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箱根駅伝、選手層厚い青学大のV5堅い!序盤で主導権握りたい東洋大!

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●今年の箱根は1区から目を離すな-。「横浜DeNAランニングクラブ総監督」の瀬古利彦氏(62)が、「東京箱根間往復大学駅伝(2、3日)」を占った。青山学院大學の「5連覇」を予想しながらも、波乱の可能性はスタート直後にあるとした。「日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダー」として選手個々の走りにも注目した。優勝は、まあ青山学院大學だろうね。選手層が違う。原監督は 2チーム出しても「1位」と「3位」と言っているけれど、確かにそのぐらい選手がいるよ。今までで一番安定している上に、不安要素もない。今年勝てば「7連覇」、いや「10連覇」ぐらいいくかもしれない。80%でも勝てるくらい、差は大きいね。箱根を沸かせた設楽悠太(東洋大→ホンダ)や大迫傑(早稲田→ナイキ)がマラソンで活躍したことは大きかった。将来の設楽や大迫を目指す選手が出てくるよ。箱根はゴールじゃない。ここをステップに五輪を、世界を目指さないと。NHK大河ドラマ「いだてん」の金栗四三さんも喜んでいるはず。金栗さんが箱根をつくったのは、五輪で勝てる選手を育てるためだったんだから。

●「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走」は、 2日の往路(東京・大手町-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場 107.5キロ)、 3日の復路の計10区間 217.1キロに23チームが出場して行われる。日本体育大 2年時から 3年連続で箱根路を走り、いずれも 6区区間賞の谷口浩美氏(58)が展望を語った。「5連覇」を狙う青山学院大學を「優勝候補」の一番手に挙げ、対抗する東洋大學は序盤から主導権を握ることが重要とした。選手層の厚い青山学院大學は、やはり強い。前回の優勝を経験したメンバーがエントリー16人の中で11人も残る。下級生の登録はわずか 5人で上級生主体。大黒柱の森田歩希(ほまれ、 4年)は故障を抱えるようだが、総じて経験値で他校より秀でている。ほころびが生じるとすれば追う展開になったときだ。今季は10月の「出雲」で 1区から一度もトップを譲らずに「完全優勝」。続く昨年11月の「全日本」では 2位でたすきを受けた 7区の森田が東海大學をかわし、「2冠」を引き寄せた。今回はそのゲームチェンジャーが万全ではない。トップでの一人旅で淡々とペースを刻む経験が多かった選手たちが劣勢に回ったとき、多少むちゃしてでも流れを変えるような走りができるかに注目したい。往路序盤で青山学院大學をリードし、昨年と同じ布陣の 5、 6区につなげられれば理想的だ。あとは復路にも有力選手が控える王者とのガチンコ対決。どこまで耐えられるかで勝負は決まる。

記事をまとめてみました。

 

 今年の箱根は1区から目を離すな-。横浜DeNAランニングクラブ総監督の瀬古利彦氏が、「東京箱根間往復大学駅伝(2、3日)」を占った。青山学院大學の「5連覇」を予想しながらも、波乱の可能性はスタート直後にあるとした。「日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダー」として選手個々の走りにも注目した。

 優勝は、まあ青山学院大學だろうね。選手層が違う。原監督は 2チーム出しても「1位」と「3位」と言っているけれど、確かにそのぐらい選手がいるよ。今までで一番安定している上に、不安要素もない。今年勝てば「7連覇」、いや「10連覇」ぐらいいくかもしれない。80%でも勝てるくらい、差は大きいね。

 箱根駅伝の見どころを示す瀬古利彦氏

 逆に打倒青学に名前があがる東洋大、東海大、駒大は全員が120%の力を出さないと。可能性があるとすれば、スタートダッシュ。1区で飛び出し、2区で差を広げて青学大のオーバーペースを引き出す。勝つためには、多少むちゃでもドーンと行かないと。なかなか難しいとは思うけれど。

 青学大が堅い優勝争いとは別に、個々の走りにも注目したいね。期待するのは青学大の選手や、東洋大の西山、東海大の関、鬼塚、館沢、早大の中谷、順大の塩尻、明大の阿部かな。しっかりとスピードをアピールして、1人でも東京五輪代表選考会のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に出て欲しいね。

 箱根を沸かせた設楽悠太(東洋大→ホンダ)や大迫傑(早稲田→ナイキ)がマラソンで活躍したことは大きかった。将来の設楽や大迫を目指す選手が出てくるよ。箱根はゴールじゃない。ここをステップに五輪を、世界を目指さないと。NHK大河ドラマ「いだてん」の金栗四三さんも喜んでいるはず。金栗さんが箱根をつくったのは、五輪で勝てる選手を育てるためだったんだから。

