●阪神-中日が降雨のため中止となった。
●岩貞祐太投手(26)の先発登板がまた流れた。 5日の中日戦(甲子園)は雨天中止。岩貞の登板日が中止になるのは実に今季 4度目だ。室内練習場で体を動かした左腕は苦笑い。明日 6日のDeNA戦(甲子園)にスライド先発する。 4度中止のうち翌日のスライド先発は 6月 8日→ 9日のロッテ戦(甲子園)の 1度で、そのときは 7回無失点と好投した。ローテも再編。「D1位・馬場皐輔投手(23=仙台大學)」の登板が飛び、才木浩人投手(19)が 7日、小野泰己投手(24)が 8日に、それぞれ 1日ずつずれる。
●驚異の回復力だ!! 死球で右腓骨を骨折した糸井嘉男外野手(36)がすでにトス打撃を再開していることが 5日、分かった。選手間投票で選出されている球宴にも意欲を燃やし、鳴尾浜でリハビリ開始。金本知憲監督(50)は球宴明けとなる16日の巨人戦(甲子園)にも復帰できる可能性を明かした。緊急事態から、まだ 5日しか経っていない。骨は折れている。事実、糸井は右足側だけ松葉杖をつきながら、鳴尾浜へ姿をみせた。それでも、いつもの超人節こそ、好転の証拠だった。午前10時頃から虎風荘内で治療とトレーニング。午後 1時半頃、明るい顔で車に乗り込んだ。リハビリ内容についてはカーテンの向こうだが、前日 4日には極秘に甲子園室内を訪れ、打撃練習を再開していたことが明らかになった。球団関係者が耳打ちした。風張の 147キロ直球を右足にモロに受けたのが 6月30日。今月 3日に右腓骨骨折が判明し、出場選手登録を抹消されたばかり。不幸中の幸いで長期離脱は避けられそうな見通しは出ていたが、まさかもうバットを振り回しているとは驚きだ。これまで幾度となく故障を乗り越えてきた“鉄人伝説”、再び-。この日の中日戦が雨天中止となり、甲子園室内で全体練習を見守った金本監督も朗報に目を細めた。二次的な故障を危惧して一端、間隔をおいただけ、という背景を説明した。そうなると気になるのが「1軍復帰」の時期だが、虎将はそこも隠すことはなかった。チームは借金「2」の「2位」。首位広島には「7ゲーム」離されているが、代役「4番」の陽川尚将内野手(26)も元気で、課題の攻撃力は解消しつつある。そこに「打率0.301、10本塁打、40打点、15盗塁」の超人が復帰すれば、さらなる上昇は間違いない。 6日のDeNA戦(甲子園)から前半戦は残り 2カード。 6試合をしのげば、頼れる背番号「7」が帰ってくる。
●阪神は 5日、午後 1時に中日戦(甲子園)が雨天中止となった。金本知憲監督は、 3試合連続で「4番」を任せている陽川尚将内野手を、 6日のDeNA戦(同)以降も「4番」で起用していくことを明言。超人が抹消中という危機的状況の中で、結果を出し続けてくれる26歳。大きな期待を寄せた。どんな雨風にもへし折れない、太く強靱な柱になりつつある。甲子園室内練習場の屋根を激しく打つ雨音を耳にしながら、金本監督は揺るがぬ方針を口にした。陽川の「4番」固定-。しかも糸井が戻ってきても、だ。今月 1日のヤクルト戦(神宮)からは「第103代4番」に座り、全 3試合で「H」ランプを灯している。追い込まれると、上げていた左足をすり足に切り替えるなど、指揮官が求める打席での勝負強さを、“4番目の打者”の意識で体現してきた。 6日からはDeNAを甲子園に迎えて 3連戦。今季、雨天中止の次の試合でチームは「8勝1分け」の無敗。陽川も「打率0.375(16打数6安打)」。不敗神話は、「新4番」の成長曲線と重なり合って、継続していく。
●高卒 3年目の望月惇志投手(20)が 5日、大記録の存在を聞き、目を輝かせた。腰の手術から 2年ぶりに 1軍登板した 3日の中日戦(甲子園)では 2回無失点。最速 155キロの直球とフォークで5連続三振を奪ってフィニッシュした。連続奪三振の球団記録は「7」で、2014年 8月 1日のDeNA戦(甲子園)での藤浪晋太郎投手(24)ら 5人( 2リーグ分立後)。セ・リーグ記録は「8」、プロ野球記録も「9」と、視界にとらえている。この日はキャッチボールなどで調整。まずは目の前の 1イニングを、全力で抑える。
記事をまとめてみました。
<阪神-中日=降雨中止>◇ 5日◇阪神甲子園球場
降雨のため中止となった。
※阪神球団事務所よりの配信日時 : 2018/07/05 13:20の「阪神タイガースファンクラブ〔2018/07/05〕」によると、早めに中止が決まった事がわかる。
