● 9試合連続安打中と絶好調の北條史也内野手(24)が30日、東京から新幹線で名古屋入りした。金本知憲監督(50)は、遊撃の定位置をつかみつつある若虎の将来的な「1番」構想に言及。結果を出し続ければ、新たな役割を任されそうだ。自身の勢いをチームの攻撃力に直結させる。「打率0.371」と好調をキープしている北條が出塁すれば、それだけ得点アップにつながる。 9試合連続で「2番・遊撃」を任されている24歳は、中軸打者への“アシスト増”へ気合を込めた。前日29日のヤクルト戦(神宮)ではバースデーを自ら祝う先制打を放つと、守っても 3遊間へのライナーに飛びつき、チームのピンチを救った。31日からの中日戦でも献身は惜しまない。「1番」を打つ糸原健斗内野手(25)も85試合で「打率0.292、出塁率0.397」と役割を果たしており、若虎のコンビネーションがより熟成されれば、相手にとって大きな脅威となるはずだ。さらに、そんな 2人の将来的な構想について、金本監督は“北條1番構想”を明かした。とにかく、北條が今後の打線のキーマンであることは確か。背番号「2」も鼻息を荒くした。
●金本知憲監督が30日、東京から名古屋入り。31日からの中日 2連戦(ナゴヤドーム)に備えた。 8月 1日には松坂大輔投手(37)と今季 3度目の対決。過去 2回は苦しめられたが、今はベストメンバーで臨める。弾みをつけ、 8月反攻に挑む!“松坂祭り”の引き立て役は、もう御免だ。名古屋入りした金本監督が、「3度目の正直」での攻略に自信をみせた。最大の屈辱を味わったのは前回対戦だった 5月20日のナゴヤドーム。曲がりそうで曲がらない独特のスライダーで打者は芯を外され、 6回 3安打 1失点の好投を許し、白星を献上した。当時は福留孝介外野手(41)、ウィリン・ロザリオ内野手(29)、糸井嘉男外野手(37)のクリーンアップを組んでいたが、R砲もスランプのまっただ中。「チーム打率0.222」という、目もあてられない状態だった。今季初対戦だった 4月19日の同舞台でも土こそつけたものの、 7回でわずか 2得点のみだった。今は違う。前夜のヤクルト戦(神宮)は「11安打10得点」で圧勝。「チーム打率0.245」まで上昇してきた。なにより新たに北條と陽川尚将内野手(27)が加わり、レギュラーに定着。福留も「7月打率0.362、1本塁打、10打点」と絶好調。松坂とも「打率0.333」と相性のいい福留を31日に休ませ、万全の状態で直接対決させる。首位広島とは「11ゲーム」差。マジで真価が問われる。松坂を踏み台にするだけだ。
●31日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発する岩貞祐太投手(26)が30日、ナゴヤ球場で行われた投手指名練習に参加。ダッシュなどで汗を流した。岩貞は当初先発予定だった28日ヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、31日中日戦(ナゴヤドーム)に先発予定。週頭の先発マウンドを託され力を込めた。今季 5度の中止を味わった“雨男”だが、ドームなら心配ない。さらに竜の本拠地では「通算2勝2敗、防御率2.05」の好成績だ。チームに勢いをもたらすため、フルスロットルで腕を振る。
