●ヤクルトは 1回、ウラディミール・バレンティン外野手(34)の適時打で先制。 2回無死満塁では得点できなかった。先発の原樹理投手(25)は 3回まで無失点の立ち上がり。ヤクルトは 6回二死からチャンスを作り、原の適時打と青木宣親外野手(36)の「2点適時打」で 3点を加えた。阪神小野泰己投手(24)は 5回 2/3を投げ 4失点で降板した。ヤクルトが「3連勝」で、貯金を「2」とした。原は 8回 2安打無失点の好投で「5勝」目。阪神は最後まで原を攻略できず「2連敗」。阪神小野は「6敗」目。阪神先発小野泰己投手は 1回の先頭坂口智隆外野手(34)に 2塁打を浴び、一死 1、 2塁からバレンティンに先制適時打を浴びた。 2回以降は走者を背負いながら踏ん張ったが、雨の強まった 6回につかまった。二死から西浦直亨内野手(27)に中前打を浴び、井野卓捕手(34)には四球。二死 1、 2塁とされ、投手の原に左前適時打を浴びた。さらに坂口に四球を与えたところで降板。 2番手能見篤史投手(39)が青木に 2点適時打を許した。小野は 114球を投げたが、「8勝」目はならなかった。山場を乗り越えてほしかった。小野がまたも勝負どころで痛打され、冷たい霧雨にユニホームをぬらしながら肩を落とした。 4試合連続で勝利から見放された。試合後も悔やんだ場面は、 0- 1で迎えた 6回だ。雄平外野手(34)を遊ゴロ、大引啓次内野手(34)を空振り三振に仕留めて危なげなく二死までこぎつけた。ところが…西浦に中前打を浴びると井野に四球で 1、 2塁。続く投手の原に高め 143キロを左前に運ばれ、追加点を献上した。「7~9番」の下位打線につかまると、なお 1、 2塁で坂口にまた四球。塁を埋めたところで交代を告げられた。前回 8日の巨人戦(甲子園)では 1点リードの 5回に 1イニングで「3発の2ラン」を浴び、前々回 1日のDeNA戦(同)は 3回に 4安打を浴びて逆転。今季はチーム「2位」タイの「7勝」をあげているが、ここぞで粘りきれない試合が続いている。自身のふがいなさへの怒りを勝利への執念に変え、次こそ笑ってみせる。
●「4位」阪神は「2位」ヤクルトに今季ワーストタイの 2安打で零封負け。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催が可能な「2位」が「5.5ゲーム」差に遠のく一方、最下位DeNAには「1」差に迫られた。あとのない状況に、揚塩健治球団社長(57)はハッパ。この辺で勘弁してやってくれ-。そう叫びたくなるほど「2位」ヤクルトとの差は歴然だった。この状況でCSを勝ち抜き、「日本シリーズ」までいこうなんてムシが良すぎる。守れない。打てない。今季11度目の完封負けを食らった直後、揚塩球団社長は声を絞り出した。断続的に降り注ぐ雨の中、甲子園にはシーズン終盤の平日にもかかわらず 4万 386人が詰めかけた。福留孝介外野手(41)、ランディ・メッセンジャー投手(37)を故障で欠く。でも、石にかじりついてでもその穴を埋めにいこうとする若虎がいれば、楽しみがわく。何より、直接対決で一気に燕との差を詰める瞬間が見たかった。その願いは試合序盤から早々に裏切られた。先発・小野が 1回一死 1、 2塁からバレンティンに左前打を浴び、チームとして 4試合連続の先制点を許す。後手の展開から、打線は右腕・原からヒットすら出ない。奮起を期待する若虎-大山悠輔内野手(23)が、陽川尚将内野手(27)が、糸原健斗内野手(25)が凡退続き。 4回の守備では北條史也内野手(24)が負傷交代し、終わってみれば今季ワーストタイの 2安打完封負け。金本知憲監督(50)は覇気の感じられない若手にタメ息。メンタル面を説いた。ヤクルトには 8月19日の神宮以来「5連敗」。そして「最下位」DeNAとはついに「1ゲーム」差で15日にも最下位転落の可能性も…。23試合を残し、尻に火がついた。加えて 9月の超過密日程。揚塩社長の嘆願よ、届け。このままでは、風雲急を告げることになる。
