●小野泰己投手(24)が 6日、甲子園室内練習場で投手指名練習に参加した。前日 5日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)では 5回で 122球を要し、「6安打7四死球2暴投」と苦しみながらも 1失点で「5勝」目。この日はキャッチボール中にボールの回転を確認する「スピントレーナー」も使いながら状態をチェックした。きれいな回転でリリースしなければ飛ばない器具や、ゴルフボールでキャッチボールを行った。進化を誓った。
●エフレン・ナバーロ内野手(32)は 6日、来日初の東京ドームでの一戦に向けて力を込めた。巨人戦は「打率0.545(11打数6安打)」と相性もよく、頼もしいデータがそろう。左の先発が続く伝統の一戦で快音を響かせ、勝利に貢献する。
● 7日は岩貞祐太投手(26)が先発する。ここから 4週に渡って 6連戦が続くが、週の頭の火曜を託されるだけに 6日、気合を入れた。 5月25日の巨人戦(甲子園)では 7回 6安打無失点の好投。香田勲男投手コーチ(53)も懸念するだけに、今季 2度目のG斬りでチームを救う。
●偉業に挑戦! 才木浩人投手(19)が 6日、甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加した。 8日の巨人戦(東京ドーム)に先発予定で、自身に勝ち星がつけば 5月27日(甲子園)のプロ初勝利に続く今季「G戦2勝」目。10代で 1シーズン「巨人戦2勝」となれば、球団では1967年の江夏豊(現70)以来51年ぶりの快挙となる。ブラスバンドの応援が漏れ聞こえる甲子園の室内で真剣な面持ちで汗を流した。高卒 2年目、19歳の才木がG倒に静かに闘志を燃やした。 8日に東京ドームで登板予定。自身に白星がつけば、プロ初勝利を挙げた 5月27日(甲子園)以来となる今季「巨人戦2勝」目。これが実は、あのレジェンドに一歩近づくことになる。10代投手の巨人戦シーズン勝利は江夏氏の「3勝」が球界最多。他球団では小笠原慎之介投手(20=中日)が2017年に「2勝」を記録して続いているが、阪神には「2勝」はまだいない。同じ高卒入団の秋山拓巳投手(27)、藤浪晋太郎投手(24)も「1勝」どまり。チームを勝利に導く投球をすれば歴史に名を刻むことになる。この日はキャッチボールやダッシュなどで調整し意気込んだ。11月 7日に20歳の誕生日を迎えるだけに、今季限りのチャレンジ。思う存分に腕を振り、勝利も記録もつかみ取る。
●“鬼門”で勝つ! 勝つ! 勝~つ!! 金本知憲監督(50)が 6日、 7日の巨人戦に備えて空路で東上した。 8月の東京ドームといえば相性最悪。カード勝ち越しは2013年以来なく、昨年は先発ローテの大黒柱メッセンジャーが骨折離脱した悪夢の舞台。今年は悪い流れを一蹴だ。絶好調の北條史也内野手(24)も気合をあらわにした。昔、ナゴヤ。今、東京。首位を快走していても、どれだけ上昇気流に乗っていようとも、いつもはね返されているのが、東京ドームだった。金本監督は伊丹空港で今季「5勝10敗」と苦戦する巨人戦について問われると、意地をにじませた。直接対決でも後塵(こうじん)を拝しているが、Gの本拠地も「2勝4敗」と黒星先行。なにより 8月の東京ドームは最後に優勝した2005年以降でも「通算16勝34敗3分」で、「同一カード3連敗」が 3度、負け越しが10度というありさま。勝ち越しは2013年(2勝1敗)以来なし…。もはや新たな鬼門というわけだ。前回の東京ドームも 5月 8日の第 1戦にウィリン・ロサリオ内野手(29)の一発などで 9- 0と快勝したが、その後の 2試合は先制を許し、追いつけずの展開。虎将は今回はシンプル・イズ・ベストの姿勢で挑む。借金「6」の「4位」。「2位」巨人とは「2.5ゲーム」差だが、最下位DeNAとも「1.5ゲーム」差。まさに天下分け目の東京ドーム。リリーフの連投もフル回転宣言をする指揮官だが、理想は打ち勝つことだろう。正真正銘の虎の執念が試される。今度こそ宿敵にギャフンと言わせる!
