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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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緒方監督、4シーズンで3度優勝は史上5人目!来季続投が決定的、オーナー絶賛!新井、V3で有終!

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あふれる「カープ愛」で壁を突き破った。広島が緒方孝市監督(49)に率いられ、球団初の「3連覇」となる 9度目の「セ・リーグ制覇」を果たした。チーム91年以来の地元胴上げで 9度、宙を舞った。今季は投手陣の整備に苦しみながらライバルを圧倒。黄金時代に突入した。広島を愛する男が、ついに偉業を達成した。開幕前から「3連覇」とノルマのように言い続け、 135試合目で成就。緒方監督の目に涙はない。本拠地のど真ん中で力強く 9度舞った。優勝インタビューで絶叫した。頑固者。周囲とうまく交わらないこともある。それでも監督業は成績がすべて。球団初の功績は何より貴い。後世に継がれる監督となった。特に投手陣。開幕直後に野村祐輔投手(29)、薮田和樹投手(26)が不振で先発ローテから消えた。交流戦は「7勝11敗」の「10位」と低迷。それでも打線の奮起、救援陣のやりくりで乗り切った。全日程を未消化も、防御率 4点台の「優勝」なら球団史上初。ヘロニモ・フランスア投手(24)、野間峻祥外野手(25)、アドゥワ誠投手(19)ら新戦力が台頭した 1年は、座右の銘である「出会いに感謝」のシーズンだった。起用に情は入れない。象徴が強力打線の代名詞タナキクマルの解体。固定観念は捨てている。一方で目配りは怠らなかった。 8月上旬、長い 2軍暮らしを代理人に「寂しい」と漏らしたエルドレッドには手を挙げて面談。例えば投手の連投を酷使と言われ、戸惑いながらも受け入れて今に至る。フランスアが 8月に18試合登板の日本タイ記録。更新の可能性もあった。選手とは一線を引くが、理解度は深まった。現役だった1999年オフ、FA移籍と悩んで残留を選択。育ててくれた広島の町、球団への恩義があり、使命感にあふれる。今年は 7月に「豪雨災害」が発生。関係者を通じて被災地に飲料水を届けた。昨秋、交響楽団のコンサートに行く機会があった。つかの間の安らぎは家族と愛犬。そこにクラシック音楽が加わった。春季キャンプの散歩中は戦力構想を練りながら、イヤホンから流れるパッヘルベルの「カノン」に癒やされた。現代に応用される同曲のコード進行は「黄金コード」とも呼ばれる。「V3」はまさに黄金期だ。さあ、秋に待つのは短期決戦。過去 2年は苦杯をなめた。カープの野球ができれば、必ず勝てると信じている。

緒方監督のかな子夫人(45)は指揮官の変化を感じ取っていた。 3度目の優勝だが、自宅ではこれまで以上に仕事に没頭している印象を受けたという。スマホのアプリを使って愛犬・優勝(ゆうしょう)君がしゃべっているようにしてメッセージを送ったという。試合前に送るとほぼ勝った。愛犬を溺愛する監督も感謝している。

本拠地での胴上げは27年ぶり。広島松田元オーナー(67)が、「3連覇」に導いた緒方孝市監督を絶賛した。続投要請の方針。受諾に支障はないとみられ、来季5年目の指揮を執ることが決定的となった。同オーナーは「3連覇」の要因として、主に 2点を挙げた。今季限りで引退する新井にも言及。感謝した。

酸いも甘いも味わったプロ20年の思いがどっとあふれ出た。新井貴浩内野手(41)の最後のリーグ優勝は笑顔でいっぱい。球場全体から鳴り響く「新井コール」。広島に生まれ、広島ファンに最も愛されたスラッガーが緒方監督に続いて 5度、宙を舞った。10- 0の 7回二死 1、 2塁に代打として登場。 3ゴロとなったが、球場から大きな拍手が送られた。 5日に「若手の成長」を理由に今季限りでの「現役引退」を発表。球場で球界OBに会う度に惜しまれ返答に困って苦笑いする姿はほほえましかった。 9日のナゴヤドームでの中日戦、16日の神宮でのヤクルト戦では相手チームから花束を贈られ、両軍の観客から拍手をもらった。敵味方関係なく愛された。打席に入ると、右翼席の応援団は「ARAI25」と書かれた大きな応援旗を掲げる。この旗は2007年にFA宣言した際、残留を望む人の寄せ書き入りで応援団からもらった。阪神移籍後も広島市の実家で保管していた。2015年に広島復帰後、応援団に返却。引退発表して応援団が再び掲揚し始めた。感謝の気持ちは尽きない。「ドラフト6位」以下の入団では史上 2人目の通算「2000安打」を達成(当時)、「セ・リーグ歴代最年長MVP(39歳)」に輝くなど、持ち前のパワーと努力で数々の奇跡を起こした。全国的に無名だった駒澤大學時代の1999年、阪神からの自由契約を選択した2015年。 2度も温かく迎え入れてくれたカープで日本一を達成して最後の花道を飾る。

