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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神連敗3で止める!中谷、来季へ光弾!陽川が意地V打で史上最悪勝率阻止!救援陣、本拠0封締め!

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阪神先発の岩田稔投手(34)は安定した立ち上がり。 3回を終えて 2安打無失点。DeNA先発のジョー・ウィーランド投手(28)も 3回を 2安打無失点。DeNAは 4回、「7番」倉本寿彦内野手(27)の中前適時打で先制。阪神は 1点を追う 6回、代打中谷将大外野手(25)の「5号左越えソロ」で同点に追いついた。阪神は 7回、「5番」陽川尚将内野手(27)の「中越え適時2塁打」で勝ち越し。先発岩田が 6回 1失点と粘り、救援陣も無失点リレーで連敗を「3」で止めた。阪神能見篤史投手(39)が「4勝」目、DeNA今永昇太投手(25)は「11敗」目。阪神は観客動員数が金本政権ワーストとなった本拠地最終戦を陽川の勝ち越し打で白星で締めくくった。この日、敗れるか引き分けていたら、1978年に記録した本拠地甲子園での球団史上最悪勝率(3割4分5厘)を更新寸前だった。残り試合は13日中日戦(ナゴヤドーム)のあと 1試合。敗れると2001年野村政権以来の「80敗」目に到達する。 7回には陽川の「適時2塁打」で勝ち越しに成功。能見、藤川球児投手(38)、ラファエル・ドリス投手(30)の継投で逃げ切った。連敗は「3」でストップした。阪神の本拠地最終戦は観衆 2万5930人を集め、今季の主催試合入場者数は 289万8976人(このうち 4人は虎ちゃん達です!)。 となった。 290万人を下回ったのは、2015年以来。金本政権ではワーストの数字だ。「2位」に躍進した昨年は、 303万4626人を記録した。今季は17年ぶりの「最下位」と低迷。雨天中止の試合が多かったことも要因だ。苦悶のスピーチ-。阪神はDeNAに 2- 1で勝利し、今季の甲子園最終戦を白星で締めくくった。しかし甲子園で借金「18」、17年ぶりの「最下位」という屈辱の結果に、金本知憲監督(50)は試合後のセレモニーでファンに謝罪。来季は、今季から結んだ 3年契約の 2年目で続投は既定路線だが、自身のことについては語らなかった。甲子園では寂しい 2万5930人の中心で、頭を下げた。試合後の本拠地最終戦セレモニーでは、声援と怒号が交錯した。 142試合目。金本監督がざんげした。一直線に並んだ首脳陣、選手たち。そこから一歩歩み出て、マイクの脇に体をズラして頭を垂れると、さらに続けた。セレモニー後のベンチ裏。報道陣への取材対応でもわび続けた。甲子園では今季「21勝39敗2分け」。球団ワーストの借金「18」を抱えた。年俸 3億4000万円のウィリン・ロサリオ内野手(29)がわずか「8発」に終わった大誤算はあったが、故障者も続出。頼みの福留孝介外野手(41)、糸井嘉男外野手(37)、鳥谷敬内野手(37)、そして能見、藤川らも歳を重ねていくなか、育成が課題だ。簡単ではないことは、金本監督がもっとも痛感している。責任を重く受け止めた。悔しさにまみれ、謝罪に終わった今季。苦悶だけが、残った。

甲子園に充満し続けたモヤモヤを、最後に光り輝く弾道で払った。久しぶりに両手に残った感触をかみしめながら、中谷がダイヤモンドを一周。秋雨のなか、声をからした虎党の夢と希望も乗せたアーチとなった。拙攻を繰り返し、淡々と迎えた 0- 1の 6回だった。一死走者無しで好投・岩田の代打で登場。代わったばかりの三嶋一輝投手(28)の甘く入った 149キロ直球を思い切り振り抜き、一瞬で左翼スタンドに運び去った。 9月22日の広島戦(マツダ)以来、出場11試合ぶりに放った「5号同点ソロ」は、チームにとって同27日のDeNA戦(甲子園)での大山悠輔内野手(23)のランニング本塁打以来、実に12試合ぶりの一発。甲子園でのフェンスオーバーは同12日の中日戦での大山以来、 1カ月ぶりだ。昨季は阪神生え抜きの右打者としては2006年の濱中治(40=現打撃コーチ)以来となる「20発」を放ち、飛躍を期待された今季だが…。まさかの「5発」。大山も「11本」、陽川も「6本」と、若虎 3人で計「22本」は寂しい。来年 1月で26歳。もう“若手”ではない。大山、陽川らと計算できる中心選手として殻を破らなければ、虎の「最下位」からの上昇はない。まずはラスト 1試合。13日の中日戦(ナゴヤドーム)。来季への光…だけでは終わらせない。努力を重ねても結果が出なかった悔しさは、必ず2019年への糧にする。