●阪神にショッキングなアクシデントだ。北條史也内野手が4回の守備で負傷した。一死からヤクルト井野が放った 3遊間へのゴロにダイビング。捕球には成功したものの、そのまま倒れ込み、起き上がることが出来なくなった。左肩を抑えたまま動けず、審判が担架を要請。トレーナーに付き添われ、運ばれた。そのまま負傷交代。遊撃は植田海内野手(22)に代わった。北條は試合前までで61試合に出場。「打率3割2分4厘、1本塁打」をマークするなど好調をキープし、 9月12日からは「1番打者」として出場していた。糸井嘉男外野手(37)も 6月30日に死球を受けて右足腓骨(ひこつ)を骨折。手負いのままプレーを続けている。CS争いが激しさを増すなか、北條が離脱となれば大きな痛手となる。金本監督も眉間にしわをよせた。ベンチから立ち上がり、植田との交代を告げたが…。執念あふれるプレーを続けてきた若虎の状態が、心配で仕方なかった。今季は開幕「1軍」こそ逃したものの、 6月22日に昇格して以降はスタメンに定着。62試合に出場し「打率0.322、1本塁打、20打点」。44試合連続先発出場で、粘り強い打撃と元気いっぱいの守備でチームを支えてきた。勝負の秋のはずが、負傷者が続出だ。福留はこの日、全体練習に合流したものの、守備練習は行わず。投打の大黒柱だけでなく、好調なリードオフマンまでも欠く事態となってしまった。代役として出場した植田も 3打数無安打。傷だらけの虎。シーズンも終盤。今こそ一丸になるしかない。
●阪神は14日、20、21日のウエスタン・ソフトバンク戦の開催球場を、鳴尾浜から甲子園に変更すると発表した。就任 1年目で首位を快走してきた矢野燿大 2軍監督(49)率いる若虎に、最高の環境を用意した。大詰めを迎えたウエスタン・リーグ。「2位」ソフトバンクとの今季最後の直接対決 2試合が、急きょ 1軍本拠地で開催されることとなった。球団関係者が期待とともに意図を明かした。 2軍の優勝は2010年以来。甲子園での「優勝」は、鳴尾浜を本拠地とした1994年以降では初。 1軍では2005年の「リーグ優勝」以来となる。「ファーム日本選手権(10月 6日、サンマリン宮崎)」へ出場となればイースタンを独走する巨人との対戦が濃厚。「ファーム日本一」を決める舞台で「伝統の一戦」が実現すれば、史上初だ。昨季も掛布前 2軍監督の退任試合と狩野の引退試合で、急きょ 2軍戦の開催場所が甲子園球場となった。今年は若虎たちが真価を見せつける甲子園となる。
記事をまとめてみました。
<阪神 0- 4ヤクルト>◇20回戦◇阪神10勝10敗 0分◇14日◇阪神甲子園球場
ヤクルトは 1回、バレンティンの適時打で先制。 2回無死満塁では得点できなかった。先発の原は 3回まで無失点の立ち上がり。
ヤクルトは 6回二死からチャンスを作り、原の適時打と青木の「2点適時打」で 3点を加えた。阪神小野は 5回 2/3を投げ 4失点で降板した。
ヤクルトが「3連勝」で、貯金を「2」とした。原は 8回 2安打無失点の好投で「5勝」目。阪神は最後まで原を攻略できず「2連敗」。
阪神小野は「6敗」目。
6回表ヤクルト二死満塁、雨のなか途中降板となる小野泰己投手=阪神甲子園球場
阪神先発小野泰己投手は 5回 2/3を投げて 8安打 4失点で降板した。
1回の先頭坂口に 2塁打を浴び、一死 1、 2塁からバレンティンに先制適時打を浴びた。 2回以降は走者を背負いながら踏ん張ったが、雨の強まった 6回につかまった。二死から西浦に中前打を浴び、井野には四球。二死 1、 2塁とされ、投手の原に左前適時打を浴びた。さらに坂口に四球を与えたところで降板。 2番手能見が青木に 2点適時打を許した。小野は 114球を投げたが、「8勝」目はならなかった。
「常にランナーを背負う状況を作ってしまい、球数も多くなり、攻撃にリズムを作るような投球ができませんでした。 6回は投手のところで抑えなければいけませんでした」と振り返った。
小野泰己投手(手前)は 6回、投手の原樹理(奥)にタイムリーを浴びた=阪神甲子園球場
