●広島戦を勝ち越した「4位」阪神は、 8日から「1ゲーム」差の「3位」巨人と甲子園で激突する。「打率0.327」と好調キープの北條史也内野手(24)は 7日、菅野智之投手(28)との対戦へ向け意気込んだ。チームは 5試合連続で先制点を挙げており、39試合連続「2番」で出場している男は「1番・糸原」とのコンビで試合の主導権をつかみにいく。
●クライマックスシリーズ(CS)進出圏内へ、絶対に負けられない! 広島戦を勝ち越した「4位」阪神は、 8日から「1ゲーム」差の「3位」巨人と甲子園で激突する。帰阪した金本知憲監督(50)は 7日、右ふくらはぎに違和感を訴えた糸井嘉男外野手(37)についてきっぱり。総力を結集して、まずは球界のエース・菅野をたたく!!“鬼門”マツダで 3年ぶりの「2連勝」。しかも「首位」カープに前夜は「20安打13得点」。勢いのまま次は甲子園で伝統の一戦、「1ゲーム」差で上に立つ巨人と 2連戦だ。金本監督が高らかに、 8日に激突する菅野の打倒を誓った。今季、菅野には「2勝2敗」も 4戦で 3完投を許している。前回の 8月25日(東京ドーム)では完封負け。終盤にはマウンド上で笑顔を作られる屈辱を味わい憤りを露わにする球団幹部もいた。通算でも「12勝」を献上し「防御率1.59」と抑えこまれている球界のエースに対し、またも簡単にやられるようでは、CSは遠のくばかり。今こそ、やり返すときだ。勝負の就任 3年目。「2位」ヤクルトとは「2.5ゲーム」差、「3位」巨人とは「1」差。Gには今季 2度も甲子園で「同一カード3連敗」を喫した。倍返ししかない。 2つ勝って連勝を「4」まで伸ばせば「3位」浮上。勢いは虎にある。一気に飲み込んでみせる。
●阪神は 7日、甲子園で投手指名練習を行った。 8日からは本拠地甲子園で巨人との 2連戦。先発予定の小野泰己投手(24)、青柳晃洋投手(24)らが参加した。小野は今季巨人戦は 2試合に先発して「0勝1敗で防御率4.91」。今季 2度目の菅野との投げ合いに気合を入れた。
●セ・リーグが 7日、試合日程の追加を発表し、阪神は 9月26日から10月 8日の今季最終戦まで13連戦となった。金本政権 3年目で初の大型連戦で、クライマックスシリーズ(CS)進出へ最大級の試練に。先発ローテは現状 5人しかいないだけに 2軍調整中の秋山拓巳(27)、藤浪晋太郎(24)両投手の復調は絶対不可欠。鍵を握る 2人はこの日、ウエスタン・ソフトバンク戦( 8日・高知、 9日・安芸)のため高知へ移動した。やはり、大きな試練が待っていた。 9月26日から10月 8日のシーズン最終戦までおよそ 2週間、毎日落とせない試合が続く。 7年ぶり、金本虎では初体験の13連戦が決まった。“あの男たち”の帰還なくして、乗り切れるはずがない。秋山、藤浪だ。高知へと飛び立った秋山は、ただただ決意をにじませた。 8日のウエスタン・ソフトバンク戦(高知)での登板が見込まれる。 1軍は日々ギリギリの戦いを続けているだけに、キャンプでもない“この時期の高知”へ旅立つのは悔しいに違いない。 2軍での調整を経て、試練の最終盤に 2人が戻ってこれるか-。まさに金本虎の命運を握る。そこに本来の秋山、藤浪の姿があれば、地獄も天国に変えられる。
●シーズン代打安打「22」で桧山進次郎(在日韓国人 3世・韓国名=黄進煥(ファン・シンファン))元外野手(49)が持つ球団記録「23」に王手をかけている阪神・原口文仁捕手(26)は 7日、広島から帰阪後、甲子園室内で休日返上練習を行った。今季、チームが借金「10」の甲子園でも「打率0.432(44打数17安打)」。 8日から甲子園で 7試合続くため、本拠地での記録更新に期待がかかる。
記事をまとめてみました。
広島戦を勝ち越した「4位」阪神は、 8日から「1ゲーム」差の「3位」巨人と甲子園で激突する。「打率0.327」と好調キープの北條は 7日、菅野との対戦へ向け「やることは変わらない。(サインプレーなどは)一発で決められるように」と意気込んだ。チームは 5試合連続で先制点を挙げており、「(常に)先制点が大事だと思ってやっているので」。39試合連続「2番」で出場している男は「1番・糸原」とのコンビで試合の主導権をつかみにいく。
広島駅から帰阪する金本知憲監督。打倒菅野を誓った=JR広島駅
クライマックスシリーズ(CS)進出圏内へ、絶対に負けられない! 広島戦を勝ち越した「4位」阪神は、 8日から「1ゲーム」差の「3位」巨人と甲子園で激突する。帰阪した金本知憲監督は 7日、右ふくらはぎに違和感を訴えた糸井嘉男外野手について「少々無理してでも出てほしい」ときっぱり。総力を結集して、まずは球界のエース・菅野をたたく!!
