●阪神は 1回、糸井嘉男外野手(37)が「先制14号2ラン」。DeNAは 2回、大和内野手(30)の適時打と押し出し四球で同点。 3回にソトの「18号ソロ」で勝ち越し。阪神は 4回、福留の「ソロ」で 1点差に迫った。DeNAは 5回に 2点を追加。 6回に筒香の「ソロ」とネフタリ・ソト内野手(29)の「2ラン」でリードを広げた。DeNAは 7回にも 1点を挙げ、「2桁得点」で大勝。連敗を「3」で止めた。先発今永昇太投手(24)は 8回途中 5失点も打線の援護に助けられ「3勝」目。阪神の連勝は「3」で止まり、先発馬場皐輔投手(23=仙台大學)は「プロ初黒星」を喫した。
●糸井嘉男外野手が「先制2ラン」を放った。 1回二死から福留が 2塁内野安打で出塁。二死 1塁、カウント 1ストライクからの 2球目だった。DeNA今永が投じた 144キロをとらえて右翼スタンドに放り込んだ。夏男・糸井にエンジンがかかってきた。 1回二死 1塁で、今永から右中間へ「14号2ラン」。 8月の本塁打は 2本目で、「月間打率0.462(26打数12安打)」。 3時間41分の試合を終え疲れ切った表情で、帰りのバスへと乗り込んだ。
●阪神は投手陣がDeNAに打ち込まれて、「4連勝」に失敗。広島が敗れたのに、「4位」に後退した。中盤追い上げたが、「11号ソロ」を放った主将の福留孝介外野手(41)はナインに喝。14日からは京セラに戻って首位広島との 3連戦。絶対「マジック点灯阻止」、絶対「3連勝」や!!セーフティーバントの構えを見せてまで、何とかしようとした。食らいつくとは、執念とはこういうことだと、福留は背中でナインに示し続けた。出場 2戦連続の「11号ソロ」を含む 3安打を放つも、大敗だ。終盤に追い上げたとはいっても、キャプテンにとっては何の慰めにもならなかった。前日11日は休養を与えられ、「3連勝」をベンチから見守った。 2戦ぶりに「3番・左翼」で先発出場。試合序盤から、チームを今季 2度目の「4連勝」へと引っ張る気概に満ちあふれていた。 7点ビハインドから、 8回の反撃では 5点差なおも二死満塁まで追い上げたが、追いつけなかったことが、ただただ悔しかった。 4回先頭では、初球でセーフティーバントの構え。揺さぶり、何としても出塁しようという意志を敵味方に見せつけると、カウント 2- 1からの 133キロを振り切り、右翼席中段まで運び去った。カード初戦での一発に続き、出場 2戦連発での「11号弾」、同「5戦連続打点」となった。「4連勝」を逃しても、下を向いてはいられない。福留も「自分のできることを1つずつやっていくしかないでしょう」と真っすぐ前を見つめる。勝ち続けなくてはならない。打ち続け、燃え続けている主将を中心に。
●阪神先発の「ドラフト1位」馬場皐輔投手は 2回 3分の 2でKOとなった。 1回は二死 3塁のピンチを背負いながらも無失点。しかし 2回に大和の「適時二塁打」で 1点をかえされ、石川への押し出し四球で同点に追いつかれた。 3回には二死からソトにソロを被弾し、その後も嶺井に適時打を浴びて失点した。 7安打 4失点で「プロ初勝利」を逃した。仙台から観戦に訪れた父・恒彦さんはエールを送った。狭い横浜スタジアムを喜んでいる場合じゃなかった。返り討ちにあった。まさに、サンドバッグ状態にやられた。しかも、下位打線に…。「4連勝」を逃した金本監督はさすがにぶ然とした表情だった。 3回には「6番・ソト」にソロを献上し、さらに今永にも安打を浴びた。 2回 2/3を 7安打 4失点でKOされた。馬場の今後について問われた指揮官は即 2軍落ちを決めた。チーム防御率は 4点台に突入した。14日からはいよいよ強打の広島と激突。鯉のマジック点灯をかけての戦いになる。もう、抑えるしかない。何より、抑えるべきところを抑えるというセオリーを守らなければ勝ちは逃げていく。