●金本知憲監督が 6日、 7日の巨人戦に備えて空路で東上した。この日は甲子園で行われている高校野球に優勝候補の大阪桐蔭高校(北大阪)が初登場。阪神が今秋の「ドラフト1位」最有力候補に掲げる藤原恭大外野手( 3年)が出場していただけに、気になっていたようだ。藤原は監督の目からみてもいいか? との問いにニヤリと笑った。「第100回全国高校野球選手権大会」第 2日第 2試合(作新学院 1- 3大阪桐蔭、 6日、甲子園)今秋のドラフト会議(10月25日)で大阪桐蔭高校・藤原を「1位」最有力候補に掲げる阪神は11人態勢で視察。畑山俊二チーフスカウト(54)は藤原について絶賛。将来、プロで中心選手、スター選手になれる逸材」と投打のトリオに目を細めた。
●阪神は 6日、 8月28、29日のヤクルト戦(甲子園)で夏の恒例イベント「夕暮れ球場縁日」を開催することを発表した。ファミリーで楽しめるゲームコーナーや飲食コーナーなどが盛りだくさん。場所は 1塁側外周ミズノスクエアにて、午後 3時から午後 6時半まで開催される予定。
記事をまとめてみました。
練習に臨む小野泰己投手=阪神甲子園球場
小野泰己投手が 6日、甲子園室内練習場で投手指名練習に参加した。
前日 5日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)では 5回で 122球を要し、「6安打7四死球2暴投」と苦しみながらも 1失点で「5勝」目。この日はキャッチボール中にボールの回転を確認する「スピントレーナー」も使いながら状態をチェックし、次回に向けて「なんとか長いイニングを投げて勝てればいい」と先をみすえた。
制球に苦しみながらも「5勝」目の小野泰己投手。山田哲を止めたのが大きかった=京セラドーム大阪(2018年8月5日)
前日 5日のヤクルト戦(京セラ)で「5勝」目(3敗)をつかんだ小野が 6日、“小道具”でボールのスピン改良に取り組んだ。 5回 122球、 6安打 7四死球で 1失点の“怪投”だっただけに念入りに感覚を修正。きれいな回転でリリースしなければ飛ばない器具や、ゴルフボールでキャッチボールを行った。「真っすぐ回転しているかの確認です。香田コーチに取り寄せてもらいました。(次回は)何とか長いイニングを投げて勝てれば」と進化を誓った。
4回、適時打を放ったエフレン・ナバーロ外野手=ナゴヤドーム(2018年 7月31日)
ナバーロは 6日、来日初の東京ドームでの一戦に向けて「結果が出るようにやってくだけです。 1日 1日を大事にしながら準備していきます」と力を込めた。巨人戦は「打率0.545(11打数6安打)」と相性もよく、左打ちながら左腕相手に「同0.313(32打数10安打)」と頼もしいデータがそろう。左の先発が続く伝統の一戦で快音を響かせ、勝利に貢献する。
守備練習に臨む岩貞祐太投手=阪神甲子園球場
7日は岩貞が先発する。ここから 4週に渡って 6連戦が続くが、週の頭の火曜を託さ れるだけに「長いイニングを投げるのももちろんですけど、 1人 1人、目の前の打者を打ち取っ ていきたい」と 6日、気合を入れた。 5月25日の巨人戦(甲子園)では 7回 6安打無失点の好投。 香田投手コーチも「救援の登板が重なってきている」と懸念するだけに、今季 2度目のG斬りで チームを救う。
才木浩人投手は甲子園の室内で調整。江夏氏以来となる10代で巨人から2勝目なるか=阪神甲子園球場
偉業に挑戦! 才木浩人投手が 6日、甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加した。 8日の巨人戦(東京ドーム)に先発予定で、自身に勝ち星がつけば 5月27日(甲子園)のプロ初勝利に続く今季「G戦2勝」目。10代で 1シーズン「巨人戦2勝」となれば、球団では1967年の江夏豊以来51年ぶりの快挙となる。
ブラスバンドの応援が漏れ聞こえる甲子園の室内で、真剣な面持ちで汗を流した。高卒 2年目、19歳の才木がG倒に静かに闘志を燃やした。
「(前回)負けたので、その分、しっかりやり返したいという気持ちはあります」