 

 「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走」は、 2日の往路(東京・大手町-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場 107.5キロ)、 3日の復路の計10区間 217.1キロに23チームが出場して行われる。日体大 2年時から 3年連続で箱根路を走り、いずれも 6区区間賞の谷口浩美氏が展望を語った。「5連覇」を狙う青学大を優勝候補の一番手に挙げ、対抗する東洋大は序盤から主導権を握ることが重要とした。

 選手層の厚い青学大は、やはり強い。前回の優勝を経験したメンバーがエントリー16人の中で11人も残る。下級生の登録はわずか 5人で上級生主体。大黒柱の森田歩希(ほまれ、 4年)は故障を抱えるようだが、総じて経験値で他校より秀でている。

 ほころびが生じるとすれば追う展開になったときだ。今季は10月の「出雲」で 1区から一度もトップを譲らずに「完全優勝」。続く昨年11月の「全日本」では 2位でたすきを受けた 7区の森田が東海大をかわし、「2冠」を引き寄せた。

 今回はそのゲームチェンジャーが万全ではない。トップでの一人旅で淡々とペースを刻む経験が多かった選手たちが劣勢に回ったとき、多少むちゃしてでも流れを変えるような走りができるかに注目したい。

 「第94回大会」 1区のスタートの様子 (2018年 1月 2日)

 層が厚いとはいえ、初めて箱根路に臨む選手が数人は出てくる。今季の青学大は絶対的なエースが不在で、いわば全員がエース。一人一人の責任は大きく、初出場のランナーは重圧に耐えられるか。対抗する東洋大や東海大からすれば、その区間がターゲットになる。

 東京国際大のケニアからの留学生、モグス・タイタス( 3年)が 1区にエントリーされ、序盤から速いレース展開が予想される。昨季 1区区間賞の西山和弥( 2年)にスタートを託す東洋大は、ここで主導権を握りたい。

 往路序盤で青学大をリードし、昨年と同じ布陣の 5、 6区につなげられれば理想的だ。あとは復路にも有力選手が控える王者とのガチンコ対決。どこまで耐えられるかで勝負は決まる。 (1991年「世界選手権男子マラソン」金メダル。1992年「バルセロナ」」、1996年「アトランタ五輪代表」)

★気象条件は

 気象庁のホームページによると、箱根駅伝の往路が行われる 2日の東京と神奈川の天気は、12月31日時点でいずれも晴れときどき曇りで最高気温は 9~10度の予報。復路の 3日も晴れときどき曇りで最高気温は 9度となる見込み。ランナーにとっては比較的快適なコンディションが予想される。 昨年11月の全日本大学駅伝を制し、青山学院大學のアンカー、梶谷が胴上げされた  昨年11月の「全日本大学駅伝」を制し、青山学院大學のアンカー、梶谷が胴上げされた。谷口氏は青山学院大學の優位は変わらないと分析した。

★箱根駅伝

 正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」。世界最古の駅伝大会。世界に通用するマラソン選手の育成を目的に、日本初の五輪マラソン代表・金栗四三の発案で1920(大正 9)年に始まった。10月の「出雲」、11月の「全日本」に続く大学 3大駅伝の最終戦。毎年 1月 2、 3日に実施。オープン参加の関東学生連合を含め計23チームが参加する。最多優勝は中央大學の14度。

★大学3大駅伝

 10月の出雲、11月の全日本、 1月の箱根(東京~箱根間往復)を指す。スピード重視の出雲は 6区間45.1キロ、全日本は 8区間 106.8キロ、 2日間かけて行う箱根は10区間 217.1キロと最長で選手層の厚さが問われる。出雲が始まった1989年から「3冠」を成し遂げた大学は1990年度の大東文化大學、2000年度の順天堂大學、2010年度の早稲田大學、2016年度の青山学院大學の 4校だけ。

◇谷口 浩美(たにぐち・ひろみ)

 1960(昭和35)年 4月 5日生まれ、58歳。宮崎・南郷町(現日南市)出身。日本体育大學卒。箱根駅伝は 2年時の1981年大会から 3年連続で出場し、いずれも 6区区間賞。1983年に「総合優勝」。卒業後は旭化成に進み、1991年「世界選手権」で「男子マラソン金メダル」。1992年「バルセロナ五輪8位」、1996年「アトランタ五輪19位」。1997年に現役引退後は「東京電力監督」などを務めた。

 

 

 

 

 

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