●本命か、急転か、運命の一日! 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が25日午後 5時から東京都内のホテルで開催される。阪神は24日、東京都内でスカウト会議を行い、矢野燿大新監督は「1位指名」を当日に決定すると明かした。佐野仙好統括スカウト(67)も、次々と飛んでくる「1位指名」の質問を、全体的には「 5、 6人をメドに(指名を)考えています」と説明した。私立大阪桐蔭高校・根尾昂内野手( 3年)が筆頭格だが、他球団の動向を見定める考えだ。阪神は東京都内でスカウト会議を開き、初参加の矢野燿大新監督(49)は「1位指名候補」を「 5人くらい」に絞ったことを明らかにした。大阪桐蔭高の根尾らが含まれるとみられ、ドラフト会議当日に最終決定する。「1位指名」が競合した場合、くじを引く役目を託されると語った。運命の日に備え、自らの誕生日からのラッキーカラーという青系のネクタイを 2種類用意したという指揮官は、「1位指名」の選手について「中心になってもらわないと困る」と話した。全体では 5、 6人指名する方針。
●阪神が「1位指名」で根尾を引き当てた場合、「2位」は即戦力投手の指名となりそうだ。今季終盤はランディ・メッセンジャー投手(37)、秋山拓巳投手(27)を故障で欠いたことが「最下位」転落へつながった。藤浪晋太郎投手(24)、岩貞祐太投手(27)らの復調ももちろん、ゲームを託せる新星の台頭も不可欠。「最下位」となったことでウエーバー方式となる「2位指名」は楽天に次ぐ 2番目というメリットもある。根尾を外した場合は「外れ1位」で即戦力投手、「2位」は太田椋内野手(私立天理高校)ら将来性豊かな高校生野手を指名する模様。また吉田を「1位」で獲得した場合は、「2位」で即戦力投手でいく可能性が高い。
●東京都内でスカウト会議を行い、矢野燿大新監督は「1位指名」を当日に決定すると明かした。本命は大阪桐蔭高・根尾昂内野手( 3年)だが、他球団の動向次第では、秋田県立金足農業高校・吉田輝星投手( 3年)を指名する可能性も浮上した。ファイナルアンサーは持ち越した。かたくなに口に戸を立てた。午後 3時から 1時間半。スカウト会議を終えた矢野監督は、不敵な笑みだ。“恋人”の名前は伏せた。本命は根尾。しかしこの日、巨人が公表したことで中日、ヤクルトと 3球団が確定。阪神、北海道日本ハムを加えれば 5球団、流動的な西武とDeNA次第で最大 7球団が競合する可能性もある。最後までぼかしたが…他の 4人は今夏の「甲子園準V右腕」の吉田に、藤原恭大外野手(大阪桐蔭高校)、小園海斗内野手(私立報徳学園高校)、甲斐野央投手(東洋大學)の模様。関係者によると焦点は「野手か投手か」-。事実上、根尾、吉田の二択。根尾に何球団がいくのか? 現状で公表球団のない吉田の競争率は? 25日の午前中に行う直前会議で最終決定するが、他球団の動向を徹底調査した結果次第では根尾から急転、吉田の指名も十分ありえる。矢野監督は興味津々。清宮幸太郎内野手(19=早稲田実業学校高等部→北海道日本ハム)の「1位指名」を12球団最速で公表した昨年とは違う。虎党に最高のスマイルを届けるべく、捕手出身の頭脳派指揮官は手の内を隠したまま、初のドラフトに臨む。「2位」以降は最下位球団から順に指名するウエーバー方式。今年はパ・リーグに優先権(交流戦でセ・リーグに勝ち越したため)があり、楽天→阪神→ロッテ…の順で指名。「3位」は指名順が「2位」と逆になり、以後折り返しで指名する。合計が 120人に達していない場合は11人目以降の指名も可能で、さらに育成選手選択会議が行われる。