●歳内宏明投手(25)が育成選手から支配下選手登録されることが30日、分かった。契約条件は変わらず、背番号は「126」から「97」に変更となった。同日に発表される見通し。歳内は2011年「ドラフト2位」で入団。2015年にはセットアッパーとして29試合に登板して「防御率2.62」の成績を残していた。昨季は右肩のコンディション不良に悩まされ、11月に育成契約を結んでいた。今年は 2軍戦で17試合に登板して「防御率4.41」。本来の球威を取り戻しつつあり、救援陣の一角として期待される。今季はウエスタン「17試合で0勝0敗、防御率4.41」。香田勲男投手コーチ(53)も期待した。年俸は1150万円(推定)のまま。まずは 2年ぶりの 1軍マウンドを目指す。
●阪神は30日、「ウル虎の夏2018」期間中に監督、コーチ、選手が着用したユニフォームを上下セットでチャリティーオークションを開催することを発表した。入札受付期間は 7月31日午前10時から 8月12日午後11時まで。一部経費を除き、日本赤十字社兵庫県支部に贈呈し、「平成30年7月豪雨」で被災した方々の支援にあてる。
記事をまとめてみました。
9試合連続安打中と絶好調の北條史也内野手が30日、東京から新幹線で名古屋入りした。金本知憲監督は、遊撃の定位置をつかみつつある若虎の将来的な「1番」構想に言及。結果を出し続ければ、新たな役割を任されそうだ。
自身の勢いをチームの攻撃力に直結させる。「打率0.371」と好調をキープしている北條が出塁すれば、それだけ得点アップにつながる。 9試合連続で「2番・遊撃」を任されている24歳は、中軸打者への“アシスト増”へ気合を込めた。
「クリーンアップに頼もしい先輩方がいるので。その前にランナーがいると相手も嫌だと思う。糸原さんが(塁に)出たら自分が(バントで)送ったり、チャンスメークができたらいいなと思います」
前日29日のヤクルト戦(神宮)ではバースデーを自ら祝う先制打を放つと、守っても 3遊間へのライナーに飛びつき、チームのピンチを救った。31日からの中日戦でも献身は惜しまない。
「1番」を打つ糸原も85試合で「打率0.292、出塁率0.397」と役割を果たしており、若虎のコンビネーションがより熟成されれば、相手にとって大きな脅威となるはずだ。さらに、そんな 2人の将来的な構想について、金本監督は「本来は逆にしたいんだけどな。本来は」と“北條1番構想”を明かした。
好調な北條史也内野手。金本知憲監督は「1番」プランがあることを明かした
「今、いいから変えてないだけで。昨日なんかも(1番・糸原の) 2塁打で(2番・北條が先制の) 1点をとったり」と話しながらも、もし左打者の糸原が「2番」なら「たたきつけて…人工芝でバチーンと。あれができそうやん、糸原なら。(無死 1塁から)一気に 1、 3塁、 2、 3塁になるから」と続けた。
長打もある北條を「1番」へ。そして左打者で 1、 2塁間に引っ張りやすい上、チームバッティングもうまい糸原を「2番」に据えれば、より得点機を増やせるというわけだ。
とにかく、北條が今後の打線のキーマンであることは確か。背番号「2」も「全部勝つためにやっているので。そのために頑張ります」と鼻息を荒くした。
◇データBOX◇
◎…北條は今季、「2番」で16試合に出場。「59打数21安打(打率0.356)、1本塁打、5打点」。あとは「7番」では「5試合、22打数12安打(同・545)、0本塁打、6打点」。
変わり身みせる! 今度こそ! 金本知憲監督が30日、東京から名古屋入り。31日からの中日 2連戦(ナゴヤドーム)に備えた。 8月 1日には松坂大輔投手と今季 3度目の対決。過去 2回は苦しめられたが、今はベストメンバーで臨める。弾みをつけ、 8月反攻に挑む!
