●阪神は26日、DeNA戦(甲子園)が雨天で今季19度目の中止となり、14連戦初戦から足踏み。10月13日からのクライマックスシリーズ(CS)前に順位を決定するために、試合ができる日がついに「あと 1日」となった。谷本修球団副社長兼球団本部長(54)はセ・リーグから「ダブルヘッダーも検討してほしい」と打診があったことを明かした。阪神がダブルヘッダーを戦うとなれば、1993年以来、25年ぶり。同副社長は思案顔だった。金本知憲監督(50)は26日のDeNA戦(甲子園)が雨天中止となり、残り14試合の一戦必勝を宣言した。今後も 2試合以上ノーゲームがあった場合、阪神は全日程を消化しないまま順位を決定する可能性がある。 1試合でも早く順位を上げておく必要があるだけに、早めに勝利を積み重ねておきたいところだ。 3年連続で広島の「独走V」を許した金本知憲監督は26日、鯉の強力打線に脱帽した。打倒王者を目指し、若虎の底上げを図ったが、まだ道半ば。クライマックスシリーズ(CS)での再戦を目指して、残り14試合全力で戦う。今季の対戦は「10勝13敗(10月 2日からマツダスタジアムで最後の 2連戦)」で 4年連続負け越し。大幅に負け越しているヤクルトや巨人と比べれば健闘しているといえるが、選手層の厚さを含め、まだまだ発展途上。力の差を痛感した。昨季は「2位」だったが、現在「5位」に沈む。CS圏内の「3位」DeNAとは「2.5」差。天候不良の影響で14連戦と日程は厳しいが、可能性がある限りで、一つでも上を目指していく。
●福留孝介外野手(41)が26日、PL学園高時代の 2学年先輩でもある松井稼頭央(42=西武=本名:松井和夫)の引退を惜しんだ。メジャー時代にも食事につれてもらったり、親交は厚かった。泣いても笑っても、残り14試合。力強くチームを引っ張る。
●右肘痛を訴えて24日に出場選手登録を抹消された藤川球児投手(38)が26日、兵庫・西宮市内にある鳴尾浜でリハビリを開始した。この日は約1時間ウエートトレーニングで汗を流し、その後は施設内で治療を受けた。復活へ歩みを進めた。
●阪神の球団幹部は26日、大阪・野田の電鉄本社で坂井信也オーナー(70=阪神電鉄相談役)への定例報告会を行った。出席した谷本副社長は今秋のドラフト会議(10月25日)へ向けた報告を行ったことを明かした。またウエスタン・リーグで 8年ぶりに「優勝」した矢野燿大 2軍監督(49)がユニホーム姿で出席し、優勝報告。10月 6日の巨人との「ファーム日本選手権」を前に激励された。
●阪神 2軍は26日、日本生命と練習試合(鳴尾浜)を行い、 6回を終了したところで降雨コールド。 0- 4で敗れた。荒木郁也内野手(30)が、「超積極的」姿勢で失敗を恐れず果敢に攻め続けた。「2番1塁」でスタメン出場。この日は 3打席で 2安打 1四球と全打席出塁も、 3度の企図を全て失敗。しかし矢野 2軍監督は絶賛した。
●福永春吾投手(24)が社会人相手に 3回 3安打 4失点と課題を残した。初回、「5番」上西に中堅越えの特大3ランを被弾。 3回にも皆川に中堅越えの「ソロ本塁打」を浴び、この回で降板した。
●飯田優也投手(27)が最速 148キロの直球を武器に 1イニングを 0封した。 6回に「4番手」で登場。キレのある直球で押し込み、先頭から 2連続三振。二死から連打を浴びるも、最後は空振り三振に切り、 1回で 3つ目の三振を奪った。
記事をまとめてみました。
<阪神-DeNA=降雨中止>◇26日◇阪神甲子園球場
阪神は26日、DeNA戦(甲子園)が雨天で今季19度目の中止となり、14連戦初戦から足踏み。10月13日からのクライマックスシリーズ(CS)前に順位を決定するために、試合ができる日がついに「あと 1日」となった。谷本修球団副社長兼球団本部長はセ・リーグから「ダブルヘッダーも検討してほしい」と打診があったことを明かした。阪神がダブルヘッダーを戦うとなれば、1993年以来、25年ぶり。同副社長は「(週末には)台風(24号)も来ていますしね。相談を受けても、連盟がどう差配するかです」と思案顔だった。
雨の阪神甲子園球場
金本知憲監督は26日のDeNA戦(甲子園)が雨天中止となり、残り14試合の一戦必勝を宣言した。「全部必死で勝ちに行っていますから」と強調した上で、短期決戦ぐらいの気持ちで、という問いにも「ずっと、その気持ちでいますよ」と力を込めた。
今回のDeNA戦は現状10月10日に組み込まれる可能性が高い。この日はCSファーストステージ開幕日となる同13日の 3日前になる。規定では、CSに進出する 3チームはファーストステージ開幕 2日前の「上位3位」までと決まっている。今後も 2試合以上ノーゲームがあった場合、阪神は全日程を消化しないまま順位を決定する可能性がある。 1試合でも早く順位を上げておく必要があるだけに、早めに勝利を積み重ねておきたいところだ。
練習を見守る金本知憲監督=阪神甲子園球場室内練習場
我、敗れたり…。 3年連続で広島の「独走V」を許した阪神・金本知憲監督は26日、鯉の強力打線に脱帽した。打倒王者を目指し、若虎の底上げを図ったが、まだ道半ば。クライマックスシリーズ(CS)での再戦を目指して、残り14試合全力で戦う。
広島で現役時代をともにした緒方監督が「3連覇」。金本監督は現実を受け止めるしかなかった。