●ドラフト会議を翌日に控えた24日、大阪桐蔭高からプロ志望届を提出した根尾昂内野手、藤原恭大外野手、柿木連投手、横川凱投手(いずれも 3年)の 4人が同校で取材に応じた。複数球団から「1位指名」を公言されている二刀流の根尾は、人生の岐路となる“運命の一日”を前に、「内野手でいきたいという気持ちが強い」と心境を語った。注目の二刀流、根尾がいよいよ新たなステージへ向けて、スタートラインに立つ。運命の日を前にしたその表情は、グラウンド上とは違い、高校生らしく爽やかだった。大阪桐蔭高では 2年春から 4季連続で甲子園大会に出場。主に遊撃手として「高校通算32本塁打」をマークした。今夏の甲子園では「3本塁打」を放ち、高校日本代表として出場した「U18アジア選手権(宮崎)」では木製バットへの適性も示した。一方で昨春、今春と史上初の「2年連続胴上げ投手」となるなど、最速 150キロを誇る右腕として、投手の才能も証明済みだ。投打二刀流に加え、医師の両親を持ち、ハードな練習をこなしながら学校の成績も優秀という“文武二刀流”-。すでに中日、ヤクルト、巨人が「1位指名」を公表。阪神や北海道日本ハムも指名するとみられ、競合は必至だ。中学時代にプロ入りを志し、その目標のために強豪・大阪桐蔭高を選んだ。見事に春夏連覇を達成し、そしてついに、この日が来た。あとは赤い糸がつながる先を、楽しみに待つだけだ。
●阪神がドラフトの指名候補として、BCリーグ・福井ミラクルエレファンツの片山雄哉捕手(24)をリストアップしていることが24日、分かった。強肩強打、そして“男前印”の隠し玉だ。愛知の県立刈谷工業高校から至学館大学短期大学部を経て福井入り。ロッテなどでプレーした田中雅彦監督(36)、現阪神・藤井彰人 1軍バッテリーコーチ(42)と出会い、着実に力を伸ばしてきた。同リーグで、片山は「打率0.330、14本塁打、62打点」と、そん色ない数字を残している。 2塁送球タイムも 1秒80台で、今年 7月25日の阪神 2軍との練習試合では、俊足・江越大賀外野手(25)の盗塁も阻止。BCリーグが誇る“未完の男前”は、捕手の指名状況によって見逃せない存在になる。
●新任の清水雅治ヘッドコーチ(54=前楽天外野守備走塁コーチ)が24日、“一撃必殺”を目指す練習法を取り入れた。フリー打撃で初球と最後のスイングで安打性の打球が飛ばなければスクワットを課し、集中力アップを狙う。打ち損じは厳禁だ。ひと振りで仕留めないと、地味だがきつ~いペナルティーが導入された。清水ヘッドコーチ考案の練習法がお披露目された。フリー打撃の初球と最後のスイングを打ち損じた場合、打撃ケージの中でスクワット 5回を課した。その後も安打性の打球が飛ぶまでは何度もスクワット地獄だ。 3つのグループに分かれての内野ノックではミスすると、ジャンプとスクワットが組み合わさったバービージャンプが課された。新たな“スパイス”を加え、日ごとに戦う集団へと成長していく。前日23日、若手選手の覇気のなさに喝を入れた清水ヘッドがリーダー役に糸原健斗内野手(25)を指名した。この日は緊張感とミスした選手へのツッコミが交錯し、前日とは対照的な明るい雰囲気だった。
記事をまとめてみました。
本命か、急転か、運命の一日! 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が25日午後 5時から東京都内のホテルで開催される。阪神は24日、東京都内でスカウト会議を行い、矢野燿大新監督は「1位指名」を当日に決定すると明かした。
阪神・佐野統括スカウトも、次々と飛んでくる「1位指名」の質問を、「あした(決める)」とかわし続けた。「最後、一番欲しい選手をいきたいと思っています」。また、全体的には「 5、 6人をメドに(指名を)考えています」と説明し、育成枠での獲得については「自分らが考えていた選手が残っていたら、そういう形を取っていくかも」とした。
ドラフト前日のスカウト会議に臨む、矢野燿大監督(中央)。左は揚塩球団社長、右は谷本球団本部長=東京都内のホテル
阪神は24日、都内のホテルでドラフト前日スカウト会議を行い、ドラフト1位指名選手を25日の本番当日に最終決定する方針を示した。
大阪桐蔭・根尾昂内野手( 3年)が筆頭格だが、他球団の動向を見定める考えだ。初参加の矢野燿大新監督は「ギリギリまで本当に考えようと。(競合球団が)重ならないようにするのか、それとも行くのか。それはギリギリまで考えようということ」と説明した。
この日は結論が出ず、公表もなかった。佐野仙好統括スカウトも「いろいろ、みんなの意見が出たなかで、最終的に明日、決めていきたい」と話した。