“松坂祭り”の引き立て役は、もう御免だ。名古屋入りした金本監督が、「3度目の正直」での攻略に自信をみせた。
「抑えられとるんやな? うちも調子が悪いときやったからな。オールスターで投げて以来か」 最大の屈辱を味わったのは前回対戦だった 5月20日のナゴヤドーム。曲がりそうで曲がらない独特のスライダーで打者は芯を外され、 6回 3安打 1失点の好投を許し、白星を献上した。当時は福留、ロサリオ、糸井のクリーンアップを組んでいたが、R砲もスランプのまっただ中。「チーム打率0.222」という、目もあてられない状態だった。
「(手を焼いたのは)ナチュラルカットやろ? 曲げようとしているスライダーが曲がらないのか。分からんピッチャーでも、打っていかないといけんと思うしな」
今季初対戦だった 4月19日の同舞台でも土こそつけたものの、 7回でわずか 2得点のみだった。
“松坂打ち”号令を発した金本知憲監督
今は違う。前夜のヤクルト戦(神宮)は「11安打10得点」で圧勝。「チーム打率0.245」まで上昇してきた。なにより新たに北條と陽川が加わり、レギュラーに定着。福留も「7月打率0.362、1本塁打、10打点」と絶好調。松坂とも「打率0.333」と相性のいい福留を、31日に休ませ、万全の状態で直接対決させる。
「(抹消明けの松坂には)コントロールが定まっていない中で早打ちしても自爆するだけやしな。ストライクが入っていないなら、ファウル、ファウルで粘って、四球をとればいいんやから」
山本昌(元中日)、三浦(元DeNA)らベテラン陣のワザにやられ、凡打の山を築いてきたのが、これまでの阪神だった。松坂に“虎キラー”の仲間入りをさせるわけにはいかない。もし、このカード「2戦2敗」なら最下位中日に勝率の差で抜かれる-。打倒・松坂の意味合いは大きい。
「 9月に勝負できるようにな。( 8、 9月)両方、勝負なんですから、われわれは」。首位広島とは「11ゲーム」差。マジで真価が問われる。松坂を踏み台にするだけだ。
★救援臨機応変に
金本監督は守護神・ドリスにつなぐまでの 7、 8回を能見、藤川、桑原に臨機応変に任せることを明かした。「 3人でぐるぐる回す感じ。固定(することにこだわることはない」。前夜のヤクルト戦も相手打線が中軸であったため、 7回に好調の藤川を選択。相手と登板間隔を見ながら、決めていく。
岩貞祐太投手らが30日、ナゴヤ球場で投手指名練習に参加した。
岩貞は当初先発予定だった28日ヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、31日中日戦(ナゴヤドーム)に先発予定。週頭の先発マウンドを託され「 1イニングでも長く投げるということは、ずっと考えていること。気負うことなく自分の力を出せるように集中したい」と力を込めた。
今日からの中日戦に向け練習を行う才木浩人投手(左)。奥は岩貞祐太投手=ナゴヤ球場
31日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発する岩貞祐太投手が30日、ナゴヤ球場で行われた投手指名練習に参加。ダッシュなどで汗を流した。
「(打者) 1人でも 1イニングでも長く投げようと、(常に)先発として思っている。変に気負うことなく、自分の力を出すだけです」
登板予定だった28日のヤクルト戦(神宮)が台風接近のため中止に。31日に登板がずれ込んだ。今季 5度の中止を味わった“雨男”だが、ドームなら心配ない。さらに竜の本拠地では「通算2勝2敗、防御率2.05」の好成績だ。「(悪い印象は)ないです。広い球場なのでボールを低めに集めること」と意気込んだ。
得意のナゴヤドームで、週頭の快投を誓った岩貞祐太投手
警戒すべき打者はわかっている。「打率0.333」で首位打者の平田だ。 5月 6日の甲子園では 6回 1失点で「2勝」目も、平田には 2安打された。
「数字を残している打者の前に(走者を)ためないのはセオリー。難しく考えず、余計な球を投げないように」
今季「4勝4敗、防御率1.98」の安定感。香田投手コーチが「大事な週の頭なので、彼の力を発揮してくれたら」と信頼を寄せれば、左腕も「全力で勝ちにいく。自分の投球に集中するだけ」と意気込んだ。チームに勢いをもたらすため、フルスロットルで腕を振る。
阪神歳内宏明投手=阪神甲子園球場(2016年 3月 8日撮影)