陽川尚将内野手が、甲子園最終戦で意地の決勝タイムリーを放った。同点で迎えた 7回、一死から大山が右翼線を破る 2塁打で出塁。チャンスの打席で今永が投じた低めの変化球にくらいつき、中堅越えの 2塁打で勝ち越しに成功した。この日は 3打数 3安打の「猛打賞」。ウィーランド投手、濱口遥大投手(23)、今永昇太投手(25)と 3投手から結果を残した。本拠地最終戦での勝利。虎党に向けて感謝を口にした。 5年目の今季は自己最多74試合出場、「打率2割5分5厘、48打点、6本塁打」の成績だった。

追いついた直後の 7回に登板した39歳の能見は下位打線を三者凡退に。「4勝」目を挙げたが悔しさをにじませた。今季は 6月に中継ぎに配置転換されてから40試合に登板。「防御率0.90」と抜群の安定感でブルペンを支えてきたが、厳しい表情を崩さなかった。

藤川球児投手が 8回にマウンドに上がると、圧巻の 3者連続奪三振。 9回もドリス投手が 3三振で締め、 7回以降は 1人の走者を許すこともなく、完璧なリリーフを見せた。チームは17年ぶりの「最下位」に沈んだことで、 3人とも試合後は厳しい表情だった。藤川はファンに謝罪。ドリスは神妙な面持ちで語った。虎の意地を示すのように、わずか11球でピシャリと抑えた。 1点を勝ち越した直後の 8回のマウンドを託された藤川は、「1番」からの好打順を 3者三振。それでも…。クラブハウスへ向かいながら、思いを吐露した。本拠地甲子園で借金「18」…。どれだけ投げて抑えても、チームが勝たなければ意味がない。険しい表情で振り返る背中に、悔しさがにじんだ。来季39歳。今季は巨人・杉内俊哉投手(37)ら松坂世代の仲間が次々とユニホームを脱いだ。しかし、藤川球児は2019年も、力強いボールで虎投を支える。「最下位」の現実を受け止めて、前を見すえた。強い虎を、取り戻す-。

マルコス・マテオ投手(34)、ディエゴ・モレノ投手(31)が10日、帰国した。マテオはドミニカ共和国、モレノはベネズエラに帰った。昨季最優秀中継ぎ投手に輝いたマテオは今季、右肩の不調にも苦しみ17試合登板で「防御率6.75」。 1年目のモレノは 8試合登板に終わっていた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 1DeNA>◇25回戦◇阪神17勝 8敗 0分◇10日◇阪神甲子園球場

 阪神先発の岩田は安定した立ち上がり。 3回を終えて 2安打無失点。DeNA先発のウィーランドも 3回を 2安打無失点。

 DeNAは 4回、「7番」倉本の中前適時打で先制。阪神は 1点を追う 6回、代打中谷の「5号左越えソロ」で同点に追いついた。

 阪神は 7回、「5番」陽川の「中越え適時2塁打」で勝ち越し。先発岩田が 6回 1失点と粘り、救援陣も無失点リレーで連敗を「3」で止めた。

 阪神能見が「4勝」目、DeNA今永は「11敗」目。

  7回裏阪神一死 2塁、金本知憲監督(左)は陽川尚将内野手の「中越え勝ち越し適時2塁打」で生還した大山悠輔内野手を迎える=阪神甲子園球場

 阪神は観客動員数が金本政権ワーストとなった本拠地最終戦を陽川の勝ち越し打で白星で締めくくった。この日、敗れるか引き分けていたら、1978年に記録した本拠地甲子園での球団史上最悪勝率(3割4分5厘)を更新寸前だった。