山場を乗り越えてほしかった。小野がまたも勝負どころで痛打され、冷たい霧雨にユニホームをぬらしながら肩を落とした。 4試合連続で勝利から見放された。
「常にピンチを抱えての投球で、攻撃のリズムを作れませんでした。投手に打たれたことが一番もったいなかったです」
試合後も悔やんだ場面は、 0- 1で迎えた 6回だ。雄平を遊ゴロ、大引を空振り三振に仕留めて危なげなく二死までこぎつけた。ところが…西浦に中前打を浴びると井野に四球で 1、 2塁。続く投手の原に高め 143キロを左前に運ばれ、追加点を献上した。「7~9番」の下位打線につかまると、なお 1、 2塁で坂口にまた四球。塁を埋めたところで交代を告げられた。
「投手を抑えていれば何とか最少失点、 1点でいけていたと思う」と右腕は唇をかんだ。前回 8日の巨人戦(甲子園)では 1点リードの 5回に 1イニングで「3発の2ラン」を浴び、前々回 1日のDeNA戦(同)は 3回に 4安打を浴びて逆転。今季はチーム「2位」タイの「7勝」をあげているが、ここぞで粘りきれない試合が続いている。
6回、ヤクルト・原樹理投手に適時打を浴びた小野泰己投手=阪神甲子園球場
金本監督も「簡単に『2アウト』とってね。『7、8、9(番)』で 1点で、そこからの 3点というのはベンチもガクッとくるし、もったいない」と指摘。これで先発が 4試合連続で 1回に失点しており「流れを断ち切ってほしいというか…。初回も助けてもらったけど、ゲッツーで」と渋い表情で振り返るしかなかった。
「先発としていいところがなかった。何とか、『三者凡退』の回を作れる投球がもっと、もっとできれば」と小野。自身のふがいなさへの怒りを勝利への執念に変え、次こそ笑ってみせる。
◆小野について香田勲男投手コーチ
「ゲームになったときの制球力がずっと課題。ずっと投げさせてもらっているから、そういう意味での責任感が表に出てきてほしい」
◆小野についてコンビを組んだ坂本誠志郎捕手
「テンポも良かったし、悪いわけではなかった。(六回は)何かしてあげられたらよかった」
金本知憲監督は 4回、負傷した北條史也内野手に代わり植田海内野手を送り出す。若手に精神論を説いたが…=阪神甲子園球場
尻に火! 「4位」阪神は「2位」ヤクルトに今季ワーストタイの 2安打で零封負け。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催が可能な「2位」が「5.5ゲーム」差に遠のく一方、最下位DeNAには「1」差に迫られた。あとのない状況に、揚塩健治球団社長は「意地を、執念を見せてほしい」とハッパ。もうホンマ、やるしかない!!
この辺で勘弁してやってくれ-。そう叫びたくなるほど「2位」ヤクルトとの差は歴然だった。この状況でCSを勝ち抜き、「日本シリーズ」までいこうなんてムシが良すぎる。守れない。打てない。今季11度目の完封負けを食らった直後、揚塩球団社長は声を絞り出した。
「最後まであきらめず、意地を、執念を見せてほしい」
断続的に降り注ぐ雨の中、甲子園にはシーズン終盤の平日にもかかわらず 4万 386人が詰めかけた。福留、メッセンジャーを故障で欠く。でも、石にかじりついてでもその穴を埋めにいこうとする若虎がいれば、楽しみがわく。何より、直接対決で一気に燕との差を詰める瞬間が見たかった。その願いは試合序盤から早々に裏切られた。
大山悠輔内野手は 7回、力のない遊飛に倒れる=阪神甲子園球場
先発・小野が 1回一死 1、 2塁からバレンティンに左前打を浴び、チームとして 4試合連続の先制点を許す。後手の展開から、打線は右腕・原からヒットすら出ない。福留が右太ももの張りでスタメン落ちが続く中、奮起を期待する若虎-大山が、陽川が、糸原が凡退続き。 4回の守備では北條が負傷交代し、終わってみれば今季ワーストタイの 2安打完封負け。右翼席からは 4回から「気合を入れろ、タイガース!」とゲキが飛んだ。