ドラフト前日のスカウト会議に臨む、手前から佐野仙好統括スカウト、谷本修団本部長=東京都内のホテル
プロ野球ドラフト会議が25日に行われる。阪神は東京都内でスカウト会議を開き、矢野新監督は「1位指名候補」を「 5人くらい」に絞ったことを明らかにした。大阪桐蔭高の根尾らが含まれるとみられ、ドラフト会議当日に最終決定する。「1位指名」が競合した場合、くじを引く役目を託され「(競合は)避けたいけど、いい選手は決まってくる」と語った。
運命の日に備え、自らの誕生日からのラッキーカラーという青系のネクタイを 2種類用意したという指揮官は、「1位指名」の選手について「中心になってもらわないと困る」と話した。全体では 5、 6人指名する方針。
スカウト会議に出席した矢野燿大監督=東京都内のホテル
本命か、急転か、運命の一日! 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が25日午後 5時から東京都内のホテルで開催される。阪神は24日、東京都内でスカウト会議を行い、矢野燿大新監督は「1位指名」を当日に決定すると明かした。
阪神が「1位指名」で根尾を引き当てた場合、「2位」は即戦力投手の指名となりそうだ。今季終盤はメッセンジャー、秋山を故障で欠いたことが「最下位」転落へつながった。藤浪、岩貞らの復調ももちろん、ゲームを託せる新星の台頭も不可欠。「最下位」となったことでウエーバー方式となる「2位指名」は楽天に次ぐ 2番目というメリットもある。根尾を外した場合は「外れ1位」で即戦力投手、「2位」は太田椋内野手(天理高)ら将来性豊かな高校生野手を指名する模様。
また吉田を「1位」で獲得した場合は、「2位」で即戦力投手でいく可能性が高い。
本命か、急転か、運命の一日! 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が25日午後 5時から東京都内のホテルで開催される。阪神は24日、東京都内でスカウト会議を行い、矢野燿大新監督は「1位指名」を当日に決定すると明かした。本命は大阪桐蔭高・根尾昂内野手( 3年)だが、他球団の動向次第では、金足農高・吉田輝星投手( 3年)を指名する可能性も浮上した。
ファイナルアンサーは持ち越した。かたくなに口に戸を立てた。午後 3時から 1時間半。スカウト会議を終えた矢野監督は、不敵な笑みだ。
「何もねえ(笑)。ギリギリまで…ホントに、考えようと。みんなは記事を書くのは本当に大変やけど、そこは逆に楽しんでもらって、誰がくるか、というね。競馬の予想じゃないけど(笑)」
“恋人”の名前は伏せた。本命は根尾。しかしこの日、巨人が公表したことで中日、ヤクルトと 3球団が確定。阪神、日本ハムを加えれば 5球団、流動的な西武とDeNA次第で最大 7球団が競合する可能性もある。
スカウト会議に出席した矢野燿大監督。就任早々、大仕事だ=東京都内のホテル
「(『1位』の候補は) 5人ぐらい」 最後までぼかしたが…他の 4人は今夏の「甲子園準V右腕」の吉田に、藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)、小園海斗内野手(報徳学園高)、甲斐野央投手(東洋大)の模様。関係者によると焦点は「野手か投手か」-。事実上、根尾、吉田の二択。根尾に何球団がいくのか? 現状で公表球団のない吉田の競争率は? 25日の午前中に行う直前会議で最終決定するが、他球団の動向を徹底調査した結果次第では根尾から急転、吉田の指名も十分ありえる。
矢野監督は「そこ(センターライン)が課題。今年も(レギュラーは)隆(梅野)と健斗(糸原)だけか!? ショート、センターは結局、決まらずで」と根尾を待望する一方で、吉田についても「真っすぐの質とかが球児(藤川)っぽい。すごい(球に)スピンが効いて、軸もそんなに傾いてないように見える。出てくるのは早いんじゃないかな。巨人はいかないんやな?」と興味津々。どちらにしろ、「1位指名」の選手には「もちろん(チームの)中心になってもらわないと」と語気を強めた。