 残り試合は13日中日戦(ナゴヤドーム)のあと 1試合。敗れると01年野村政権以来の「80敗」目に到達する。

 阪神は 4回二死 1、 3塁でDeNA倉本に適時中前打を浴び、先制を許した。阪神先発の岩田は 6回 1失点にまとめ、直後の 6回裏に代打を送られた。

 岩田に代わって登場した中谷が左翼席へ本塁打を放ち、同点に追いついた。この 1発でチームでは 9月27日DeNA戦以来、「12試合ぶり本塁打」となった。

  7回には陽川の「適時2塁打」で勝ち越しに成功。能見、藤川、ドリスの継投で逃げ切った。連敗は「3」でストップした。

  6回裏阪神1死、代打中谷将大外野手(右)は「左越え同点本塁打」を放ち、金本知憲監督に迎えられる=阪神甲子園球場

 阪神の本拠地最終戦は観衆 2万5930人を集め、今季の主催試合入場者数は 289万8976人となった。

  290万人を下回ったのは、15年以来。金本政権ではワーストの数字だ。「2位」に躍進した昨年は、 303万4626人を記録した。

 今季は17年ぶりの「最下位」と低迷。雨天中止の試合が多かったことも要因だ。

  7回裏阪神無死、風船飛ばす阪神ファンだが夜空はスカスカ=阪神甲子園球場

 金本知憲監督が、本拠地最終戦でファンに今季の成績低迷をおわびした。今季は残り試合をあと 1試合を残して「61勝79敗2引き分け」で「最下位」が確定している。

 試合終了後にセレモニーで「今シーズンこういうチーム状態の中、 1年間、最後まで応援していただきまして心より感謝申し上げます。選手たちは開幕から目一杯、体を張って頑張ってくれましたけど、私の力足らずのため、こういう結果になってしまい、謝罪とおわびを申し上げたいと思います。この悔しさを選手は真摯に受け止め、来年必ずたくましくなって帰ってくれるものと信じております。本当に心よりおわび申し上げます。そして 1年間、本当にありがとうございました」と頭を下げた。

 この日の観衆は 2万5390人で、今季の主催試合入場者数は 289万8976人となった。 290万人を下回ったのは、15年以来。金本政権ではワーストの数字だ。「2位」に躍進した昨年は、 303万4626人を記録した。今季は17年ぶりの「最下位」と低迷。雨天中止の試合が多かったことも要因だ。

 厳しい表情でファンに謝罪する金本知憲監督=阪神甲子園球場

 苦悶のスピーチ-。阪神はDeNAに 2- 1で勝利し、今季の甲子園最終戦を白星で締めくくった。しかし甲子園で借金「18」、17年ぶりの「最下位」という屈辱の結果に、金本知憲監督は試合後のセレモニーで「私の力足らず」とファンに謝罪。来季は、今季から結んだ 3年契約の 2年目で続投は既定路線だが、自身のことについては語らなかった。

 甲子園では寂しい 2万5930人の中心で、頭を下げた。 2- 1で勝利したものの、試合後の本拠地最終戦セレモニーでは、声援と怒号が交錯した。 142試合目。金本監督がざんげした。

 「選手たちは開幕から体を張って頑張ってくれましたけど、私の力足らずのためこういう結果に終わってしまい、心より謝罪とお詫びを申し上げたいと思います」

 一直線に並んだ首脳陣、選手たち。そこから一歩歩み出て、マイクの脇に体をズラして頭を垂れると、さらに続けた。

 試合を終えてセレモニーで挨拶をする金本知憲監督=阪神甲子園球場

 「この悔しさを選手たちは真摯に受け止め、来年必ずたくましく帰ってくれるものと信じております。本当に心よりお詫び申し上げます。そして、 1年間本当にありがとうございました」

 「力足らず」。そして「謝罪」、「お詫び」、「本当に」、「心より」という言葉が繰り返し口をついた。就任 3年目。17年ぶりの「最下位」に沈んだ。開幕前に「これまでのチームでは一番強い」と言い切りながら、虎党を裏切った。正面、 1塁側、右翼スタンドと、何度も頭を下げた。