前日13日の中日戦でも38歳松坂に 5回 1得点しか奪えず、4479日ぶりとなる甲子園星をプレゼント。金本監督は覇気の感じられない若手に「なんかこう、結果を恐れているような、思い切りがないように僕は感じる。投手に向かっていくという姿勢を忘れてるんじゃないかな。結果ばかり気にしすぎてね」とタメ息。「福留を欠いて迫力不足なんですけど、若い選手が結果を恐れず、しっかり強い気持ちをもってやってほしい」とメンタル面を説いた。
陽川尚将内野手も 8回、遊飛に倒れる=阪神甲子園球場
借金は今季ワーストタイの「9」となり、「2位」ヤクルトとは「5.5ゲーム」差に開いた。リーグ優勝はもちろん、CSファーストステージ主催権を得ることも限りなく難しくなった。まさに営業泣かせ。この日、セ・パ両リーグが発表した今季の観客動員数(13日終了時点)では 1試合平均で 4万1502人の阪神が12球団トップを守ったが、セで唯一前年よりも 2.1%減。プロ野球人気は再び上昇気配があるものの、 3年目の金本政権への関心は薄れているのか-。
ヤクルトには 8月19日の神宮以来「5連敗」。そして「最下位」DeNAとはついに「1ゲーム」差で15日にも最下位転落の可能性も…。23試合を残し、尻に火がついた。加えて 9月の超過密日程。揚塩社長の嘆願よ、届け。このままでは、風雲急を告げることになる。
◇データBOX◇
◎…阪神はヤクルトに「5連敗」。2016年 8月 6日(神宮)の18回戦から 9月10日(神宮)の23回戦まで「6連敗」して以来。
北條史也内野手は 4回、打球に飛びつく=阪神甲子園球場
阪神にショッキングなアクシデントだ。北條史也内野手が4回の守備で負傷した。
一死からヤクルト井野が放った 3遊間へのゴロにダイビング。捕球には成功したものの、そのまま倒れ込み、起き上がることが出来なくなった。左肩を抑えたまま動けず、審判が担架を要請。トレーナーに付き添われ、運ばれた。そのまま負傷交代。遊撃は植田海内野手に代わった。北條は試合前までで61試合に出場。「打率3割2分4厘、1本塁打」をマークするなど好調をキープし、 9月12日からは「1番打者」として出場していた。
阪神は 9月11日中日戦(甲子園)で福留孝介外野手が負傷。内野安打を放った際、右太ももに張りを訴えて途中交代していた。
また糸井嘉男外野手も 6月30日に死球を受けて右足腓骨(ひこつ)を骨折。手負いのままプレーを続けている。CS争いが激しさを増すなか、北條が離脱となれば大きな痛手となる。
4回、ヤクルト・井野卓捕手の打球を飛びつき捕球した北條史也内野手=阪神甲子園球場
阪神にショッキングなアクシデントだ。北條史也内野手が 4回の守備で左肩を負傷した。試合後、球団広報は「左肩の亜脱臼のような症状。病院には行かず、様子を見ている」と発表した。
一死からヤクルト井野が放った 3遊間への打球にダイビング。捕球には成功したが倒れ込んだまま起き上がることができず、左肩を押さえて苦悶(くもん)の表情。審判が担架を要請し、トレーナーに付き添われて運ばれた。遊撃は植田海内野手に代わった。
北條は試合前までで61試合に出場。規定打席には足りていないが「打率3割2分4厘、1本塁打」をマークするなど好調をキープし、12日からは「1番打者」として出場していた。
阪神は11日の中日戦(甲子園)で福留孝介外野手が負傷。内野安打を放った際、右太ももに張りを訴えて途中交代していた。また糸井嘉男外野手も 6月30日に死球を受けて右足腓骨(ひこつ)を骨折。手負いのままプレーを続けている。CS争いが激しさを増す中、北條が離脱となれば大きな痛手となる。
4回表ヤクルト一死、井野卓捕手の 3遊間の打球をダイビングキャッチするも負傷した北條史也内野手=阪神甲子園球場
2安打零封負けで借金は今季ワーストタイの「9」。その現実以上に痛いアクシデントが虎を襲った。北條が負傷交代。 3遊間の打球を横っ飛びするも、そのまま起き上がることもできなかった。騒然とする甲子園。苦悶の表情を浮かべ、担架で運ばれてベンチ裏へと消えていった。
「脱臼でしょうね。詳しいことはまだ聞いていない」
金本監督も眉間にしわをよせた。ベンチから立ち上がり、植田との交代を告げたが…。執念あふれるプレーを続けてきた若虎の状態が、心配で仕方なかった。