広島ナインが27年ぶりの地元ビールかけを楽しんだ。試合終了から約 1時間20分後、 1軍メンバーに加え、一部の 2軍選手やスタッフが会場に集合した。全員がそろいの特製Tシャツを着用した。最初に緒方孝市監督が檀上からあいさつ。そのあと選手会長の會澤翼捕手(30)が発声し、勢いよくスタートした。用意されたビールは過去 2年を上回る中びん6000本。ほぼ全員が両手持ちスタイルで次々またたく間に減らしていった。ビールかけ会場は、普段は選手らのタクシー乗り場になっているマツダスタジアム内の駐車場。昨年は準備しておきながら惜しくもかなわなかった。足踏みが続いたため、前日までの 3日間は設営と撤収を繰り返していた。終了のあいさつは今季限りで引退する新井貴浩内野手。新井らしいジョークも忘れなかった。

記事をまとめてみました。

 

 

 <広島10- 0ヤクルト>◇ 回戦◇阪神 勝 敗 0分◇26日◇Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:「マツダスタジアム」)

 あふれる「カープ愛」で壁を突き破った。広島が緒方孝市監督に率いられ、球団初の「3連覇」となる 9度目の「セ・リーグ制覇」を果たした。

 チーム91年以来の地元胴上げで 9度、宙を舞った。今季は投手陣の整備に苦しみながらライバルを圧倒。黄金時代に突入した。

 広島を愛する男が、ついに偉業を達成した。開幕前から「3連覇」とノルマのように言い続け、 135試合目で成就。緒方監督の目に涙はない。本拠地のど真ん中で力強く 9度舞った。

 「ファンの皆さん、『3連覇』、『リーグ優勝』おめでとうございます! ファンの方と一緒に胴上げされているようで、夢のような時間でした。広島に新しい歴史を作ってくれた選手たちに、よく頑張ったと、それしかない」。優勝インタビューで絶叫した。頑固者。周囲とうまく交わらないこともある。それでも監督業は成績がすべて。球団初の功績は何より貴い。後世に継がれる監督となった。

 「苦しいことの連続」と振り返った。特に投手陣。開幕直後に野村、薮田が不振で先発ローテから消えた。交流戦は「7勝11敗」の「10位」と低迷。それでも打線の奮起、救援陣のやりくりで乗り切った。全日程を未消化も、防御率 4点台の「優勝」なら球団史上初。フランスア、野間、アドゥワら新戦力が台頭した 1年は、座右の銘である「出会いに感謝」のシーズンだった。

 起用に情は入れない。象徴が強力打線の代名詞タナキクマルの解体。「ラミちゃんみたいに『2番』メヒアも面白い」と真顔で言った。固定観念は捨てている。一方で目配りは怠らなかった。 8月上旬、長い 2軍暮らしを代理人に「寂しい」と漏らしたエルドレッドには手を挙げて面談。「頑張れよと言った。大事な戦力だから」。就任して学んだ。時代が違う、ということ。

 「セ・リーグ3連覇」を飾って胴上げされる緒方孝市監督=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 「難しいよね。俺らは体が満足じゃなくても絶対にプレーしていた。今はそれが許されない」。例えば投手の連投を酷使と言われ、戸惑いながらも「選手ファースト」を受け入れて今に至る。フランスアが 8月に18試合登板の日本タイ記録。更新の可能性もあったが「ウチが 4連投させたことがあるか?」と目をつり上げた。選手とは一線を引くが、理解度は深まった。