 今季から新たに 3年契約を結んだ。来季は 2年目。「Bクラス」が決まった 4日、指揮官は「すべて立て直していかないと」と続投意欲を語り、「最下位」転落が確定した 8日のヤクルト戦(神宮)後には谷本副社長兼球団本部長が「それ(続投)は変わりません」と明言。続投は既定路線だ。しかしとことん苦しみ、悩み抜いた今季。この日のスピーチでは「選手たちは-」と話したのみで、金本監督の口からは最後まで、自身についての言葉は出なかった。

 あいさつの後は、深々と頭を下げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 セレモニー後のベンチ裏。報道陣への取材対応でも「何ていうか、ホントに申し訳ない。ファンをガッカリさせてしまって。最後ホントわずか、勝ったんで、良かったです」とわび続けた。中谷が 0- 1の 6回に同点の「5号ソロ」、 7回には陽川が「決勝の適時2塁打」。待望し続けた若い力で 2- 1と勝ちきったが、それでも甲子園では今季「21勝39敗2分け」。球団ワーストの借金「18」を抱えた。

 年俸 3億4000万円のロサリオがわずか「8発」に終わった大誤算はあったが、故障者も続出。頼みの福留、糸井、鳥谷、そして能見、藤川らも歳を重ねていくなか、育成が課題だ。簡単ではないことは、金本監督がもっとも痛感している。

 「自前で作っていく、選手ひとり育てるのがこれだけ大変なものか。投手にしても、まだまだ潜在能力はある。それが伸びてこない、伸び悩んでいる、これも我々の責任であると思っている」

 責任を重く受け止めた。悔しさにまみれ、謝罪に終わった今季。苦悶だけが、残った。

 あいさつで一礼する金本知憲監督=阪神甲子園球場

★トップ2人無言

 バックネット裏で甲子園最終戦を見届けた阪神・坂井オーナーは、試合終了とともにすぐに席を立った。立ち止まることも報道陣にコメントを残すこともなく、金本監督がグラウンド上でファンに謝罪している時には帰路の車中だった。揚塩球団社長も球団事務所から出る際、報道陣の問いかけに答えずにタクシーに乗り込み、会釈だけして走り去った。トップ2人が何のコメントを発しない本拠地最終戦になってしまった。

◆2016年10月 1日、巨人戦(○ 6- 0) 1年目の阪神監督としては2002年星野監督、2004年岡田監督以来のスピーチ。 4万2084人の前で「わたくしの監督としての力が足りず、チームの低迷を招いてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。この秋から若手、中堅をさらに鍛え上げて、来年は巻き返す年、見返す年にしたいと思います」と誓った。

 甲子園最終戦を終えた金本知憲監督(中央)は深々と頭を下げた=阪神甲子園球場

◆2017年10月10日、中日戦(○ 6- 1) 貯金「17」の「2位」でCSへ。 3万5748人の前で安藤、新井の引退セレモニーが行われたため、金本監督のスピーチはなし。報道陣の取材に「優勝を目指してやってきたわけですから、そこに悔しさがあります。(ただ)選手たちはよくやったと思う」と話した。

◇データBOX◇

◎…今季、阪神は甲子園で「21勝39敗2分け(勝率・350)」。1995年の「38敗」、1978年の借金「17」を下回るワースト記録。ただ最終戦で勝ったことで1978年の「ワースト勝率0.345」は上回った。

◎…主催試合の観客動員は 289万8976人。昨年の 303万4626人を大きく下回り、金本阪神でワーストに。 290万人を割ったのは和田監督時代の2015年以来。

 

  6回に代打で同点弾を放った中谷将大外野手。来季こそ、殻を破って欲しい=阪神甲子園球場

 甲子園に充満し続けたモヤモヤを、最後に光り輝く弾道で払った。久しぶりに両手に残った感触をかみしめながら、中谷がダイヤモンドを一周。秋雨のなか、声をからした虎党の夢と希望も乗せたアーチとなった。