8日に東京ドームで登板予定。自身に白星がつけば、プロ初勝利を挙げた 5月27日(甲子園)以来となる今季「巨人戦2勝」目。これが実は、あのレジェンドに一歩近づくことになる。シーズン 401奪三振の記録を持つ江夏豊氏だ。
10代投手の巨人戦シーズン勝利は江夏氏の「3勝」が球界最多。他球団では小笠原(中日)が2017年に「2勝」を記録して続いているが、阪神には「2勝」はまだいない。同じ高卒入団の秋山、藤浪も「1勝」どまり。チームを勝利に導く投球をすれば歴史に名を刻むことになる。
江夏豊氏はプロ 1年目の1967年に「G戦3勝」。今でも10代投手の記録だ
先発として、巨人とは今季 3度目の対戦。 5月27日は 6回 2安打無失点。しかし、前回 7月18日(甲子園)は「5回5安打3失点」で敗戦投手に。 1回に連続四球からピンチを招き、 3点の先制を許してしまった。
「いらない四球を出さないこと。最近、それが絡んで失点が多いので。(本塁打が出やすい球場なので)余計に走者をためないように、リズムよく投げていければと思います」
この日はキャッチボールやダッシュなどで調整し「先発の役割を果たせるよう、少しでもリリーフの方に負担がかからないようにしたいです」と意気込んだ。11月 7日に20歳の誕生日を迎えるだけに、今季限りのチャレンジ。思う存分に腕を振り、勝利も記録もつかみ取る。
★江夏豊の1967年シーズン
大院大高から「ドラフト1位」指名を受けて阪神に入団した 1年目。変化球は未完成だったが、力のあるストレートを武器に先発ローテをつとめあげた。ただ、チームは貧打で常に打線の援護に乏しく、「防御率2.74」ながら42試合に登板(先発は29度)して「12勝13敗」と黒星が先行。 225奪三振でシーズン最多を記録しつつも、新人王は武上四郎(ヤクルト)に奪われた。
金本知憲監督は巨人戦に備えて移動。8月“鬼門”の東京ドームで勝つ!=伊丹空港
“鬼門”で勝つ! 勝つ! 勝~つ!! 金本知憲監督が 6日、 7日の巨人戦に備えて空路で東上した。 8月の東京ドームといえば相性最悪。カード勝ち越しは2013年以来なく、昨年は先発ローテの大黒柱メッセンジャーが骨折離脱した悪夢の舞台。今年は悪い流れを一蹴だ。絶好調の北條史也内野手も気合をあらわにした。
昔、ナゴヤ。今、東京。首位を快走していても、どれだけ上昇気流に乗っていようとも、いつもはね返されているのが、東京ドームだった。
「全部、勝ちにいっているけどな、こっちは」
金本監督は伊丹空港で今季「5勝10敗」と苦戦する巨人戦について問われると、意地をにじませた。
直接対決でも後塵(こうじん)を拝しているが、Gの本拠地も「2勝4敗」と黒星先行。なにより 8月の東京ドームは最後に優勝した2005年以降でも「通算16勝34敗3分」で、「同一カード3連敗」が 3度、負け越しが10度というありさま。勝ち越しは2013年(2勝1敗)以来なし…。もはや新たな鬼門というわけだ。
阪神は 8月に東京ドームで大苦戦。それだけに勝てば勢いがつく
前回の東京ドームも 5月 8日の第 1戦にロサリオの一発などで 9- 0と快勝したが、その後の 2試合は先制を許し、追いつけずの展開。虎将は今回はシンプル・イズ・ベストの姿勢で挑む。
「今、チーム状態をみると敵より自分たちの足下の方が大事だと思う。だから、ちゃんとやって…。リリーフの負担を減らして、打線が点をと る。単純なことですよ」
開幕から課題だった打線が復調傾向。中でも 7月「打率0.400、1本塁打、6打点」の北條は「目の前の試合を一戦一戦やっていくだけです」と力こぶ。今季、 1度対戦がある 3戦目に登板予定の左腕メルセデスについても「覚えている範囲でイメージはできますが、また相手も変えてくる。映像をみて、しっかりやっていきたい」と話した。
借金「6」の「4位」。「2位」巨人とは「2.5ゲーム」差だが、最下位DeNAとも「1.5ゲーム」差。まさに天下分け目の東京ドーム。リリーフの連投も「そこまで酷使はしてない」とフル回転宣言をする指揮官だが、理想は打ち勝つことだろう。
正真正銘の虎の執念が試される。今度こそ宿敵にギャフンと言わせる!