 現役だった99年オフ、FA移籍と悩んで残留を選択。育ててくれた広島の町、球団への恩義があり、使命感にあふれる。今年は 7月に「豪雨災害」が発生。関係者を通じて被災地に飲料水を届けた。佐賀出身だが第2の故郷が傷つく姿を見過ごせなかった。そして最重要課題の勝利とともに掲げるのが「魅力あるカープの野球を見せること」。スピード感があり、最後まであきらめない姿を提供したい。「それがすべて」とも言い切る。だからこそ、カープを信じて本拠地を埋めるファンに心から感謝する。この環境を作ったのは「選手の力」と認めている。

 「神様だから。 4年間ずっと持ち歩いている」と故松下幸之助氏の金言集がバイブル。その一節には「誰よりも早く起き、誰よりも遅くまで働く。経営者自身が身をもって示すことが第一」とある。ナイターでもいち早く球場入りし、映像を見る生活は就任 4年目も同じだ。体は疲弊。 8月には試合前の練習に 2日間出られなかった。原因は高熱。だが周囲に隠した。側近のコーチ陣に対してさえも。松下氏が説いた率先垂範の精神が息づいている。

 昨秋、交響楽団のコンサートに行く機会があった。つかの間の安らぎは家族と愛犬。そこに「はまった」というクラシック音楽が加わった。春季キャンプの散歩中は戦力構想を練りながら、イヤホンから流れるパッヘルベルの「カノン」に癒やされた。現代に応用される同曲のコード進行は「黄金コード」とも呼ばれる。「V3」はまさに黄金期だ。「『リーグ優勝』はゴールじゃない。『日本一』というゴールにチーム一丸で向かいたい」。

 さあ、秋に待つのは短期決戦。過去 2年は苦杯をなめた。カープの野球ができれば、必ず勝てると信じている。

 「セ・リーグ優勝」を決め広島緒方孝市監督(左)とタッチをかわす新井貴浩内野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

◆緒方孝市(おがた・こういち)

 1968年(昭43)12月25日、佐賀県生まれ。鳥栖高から1986年「ドラフト3位」で広島入団。1995年に現在もセ・リーグ記録の10試合連続盗塁をマーク。1996年オフに元タレントの中條かな子と結婚。1995~1997盗塁王。1995~1999年外野手で「ゴールデングラブ賞」。2008年に選手兼コーチとなり2009年現役引退。引退後はコーチを務め、2015年監督就任。現役時代は「1808試合、打率2割8分2厘、1506安打、241本塁打、725打点、268盗塁」。 181センチ、80キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸8000万円。家族は夫人と 1男 2女。

▼広島緒方監督は4年間で3度目の優勝。

 リーグ優勝を 3度以上の監督は14年秋山監督(ソフトバンク)以来20人目で、広島では 4度の古葉監督に次いで 2人目になる。過去に就任 1年目から「4連覇」した監督はおらず、 4シーズンで「3度優勝」は、(1)→(1)→(1)→(3)の森監督(西武)以来 5人目のタイ記録だ。「3連覇」以上を達成した監督は2007~2009年、2012~2014年と 2度記録した原監督(巨人)以来で10人目。過去 9人の現役時代のポジションは内野手 6人、捕手 2人で、プロ経験のなかった藤本監督はアマ時代に投手。外野手出身の監督では初めて「3連覇」を達成した。

< 1年目から 4シーズンで「3度優勝」した監督>

水原茂(巨人)1950~1953年(3)→(1)→(1)→(1)

上田利治(阪急)1974~1977年(2)→(1)→(1)→(1)

藤田元司(巨人)1981~1983、1989年(1)→(2)→(1)→(1)

森祇晶(西武)1986~1989年(1)→(1)→(1)→(3)

 

 3回裏、声援を送る緒方かな子夫人と家族たち=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 緒方監督のかな子夫人は指揮官の変化を感じ取っていた。

 3度目の優勝だが、自宅ではこれまで以上に仕事に没頭している印象を受けたという。「休みの日でも常にテレビやパソコンで他球団の試合を見たり、 2軍の試合をチェックする。いつ寝るんだろうと思っていました」。スマホのアプリを使って愛犬・優勝(ゆうしょう)君がしゃべっているようにしてメッセージを送ったという。内容は「パパ頑張って」など簡単なものだが、試合前に送るとほぼ勝った。愛犬を溺愛する監督も「うれしいよ」と感謝している。

