●糸原健斗内野手(26)がキャプテンに就任することが25日、決まった。キャンプ最終盤に矢野燿大監督(49)から任命を受けた。投手キャプテンは置かず、チームにただ 1人の重役を福留から引き継いだ。今季全試合出場した伸び盛りの若虎は、元気も◎! 姿勢と声でチームをまとめ、フルイニング出場も目標。小学生時代の主将を全うする。今季はプロ入り 2年目にしてチーム唯一の全試合出場を達成。新しいキャプテンに指名した矢野燿大監督は重責を与えて期待を寄せた。17年ぶりの「最下位」から、フレッシュな風で巻き返す!鳥谷敬内野手(37)から福留孝介外野手(41)が預かり、 2年が経過。矢野監督は福留、藤川球児投手(38)らは肩書きがなくてもやってくれる存在とした上で、新たな人材をリストアップ。故障者続出の今季、 2年目ながら「打率0.286、1本塁打、35打点」でチーム唯一の全試合出場を果たした糸原に白羽の矢を立て、秋季キャンプの終盤に本人に伝えた。27歳の年での主将就任は初代の松木謙治郎氏(元内野手=77歳没)、吉田義男氏(元内野手=85)に並ぶが、殿堂入りのレジェンドはそれぞれ 1月、 7月が誕生日。糸原は11月11日のため、26歳でシーズンを引っ張るのは虎史上初、最年少キャプテンの誕生だ。「C」マークをつける以上、有言実行するのみ。糸原が「ぶち破れ! オレがヤル」の先頭に立つ。
●糸原健斗内野手が来季、虎史上最年少で主将に就任することが25日、決定した。糸原が島根県の大東西野球スポーツ少年団(現・雲南ブレーブス)に所属していた小学 6年時、監督として主将に指名した恩師・杉原秀夫さん(66)がサンケイスポーツの取材に応じ、エールを送った。小学 2年で野球を始め、当初は捕手も 5年の頃から投手となり、エースへ。チームの中心的存在。主将としてプレーしながら、試合ではサインなどチームの指揮を任せたこともあったという。帰宅後も自宅の庭で父と 2人、バドミントンのシャトルを使って打撃練習するほどの練習の虫。「野球に対する姿勢も(変わっていない)」とうれしそうに振り返った。
●俺たちがバックアップする!! 阪神は25日、健康診断のため、選手が甲子園クラブハウスに集結。前主将の福留孝介外野手と、 2代前の鳥谷敬内野手が、新主将となる糸原をサポートすることを誓った。胸に「C」のマークはなくとも、チームを支えるベテラン 2人が若虎を“後方支援”する。 これほど頼れる先輩はいない。主将のバトンを渡しても、チームを鼓舞し、引っ張っていく熱い気持ちは、不変だ。15歳下の糸原に「C」マークを譲った福留が、サポートを約束した。主将 2年目。球団史上最年長41歳でキャプテンを務めた今季も「123試合」に出場し、「打率0.280、14本塁打」と衰え知らず。ときには若手を食事に連れ出したり、ミーティングで空気を締め直すこともあった。 9月には右太ももを痛めたが、故障者が相次いだ中で登録抹消は一度も無し。支柱としての存在感は絶大で、矢野監督も大きな期待を込めた。「最下位」からの巻き返しへ-。世代交代が進む虎で、ベテランが若手の背中を押していく。
●岩貞祐太投手(27)が25日、今月侍ジャパンの一員として戦った日米野球での手応えを明かした。笑顔で収穫を口にした。
記事をまとめてみました。
オレが引っ張る! 糸原健斗内野手がキャプテンに就任することが25日、決まった。キャンプ最終盤に矢野燿大監督から任命を受けた。投手キャプテンは置かず、チームにただ 1人の重役を福留から引き継いだ。今季全試合出場した伸び盛りの若虎は、元気も◎! 姿勢と声でチームをまとめ、フルイニング出場も目標。小学生時代の主将を全うする。
◇ ◇ ◇
驚きをまじえつつ、糸原が自分らしく所信表明だ。初代の松木謙治郎から始まり、歴代のリーダーたちが背負ってきたキャプテンの重役。福留から引き継ぐ形で指名を受けた。来季は胸に栄光の「Cマーク」をつけて、糸原がチームを引っ張る。今季同様投手キャプテンは置かず、チームにただ1人の存在となる。
糸原:まさか自分が、という感じです。まずは自分のことをしっかりやっていきたい。ベテランの方も多いですし、背中を見つつ、しっかり引っ張っていければいいかなと思います。
社会人から入団して 3年目。これまでベテランが務めることが多く、異例の抜てきとも言える。福留らと会談を重ねて指名した矢野監督が説明する。会談のなかでも意見は「若いヤツで」と一致。指揮官が期待したのは若い力と元気だ。秋季キャンプの最終盤で、糸原に直接伝えた。
糸原健斗内野手=阪神甲子園球場
矢野監督:元気あるし、いい意味で奮い立たせるというか。自分もそうやし、周りもそうやし。どうやってやるか。いい意味のプレッシャーをかけながらね。
指揮官の意図をくみ、糸原も小学生時代以来となる大役をまっとうするつもりだ。福留からも「気負わずやれよ」と声をかけられ「チームが暗くなったときに、しっかり盛り上げられるような。率先して声を出して、プレーでも引っ張っていければなと思います。一番は取り組む姿勢だと思います」と気を引き締めた。
主将だからといって、レギュラーが確約されているわけではない。当然、チーム内の競争に勝つ必要がある。矢野監督が「上本もおるしね。健斗も試合に出られる保証はないからさ」と言えば、糸原も「競争ですし、全然レギュラーじゃない。下手くそですし。まずはレギュラーとして」と腕を回す。さらに「キャプテンとか関係なく、野球人としての目標」として「全試合、フルイニング出場」を高らかに掲げた。「キャンプから全開でレギュラーを目指す。練習しまくります」。新たなリーダーとして。キャプテン糸原が矢野阪神を引っ張っていく。
矢野燿大監督=阪神甲子園球場
オレがヤル! 糸原健斗内野手が来季、虎史上最年少で主将に就任することが25日、決定した。今季はプロ入り 2年目にしてチーム唯一の全試合出場を達成。新しいキャプテンに指名した矢野燿大監督は重責を与えて「奮い立たす」と期待を寄せた。17年ぶりの「最下位」から、フレッシュな風で巻き返す!