激しい雨で水浸しの阪神甲子園球場。はや今季10度目の雨天中止となった
岩貞祐太投手の先発登板がまた流れた。 5日の中日戦(甲子園)は雨天中止。岩貞の登板日が中止になるのは実に今季 4度目だ。
室内練習場で体を動かした左腕は「今年は雨ばっかりで…。まあ想定内ですね」と苦笑い。明日 6日のDeNA戦(甲子園)にスライド先発する。 4度中止のうち翌日のスライド先発は 6月 8日→ 9日のロッテ戦(甲子園)の 1度で、そのときは 7回無失点と好投した。「(スライドに)苦手意識はない。冷静に投げられるようにしっかり準備したい」と泰然自若としていた。
試合が中止となりブルペンから室内練習場へ戻る岩貞祐太投手=阪神甲子園球場
6月30日のヤクルト戦(神宮)で 7球で危険球退場し、中 4日で先発予定だった岩貞は、 6日のDeNA戦(甲子園)にスライド先発する。「雨ばっかりで…。切り替えていきたい。与えられた試合で全力で投げていくだけ。捕手と配球を考えて、しっかり準備していきたいです」。予定の試合が流れるのは今季 4度目だが、 6月 9日のロッテ戦(甲子園)ではスライド先発で 7回無失点と好投した。
ローテも再編。「D1位・馬場皐輔投手」の登板が飛び、才木が 7日、小野が 8日に、それぞれ 1日ずつずれる。
さすが超人! 驚異の回復力だ!! 死球で右腓骨を骨折した糸井嘉男外野手がすでにトス打撃を再開していることが 5日、分かった。選手間投票で選出されている球宴にも意欲を燃やし、鳴尾浜でリハビリ開始。金本知憲監督は球宴明けとなる16日の巨人戦(甲子園)にも復帰できる可能性を明かした。
緊急事態から、まだ 5日しか経っていない。骨は折れている。事実、糸井は右足側だけ松葉杖をつきながら、鳴尾浜へ姿をみせた。それでも、いつもの超人節こそ、好転の証拠だった。
「(けがの状態は)痛いに決まってるやろ! 腫れはない。今からトレーニングしてくるわ!」
午前10時頃から虎風荘内で治療とトレーニング。午後 1時半頃、明るい顔で車に乗り込んだ。
リハビリ内容についてはカーテンの向こうだが、前日 4日には極秘に甲子園室内を訪れ、打撃練習を再開していたことが明らかになった。
「昨日、トス打撃をやっていたようです。相変わらず、すごいスイングだったと聞いています」
球団関係者が耳打ちした。風張の 147キロ直球を右足にモロに受けたのが 6月30日。今月 3日に右腓骨骨折が判明し、出場選手登録を抹消されたばかり。不幸中の幸いで長期離脱は避けられそうな見通しは出ていたが、まさかもうバットを振り回しているとは驚きだ。
これまで幾度となく故障を乗り越えてきた“鉄人伝説”、再び-。この日の中日戦が雨天中止となり、甲子園室内で全体練習を見守った金本監督も朗報に目を細めた。
「亀裂が入っているところが、痛みさえ我慢すれば(野球の動きを)やっていい場所だから。(本人も)やる気満々やった。(動くまで)10日もかからないということだった」
負傷直後、「本人は抹消してくれるな、みたいな感じだった」と強行出場を志願していたことも明かすと、「捻挫や持病の膝痛がくるとか…そっちを懸念した」。二次的な故障を危惧して一端、間隔をおいただけ、という背景を説明した。
そうなると気になるのが「1軍復帰」の時期だが、虎将はそこも隠すことはなかった。
すでにスイングを再開していたことが判明した糸井嘉男外野手。さすが超人…=阪神甲子園球場室内練習場
「みんなが思っているよりも、早くいけると思う。オールスター明けぐらい」
球宴(13日・京セラ、14日・熊本)については球団首脳が「出る気でいる。本人も意欲的」と改めて話し、外野が天然芝である 2戦目に出場する可能性も急浮上。そして後半戦開幕となる16日の巨人戦(甲子園)へ-。これが、驚きのスピード復帰の青写真だ。
チームは借金「2」の「2位」。首位広島には「7ゲーム」離されているが、代役「4番」の陽川も元気で、課題の攻撃力は解消しつつある。そこに「打率0.301、10本塁打、40打点、15盗塁」の超人が復帰すれば、さらなる上昇は間違いない。 6日のDeNA戦(甲子園)から前半戦は残り 2カード。 6試合をしのげば、頼れる背番号「7」が帰ってくる。
★糸井嘉男外野手、負傷VTR
