鬼門ナゴヤドームで中日に逆転負けし、 1分けを挟んで 5連敗。
5回に鳥谷敬内野手(31)の適時 2塁打で、ナゴヤドームで19イニングぶりに得点した直後に中日が堂上剛の右前適時打で同点及び拙守を連発し<中日4-1阪神>自滅した。
6回一死 1、 3塁。この回から右翼に入った柴田が、森野のライナーをグラブの土手にぶつけてこぼす痛恨のミス。
D 1位・伊藤隼太外野手(23=慶応大學)は、地元・名古屋で初出場も快音は響かず。ホロ苦い、地元凱旋となった。
弟・新井良太内野手(28)が失策を悔やんだ。 5回一死 1塁から谷繁の強烈な打球が 3塁を襲った。グラブを出すも、弾かれて記録は失策に。
26日、出場選手登録された先発の久保康友投手が中盤に崩れ、「いい流れのまま後ろの投手につなぎたかったですが、それができなくて申し訳ないです」と猛省した。
光が見えない和田豊監督(49)は「ここまでくるとある程度開き直っていかないと」と大幅な若返りを示唆した。途中交代させたアニキ・金本知憲外野手(44)、不振の平野恵一内野手(33)らレギュラー陣にメスを入れる可能性が高まった。記事をまとめてみました。
両先発がまずまずの立ち上がり。中日ソトは 3回を 1安打無失点。阪神久保も 3回を 1安打無失点に抑えた。
阪神が 5回に先制したが、中日はその裏に同点。 6回には一死 1、 3塁から森野の右前適時打で 1点を勝ち越した。
中日が阪神戦 2連勝で貯金を「13」とした。 6回から登板した山井が今季 3勝目を挙げた。阪神は借金「12」となった。
中日が逆転で 3連勝とした。 5回に鳥谷の適時 2塁打で、ナゴヤドームで19イニングぶりに得点した直後に中日が堂上剛の右前適時打で同点及び拙守を連発し自滅した。一死 1塁から新井良太が失策、さらに久保の暴投で 2、 3塁に。このピンチで失点し追い付かれた。万全を期したはずのディフェンスから信じられないほころびが生じた。続く 6回一死 1、 3塁、守備固めで出場した右翼の柴田が、森野のライナーをグラブの土手にぶつけグラブに当てながら捕球できず、簡単に勝ち越し点を献上する痛恨のミス。捕球しても犠飛の可能性はあったが、アニキ・金本を下げた直後だけに後味の悪過ぎる決勝点となった。記録は安打ながら、柴田は「あそこで捕っていれば…。捕らないと仕事にならない」と悔やんだ。
中日に敗れベンチを後にする阪神ナイン
「全体的に雰囲気にのみ込まれている戦いになってしまった。エラーが絡んでしまって…」と和田監督もぼう然とした表情。鳥谷の失策から 3点を奪われた25日と同じ過ちを繰り返した。
8回には中日が谷繁が左翼席に 2号 2ランを放ち突き放した。 2番手の山井が 3勝目。阪神は拙守が響き、引き分けを挟み 5連敗となった。
1― 1の 6回一死 1、 3塁から勝ち越し打を放った森野は「追い込まれていたので、何とか当てようとした。犠飛になるかと思った。最高の結果になった」と胸を張った。 8回には谷繁が通算3000塁打を達成する 2ランでダメ押し。ベテランの活躍で今季のナゴヤドームでの阪神戦は 8試合でいまだに白星が奪えていない。
ルーキーD 1位・伊藤隼太は、地元・愛知のナゴヤドームで初出場も快音は響かず。 8回先頭で代打で登場したが、同じ愛知出身で高校時代にも対戦経験のある右腕・田島の前に空振り三振を喫した。そのまま右翼守備に就いたが、見せ場は作れず。「何もかもが違いますね。ああいう場面で使ってもらって結果を出せなかった。自分の力のなさです」と脱帽した。ホロ苦い、地元凱旋となった。
「こんな状況で俺がコメントすることもないやろ? 何かあるか?」。記者に囲まれた桧山は逆にこう問いかけた。
「一言や二言では語れない」。さまざまな思いがあるに違いない。簡単には表現できない。それでも、一つだけ確かなことが、ある。「もう、やらなアカンやろ」。最後は、少しだけ語気を強めた。
逆転負けで 5連敗。ナゴヤドームでは昨季から 8連敗と屈辱にまみれた。自身は 9回一死 1塁から代打で出場し、 6月17日のロッテ戦(QVC)以来となる右前打。竜に傷をつけるには、小さな、小さな抵抗だったが、バットで存在感を示した。相変わらず打線は沈黙し、トンネルの出口が見えない現状。 5位に低迷し、DeNAもジワリと背中に感じる。そんな状況で、何をすべきか。
9回一死 1塁、代打で右前打を放った桧山。チームにカツ!