●阪神は12日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開催。高校生を50人弱リストアップした。 すでに大阪桐蔭の主砲、藤原恭大外野手( 3年)を「1位最有力候補」に掲げている。28日の侍ジャパン壮行試合、高校日本代表-大学日本代表(神宮)や、 9月に宮崎で開催される「第12回U18アジア野球選手権」にもスカウトを派遣することを明かした。
記事をまとめてみました。
<DeNA12- 5阪神>◇17回戦◇阪神 12勝 5敗 0分◇12日◇横浜スタジアム
阪神は 1回、糸井が「先制14号2ラン」。DeNAは 2回、大和の適時打と押し出し四球で同点。 3回にソトの「18号ソロ」で勝ち越し。
阪神は 4回、福留の「ソロ」で 1点差に迫った。DeNAは 5回に 2点を追加。 6回に筒香の「ソロ」とソトの「2ラン」でリードを広げた。
DeNAは 7回にも 1点を挙げ、「2桁得点」で大勝。連敗を「3」で止めた。先発今永は 8回途中 5失点も打線の援護に助けられ「3勝」目。阪神の連勝は「3」で止まり、先発馬場は「プロ初黒星」を喫した。
3回、DeNA・ネフタリ・ソト内野手の打球の行方を見つめる馬場皐輔投手=横浜スタジアム
阪神「ドラフト1位」馬場は、 2回 2/3、 4失点でKOされた。
金本知憲監督はは次回登板について「まあ、ちょっと今の状態では無理でしょうね。何か光るものがあれば良かったんでしょうけど、今日は見えなかったからね」と話し、登録抹消が決定。
その他の一問一答は以下の通り。
-先発馬場は投手への四球など、もったいないシーンが目立った
まあ、詰めやな。
-投手全体として下位打線に打たれた
下位打線にほとんど打たれたね。 4安打…投手にも 2安打か。ほとんど下位打線だな。これだけ下位打線にいかれたら点入るわな。
3回途中、先発馬場皐輔投手の交代を告げる金本知憲監督=横浜スタジアム
- 2点先制して投げやすいスタートではあった
どうだろうね。経験が少ないから力みになったのかもしれないしね。スピードも、もうちょっとだったな。変化球も浮いていたしね。せっかく追い込んだのに高く入る、というのがもったいないよね。
-福留は月間打率が「4割8分」
「480?」 いい具合に休養を作ってあげれば必ず数字を残してくれる選手なんでね。こっちは休ませ時が難しいけどね。
-明後日から地元に帰る
そうですね。頑張っていきます。
1回に「先制2ラン」を放った糸井嘉男外野手。福留孝介外野手とのアベックアーチで勝利ならず=横浜スタジアム
糸井嘉男外野手が「先制2ラン」を放った。 1回二死から福留が 2塁内野安打で出塁。
二死 1塁、カウント 1ストライクからの 2球目だった。DeNA今永が投じた 144キロをとらえて右翼スタンドに放り込んだ。
「14号2ラン」に「打ったのはストレート。(福留)孝介さんが走って(内野安打で)出塁してくれたので、自分も後ろにつなぐ意識で打席に入りました。今日はルーキーの馬場が先発なので先制点を取ることができて良かったです」と振り返った。
1回表阪神二死 1塁、糸井嘉男外野手は右越えに先制の「2点本塁打」を放った=横浜スタジアム
夏男・糸井にエンジンがかかってきた。 1回二死 1塁で、今永から右中間へ「14号2ラン」。広報を通じ「ルーキーの馬場が先発なので、先制点を取ることができてよかった」とコメント。 8月の本塁打は 2本目で、「月間打率0.462(26打数12安打)」。 3時間41分の試合を終え「疲れた、しんど…」と疲れ切った表情で、帰りのバスへと乗り込んだ。
4回、本塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム
追い上げただけじゃアカン!! 阪神は投手陣がDeNAに打ち込まれて、「4連勝」に失敗。広島が敗れたのに、「4位」に後退した。中盤追い上げたが、「11号ソロ」を放った主将の福留孝介外野手は「勝ちにつなげないと…」とナインに喝。14日からは京セラに戻って首位広島との 3連戦。絶対「マジック点灯阻止」、絶対「3連勝」や!!