 「速い真っすぐに振り負けないように、積極的に振っていこうと思っていました。しっかりと自分のスイングができました」

 拙攻を繰り返し、淡々と迎えた 0- 1の 6回だった。一死走者無しで好投・岩田の代打で登場。代わったばかりの三嶋の甘く入った 149キロ直球を思い切り振り抜き、一瞬で左翼スタンドに運び去った。

  9月22日の広島戦(マツダ)以来、出場11試合ぶりに放った「5号同点ソロ」は、チームにとって同27日のDeNA戦(甲子園)での大山のランニング本塁打以来、実に12試合ぶりの一発。甲子園でのフェンスオーバーは同12日の中日戦での大山以来、 1カ月ぶりだ。

  7回裏一死 2塁、陽川尚将内野手は「中越えに適時2塁打」を放った=阪神甲子園球場

 先発野手は全員20代の打線。金本監督は「中谷が同点ホームラン。( 8回は)大山、陽川で追い越したんでね。こういうのを 1年間、甲子園でやってくれたら良かったんですが」と目を細めた。

 昨季は阪神生え抜きの右打者としては2006年の濱中治(現打撃コーチ)以来となる「20発」を放ち、飛躍を期待された今季だが…。まさかの「5発」。大山も「11本」、陽川も「6本」と、若虎 3人で計「22本」は寂しい。

 だからこそ、この日、全得点にからむ意地をみせた若虎トリオへ、指揮官は「他球団は甲子園でもボコボコ、ホームランを打っていた。そこらへん差はあったのかな」とゲキを飛ばした。

 中谷にとって、苦しみ抜いた今シーズン。それでも、腐ることはなかった。必死に前を向き、家路につくのはチームでも常に最後のほう。そして最後の甲子園で、指揮官から明確な弱点と指摘され続けてきた「速い真っすぐ」を、ようやく完璧にとらえた。

  7回、大山悠輔内野手が 2塁打で出塁=阪神甲子園球場

 来年 1月で26歳。もう“若手”ではない。大山、陽川らと計算できる中心選手として殻を破らなければ、虎の「最下位」からの上昇はない。まずはラスト 1試合。13日の中日戦(ナゴヤドーム)。「がんばるだけです」。来季への光…だけでは終わらせない。努力を重ねても結果が出なかった悔しさは、必ず2019年への糧にする。

◇データBOX◇

◎…阪神選手のホームランは、 9月27日のDeNA戦(甲子園)で大山が「ランニング本塁打」を放って以来、12試合ぶり。フェンスオーバーは同22日の広島戦(マツダ)の中谷以来、15試合ぶりで甲子園では同12日の中日戦での大山以来。

◎…今季、阪神選手の甲子園での本塁打は「20」。他球団の選手は「48」。

 

  7回、勝ち越しの「適時2塁打」を放った陽川尚将内野手=阪神甲子園球場

 陽川尚将内野手が、甲子園最終戦で意地の決勝タイムリーを放った。同点で迎えた 7回、一死から大山が右翼線を破る 2塁打で出塁。

 チャンスの打席で今永が投じた低めの変化球にくらいつき、中堅越えの 2塁打で勝ち越しに成功した。「大山がつないでくれたので、つなぐ意識でいったのがいい結果につながりました」と振り返った。

 この日は 3打数 3安打の「猛打賞」。ウィーランド、濱口、今永と 3投手から結果を残した。「どんな投手でも打席で集中して結果を求めてやるだけなので」と淡々と振り返った。本拠地最終戦での勝利。虎党に向けて「最後まで声援を 1年間通して送ってもらった。なんとか最後勝って終わりたかったので、よかったです」と感謝を口にした。

  5年目の今季は自己最多74試合出場、「打率2割5分5厘、48打点、6本塁打」の成績だった。

 陽川尚将内野手が決勝の二塁打だ=阪神甲子園球場

 陽川が 7回一死 2塁で勝ち越しの「適時2塁打」を放った。カウント 1- 1から 3球目、 115キロカーブにうまく合わせて中越えへ。「大山がつないでくれたので、つなぐ意識でいったことがいい結果につながったと思います」。 3打数 3安打で今季 4度目の「猛打賞」。「ことし最後の甲子園で何とか勝って終わりたかった。勝てて終われてよかったです」とうなずいた。