6月30日のヤクルト戦(神宮)の 8回、風張の 147キロを右膝付近に受け、途中交代。試合後は「病院やな」と明るく振る舞っていたが、すねに腫れがあり、翌 7月 1日の同戦は球場に姿をみせず。チーム宿舎などで静養に努めた。 2日に病院で精密検査。 3日に「右腓骨骨折」と発表され、登録抹消に。それでも金本監督は「そんなに長引かないだろうという場所」と話し、 4日には谷本副社長が「本人は(球宴)出場に意欲を見せています」と話していた。
★糸井嘉男外野手“鉄人”あらかると
◆2013年:オリックス移籍 1年目。 5月 3日に右膝を痛め、 7日に「軽度の内側側副靱帯の損傷」と診断されたが強行出場。翌 8日のソフトバンク戦で寺原から「3ラン」を放った。
◆2014年:春季キャンプで右脇腹痛を発症。開幕には間に合ったが、 4月13日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で再び同箇所に違和感を訴えて途中交代。それでもシーズン 140試合に出場し、「打率0.331」で首位打者を獲得した。
◆2015年: 7月 2日に「右肘内側側副靱帯損傷」と「右腓骨筋腱損傷」で登録抹消されたが、ファン投票で選ばれた球宴にDHで出場。後半戦から復帰し、 132試合出場。
室内の片隅で、フォームを確認する陽川尚将内野手。「4番」の風格も出てきた!?=阪神甲子園球場室内練習場
阪神は 5日、午後 1時に中日戦(甲子園)が雨天中止となった。金本知憲監督は、 3試合連続で「4番」を任せている陽川尚将内野手を、 6日のDeNA戦(同)以降も「4番」で起用していくことを明言。離脱中の糸井嘉男外野手が戦列に復帰しても「そのまま(陽川が)『4番』でいってもいい」と大きな期待を寄せた。
どんな雨風にもへし折れない、太く強靱な柱になりつつある。甲子園室内練習場の屋根を激しく打つ雨音を耳にしながら、金本監督は揺るがぬ方針を口にした。陽川の「4番」固定-。しかも糸井が戻ってきても、だ。
「そのまま(陽川を)『4番』でいってもいいと思うしね。本来、『4番』が右というのはうちのチームに関しては打線を組みやすかったから。ロサリオ『4番』で前後を孝介(福留)と糸井というのは俺が思っていた理想の形。嘉男(糸井)『3番』、孝介が『5番』でもいいと思うしね、帰ってきても」
「4番」はお前! 金本知憲監督は糸井嘉男外野手復帰後も陽川尚将内野手の「4番」を継続する方針だ=阪神甲子園球場室内練習場
超人が抹消中という危機的状況の中で、結果を出し続けてくれる26歳。「陽川サマサマですよ」と持ち上げながら、大きな期待を寄せた。
6月 3日に今季 1軍初昇格すると、22試合で「打率0.354、3本塁打、23打点」。得点圏打率は驚異の「0.483(29打数14安打)」だ。今月 1日のヤクルト戦(神宮)からは「第103代4番」に座り、全 3試合で「H」ランプを灯している。
この日は早々と中止が決定し、フリー打撃などで汗を流した本人は「打順は『4番目』ということだけ。自分は『4番』とは思っていません。(『4番』だから)力むとかではなく、しっかり自分のやるべきことをやるだけです」と静かに意気込んだ。
追い込まれると、上げていた左足をすり足に切り替えるなど、指揮官が求める打席での勝負強さを、“4番目の打者”の意識で体現してきた。
俊介外野手をいじる金本知憲監督=阪神甲子園球場室内練習場
金本監督も「(本人は)他にいないから『4番』という感覚でいるんじゃない?」と話す。「俺も(広島での現役時代に)経験あるもん。江藤(智)が調子悪くて『4番』を打ったり、前田(智徳)が離脱して『4番』だったり。『俺、4番じゃないし』と思っていたから。何とも思わなかった」。
6日からはDeNAを甲子園に迎えて 3連戦。今季、雨天中止の次の試合でチームは「8勝1分け」の無敗。陽川も「打率0.375(16打数6安打)」と好調で「試合になれば集中してやるだけ」と力を込めれば、指揮官は「一番今、期待できるんですから」とうなずいた。不敗神話は、「新4番」の成長曲線と重なり合って、継続していく。
◇データBOX◇
◎…阪神は今季10度目の雨天中止。はやくも昨年の 9を超えた。近年で最多は2011年の11試合( 7月までは 6)。また今季、雨天中止の次の試合は「8勝1分け」。
高卒 3年目の望月惇志投手が 5日、大記録の存在を聞き、目を輝かせた。