一瞬、耳を疑った。その器としてふさわしいのか、自問自答した。でもヤルしかない-。矢野監督から新主将を託された糸原が、甲子園クラブハウスで所信表明した。
「まさか自分が、という感じです。(福留さんの後継者は)重圧しかないです。声とかでもチームを盛り上げて、野球でもしっかりやって、まずはレギュラーとして出て、チームをしっかり盛り上げていければ」
鳥谷から福留が預かり、 2年が経過。矢野監督は福留、藤川らは肩書きがなくてもやってくれる存在とした上で、新たな人材をリストアップ。故障者続出の今季、 2年目ながら「打率0.286、1本塁打、35打点」でチーム唯一の全試合出場を果たした糸原に白羽の矢を立て、秋季キャンプの終盤に本人に伝えた。
27歳の年での主将就任は初代の松木謙治郎、吉田義男に並ぶが、殿堂入りのレジェンドはそれぞれ 1月、 7月が誕生日。糸原は11月11日のため、26歳でシーズンを引っ張るのは虎史上初、最年少キャプテンの誕生だ。
矢野監督は「(福留)孝介とか、みんなともちょっと話したときに『若いヤツ』みたいな話になった」と説明した。
虎最年少で主将に任命された糸原健斗内野手。来季 3年目、チームを引っ張る存在となる=阪神甲子園球場
「いい意味で奮い立たすというか。( 2塁のレギュラー候補は)上本もおるしね、健斗(糸原)も試合に出られる保証はないからさ。健斗がつけて、いい意味のプレッシャーをかけながら」
主将というポジションが本人にとっても、17年ぶり最下位から浮上を狙うチームにとっても“劇薬”になると期待した。
「(主将は)小学校のときしかやったことがない。(当時を)覚えてないです」と照れ笑いの糸原は「ベテランの方も多い。そういう背中を見つつ、任された中で、チームをしっかり引っ張っていけたらなと思います」と所信表明した。
「来年も全試合出て、フルイニング出てというのは、野球人としての目標。競争ですし、まだ全然レギュラーじゃない。ヘタクソなんで」
オフの練習スケジュールは「練習しまくるんでヒミツです! 来年に向けて、もう始まっている」-。「C」マークをつける以上、有言実行するのみ。糸原が「ぶち破れ! オレがヤル」の先頭に立つ。
★松木謙治郎&吉田義男
◆松木謙治郎:1909年 1月22日生まれの強打の 1塁手。明大から名古屋鉄道局などを経て36年、前年12月に創立したばかりの大阪タイガースに入団。27歳で初代主将に就任した。37年春に「首位打者、本塁打王」。同年秋、38年春と「2連覇」し、春秋の「V」チームで争う年度優勝決定戦でも 2年続けて巨人を倒した。40年から兼任監督を務め、41年に退任とともに現役引退。太平洋戦争から復員後、50年に監督復帰。選手としても復帰(51年引退)した。通算「479試合、打率0.263、18本塁打、224打点」。大映、東映でも監督、コーチを務めた。78年に野球殿堂入り。86年 2月21日に死去。
第8代主将・吉田義男27歳
◆吉田義男:1933年 7月26日生まれの俊足巧打の遊撃手。53年に立命大を中退して阪神に入団し、60年に主将に就任した。華麗な守備で「牛若丸」の異名をとり、69年に引退するまで通算「2007試合」で「1864安打(打率0.267)、66本塁打、434打点、350盗塁。ベストナイン9度、盗塁王2度」。75-77年、85-87年、97、98年と球団史上初めて 3度に渡って監督を務め、85年には「日本一」に導いた。92年に野球殿堂入り。背番号「23」は永久欠番。
◇データBOX◇
◎…プロ野球全体では1939年、法大から南海に入団した鶴岡一人が即、主将に就任(23歳シーズン)した例がある。 ◎…巨人では藤本英雄が44年、主将を飛び越えて26歳シーズンに兼任監督を務めたことも。戦後では2015年、坂本勇人が球団最年少の26歳(27歳シーズン)で主将に就任した。
◎…最近ではロッテの鈴木大地が 3年目の14年に25歳シーズンで、西武の浅村栄斗(来季から楽天)が17年に27歳シーズンで主将を務めた。
◇糸原 健斗(いとはら・けんと)
1992(平成 4)年11月11日生まれ、26歳。島根県出身。開星高では 2年春と 3年春夏に甲子園出場。明大からJX-ENEOSに進み、2017年「D5位」で阪神入団。遊撃に定着できそうだった昨年 7月に右膝内側側副靱帯の損傷で戦列離脱。今季「143試合」出場、「打率0.286、1本塁打、35打点」。 1メートル75、78キロ。右投げ左打ち。独身。今季年俸1600万円。背番号「33」。
