を果たすも、 2四球を含み 5打席で安打なし。 6打席目でようやく出た安打が、一時 4点差をひっくり返す逆転勝利を決める一打となった。

 「自分自身苦しかったですし、ファンの皆さんにもふがいないところばかり見せてたので、なんとか必死に食らいつきました」

 金本監督は「どんな影響があるか分からないですけど、メンタルとか気持ち的なモノをいい方に持っていかないと前に進めないと思う。どんどんプラス思考で考えてほしいですね」と今後に期待した。「強く振ることが持ち味」と話す大山がヒーローとなって甲子園で再び輝きを放った。

 大山悠輔内野手は 8回、勝ち越しの 3塁打を放った。風に乗り右翼手が捕れなかった=阪神甲子園球場

 特大の外野フライに思われたが、大山は勝利への“神風”を感じていたのかもしれない。全力で走り続けると、打球は右翼・平田のダイビングも及ばず、芝生の上ではねた。値千金の勝ち越し打で、甲子園「6連敗」中の負の流れに風穴を開けた。

 「(俊介が 2塁へ)走ったのがみえたので、 1球、見逃せたのは自分のなかで余裕があったのかな…と。外野の守備位置もみえていたので、しっかり自分で冷静になることができました」

 今季 2度目のお立ち台で、淡々と振り返る姿が頼もしい。 4- 4の 8回二死 1塁で代走の俊介が 2盗に成功。直後、甘く入ってきた中日・祖父江の 133キロを捉えた。

 「とにかく落ちろと思って走りました」と激走して、 3塁ベース上で左手をつきあげた。今季 3本目の 3塁打で 5月27日の巨人戦(甲子園)以来の打点もマーク。 1安打 1打点で昇格翌日に勝利に貢献した。

 大山悠輔内野手の打席で一走・俊介外野手(左)が今季初盗塁。中日守備陣を揺さぶった=阪神甲子園球場

 「開幕3塁」を任されながら 6月22日に 2軍落ち。「本当に自分自身、苦しかった。ファンのみなさんにもふがいないところばかり見せた」と思いを吐露した。シーズン中に打撃の調子がなかなかあがらない中、チームに貢献したい思いが、甲子園室内の練習場で“お宝”に引き合わせてくれた。

  4月末から使用しているマスコットバットは新井育成コーチが練習場に保管していたもので、握るとしっくりきた。「使ってもいいですか?」と同コーチに許可をもらって、新相棒を一心不乱に振った。日頃から打席の中でタイミングを微妙に変えるなど、努力と工夫を怠らない23歳を野球の神様は見放さなかった。

  8回の大山悠輔内野手の右翼線への飛球にグラブを差し出したが捕球できなかった中日・平田良介外野手=阪神甲子園球場

 前日 3日の練習中に「( 2軍で)何かつかんだものがあるのか?」と声をかけるなど気にかけていた金本監督も「メンタルとか、気持ちとかをいい方にもっていかないとね。やっぱり前に進めないと思う。どんどんプラス思考で考えてほしいですね」と若虎の再浮上に声を弾ませた。

 「きょうはきょう。またゼロから始まります。きょうの流れを続けていけるように準備したい」と大山は気合を入れ直した。ここから巻き返す。若き大砲の逆襲が、始まる。

☆ 8回の大山の右翼線への飛球にグラブを差し出したが、捕球できなかった(勝ち越し3塁打) 中日・平田良介外野手

 「きょうは風がバラバラだった。(捕球するのは)難しい。あれを捕れたらスーパープレーです」

 

 力投を続ける藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手が 5回 1/3を投げ、 4安打 4失点 6四球で降板した。

 初回を 3者凡退で打ちとり、上々の立ち上がりを見せるも、 2回に松井雅に中前打を許し、 1点を先制された。 3回には二死 1塁からビシエド、アルモンテ、高橋に 3連打を許し、 3失点でリードを広げられた。  4、 5回と粘りの投球を見せるも、 6回一死から連続四球を与えたところで降板。 6回裏にナバーロの犠飛で同点に追いつき、黒星はなくなった。

 能見篤史投手は 6回途中から登板し、二死 2、 3塁のピンチをキッチリと抑えた=阪神甲子園球場

 ミットを目がけて思い切り腕を振った。涼しい顔でベンチへ戻る。ベテラン 2人の無安打無失点リレーで流れを渡さず、逆転を呼び込んだ。 1点ビハインドの 6回。藤浪の連続四球で一死 1、 2塁。大ピンチで登板したのは39歳の能見だった。

 「仕事、仕事。いろいろな想定をしながらなので。よかったです」

 クールに振り返ったが、熱い直球勝負で断ち切って魅せた。大野雄の投前犠打で二死 2、 3塁とされたが、大島はカウント 1- 2からの 4球目、内角低めへ 139キロ直球をズバッと投げ込み、遊飛に仕留めた。

 中継ぎに配置転換されてから、この日が11試合目の登板。計11回 2/3を投げて、失点はわずか「2」。「防御率0.77」と驚異の数字でブルペンを支えている。金本監督は「能見が大きかった。バントは成功されてしまったけど、あそこをピシッといったのが、やっぱり、きょうこの勝ちにつながったと思う」と最敬礼だ。

  7回は藤川球児投手(左)がピシャリ。投げ終えて大山悠輔内野手(右)とタッチを交わした=阪神甲子園球場

 能見の後を受けて 7回のマウンドへ上がったのは37歳の藤川だ。「2番・京田」からの好打順も、キレキレのストレートとフォークのコンビネーションで空振り三振、 2ゴロ、 3ゴロ。12球で任務完了の鮮やかさだった。「何もないけど、勝ってよかったですね」。今季はここまで25試合計27回で「防御率1.67」。こちらも抜群の安定感を誇る。

 まだまだこれからもチームのために腕を振る。虎のブルペンには、円熟の投球術を誇る頼もしいベテランがスタンバイしている。

☆能見篤史投手、藤川球児投手について阪神・香田勲男投手コーチ

 「( 6回一死 1、 2塁で)能見に行ってもらって、ピンチをしのいでもらって。(藤川)球児も中軸を 3人で抑えてくれた。みんな頑張ってくれました」

☆ 8回に「4番手」で登板して今季「2勝目(1敗)」をあげた桑原謙太朗投手

 「走者を出したが、その後を抑えられた。中継ぎ投手陣が仕事ができた結果の勝利だと思います」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 2018年公式戦順位表

 

 2018年交流戦順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 

 

 

   

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