「(くじ引きの場合は)俺が引くよ。右手やろ。左手で取るというイメージがない。競合は避けたい? そうもいってられない。いい選手って決まってくるじゃん」
この夏の甲子園を沸かした吉田輝星投手。将来のエース候補だ=阪神甲子園球場
だからこそ、現役時代から験は担がないタイプだったが、占いにも目を通した。「(ネクタイの色は)ラッキーカラーというのを、俺が12月 6日生まれやから、一応(スマホで)見たんやけど。青とか黄色とかが混ざっている」。鞄に詰め込んだネクタイは、青系の 2本。黄色の花柄が入るタイプも入れた。
「(入札が)重ならないようにいくのか、それでもいくのかというのはギリギリまで考えよう、ということ。ま、楽しみにしておいてください」
清宮(早実高→日本ハム)の「1位指名」を12球団最速で公表した昨年とは違う。虎党に最高のスマイルを届けるべく、捕手出身の頭脳派指揮官は手の内を隠したまま、初のドラフトに臨む。
★楽天次第で外れくじなし
阪神は今季セの「最下位」のため、くじ引きとなった場合は、パの「最下位」の楽天(交流戦でセに勝ち越したためパに優先権)と重複しない限り、最初に抽選箱に手を入れることができる。
阪神D1、本命の大阪桐蔭・根尾昂内野手=阪神甲子園球場
★ドラフトの選択方法
「1位」は入札制で全球団が希望する選手名を同時に提出。単独指名の場合は確定、重複した場合は抽選で決定する。外れた球団は再度入札し、全球団が確定するまで繰り返し行う。
「2位」以降は最下位球団から順に指名するウエーバー方式。今年はパ・リーグに優先権(交流戦でセ・リーグに勝ち越したため)があり、楽天→阪神→ロッテ…の順で指名。「3位」は指名順が「2位」と逆になり、以後折り返しで指名する。
各球団は10人まで指名が可能で、全球団が選択終了となるか、選択された選手が合計 120人に達したところで終了(国内の独立リーグ所属選手と日本のプロ野球を経ずに外国のプロ球団でプレーした選手は含まれない)。合計が 120人に達していない場合は11人目以降の指名も可能で、さらに育成選手選択会議が行われる。
前日の心境を語る根尾昂内野手。今年のドラフトで最大の注目選手だ=大阪桐蔭高校
ドラフト会議を翌日に控えた24日、大阪桐蔭高からプロ志望届を提出した根尾昂内野手、藤原恭大外野手、柿木連投手、横川凱投手(いずれも 3年)の 4人が同校で取材に応じた。複数球団から「1位指名」を公言されている二刀流の根尾は、人生の岐路となる“運命の一日”を前に、「内野手でいきたいという気持ちが強い」と心境を語った。
注目の二刀流、根尾がいよいよ新たなステージへ向けて、スタートラインに立つ。運命の日を前にしたその表情は、グラウンド上とは違い、高校生らしく爽やかだった。
「(プロは)目標にしていた場所でしたし、ワクワクしている気持ちもあります。その半面、どこに行くんだろうという不安というか、分からないところもあるなという感じです」
大阪桐蔭高では 2年春から 4季連続で甲子園大会に出場。主に遊撃手として「高校通算32本塁打」をマークした。今夏の甲子園では「3本塁打」を放ち、高校日本代表として出場した「U18アジア選手権(宮崎)」では木製バットへの適性も示した。一方で昨春、今春と史上初の「2年連続胴上げ投手」となるなど、最速 150キロを誇る右腕として、投手の才能も証明済みだ。
遊撃手として完璧な選手を目指したいと誓った根尾昂内野手=阪神甲子園球場
投打二刀流に加え、医師の両親を持ち、ハードな練習をこなしながら学校の成績も優秀という“文武二刀流”-。すでに中日、ヤクルト、巨人が「1位指名」を公表。阪神や日本ハムも指名するとみられ、競合は必至だ。
「光栄です」と公表をよろこんだが「プロに入ることが目標ではないので」。あくまで目指すはプロでの活躍。すでに夏の大会後は体づくりと技術向上をテーマに、練習を積み重ねてきた。
「プロに入ってから、ほかの選手に負けないようにやっていきたいと、強く思っています」
志望届提出後は指名を検討する球団と面談し、起用法についても意見交換をしてきた。投手か野手か、二刀流か-。そこについては交渉権を獲得した球団と話し合いをしていくが、本人の理想は“内野の花形”だ。