セーフティーバントの構えを見せてまで、何とかしようとした。食らいつくとは、執念とはこういうことだと、福留は背中でナインに示し続けた。出場 2戦連続の「11号ソロ」を含む 3安打を放つも、大敗だ。終盤に追い上げたとはいっても、キャプテンにとっては何の慰めにもならなかった。
「最後にそういう姿勢を見せるだけじゃなくて勝ちにつなげないと」
4回、特大の「11号ソロ」を放った福留孝介外野手。14日からの広島 3連戦でも頼むで!!=横浜スタジアム
前日11日は休養を与えられ、「3連勝」をベンチから見守った。 2戦ぶりに「3番・左翼」で先発出場。試合序盤から、チームを今季 2度目の「4連勝」へと引っ張る気概に満ちあふれていた。 7点ビハインドから、 8回の反撃では 5点差なおも二死満塁まで追い上げたが、追いつけなかったことが 、ただただ悔しかった。
いきなり、全力疾走でチームを目覚めさせていた。 1回二死。三者凡退で立ち上がろうとしていた今永から、ボテボテの 2塁へのゴロを放つも懸命に走って 2塁内野安打。直後に糸井の「先制14号2ラン」が飛び出した。
ルーキー馬場が逆転を許し、 2- 4とされた直後の 4回先頭では、初球でセーフティーバントの構え。揺さぶり、何としても出塁しようという意志を敵味方に見せつけると、カウント 2- 1からの 133キロを振り切り、右翼席中段まで運び去った。「自分の状態としては、甘い球を一発で仕留められている」と振り返る完璧な一撃。カード初戦での一発に続き、出場 2戦連発での「11号弾」、同「5戦連続打点」となった。
4回、福留孝介外野手が右越えに本塁打を放った=横浜スタジアム
5-10の 8回二死 1塁でも食らいつき、この日 2本目の 2塁内野安打。逆境でもたくましく、シーズン 6度目の猛打賞となった。これで 8月は「打率0.480(25打数12安打)、3本塁打、7打点」。真夏でも、長期ロードでもたくましくチームを率いる背番号「8」に、金本監督も「0.480!? すごいな。そんな打ってるんだ。いい具合に休養を作ってあげれば、昨年からずっといっているけど数字は残す選手だからね」と、全幅の信頼を寄せる。
14日からはいよいよ、首位広島を京セラに迎えての 3連戦が待つ。 1戦でも引き分けた時点で、広島の優勝へのマジックナンバーが点灯する。
「4連勝」を逃しても、下を向いてはいられない。福留も「自分のできることを1つずつやっていくしかないでしょう」と真っすぐ前を見つめる。勝ち続けなくてはならない。打ち続け、燃え続けている主将を中心に。
◇データBOX◇
◎…福留と糸井のアベック弾は今季初。昨年は 5月27日のDeNA戦(甲子園)と 8月23日のヤクルト戦(神宮)の 2度あり、いずれもチームは勝利していた。
2回裏DeNA無死、馬場皐輔投手は宮崎敏郎に「中越え2塁打」を浴びる=横浜スタジアム
阪神先発の「ドラフト1位」馬場皐輔投手は 2回 3分の 2でKOとなった。
1回は二死 3塁のピンチを背負いながらも無失点。しかし 2回に大和の「適時二塁打」で 1点をかえされ、石川への押し出し四球で同点に追いつかれた。 3回には二死からソトにソロを被弾し、その後も嶺井に適時打を浴びて失点した。 7安打 4失点で「プロ初勝利」を逃した。
3回途中で降板する馬場皐輔投手(中央)=横浜スタジアム
「追い込んでからの勝負球を決めきれず、粘り負けて打たれてしまいました。( 2回に)今永投手に四球を出してしまったことが一番の反省点です。初回から先制点を取ってもらった試合だったのに、自分の役目を果たすことができませんでした」と振り返った。
3回裏DeNA二死 1、 2塁、馬場皐輔投手は嶺井博希捕手に右前適時打を浴びて降板となる=横浜スタジアム
先発したルーキー・馬場がプロ初黒星を喫した。 6月21日のオリックス戦(甲子園)以来、 2度目の登板だったが 2回 2/3を投げ 7安打 4失点。 3四死球を与えるなど、自慢の安定感は影を潜めた。