「(三振に)こだわっているつもりはありませんが、継続できるところは継続していきたいです。自分のボールを投げていけたら」
腰の手術から 2年ぶりに 1軍登板した 3日の中日戦(甲子園)では 2回無失点。最速 155キロの直球とフォークで5連続三振を奪ってフィニッシュした。連続奪三振の球団記録は「7」で、2014年 8月 1日のDeNA戦(甲子園)での藤浪ら 5人( 2リーグ分立後)。セ・リーグ記録は「8」、プロ野球記録も「9」と、視界にとらえている。
「先のことを考えられる状況ではありませんが、 1試合 1試合、持っている力を発揮できるように、いろんなことを考えながら一日一日やっていきたいです」
この日はキャッチボールなどで調整。まずは目の前の 1イニングを、全力で抑える。
◇データBOX◇
◎…阪神の連続奪三振「7」は、 2リーグ分立後では小山正明、村山実、江夏豊、能見篤史、藤浪晋太郎が記録。セ・リーグでは1960年の鈴木隆(大洋)の「8連続」。プロ野球記録は1957年の梶本隆夫(阪急)と1958年の土橋正幸(東映)の「9連続」。
サンスポ・トラ番竹村岳がナバーロから日本語で声をかけられました。
「ゲンキデスカァ~?」
普段からよく話しかけてくるのですが、この日はいつにも増して笑顔で、まるでアントニオ猪木のようにあいさつしてきたそうです。 4日の中日戦で「左中間2塁打」を含む 2安打。左犠飛も放っただけに元気いっぱいでした。
「ソー、ファイン!!」
なんで竹村は英語なんだと思いましたが、助っ人が調子が上がってきて明るいのは何よりです。
「陽気で、いつもニコニコしていてナイスガイなんですよ。糸井さんが離脱していますから、ナバーロには頑張ってほしいです」
そのころ、鳴尾浜の合宿所「虎風荘」では、ピヨピヨ記者邨田直人が緊張した面持ちで出入り口に立っていました。この日の中日戦の降雨中止を見越して午前10時前に甲子園球場にきた邨田は、別メニュー調整を続けているロサリオの動きをチェックするよう指示を受け、すぐに移動。そこへ、想定外の選手がやってきたからです。
6月30日のヤクルト戦で右膝に死球を受けた糸井が右足側だけ松葉杖をついて登場。検査で右腓骨骨折が判明し、 3日に登録抹消となったばかりでしたから、邨田も周りにいた他紙の若手トラ番も大あわてとなりました。
「糸井さんて、不思議な言葉が返ってくる人らしい」
「そうだな、何を聞くか準備しとかないと」
治療とトレーニング終了を待つ間、みんなで質問事項を打ち合わせ。結果は、早期復帰への力強い言葉が返ってきて、 1面でご覧いただいた原稿になっております。
「(右足は)『痛いに決まってるやろ!』という言葉も、怒っているとかではなく、ニヤリとしながらでした。車に乗り込むときも『今からトレーニングしてくるわ!』と。本当にこれからもう一度トレーニングするんじゃないかと思うくらい元気でしたよ」
一方、甲子園室内での練習を取材していた新里公章は、「新4番・陽川」のたのもしい姿に感慨深い表情です。新里は昨年秋までトラ番で主に 2軍を担当。オフに相撲担当になり、今年 6月にトラ番に復帰しています。
「僕が取材していた陽川選手は、 2軍では『2割9分』くらい打つけど、 1軍にいくと、その好調さを持続できなくて、なかなか定着できない状態が続いていました。それが今や、打ちまくってますから。 6月にトラ番に戻ってきて、一番ビックリしたのが陽川選手のバッティングです」
金本監督も自身のカープ時代と重ねて見守っています。1992年から「4番」を打った江藤智が不振に陥った1998年終盤に代役を務め、1999年後半も「4番」に座りましたが、江藤が巨人にFA移籍した翌2000年は前田智徳が「4番」。その前田が左アキレス腱を痛めて…と、金本監督も“代役4番”からノシ上がっていった選手なのです。
昨秋まで 2年間、 2軍で取材していた新里が「まるで別人」と驚く陽川がこのままブレークしていってくれたら。新助っ人は明るいし、超人・糸井は骨折しても元気だし、まだまだわかりませんゾ。
(サンスポ:特集:虎のソナタより)
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
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2018年 公式戦 日程と結果(06月)
2018年 公式戦 日程と結果(07月)