◆ 7回一死から「右翼線2塁打」を放ち、の決勝打を呼んだ大山悠輔内野手

 「まだ試合があるので頑張ります」

 

  7回、投球する能見篤史投手=阪神甲子園球場

 追いついた直後の 7回に登板した39歳の能見は下位打線を三者凡退に。「4勝」目を挙げたが「結果として『6位』なので…」と悔しさをにじませた。今季は 6月に中継ぎに配置転換されてから40試合に登板。「防御率0.90」と抜群の安定感でブルペンを支えてきたが、「悔いが残る? それしかないです」と厳しい表情を崩さなかった。

 

  8回表、 3者三振に打ち取る藤川球児投手=阪神甲子園球場

 チームを支えた救援陣が無安打無失点リレーで、ファンに勝利を届けた。

 同点で迎えた 7回に能見が「2番手」で登板。落ち着いた投球で下位打線を 3者凡退に封じた。藤川が 8回にマウンドに上がると、圧巻の 3者連続奪三振。 9回もドリスが 3三振で締め、 7回以降は 1人の走者を許すこともなく、完璧なリリーフを見せた。

 チームは17年ぶりの「最下位」に沈んだことで、 3人とも試合後は厳しい表情だった。藤川は「申し訳ないですね。恥ずかしいというか、考えられない」とファンに謝罪。ドリスは「(本拠地で)最後は絶対に勝たないといけなかった。満足して、帰ってもらいたかった」と神妙な面持ちで語った。

  8回から登板の藤川球児投手=阪神甲子園球場

 虎の意地を示すのように、わずか11球でピシャリと抑えた。 1点を勝ち越した直後の 8回のマウンドを託された藤川は、「1番」からの好打順を 3者三振。それでも…。クラブハウスへ向かいながら、思いを吐露した。

 「(ファンに)申し訳ない。恥ずかしい結果。考えられない」

 自身の 3年目の2001年以来の「最下位」-。 1軍で活躍するようになってからは、初めての屈辱だ。しかも、本拠地甲子園で借金「18」…。どれだけ投げて抑えても、チームが勝たなければ意味がない。険しい表情で振り返る背中に、悔しさがにじんだ。

 圧巻の 3者連続三振! 藤川球児投手は悔しさを胸に来季の雪辱を誓った=阪神甲子園球場

 文字通りの快投で、虎党に今季最後の甲子園白星を運んだ。小雨が降り続く中で、先頭の柴田を高め 149キロ直球で空振り三振に。大和はボール気味の外角 122キロカーブで空を切らせ、 3球三振。最後は佐野を外角 134キロフォークで仕留めた。ボールを前に飛ばされるどころか、バットにかすらせもしない。 1点差ということを忘れさせる圧巻の投球だった。

 「来年に向けてやっていくだけです。まずは自分のスキルアップを」

 来季39歳。今季は巨人・杉内ら松坂世代の仲間が次々とユニホームを脱いだ。しかし、藤川球児は2019年も、力強いボールで虎投を支える。「最下位」の現実を受け止めて、前を見すえた。強い虎を、取り戻す-。

★今季引退した“松坂世代”

杉内俊哉(巨人)、小谷野栄一(オリックス)、G後藤武敏(DeNA)、矢野謙次(北海道日本ハム)、村田修一(BCL栃木)

 

 阪神マルコス・マテオ投手=明治神宮野球場 (2018年 6月30日撮影)

 マルコス・マテオ投手、ディエゴ・モレノ投手が10日、帰国した。

 マテオはドミニカ共和国、モレノはベネズエラに帰った。昨季最優秀中継ぎ投手に輝いたマテオは今季、右肩の不調にも苦しみ17試合登板で「防御率6.75」。

  1年目のモレノは 8試合登板に終わっていた。マテオは「来季戻ってこれるかどうか分かりませんが、またタイガースでプレーできるように頑張ります」と球団を通じてコメントした。

 

 

 

全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 2018年公式戦順位表

 

 2018年交流戦順位表

 

 2018年CSシリーズ開催日程

 

 2018年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 

 

 

   

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