「打たれたことを学んで、勉強しないと」
仙台から観戦に訪れた父・恒彦さんは「アウェー感もすごくあったと思う。またチャンスをもらえたら、頑張ってほしい」とエールを送った。
3回、今永昇太投手(左奥)に投手内野安打を浴びた馬場皐輔投手。下位打線につかまった=横浜スタジアム
狭い横浜スタジアムを喜んでいる場合じゃなかった。返り討ちにあった。まさに、サンドバッグ状態にやられた。しかも、下位打線に…。「4連勝」を逃した金本監督はさすがにぶ然とした表情だった。
「下位打線にほとんど打たれたんじゃない? 3安打、 4安打…。投手にも2安打。ちょっと…ほとんど下位打線にやられたよな。そりゃ、点が入るわな。あれだけ下位打線に打たれたら」
投手陣が今季ワーストの17安打も許し、12失点。中でもプロ 2度目の先発を託した「D1位・馬場皐輔投手」は 2点の援護をもらったが、 2回に「7番・大和」に適時打を浴び、投手の今永への四球などでピンチを広げ、二死満塁から石川への押し出し四球で追いつかれると、 3回には「6番・ソト」にソロを献上し、さらに今永にも安打を浴びた。 2回 2/3を 7安打 4失点でKOされた。馬場の今後について問われた指揮官は「無理でしょうね、今の状態では。何か光るものがあればよかったけど、見えなかったからね」と即 2軍落ちを決めた。
険しい表情で戦況を見つめる金本知憲監督=横浜スタジアム
「2番手」以降も含めて投手の今永に 2安打を許すなど、「7~9番打者」に 8安打を許した。押し出し四球も 2つ(石川、桑原)与えては、もう手の施しようがない。
チーム防御率は 4点台に突入した。14日からはいよいよ強打の広島と激突。鯉のマジック点灯をかけての戦いになる。もう、抑えるしかない。何より、抑えるべきところを抑えるというセオリーを守らなければ勝ちは逃げていく。
「4位」後退の金本監督は「頑張っていきます」と前を向き、球場を後にした。踏ん張りどきがやってきた。
――馬場は投手への四球などもったいなかった
金本監督 「う~ん、詰め…詰めよな」
――下位打線に打たれすぎ
「下位打線にほとんど打たれたんじゃない? 3安打、 4安打…。投手にも 2安打。ちょっと…ほとんど下位打線にやられたよな」
3回、先発・馬場皐輔投手の交代を告げる金本知憲監督=横浜スタジアム
――押し出しも 2つ
「そりゃ、点が入るわな。あれだけ下位打線に打たれたら」
――先制できたことがプレッシャーになったのか
「どうだろうね。経験が少ないから力みになったんかもわからんしね」
――馬場は状態というよりも
「スピードもそんなに…やったなぁ。コントロールも変化球も浮いていたしね。せっかく追い込んだのに高く入るというのはもったいないわね」
――14日から京セラに帰って広島戦 「そうですね。頑張っていきます」
◆馬場について阪神・香田勲男投手コーチ
「低めに投げてゴロを打たせるのが馬場の持ち味。それができなかったということは、悪かったということでしょう。投手への四球は一番いけないこと。大いに反省してもらいたいですね」
阪神は12日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開催。高校生を50人弱リストアップした。
すでに大阪桐蔭の主砲、藤原恭大外野手( 3年)を「1位最有力候補」に掲げている中、佐野仙好統括スカウトは「今年は野手で楽しみな選手が多い。引き続き調査していく」と話した。28日の侍ジャパン壮行試合、高校日本代表-大学日本代表(神宮)や、 9月に宮崎で開催される「第12回U18アジア野球選手権」にもスカウトを派遣することを明かした。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(08月)
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