4回表ヤクルト一死、北條史也内野手は井野卓捕手の打球を捕球するが左肩を痛めて遊撃内野安打とし、そのまま起き上がれず交代。後方は大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
「1番・遊撃」で出場し、 4回一死の守備だった。井野の打球に身を投げ出してダイビングキャッチ。起き上がって送球動作に入ろうとしたが、そのまま左肩を押さえ、あおむけに倒れた。クラブハウスには球団関係者にも連れられて自らの足で引き揚げたものの、15日からの出場は微妙。試合後に病院に行かず、球団広報は「左肩に亜脱臼のような症状が出ています。あす以降、様子を見るという形になります」と発表した。
今季は開幕「1軍」こそ逃したものの、 6月22日に昇格して以降はスタメンに定着。62試合に出場し「打率0.322、1本塁打、20打点」。44試合連続先発出場で、粘り強い打撃と元気いっぱいの守備でチームを支えてきた。片岡ヘッド兼打撃コーチも「心配? そうやね、あしたやね」と慎重に言葉を選んだ。
4回表ヤクルト一死、井野卓捕手の 3遊間の打球をダイビングキャッチするも負傷した北條史也内野手=阪神甲子園球場
勝負の秋のはずが、負傷者が続出だ。11日の中日戦(甲子園)では走塁中に福留が右太ももの張りを訴えて交代。先発したメッセンジャーも登録抹消された。福留はこの日、全体練習に合流したものの、守備練習は行わず。投打の大黒柱だけでなく、好調なリードオフマンまでも欠く事態となってしまった。
代役として出場した植田も 3打数無安打。傷だらけの虎。シーズンも終盤。今こそ一丸になるしかない。
★亜脱臼とは
関節が完全に外れる負傷を「脱臼」と呼ぶが、関節が完全に外れず、部分的に接したままずれるなどした場合は「亜脱臼」という。治療は関節を元の状態に戻し、場合によってはテーピングで固定するなどして安静にする。
阪神は14日、20、21日のウエスタン・ソフトバンク戦の開催球場を、鳴尾浜から甲子園に変更すると発表した。就任 1年目で首位を快走してきた矢野燿大 2軍監督(49)率いる若虎に、最高の環境を用意した。
大詰めを迎えたウエスタン・リーグ。「2位」ソフトバンクとの今季最後の直接対決 2試合が、急きょ 1軍本拠地で開催されることとなった。
「優勝が懸かっていますので。多くの方に見ていただければ」
球団関係者が期待とともに意図を明かした。 2軍の優勝は2010年以来。甲子園での「優勝」は、鳴尾浜を本拠地とした1994年以降では初。 1軍では2005年の「リーグ優勝」以来となる。
「2.5ゲーム」差の「2位」ソフトバンクが、15日からの広島 3連戦で「3連敗」し、阪神が19日のソフトバンク戦(鳴尾浜)に勝てば優勝マジック「2」が点灯する。翌20日の甲子園が“最短優勝日”となる計算だ。
その先の「ファーム日本選手権(10月 6日、サンマリン宮崎)」へ出場となればイースタンを独走する巨人との対戦が濃厚。「ファーム日本一」を決める舞台で「伝統の一戦」が実現すれば、史上初だ。
昨季も掛布前 2軍監督の退任試合と狩野の引退試合で、急きょ 2軍戦の開催場所が甲子園球場となった。今年は若虎たちが真価を見せつける甲子園となる。
◇データBOX◇
◎…阪神のファームが鳴尾浜を本拠地とした1994年以降、ウエスタン・リーグで「8度優勝」しているが、甲子園で胴上げをしたことはない。
◎…1987年にファーム日本選手権(発足当時の名称はジュニア日本選手権)が始まって以来、阪神と巨人が対戦したことはない。ちなみに阪神は「日本一4度」、巨人は「8度」。
※ 9月15日の予告先発は、阪神•青柳晃洋投手(24)ーヤクルト•山中浩史投手(33)です。
阪神は、やる気が無いから怪我人が出る!点数が逃げていく!等の悪循環を起こしている。試合中は、意地でも勝てる!と信じて一歩一歩進まなければ、ファンはドンドン逃げていく!全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(08月)
2018年 公式戦 日程と結果(09月)