金本知憲監督が 6日、 7日の巨人戦に備えて空路で東上した。この日は甲子園で行われている高校野球に優勝候補の大阪桐蔭(北大阪)が初登場。金本監督も「ちょっとだけ(テレビで)見た。ちょっとだけね」。阪神が今秋の「ドラフト1位」最有力候補に掲げる藤原恭大外野手( 3年)が出場していただけに、気になっていたようだ。藤原は監督の目からみてもいいか? との問いに「もう(スカウトに)お任せですよ」とニヤリと笑った。
ネット裏には阪神の和田豊TA(中央)らスカウト陣がズラリと並んだ=阪神甲子園球場
「第100回全国高校野球選手権大会」第 2日第 2試合(作新学院 1- 3大阪桐蔭、 6日、甲子園)今秋のドラフト会議(10月25日)で大阪桐蔭・藤原を「1位」最有力候補に掲げる阪神は11人態勢で視察。畑山チーフスカウトは藤原について「(大阪)予選から好調をキープして強いスイングをみせている。(右膝の)けがが万全という、引っ張った強い打球が出ている。走りも含めてね」と絶賛。根尾は「(ソフトバンクの)今宮みたい」、柿木は「プロ向き」と評価し「見る者をワクワクさせて魅了できる。将来、プロで中心選手、スター選手になれる逸材」と投打のトリオに目を細めた。
阪神は 6日、 8月28、29日のヤクルト戦(甲子園)で夏の恒例イベント「夕暮れ球場縁日」を開催することを発表した。ファミリーで楽しめるゲームコーナーや飲食コーナーなどが盛りだくさん。場所は 1塁側外周ミズノスクエアにて、午後 3時から午後 6時半まで開催される予定。
夏の最後の思い出に!タイガース縁日開催!
8月28日(火)・29日(水)、阪神甲子園球場で開催される対東京ヤクルトスワローズ戦にて、夏の恒例イベント“夕暮れ縁日”を開催します。
夏休みの最後のゲームをこの縁日で一層楽しんでいただき、ご家族・お友達との素敵な夏の思い出をつくってください!
開催日
平成30年8月28日(火)・29日(水) <対 東京ヤクルトスワローズ戦>
【試合開始時間】18:00(予定)
場所/時間
阪神甲子園球場 1塁側外周(ミズノスクエア)15:00~18:30(予定)
※当日の混雑状況により入場を制限する場合がございます。あらかじめご了承ください。
楽しい縁日イベントが盛りだくさん!
ファミリーで楽しめるゲームコーナー、たこ焼きなどの飲食コーナーが盛りだくさん! ゲーム景品ではタイガースグッズをプレゼント!!
当日イベント会場にて、本イベント専用のチケットを販売いたします(1枚100円/各コーナー100円~300円)。
また、当日の試合の入場券がなくても本イベントにはご参加いただけます。
〔阪神タイガース公式サイトより抜粋〕
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(07月)
2018年 公式戦 日程と結果(08月)