「ショートというか、内野手でいきたいという気持ちが強い。完ぺきな選手というのはいないので、そこを求めていきたいです」
中学時代にプロ入りを志し、その目標のために強豪・大阪桐蔭高を選んだ。見事に春夏連覇を達成し、そしてついに、この日が来た。あとは赤い糸がつながる先を、楽しみに待つだけだ。
ポーズをとる柿木連投手、藤原恭大外野手、根尾昂内野手、横川凱投手(左から)の大阪桐蔭カルテット=大阪桐蔭高校
■大阪桐蔭高・横川凱投手
「ドキドキと不安の両方。(指名が)かかるかなという気持ちの方が強い。プロに入ったら 3人に負けたくない」
■大阪桐蔭高・柿木連投手
「選んでもらえるのかなという緊張がある。人生が決まるというと大げさかもしれないけど、それぐらい大事な日。特別な一日にしたい」
◇根尾 昂(ねお・あきら)
2000(平成12)年 4月19日生まれ、18歳。岐阜県出身。河合小 22年から古川西クラブで野球を始め、古川中時代は飛騨高山ボーイズで投手としてプレー。大阪桐蔭高では 1年夏からベンチ入りし、甲子園は 2年春から今夏まで 4季連続出場。昨春と今春で史上初の「2年連続胴上げ投手」。今秋は高校日本代表として「U18アジア選手権」に出場し、投打で活躍。最速 150キロ。高校通算「32本塁打」。 1メートル77、78キロ。右投げ左打ち。
阪神がドラフトの指名候補として、BCリーグ・福井ミラクルエレファンツの片山雄哉捕手をリストアップしていることが24日、分かった。
強肩強打、そして“男前印”の隠し玉だ。愛知の刈谷工高から至学館大学短期大学部を経て福井入り。ロッテなどでプレーした田中雅彦監督、そして2016年に同チームへコーチとして出向していた現阪神・藤井彰人 1軍バッテリーコーチと出会い、着実に力を伸ばしてきた。
巨人などでプレーした村田修一氏が今季栃木に所属し「打率0.343、14本塁打、62打点」だった同リーグで、片山は「打率0.330、14本塁打、62打点」と、そん色ない数字を残している。 2塁送球タイムも 1秒80台で、今年 7月25日の阪神 2軍との練習試合では、俊足・江越の盗塁も阻止。BCリーグが誇る“未完の男前”は、捕手の指名状況によって見逃せない存在になる。
阪神秋季練習(24日、甲子園)新任の阪神・清水雅治ヘッドコーチが24日、“一撃必殺”を目指す練習法を取り入れた。フリー打撃で初球と最後のスイングで安打性の打球が飛ばなければスクワットを課し、集中力アップを狙う。
打ち損じは厳禁だ。ひと振りで仕留めないと、地味だがきつ~いペナルティーが導入された。清水ヘッドコーチ考案の練習法がお披露目された。
打撃練習で打ち損ねて、打席でスクワットする中谷将大外野手=阪神甲子園球場
「矢野監督が 1球目からフルスイングできるようにしようと、 2軍のときから言っていたそうです。わざとプレッシャーをかけて、意識付けにもう 1つ加えたろうって」
ニヤリとして狙いを明かした。フリー打撃の初球と最後のスイングを打ち損じた場合、打撃ケージの中でスクワット 5回を課した。その後も安打性の打球が飛ぶまでは何度もスクワット地獄だ。 3つのグループに分かれての内野ノックではミスすると、ジャンプとスクワットが組み合わさったバービージャンプが課された。新たな“スパイス”を加え、日ごとに戦う集団へと成長していく。
大山悠輔内野手の打撃練習を見守る清水雅治ヘッドコーチ=阪神甲子園球場
阪神秋季練習(24日、甲子園)前日23日、若手選手の覇気のなさに喝を入れた阪神・清水ヘッドがリーダー役に糸原を指名した。声や姿勢で存在感を示している25歳について「リーダーになってほしい選手なので。チームも活気づく」と期待を込め、ガッツマンも「元気出してやっていきたい」。この日は緊張感とミスした選手へのツッコミが交錯し、前日とは対照的な明るい雰囲気だった。
今日のドラフト会議で、良い選手が来てくれれば言うこと無し!だろう。全ては、矢野監督の運に掛かっている!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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