糸原健斗内野手が来季、虎史上最年少で主将に就任することが25日、決定した。
糸原が島根県の大東西野球スポーツ少年団(現・雲南ブレーブス)に所属していた小学 6年時、監督として主将に指名した恩師・杉原秀夫さんがサンケイスポーツの取材に応じ、エールを送った。
「野球が一番うまかったし、練習も人一倍していた。チームメートからの信頼も厚かったのでキャプテンにしました」
小学 2年で野球を始め、当初は捕手も 5年の頃から投手となり、エースへ。チームの中心的存在で「必要以上にはモノは言わず、プレーや野球に対する姿勢で引っ張るタイプ。技術はあるけど、慎重で用心深いというか、堅実だった」。主将としてプレーしながら、試合ではサインなどチームの指揮を任せたこともあったという。
帰宅後も自宅の庭で父と 2人、バドミントンのシャトルを使って打撃練習するほどの練習の虫。「ファウルで粘って、狙っている球を待つところとかは本当に変わっていない。野球に対する姿勢も(変わっていない)」とうれしそうに振り返った。
俺たちがバックアップする!! 阪神は25日、健康診断のため、選手が甲子園クラブハウスに集結。前主将の福留孝介外野手と、 2代前の鳥谷敬内野手が、新主将となる糸原をサポートすることを誓った。胸に「C」のマークはなくとも、チームを支えるベテラン 2人が若虎を“後方支援”する。
これほど頼れる先輩はいない。主将のバトンを渡しても、チームを鼓舞し、引っ張っていく熱い気持ちは、不変だ。15歳下の糸原に「C」マークを譲った福留が、サポートを約束した。
「やることは変わらない。(主将じゃなくなっても)僕が年下になるわけでもないし、サポートできることをやれればいい」
主将 2年目。球団史上最年長41歳でキャプテンを務めた今季も「123試合」に出場し、「打率0.280、14本塁打」と衰え知らず。ときには若手を食事に連れ出したり、ミーティングで空気を締め直すこともあった。 9月には右太ももを痛めたが、故障者が相次いだ中で登録抹消は一度も無し。支柱としての存在感は絶大で、矢野監督も「『キャプテン』っていうのを、わざわざ孝介(福留)につけんでも、その役割はやってくれるのよ」と大きな期待を込めた。
ファン感謝デーでのひと幕。最年長主将の福留孝介外野手(右端)から糸原健斗内野手(中央)へバトンは渡された=阪神甲子園球場
2012から16年まで 5年間、主将の重役を背負い、福留にバトンを渡した鳥谷も「監督も代わったし、どういうことが必要になるのか、そういうのを考えながら、若いキャプテンですし、しっかりバックアップしていきたい」とうなずいた。今季はキャリアワーストの「打率0.232」に終わり、直訴している遊撃の再奪取に向けて必死。それでもチームのために、いつでも糸原に手を差し伸べるつもりだ。
21日の「サンスポMVP」の授賞式でも福留は「キャプテンじゃないから、あまり物事を言わないとか、そういうのは関係ない」と話していた。「最下位」からの巻き返しへ-。世代交代が進む虎で、ベテランが若手の背中を押していく。
★福留孝介外野手、主将就任時のVTR
金本監督 1年目の2016年のシーズン後、指揮官が鳥谷、福留と話をした上で新主将に福留を指名。 5年間キャプテンを務めてきた鳥谷は同年、連続フルイニング出場が「667試合」で止まるなど投打で精彩を欠いただけに「ちょっとトリ(鳥谷)の肩の荷をね、身軽にしてやって」と金本監督。一方、球団史上初めて“外様”で主将となった福留は「僕の表現からすると預かる。トリにもハッキリ言ったけど、もう 1度、キャプテンというのも鳥谷に付けてほしい」と話した。
岩貞祐太投手
岩貞祐太投手が25日、今月侍ジャパンの一員として戦った日米野球での手応えを明かした。
「あの時は抑えることに必死だった」とした上で「今振り返ると、台湾との壮行試合から日米野球(の短い期間)で調整できたのは大きいのかなと思います。イニング途中からの登板も経験できましたし、有意義な時間を過ごせたのかなと思います」と笑顔で収穫を口にした。
来年こそは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
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