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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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川澄が普段の心がけが導いた先制弾!宮間が節目の試合でゴール!

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 ロンドン五輪・サッカー女子 1次リーグF組第 1戦(25日、日本女子 2- 1カナダ女子、英コベントリー)金メダルへ好発進!  4年に 1度のスポーツの祭典は27日の開幕に先立って競技が始まり、日本女子代表「なでしこジャパン」(FIFAランク 3位)が 1次リーグF組第 1戦で、カナダ(同 7位)に 2- 1と競り勝った。前半33分に川澄奈穂美(26=INAC神戸)の右足弾で先制すると、主将のMF宮間あや(27=岡山湯郷)が追加点。相手の反撃を後半の 1点に抑えた。記事をまとめてみました。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-沢とタッチを交わす川澄
 前半、先制ゴールを決め、沢穂希(左)とタッチを交わす川澄奈穂美

 なでしこジャパンが悲願の金メダルへ快勝発進した。27日の開会式に先駆け、全競技のトップを切りスタート。世界ランク 3位の日本は同 7位のカナダと対戦し、前半33分にMF川澄奈穂美の五輪初ゴールで先制した。44分にはMF宮間あやが追加点。後半に 1点を返されたが、 2― 1で初戦を制した。
 金メダルへの“号砲”だ。MF川澄が初めての五輪でいきなりゴールをこじ開けた。前半33分。MF沢が左サイドから浮き球を中央へ。FW大野がポストプレーからヒールで前に流すと、そこに背番号「9」がいた。相手GKと 1対 1。角度のない所から右足を振り抜くと、歓喜の瞬間が待っていた。華麗な連動から生まれた、なでしこ第 1号。川澄は、前日までなかった鮮やかなネイルを施した手で、MF宮間らと抱き合った。
 開幕ゴールは平常心のたまものだ。昨年 9月の五輪アジア最終予選、今年のアルガルベ杯でも、初戦で得点を挙げた。「普段のなでしこリーグの試合を、五輪の一試合と思ってやっている。そういう気持ちでやっていれば、(大一番の開幕も)いつもの試合。それは代表に入る前から意識してやってきたこと」。言葉通りに、開幕戦の強さを見せて勢いに乗せた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-宮間をおんぶし笑顔の川澄
 先制ゴールの川澄は宮間をおんぶし笑顔。手前は沢

 緊張から解き放たれると、44分にはMF宮間が続く。鮫島のループ気味のクロスに詰め、 157センチの小さな体をジャンプさせて頭に合わせた。 174センチのGKマクロードらに競り勝ち、ピンクの大会ロゴがあしらわれたボールは無人のゴールへ。終了間際の追加点でカナダを突き放した。
 前日は練習時間が過ぎてもフリーキックの練習を続け、佐々木則夫監督(54)に「それくらいにしておけ」とあきれられた。宮間は「普通です…」と多くを語らなかったが、静かに熱く燃やしていた闘志。それを2008年北京五輪の初戦(ニュージーランド戦)と同じく初戦ゴールで表してみせた。
 コベントリー市内の宿舎で、宮間は各選手の部屋に手作りのカレンダーをプレゼント。主将として初めて臨む五輪へ、ムード作りにも腐心してきた。日ごとにバッテンを入れていく、頂点までの長く険しい道のり。その入り口は、決して楽ではなかった。
 後半はカナダの反撃に遭い、左サイドから崩されてFWタンクレディに 1点を返された。それでも、良性発作性頭位めまい症から完全復帰を果たしたMF沢が中盤で何度もピンチの芽を摘むなどリードを守りきり、白星発進を決めた。昨夏はドイツでのW杯で花を咲かせたなでしこが 1年後、五輪の舞台で再び“開花宣言”だ。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-川澄が先制ゴールを決めガッツポーズ
 前半33分、川澄が先制ゴールを決めガッツポーズ

 なでしこジャパンは 1次リーグ初戦で同 7位のカナダと対戦。前半33分にMF川澄奈穂美が先制弾を決め、チームに弾みをつけた。
 今回が初の五輪出場となる川澄。「普段からなでしこリーグの 1試合を五輪の 1試合と思ってやっている。それは 4年前からではなく代表に入る前から意識していたこと」と何年もの積み重ねがいつものプレーを引き出してくれた。
 先制ゴールについて川澄は「いいところでパスをくれた。角度はなかったけど、思い切り振り抜いたのが良かった」と笑顔。これで重圧から解き放たれたことは間違いない。「しっかり勢いに乗っていきたい」と川澄は28日のスウェーデン戦を見据えた。

 MF川澄奈穂美の先制弾に続いて、前半44分にはMF宮間あやが 2点目を決めた。
 鮫島の左クロスに頭で合わせて追加点を入れた宮間。この試合でなでしこジャパンの国際Aマッチ出場試合数が 115試合に達し、歴代 3位に浮上した節目の試合だった。
 歴代 7位タイとなる通算29点目を決めて前半を 2― 0となり、結果的にはこの 1点が効いて勝利を呼び込んだ。
 しかし、宮間は全く浮かれていない。「勝てたことは大きいが、修正点も多かった」と神妙な表情。次は南アフリカを 4― 1で一蹴したスウェーデン戦。「気を引き締めないと」と勝利の余韻には浸っていなかった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ヘディングシュートを決めた宮間
 前半44分、ヘディングシュートを決めた宮間(中央)

 「早くゴールを取りたい。早い時間帯に先制点を取って初戦を勝てれば、次の戦いも変わってくる。イメージはあります。DFラインの背後に関わっていければいい」
 先手必勝を期していた川澄の有言実行弾。昨年 9月の五輪アジア最終予選の初戦・タイ戦でも、今年 2月のアルガルベ杯初戦・ノルウェー戦でも決めた『開幕女』は、ロンドンでも強かった。
 「まるで男子生徒でしたよ」。神奈川・弥栄西高(現・弥栄高)時代の担任で、現在は同県立座間高サッカー部監督の内田雅之教諭(40)は振り返る。根っからの負けず嫌い。バレーボールの授業では、体育コースの選手の強烈スパイクにも腰を引かず立ち向かった。
 男子の体育の授業で倒立したまま歩行する課題が出ると、横で見ていた川澄が突然逆立ちをしてひょこひょこ歩き出した。「そんなことをいきなりできた女子は川澄だけでしたね」。運動神経と度胸はずぬけていた。
 「魔物が棲んでいる」と佐々木監督が表現した初戦を制した。 6月から分析ビデオで研究し、男子高校、大学生と連日の練習で対策を練って体格に勝るカナダを倒し、白星発進した。
  4年前の北京五輪。ドイツに敗れた 3位決定戦後、バスの中で佐々木監督は言った。「 4年後、必ず金メダルを目指そう」。昨夏のW杯制覇で女子サッカーを取り巻く状況は変わったが、全員が目標を見失うことなく成長を続けた。
 思いは初めて夢舞台に立った川澄も同じ。「日本女子サッカーに携わってきた方々のためにも、結果を出さなくてはいけない」。W杯制覇から金メダルへ。前人未到の偉業へと、なでしこが力強く歩き出した。

 なでしこは28日の第 2戦で、スウェーデン(同 4位)とぶつかる


 このまま進めば、「金」も間違いないだろう。しかし、どこに魔物が潜んでいるか分からない。気を抜かずに頑張って行って欲しいですね。














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