 

 広島松田元オーナーが、「3連覇」に導いた緒方孝市監督を絶賛した。

 「きまじめにやって、フロントのことも分かっている。そういう監督は貴重。毎年成長している。今年は特に。すごいなと思う」と続投要請の方針。受諾に支障はないとみられ、来季5年目の指揮を執ることが決定的となった。

 同オーナーは「3連覇」の要因として、主に 2点を挙げた。「緒方の厳しさが、 1つはある。 1年を通じて非常に感じたこと。どうしても勝つんだという意志を表していた。もう 1つはチームの兄弟の絆というか、結束。この 2つがすごく良かった」と振り返った。

 今季限りで引退する新井にも言及。「存在感は大きい。でないとあんな雰囲気は生まれない。ガチーンとスクラムを組んだ感じ。兄弟の結びつきみたいなものを醸し出してくれた。 4年間、一生懸命さで楽しませてくれた」と感謝した。

 「セ・リーグ3連覇」を飾った緒方孝市監督=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 広島が、球団初の3連覇を達成した。「優勝マジック1」のまま 2日間足踏みしたこの日、「2位」ヤクルトとの直接対決に大勝し、 3年連続 9度目の「セ・リーグ優勝」が決まった。本拠地での胴上げは27年ぶり。緒方孝市監督の優勝会見は以下の通り。

-「3連覇」について

 緒方監督 今シーズンはちょっと長かった。当初から厳しい試合が多く、けが人も多くて、安定した戦いが出来なかったという思いだったんで、「3連覇」につながったというのは、選手達の頑張りだと思う。シーズンを通した戦いの中で、若い力、新しい力が今年も出てきてくれたなと。そういった中で、自分たちの最後まであきらめない野球、そういう野球を1試合1試合積み重ねて戦えたなと。

-苦しい長いシーズンで勝ち取れたのは手応えがあるのでは

 緒方監督 カープの野球って周りから見たら攻撃力がクローズアップされがちだと思うんですが、自分の目指す野球は、投手を中心とした守り勝つ野球。それを選手に対して求めているところがある。田中、菊池、そして丸、会沢のセンターラインが守りっていうのを自分の中で失点を防いで、守りから勝ちの流れを持ってこれるような試合展開をしてくれるので、それが「3連覇」につながったと自分の中では思っている。

-新しい力も出てきた

 緒方監督 名前を出せばアドゥア、フランスア。投手陣の中ではこの 2人。野手では丸がケガしたときに野間がいい活躍をしてくれた。安部が不調だったときは西川がカバーしてくれた。そうした新しい力も本当にチームの力になってくれた。

-昨季悔しい思いをした短期決戦が待っているが

 緒方監督 リーグ優勝というのはゴールじゃない。日本一というゴールに向かってチーム一丸となって向かいたい。

 

 優勝が決まった瞬間、とびきりの笑顔を見せた新井貴浩内野手。引退シーズンは最高の結果となった=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 酸いも甘いも味わったプロ20年の思いがどっとあふれ出た。新井の最後のリーグ優勝は笑顔でいっぱい。球場全体から鳴り響く「新井コール」。広島に生まれ、広島ファンに最も愛されたスラッガーが緒方監督に続いて 5度、宙を舞った。

 「やっぱりね、最高でした!! (胴上げは)事前にいいからといっていたんだけど、やってもらって本当にありがたい。ファンの皆さんにありがとうということしかないです」

 10- 0の 7回二死 1、 2塁に代打として登場。 3ゴロとなったが、球場から大きな拍手が送られた。

  5日に「若手の成長」を理由に今季限りでの「現役引退」を発表。球場で球界OBに会う度に「まだまだやれるのにもったいない」と惜しまれ「いやもう…」と返答に困って苦笑いする姿はほほえましかった。 9日のナゴヤドームでの中日戦、16日の神宮でのヤクルト戦では相手チームから花束を贈られ、両軍の観客から拍手をもらった。敵味方関係なく愛された。

 優勝決定の瞬間、ベンチを飛び出す赤ヘルナイン=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 打席に入ると、右翼席の応援団は「ARAI25」と書かれた大きな応援旗を掲げる。この旗は2007年にFA宣言した際、残留を望む人の寄せ書き入りで応援団からもらった。阪神移籍後も広島市の実家で保管していた。2015年に広島復帰後、応援団に返却。引退発表して応援団が再び掲揚し始めた。「もちろん、見えているよ」。感謝の気持ちは尽きない。