最高の気分で広島駅から新幹線に乗り込んだ。“鬼門”マツダで 3年ぶりの「2連勝」。しかも「首位」カープに前夜は「20安打13得点」。勢いのまま次は甲子園で伝統の一戦、「1ゲーム」差で上に立つ巨人と 2連戦だ。金本監督が高らかに、 8日に激突する菅野の打倒を誓った。
「キツイけど、そこを何とか打破してほしい。しっかりと『やられている』という自覚をもって、やり返してほしい」
今季、菅野には「2勝2敗」も 4戦で 3完投を許している。前回の 8月25日(東京ドーム)では完封負け。終盤にはマウンド上で笑顔を作られる屈辱を味わい「あれはないですよね…」と憤りを露わにする球団幹部もいた。
通算でも「12勝」を献上し「防御率1.59」と抑えこまれている球界のエースに対し、またも簡単にやられるようでは、CSは遠のくばかり。今こそ、やり返すときだ。
甲子園で調整した菅野智之投手=阪神甲子園球場
だからこそ総力戦-。糸井にも、できる限り“強行出場”してもらう。右腓骨骨折をおして出場を続けている超人は前日 6日の広島戦の 5回、右前適時打を放って一塁ベースを回った直後、右ふくらはぎへの張りを訴えて、途中交代。この日の早朝、ノーコメントで広島駅から帰阪した。
金本監督は「普通に歩いていた? 心配やからね。骨折以来、負担がかかっているから、足に」と表情を曇らせたが…。残り28試合。「打率0.310、15本塁打」の糸井抜きなど考えられない。
「そりゃ、そうですよ。頑張ってもらう。何とか少々無理してでも出てほしいわな、こっちは」
糸井は 5月25日の甲子園。菅野から「8号ソロ」を放ち、 1- 0の勝利に導いた。ここぞで決めるのが主砲だ。糸原、北條の「1、2番コンビ」に陽川、大山らも結果を出し、ようやくスタメンの形も見えてきたが「ベテランあっての若手」と指揮官。積極的休養をお預けにした福留と 2人、チームを導く活躍を期待した。
「ラストスパートやからね」
勝負の就任 3年目。「2位」ヤクルトとは「2.5ゲーム」差、「3位」巨人とは「1」差。Gには今季 2度も甲子園で「同一カード3連敗」を喫した。倍返ししかない。 2つ勝って連勝を「4」まで伸ばせば「3位」浮上。勢いは虎にある。一気に飲み込んでみせる。
前日 6日の広島戦の 5回、右ふくらはぎの張りを訴えて交代した糸井嘉男外野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:「マツダスタジアム」)
◆糸井嘉男外野手の状態について阪神・山下和輝チーフトレーナー
「何ともいえない」 ★糸井、菅野から千金アーチVTR 5月25日の巨人戦(甲子園)。阪神打線は菅野相手に 5回一死までパーフェクトピッチを許していたが、糸井がカウント 2ボールからのスライダーを一閃。右翼席に叩き込んだ。菅野にとって、これがプロ 6年目で甲子園初被弾。先発の岩貞が 7回無失点と好投し、桑原、ドリスとつないで 1- 0で勝利した。
◇データBOX◇
◎…巨人には今季「8勝13敗」で、すでに 7年連続の負け越しが決定。また甲子園では「3勝6敗」。「同一カード3連敗」が 2度、「3連勝」が 1度と極端。
◎…阪神は今季、甲子園で47試合「18勝28敗1分け」と大きく負け越し。
◎…糸井は今季、巨人戦は「打率0.288(59打数17安打)、10打点」。球団別最多の「4本塁打」を放っている。
◎…巨人・菅野は阪神戦通算24試合「12勝7敗、防御率1.59」。甲子園では13試合「7勝2敗、防御率1.35」。
阪神は 7日、甲子園で投手指名練習を行った。 8日からは本拠地甲子園で巨人との 2連戦。先発予定の小野泰己投手、青柳晃洋投手らが参加した。
小野は今季巨人戦は 2試合に先発して「0勝1敗で防御率4.91」。「東京ドームで投げたときに、(岡本の)一発で初回にやられた。ピンチになっても、粘り強く、攻めの投球でいきたい」と語った。
菅野智之投手との 2度目の投げ合いへ、甲子園で汗を流す小野泰己投手=阪神甲子園球場
8日の巨人戦に先発する阪神・小野が 7日、甲子園で投手指名練習に参加。今季 2度目の菅野との投げ合いに気合を入れた。「いい経験だと思うので、しっかり自分のピッチングに集中しつつ勉強できればと思います」。 8月25日(東京ドーム)は 1回に岡本に「2ラン」を浴びるなど 4回 4失点で「4敗」目。完封の菅野と差を見せつけられた。「菅野さんは初回のピンチをゼロに抑えていた。そこは自分と全然違う。(チームは)連勝で来ているので、何とか続けるように」と力を込めた。
