●阪神園芸がファインプレー! 兵庫・西宮市の甲子園球場も 6日、記録的な大雨に見舞われた。グラウンドは排水が追いつかないほどの大雨が降ったが、阪神園芸スタッフらがゲリラ豪雨時の対策を取り入れて、対応。昨年のDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでも抜群の雨対策を披露したが、今回も手腕を発揮した。水浸しどころではなく水があふれていた。列島を襲った豪雨は甲子園球場にも激しく打ちつけた。だが、今回も阪神園芸スタッフらが迅速かつ適切な対応を披露した。阪神園芸・金沢健児甲子園施設部長(51)が驚きを隠せなかったほどの雨。外野も内野も水に覆われた。前日まで強風の心配もあったため、マウンド以外の内野部分はシートを敷けなかった。この雨量ではシートの下に雨水が流れ込むことも懸念されたため、やむを得ない判断だった。DeNAを本拠地に迎えた昨年のCSファーストステージで、阪神園芸は雨のなかで行われた第 2戦、雨上がりの第 3戦で素晴らしい整備技術を披露。今回もノウハウを駆使して、記録的豪雨にきっちりと対処した。甲子園では 7日、 8日にもゲームが控える。日本で最も汗と涙が似合い、あふれる場所だ。これ以上の雨があふれないことを、誰もが祈っている。
午後2時前の阪神甲子園球場。降り続く雨で黒土も芝生も水に浸った
<阪神-DeNA=雨天中止>◇ 6日◇阪神甲子園球場
阪神園芸がファインプレー! 兵庫・西宮市の甲子園球場も 6日、記録的な大雨に見舞われた。グラウンドは排水が追いつかないほどの大雨が降ったが、阪神園芸スタッフらがゲリラ豪雨時の対策を取り入れて、対応。昨年のDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでも抜群の雨対策を披露したが、今回も手腕を発揮した。
水浸しどころではなく水があふれていた。列島を襲った豪雨は甲子園球場にも激しく打ちつけた。だが、今回も阪神園芸スタッフらが迅速かつ適切な対応を披露した。
阪神園芸・金沢健児甲子園施設部長が「そもそも 2日続けて(大雨)警報が出たことが、なかなかなかった」と驚きを隠せなかったほどの雨。外野も内野も水に覆われた。前日まで強風の心配もあったため、マウンド以外の内野部分はシートを敷けなかった。この雨量ではシートの下に雨水が流れ込むことも懸念されたため、やむを得ない判断だった。
阪神甲子園球場のベンチ前には雨水の流入を防ぐための止水板が立てられた
だが、“被害”は最小限に食い止めた。同部長は、先手を打っていたことを明かした。
「排水を促すことができるように(グラウンド端の)側溝のふたを開けておいたり、ベンチの入り口の前には『止水板』を設置したりしました。これは夏場のゲリラ豪雨対策でも行います。ベンチ奥の施設などは、現状では問題はありません」
それでも、排水が追いつかないほどの猛烈な雨が降った時間帯もあったようで、ベンチ内にも水が流れ込んだ跡があったいう。水がたまったとみられるグラウンドの端では「到達水位」を示すかのように、足元から50センチほどの高さのフェンスに芝生が付着…。想像を絶する雨量であったことは間違いなかった。
DeNAを本拠地に迎えた昨年のCSファーストステージで、阪神園芸は雨のなかで行われた第 2戦、雨上がりの第 3戦で素晴らしい整備技術を披露。今回もノウハウを駆使して、記録的豪雨にきっちりと対処した。
止水板は外れないようにロープでしっかり固定されていた
甲子園では 7日、 8日にもゲームが控える。日本で最も汗と涙が似合い、あふれる場所だ。これ以上の雨があふれないことを、誰もが祈っている。
★昨年のCSファーストステージ・VTR
10月15日の第 2戦は朝から雨で、 1時間 3分遅れの午後 3時 3分に開始。雨は降り続きグラウンドに水が浮き、内野に転がった打球が止まるほどだったが、阪神園芸がグラウンドを硬めに整備していた効果などもあって、 4時間35分かけて 9回まで戦った。阪神は 6-13で敗れて「1勝1敗」となった。16日は雨天中止。17日も昼まで雨が降り続いたが、試合開始前には完璧なコンディションに仕上げた。 6- 1で制したDeNAがファイナルステージへ進んだ。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(06月)
2018年 公式戦 日程と結果(07月)