歳内宏明投手が育成選手から支配下選手登録されることが30日、分かった。同日に発表される見通し。
歳内は2011年「ドラフト2位」で入団。2015年にはセットアッパーとして29試合に登板して「防御率2.62」の成績を残していた。昨季は右肩のコンディション不良に悩まされ、11月に育成契約を結んでいた。今年は 2軍戦で17試合に登板して「防御率4.41」。本来の球威を取り戻しつつあり、救援陣の一角として期待される。
阪神歳内宏明投手
阪神は30日、育成選手の歳内宏明投手と支配下選手契約を締結したと発表した。契約条件は変わらず、背番号は「126」から「97」に変更となった。
歳内は2011年「ドラフト2位」で入団。2015年にはセットアッパーとして29試合に登板して「防御率2.62」の成績を残していた。 1軍通算で57試合に登板し「2勝4敗、防御率4.15」。昨季は右肩のコンディション不良に悩まされ、11月に育成契約を結んでいた。長いリハビリを経て今季は 2軍戦で17試合に登板し「防御率4.41」。
「今はうれしい気持ちですけど、同じ土俵にやっと上がっただけ。今からまた技術、体力を含めてレベルアップしながら、アピールして 1軍に戻れるように頑張っていきたい」と語った。
阪神歳内宏明投手
阪神は30日、育成選手の歳内宏明投手と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は「126」から「97」となる。名古屋市内で取材に応じた歳内は、「嬉しい気持ち。今からまた技術面も体力面もレベルアップして、早く 1軍に戻れるように」と意気込んだ。
歳内は福島・聖光学院高から2012「年ドラフト2位」で入団し、2016年までの 5年間で57試合に登板して「2勝4敗、防御率4.15」。昨年は右肩痛で 1軍登板がなく、オフに育成契約となっていた。
今季はウエスタン「17試合で0勝0敗、防御率4.41」。香田勲男投手コーチも「まだまだ試合もたくさん残っている。連戦もある。彼の力を貸してくれたらありがたい」と期待した。
「結果も内容も求めてやっていくしかない」と歳内。年俸は1150万円(推定)のまま。まずは 2年ぶりの 1軍マウンドを目指す。
阪神は30日、「ウル虎の夏2018」期間中に監督、コーチ、選手が着用したユニフォームを上下セットでチャリティーオークションを開催することを発表した。入札受付期間は 7月31日午前10時から 8月12日午後11時まで。一部経費を除き、日本赤十字社兵庫県支部に贈呈し、「平成30年7月豪雨」で被災した方々の支援にあてる。問い合わせは球団公式サイト内特設ホームページを参照。
株式会社阪神タイガースと阪神タイガース選手会は、「ウル虎の夏2018」開催期間中に監督・コーチ・選手が着用したユニフォームのチャリティオークションを、下記の要領にて開催いたします。
1.出品内容 【ウル虎の夏2018ユニフォーム】
「ウル虎の夏2018」期間中にて監督・コーチ・選手が着用したユニフォームを上下セットで出品予定です。 着用した試合は、以下の通りです。
●セントラル・リーグ公式戦
7月16日(月・祝)~18日(水) 読売ジャイアンツ戦
7月24日(火)~26日(木) 広島東洋カープ戦
5月1日(火)・3日(木・祝) 横浜DeNAベイスターズ戦)ユニフォームお披露目試合)
●ウエスタン・リーグ公式戦
7月20日(金)~22日(日) 中日ドラゴンズ戦
※それぞれ、ユニフォームには直筆サインが入ります。
詳細は明日 7月31日(火)10:00にオープンいたします「ウル虎の夏2018」チャリティオークション ページでご確認ください。
ウル虎の夏2018ユニフォーム
※イメージです
2.入札方法及び入札受付期間
当公式サイト内「ウル虎の夏2018」チャリティオークションページよりご入札いただけます。
※「ウル虎の夏2018」チャリティオークションページは 7月31日(火)10:00よりオープンいたし ます
●入札受付期間: 7月31日(火)10:00~ 8月12日(日)23:00
3.収益金贈呈先
一部の経費を除き、日本赤十字社兵庫県支部に贈呈し、平成30年7月豪雨で被災された方々の 支援に役立てていただきます。
(球団公式サイトより抜粋)
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(07月)
2018年 公式戦 日程と結果(08月)