  7月の西日本豪雨では故郷広島が甚大な被害にあった。試合での全力プレーはもちろん、グラウンド外でも選手会の一員として募金の呼びかけに参加。個人でも義援金を送った。27年前の1991年、当時中学 3年の貴浩少年は、テレビで赤ヘル戦士がグラウンドでファンの前でビールかけをする映像を見た。「楽しそうだった」。いつか、あんなふうにファンを喜ばせてみたい-。夢をかなえ、被災から立ち上がる地元に笑顔を届けた。

 「自分たちはセ・リーグのチャンピオンチームだけど、挑戦者の気持ちで。絶対にクライマックスシリーズを突破するんだと臨んでいきたい」

 選手に胴上げされた新井貴浩内野手。試合前には断っていたが、やっぱりうれしいもの=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 「ドラフト6位」以下の入団では史上 2人目の通算「2000安打」を達成(当時)、「セ・リーグ歴代最年長MVP(39歳)」に輝くなど、持ち前のパワーと努力で数々の奇跡を起こした。全国的に無名だった駒大時代の1999年、阪神からの自由契約を選択した2015年。 2度も温かく迎え入れてくれたカープで日本一を達成して最後の花道を飾る。

◆新井 貴浩(あらい・たかひろ)

 内野手。1977(昭和52)年 1月30日生まれ、41歳。広島県出身。広島工高、駒大を経て、1999年「D6位」で広島入団。2005年に「本塁打王(43本)」獲得。2007年オフにFA権を行使し、阪神移籍。2011年に「打点王(93打点)」に輝いた。2014年オフに再び広島へ。2016年 4月26日のヤクルト戦(神宮)で通算「2000安打」を達成。「リーグ優勝」に貢献し、MVPに選出された。通算「2380試合出場、打率0.278、319本塁打、1303打点」。 1メートル89、 102キロ。右投げ右打ち。既婚。今季年俸 1億1000万円。背番号「25」。

 

 広島ナインが27年ぶりの地元ビールかけを楽しんだ。試合終了から約 1時間20分後、 1軍メンバーに加え、一部の 2軍選手やスタッフが会場に集合した。全員がそろいの特製Tシャツを着用した。

 最初に緒方孝市監督が檀上からあいさつ。「 3連覇というすごいことをやってのけた選手と、支えてくれたコーチやスタッフの皆さんを誇りに思います。全国のカープファンに大きな感動を与え、何より広島を元気にしてくれた。これだけの人数で楽しいビールかけができる。ケガのないようによろしく!」とあいさつ。

  3連覇を達成し歓喜のビールかけで盛り上がる広島ナイン=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 そのあと選手会長の會澤翼捕手が「会場を用事してくださった皆さんありがとうございました。また明日から気を引き締めて頑張りましょう。今日は盛り上がっていきますよ。3連覇、最高でーす!」と発声し、勢いよくスタートした。

 用意されたビールは過去 2年を上回る中びん6000本。ほぼ全員が両手持ちスタイルで次々またたく間に減らしていった。

 ナインからビールを掛けられまくる新井貴浩内野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 ビールかけ会場は、普段は選手らのタクシー乗り場になっているマツダスタジアム内の駐車場。昨年は準備しておきながら惜しくもかなわなかった。足踏みが続いたため、前日までの 3日間は設営と撤収を繰り返していた。撤収作業の最中に選手が帰路につき、足踏みを申し訳ないと口にした選手もいたが、地元のメディア関係者も巻き込んでの宴は大盛り上がりだった。

 終了のあいさつは今季限りで引退する新井貴浩内野手。「セ・リーグのチャンピオンフラッグは今日手にしましたが、僕たちがほしい旗はもう1つあります」と過去2年はかなわなかった日本シリーズ制覇を誓い合った。一本締めの前には「2次会は黒田(博樹)さんの家でやります。聞いたら300人以上は入るらしいので」と新井らしいジョークも忘れなかった。

 

※ 9月27日の予告先発は、広島・野村祐輔投手(29)ーヤクルト・星知弥投手(24)です。

 

 2018年公式戦順位表

 

 2018年交流戦順位表

 

 

 

 

 

   

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