全員が、できることを全力でやろう! がむしゃらにバットを振り、がむしゃらに白球を追うしかない!! そんなメッセージだった。
阪神一筋21年。入団してまもなく、暗黒時代に突入した。毎年のように最下位に沈んでいた。いうならば、今よりもひどいチーム状況だった。プロ人生で一番、つらかった時期だ。逆に歓喜もあった。2003年、リーグ制覇。選手会長として、けん引した。最高の瞬間も味わった。首位独走から巨人に猛烈な追い上げを浴び、優勝を逃した2008年には、たびたびチームを言葉で鼓舞したこともあった。だれよりも阪神を知り、愛する男。光も影も知る男。だからこそ、言葉に重みが出る。
バスへ乗り込む直前。どういう状況でもしっかり戦うということか、と問われると「うん」と力強くうなずいた。43歳の熱いゲキ。これをどう感じるのか。その答えは、グラウンドで示すしかない。
弟・新井良太が失策を悔やんだ。 5回一死 1塁から谷繁の強烈な打球が 3塁を襲った。グラブを出すも、弾かれて記録は失策に。これをきっかけに同点とされた。試合後は「捕らなきゃだめでしょう」と悔しそうに話した。
26日、出場選手登録された先発の久保康友投手が中盤に崩れた。久保は 4回まで 1安打に抑えたが、 1点リードの 5回に暗転。打線が先制した直後、味方の失策もあり一死 1、 2塁とすると代打堂上剛への初球がワンバウンドの暴投で傷口をひろげ、 2、 3塁に進塁されると、堂上剛にすかさず右前に運ばれて同点打を浴びた。 6回にも先頭和田に中堅フェンス直撃の 2安打を浴び、一死 1、 3塁の場面で交代となった。走者を残しての途中降板に、「自分の仕事はするけど、代えられたから仕事のしようがない」と悔しさをにじませた。 4敗目( 2勝)を喫し「結果がすべて。力がないだけ。セットになって(制球が)ばらついた。しっかり修正しないと」と敗戦の責任を背負った。
継投した筒井が耐えられず、適時打で勝ち越された。久保は「いい流れのまま後ろの投手につなぎたかったですが、それができなくて申し訳ないです」と猛省した。
トンネルの出口がまったく見えない。今季 4度目の 5連敗を喫した和田監督は、大ナタを示唆した。
「ここまでくると、ある程度開き直っていかないと。ずっと言っているんだけど、殻の中で野球をやっているという感じがあるんで、そこをドーンと突き破るような選手であったり戦術であったり、そうしないと現状を打破できないと思う」
5回に鳥谷の先制打で19イニングぶりに得点を挙げたが、その裏、失策&暴投などが絡み、追いつかれた。雪崩のように中継ぎ陣が崩壊。昨年から続くナゴヤドームでの連敗は「 8」になった。後半戦再開後、レギュラーを並べても、まったく浮上の兆しは見えない。聖域を崩す構えをみせた。
「 5番・左翼」で出場したアニキ・金本をこの日、 3打席でベンチに下げた。 4回無死 1、 2塁の絶好機で、 2飛に倒れ、走者を進めることができなかった。 6回には 3球三振。タイミングが合っていなかった。 1- 1の同点の場面での交代劇。守備面を考えた柴田の起用に見えたが、指揮官は「ひとつのことじゃなく、いろんなことを頭に入れた上で。トータルしたコンディションを常に考えていかないといけないんで。故障とかではない」と含みを持たせ、アクシデントを否定した。片岡打撃コーチに至っては「それは言えない」とコメントを避けた。
4回無死 1、 2塁で 2飛に倒れたアニキ・金本。走者を進められず、第 3打席も凡退すると交代した
24日に大阪市内で行われた坂井オーナー、南球団社長、和田監督らの首脳会談では総帥から「目に留まった選手は思い切って使え」と来季を見据えての若手起用にゴーサインが出た。和田監督は「いろいろなポジションで競争が始まる。(レギュラーを)奪い取れなかったら控えというわけじゃなく、ファームもある」と戦力入れ替えを視野に入れていた。後半戦連敗発進で覚悟が固まった可能性が高い。
打率 0.252のアニキ・金本だけでなく、前半戦に打撃不振が目立った平野も打率 0.237と低迷。後半戦に入り2試合連続で「H」ランプを灯しているが、首脳陣から連日の指導を受けている上本らとの比較になりそうだ。
首位・巨人とは「17ゲーム」離され、 4位・ヤクルトとも「 5.5ゲーム差」。借金「12」は真弓政権が発足した2009年 8月21日以来、1070日ぶりの屈辱となった。
1軍には伊藤隼太らが帯同中。 2軍ではフレッシュ球宴でMVPに輝いた中谷や森田らもいる。食うか食われるかがプロの世界。どん底の虎に打つ手は限られている。世代交代に着手せずして、地獄の底からの浮上はありえない。
最下位DeNAとは 6ゲーム差有ると言っても、下手をすれば追いつかれてしまう状態になって来た。
どうしても学習能力が減退している球団となってしまった現在。どこをどの様に直せば勝てるかを考えれば、答えはいつか出て来るだろうにそれができていない。
レギュラーの交代も良いかも知れないが、それよりも交代させるのは脳がない首脳陣ではないだろうか?それが為に、10番目の野手どころか、ファンにもそろそろ見放されてきているのでは無いだろうか…。
そんなタイガースには朗報は無いのだろうか…。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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柴田、守備で痛恨のミス!今季 3度目の 5連敗…、ナゴヤDの中日戦 8戦白星なし…
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