セ・リーグが 7日、試合日程の追加を発表し、阪神は 9月26日から10月 8日の今季最終戦まで13連戦となった。金本政権 3年目で初の大型連戦で、クライマックスシリーズ(CS)進出へ最大級の試練に。先発ローテは現状 5人しかいないだけに 2軍調整中の秋山拓巳、藤浪晋太郎両投手の復調は絶対不可欠。鍵を握る 2人はこの日、ウエスタン・ソフトバンク戦( 8日・高知、 9日・安芸)のため高知へ移動した。
やはり、大きな試練が待っていた。 9月26日から10月 8日のシーズン最終戦までおよそ 2週間、毎日落とせない試合が続く。 7年ぶり、金本虎では初体験の13連戦が決まった。“あの男たち”の帰還なくして、乗り切れるはずがない。秋山、藤浪だ。高知へと飛び立った秋山は、ただただ決意をにじませた。
「頑張るしかないです。上の戦力になれるように頑張ります」
8日のウエスタン・ソフトバンク戦(高知)での登板が見込まれる。 1軍は日々ギリギリの戦いを続けているだけに、キャンプでもない“この時期の高知”へ旅立つのは悔しいに違いない。
2軍で調整中の秋山拓巳投手。13連戦には不可欠だ=阪神鳴尾浜球場
だが、今はとにかく本来の状態を取り戻すことだ。この日の鳴尾浜でもキャッチボールなどで調整した。昨季「12勝」を挙げ、メッセンジャーとともに柱と期待された今季だが、ここまでリーグワーストタイの「10敗(5勝)」。今月 1日に 3度目の抹消となった。
9日の同戦(安芸)に先発予定の藤浪も、今季まだ「2勝(3敗)」だ。 2人の力が絶対に必要になるときが、もう目の前まで迫っている。
“地獄の13連戦フィニッシュ”-。野手陣の疲労や中継ぎの連投も懸念されるが、先だって問題となるのは先発の頭数だ。現状ではメッセンジャー、岩貞、小野、才木、青柳の 5人しかいない。さらに、この連戦は伸びる可能性もある。
試合が組まれていない 9月25日も、同23、24日の巨人戦(甲子園)の予備日で、 8、 9日の同戦が中止になった場合も、入る可能性が…。そうなれば20連戦だ。しかも残り28試合のうち25試合が屋外球場。さらなる中止が発生した場合は13連戦の後ろ、10月 9日以降にも組み込まれる模様だ。
2軍で調整中の藤浪晋太郎投手。13連戦には不可欠だ=阪神鳴尾浜球場
2軍での調整を経て、試練の最終盤に 2人が戻ってこれるか-。まさに金本虎の命運を握る。そこに本来の秋山、藤浪の姿があれば、地獄も天国に変えられる。
◆投手指名練習を見守った阪神・金村曉投手コーチ
「打線が援護してくれることを信じながら大胆に投げてほしい。勝ちにいくことを考えないと。序盤で(先発が)つかまることがあれば、(早めの継投も)考えないといけない」
◇データBOX◇
◎…金本阪神で過去 2年の最大連戦は 6まで。今季はゴールデンウイークに 9連戦が組まれていたが雨天中止で 4連戦、 4連戦に。大型連戦となれば初体験となる。 ◎…阪神の13連戦は東日本大震災の影響で 4月12日に開幕した2011年(10月 4日-16日)以来。「9勝4敗」で勝ち越したが「4位」に終わった。 ◎…ここ10年で、2011年以外の 9連戦以上は 7度。2015年に「12」(4勝8敗)、2014年に「9」が 2度(3勝6敗、4勝5敗)、2013年に「9」(4勝5敗)。2009年に「9」(4勝5敗)、2008年に「9」が 2度(4勝5敗、6勝3敗)。
シーズン代打安打「22」で桧山進次郎が持つ球団記録「23」に王手をかけている阪神・原口は 7日、広島から帰阪後、甲子園室内で休日返上練習を行った。「目の前の試合、自分が出たところでチームのプラスになれるように頑張ります」。今季、チームが借金「10」の甲子園でも「打率0.432(44打数17安打)」。 8日から甲子園で 7試合続くため、本拠地での記録更新に期待がかかる。
全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(08月)
2018年 公式戦 日程と結果(09月)