「(広島は)相変わらず打線がつながるというかね。逆転勝ち、何点リードしても、ドンドンドンドンつなげてくる」
皮肉にも虎は開幕から貧打ばかり…。「とにかく打って打って勝つチームだから。それを押さえ込むしかないよね」
投手力に自信はあった。今季に限ってはノーチャンスではなかったと認めた。
「今年は(広島は)リリーフにスキがあるかな…と思ってて、そこがつけいるスキがね、チャンスあると思ったけど」
DeNA戦が雨天中止となり、室内練習場で練習を見守る金本知憲監督。広島の強力打線に脱帽した=阪神甲子園球場室内練習場
今季の対戦は「10勝13敗(10月 2日からマツダスタジアムで最後の 2連戦)」で 4年連続負け越し。大幅に負け越しているヤクルトや巨人と比べれば健闘しているといえるが、選手層の厚さを含め、まだまだ発展途上。力の差を痛感した。
「真っすぐへの力」-。打倒・広島対策は、はっきりしていた。指揮官は「ちゃんとデータに出ている」とも。だから昨秋のキャンプから野手にはスイング数、ウエートトレも強化した。ところが、期待していた若虎が開幕から相次いで不振。攻撃力の差は埋まらなかった。
昨季は「2位」だったが、現在「5位」に沈む。CS圏内の「3位」DeNAとは「2.5」差。天候不良の影響で14連戦と日程は厳しいが、可能性がある限りで、一つでも上を目指していく。
24日阪神-巨人で、内野フライに倒れた福留孝介外野手=阪神甲子園球場
福留が26日、PL学園高時代の 2学年先輩でもある松井稼(西武)の引退を惜しんだ。「まだ見ていても、僕らよりも動ける。でも区切りを決めていたと思う。お疲れさまでしたと言いたい」
メジャー時代にも食事につれてもらったり、親交は厚かった。「すごく寂しい思いはあるんですけど。本人が決めたことなので」。泣いても笑っても、残り14試合。大先輩の思いを胸に、力強くチームを引っ張る。
阪神藤川球児投手=阪神甲子園球場(2018年9月12日撮影)
右肘痛を訴えて24日に出場選手登録を抹消された藤川球児投手が26日、兵庫・西宮市内にある鳴尾浜でリハビリを開始した。
この日は約1時間ウエートトレーニングで汗を流し、その後は施設内で治療を受けた。「最善は尽くします。( 1軍に)今いない選手なので、いる選手たちがしっかりやってくれると思う」。虎ブルペンを支えてきた精神的支柱が、復活へ歩みを進めた。
阪神の球団幹部は26日、大阪・野田の電鉄本社で坂井信也オーナーへの定例報告会を行った。出席した谷本副社長は「営業面の報告と、あとは編成面について少し。ドラフトの全選手のリストを渡して、この中から選びますという話をしました」と今秋のドラフト会議(10月25日)へ向けた報告を行ったことを明かした。
またウエスタン・リーグで 8年ぶりに「優勝」した矢野燿大 2軍監督がユニホーム姿で出席し、優勝報告。「(電鉄幹部から)『日本一になれるようがんばってください』と言われた」と10月 6日の巨人との「ファーム日本選手権」を前に激励された。
練習試合<阪神 0- 4日本生命>◇26日◇阪神鳴尾浜球場
阪神 2軍は26日、日本生命と練習試合(鳴尾浜)を行い、 6回を終了したところで降雨コールド。 0- 4で敗れた。
阪神荒木郁也内野手(2016年 7月30日撮影)
阪神荒木郁也内野手が、「超積極的」姿勢で失敗を恐れず果敢に攻め続けた。
「2番1塁」でスタメン出場。この日は 3打席で 2安打 1四球と全打席出塁も、 3度の企図を全て失敗。しかし矢野 2軍監督は「結果をみてダメだという人もいるかもしれないけど、俺はそうは思わない。あの姿勢でいいと思う。2つアウトになって3つ目は行きにくいやん。逆にいったことがすごい」と絶賛した。
阪神福永春吾投手=阪神甲子園球場(2018年 6月29日撮影)
阪神福永春吾投手が社会人相手に 3回 3安打 4失点と課題を残した。初回、「5番」上西に中堅越えの特大3ランを被弾。 3回にも皆川に中堅越えの「ソロ本塁打」を浴び、この回で降板した。福永は「打たれた甘い球をしっかり低めに投げられるようにしたい」と反省。矢野 2軍監督は「春先からもずっと言っていたけど、真っすぐを待っていても真っすぐで押し込んでファウルがとれる。それぐらいのレベルになってこないと 1軍で投げるってところにはこない」と話した。
阪神飯田優也投手=ナゴヤドーム(2018年 7月31日撮影)
阪神飯田優也投手が最速 148キロの直球を武器に 1イニングを 0封した。 6回に「4番手」で登場。
キレのある直球で押し込み、先頭から 2連続三振。二死から連打を浴びるも、最後は空振り三振に切り、 1回で 3つ目の三振を奪った。飯田は「トレードで来てから最初はよくなかったけど、本来の球を投げられつつある」。矢野 2軍監督は「真っすぐで抑えにいこうという姿勢というか気迫というのも感じた。状態は上がっている」と話した。
※ 9月27日の予告先発は、阪神・ランディ・メッセンジャー投手(37)ーDeNA・ジョー・ウィーランド投手(28)、外人投手同士の戦いが予定されています。結果は、どちらに賞杯が上がるでしょうか。乞うご期待下さい!
全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(09月)
2018年 公式戦 日程と結果(10月)