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青山学院大學誤算の6位!強豪ぞろい復路で「逆転V5」狙う!東洋大學が2年連続の往路優勝!

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「5連覇」と史上初、 2度目の「3冠」を狙う青山学院大學がまさかの「6位」に沈んだ。この日の当日変更で 3区に入ったエースで主将の森田歩希( 4年)が首位と 1分 5秒差の「8位」でスタートすると、「区間新」となる 1時間 1分26秒の快走。トップでタスキをつないだ。しかし、 4区の岩見秀哉がブレーキ。東洋大學・相沢晃( 3年)に抜かれ、その後も東海大學の館沢亨次( 3年)にも逆転され、 3位に後退した。さらに 5区の竹石尚人( 3年)も前回 5区「区間賞」の法政大學・青木涼真( 3年)らに抜かれ、 6位に順位を下げた。トップの東洋大とは 5分29秒差。史上 3校目の「5連覇」&史上初の2度目の「3冠」へ、暗雲が漂ってきたが、諦めない。「逆転5連覇」へ「ゴーゴー大作戦」の作戦名通り、最後の最後まで全力を尽くす。青山学院大學の原晋監督は苦笑い。往路を制した東洋大學から 5分30秒差で 3日の復路をスタートする。逆襲を誓った。「総合5連覇」と「出雲全日本選抜」、「全日本」と合わせた「大学駅伝3冠」を目指す青山学院大學は 5分30秒差の「往路6位」に終わった。テレビ解説を務めた日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、驚いた様子だった。

東洋大學が往路新記録の 5時間26分31秒をたたきだして「2連覇」を飾った。山登り 5区の田中龍誠( 2年)がゴールテープを切った。 4区では 2位東海大學に 2分48秒差のトップでタスキを受けた。東海大學の西田壮志( 2年)に一時は 1分以上の差を縮められるなど、迫られる場面もあったが、自分を信じて前を向いた。力を出し尽くしたゴール後は待ち受けたチームメートにもたれかかった。2018年のマラソン界を引っ張った、東洋大學OBたちの活躍に負けない走りだった。2018年 2月の「東京マラソン」で設楽悠太が日本記録を更新(現在 2位)すると、12月の「福岡マラソン」では服部勇馬が歴代 8位を樹立。教え子らの活躍に酒井監督が選手に期待していた通りの結果を出した。今大会は金色のジャージーを着用している。東洋大學の大学カラーと言えば鉄紺色だが、「第95会大会」という節目の大会で 5年ぶりの「総合優勝」にかける思いを込めて酒井監督が提案した。レース後、酒井監督は笑顔を見せた。5年ぶりの「総合優勝」へ「まだ気の抜ける差ではない。東海大學の 6区も力ある選手」と最後は表情を引き締めた。マラソン日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)は自身のツイッターで、新井康平( 4年)にエール。その一方でテレビ中継の実況に苦言を呈し危機感を募らせた。先頭で走れば常に前にはテレビの中継車。それは絶好の風よけになる。 9、10区付近は向かい風の予報。そうなればトップを走るチームにとっては好都合で、反対に追う側には厳しくなる。往路優勝校が過去30年で19度の「総合優勝」を飾っている裏には、こんな一因もある。 3位国学院大學、 4位駒澤大學、 5位法政大學はそれぞれ往路に主力を投入しており、復路は戦力が落ちる。 6位青山学院大學は復路にも戦力が整うものの、 5分30秒差は大きすぎる。平成最後の「箱根駅伝」の「優勝争い」は事実上、東洋大學と東海大學に絞られた。

1区から 2区へのたすきリレーが行われる鶴見中継所で、たすきを渡すことができないハプニングが起こった。駒澤大學の 1区片西景( 4年)がトップと 9秒差の 7位で鶴見中継所に到着。しかし、 2区を走る山下一貴( 3年)の姿がなかった。周囲を見渡し困惑した様子の片西。約10秒後に山下が姿を現し、たすきを渡すことができたが、その間にたすきリレーをした東京国際大學と国士舘大學の後を追うこととなった。

出場47回目で悲願の初優勝にかける東海大學が好位置に付けた。首位と 1分14秒差の 2位に食らい付き、両角速監督(52)は「逆転V」へ声を張った。現 3年生に高校の有望選手が集結し、「黄金世代」と呼ばれた。スピード力が優れていたが、過去 2年の箱根路は10位、 5位と優勝戦線に絡めず。ただ、それはある程度想定内だった。入学時に 4年間の長期計画を練り、「 3、 4年目で箱根で勝負をかける」と描いた。今年は計画通り、距離を積み、粘りを磨いた。秋口からは起伏に富む 1周 7・5キロのコースで極秘特訓を続け、箱根仕様に仕上げた。大学から車で往復2時間もかかる「虎の穴」の成果は如実。ともに 3年生、 3区西川は粘り強く、 4区で区間 2位の館沢は後半 6キロでペースを上げた。互いに刺激し合い、栄冠を目指してきた。同監督はチームの雰囲気に確信を持つ。黄金の原石が磨き合いながら、ついに輝く時を迎える。

記事をまとめてみました。

 

 <第95回東京箱根間往復大学駅伝往路>◇ 2日◇往路◇東京・大手町-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場( 5区間 107・5キロ)

 「5連覇」と史上初、 2度目の「3冠」を狙う青学大がまさかの「6位」に沈んだ。この日の当日変更で 3区に入ったエースで主将の森田歩希( 4年)が首位と 1分 5秒差の「8位」でスタートすると、「区間新」となる 1時間 1分26秒の快走。トップでタスキをつないだ。しかし、 4区の岩見秀哉がブレーキ。東洋大・相沢晃( 3年)に抜かれ、その後も東海大の館沢亨次( 3年)にも逆転され、 3位に後退した。さらに 5区の竹石尚人( 3年)も前回 5区「区間賞」の法大・青木涼真( 3年)らに抜かれ、 6位に順位を下げた。

 小田原中継所を 3位でたすきを引き継ぐ青学大 4区・岩見秀哉選手、 5区・竹石尚人選手=神奈川県小田原市の小田原中継所

 トップの東洋大とは 5分29秒差。史上 3校目の「5連覇」&史上初の2度目の「3冠」へ、暗雲が漂ってきたが、諦めない。

 原晋監督(51)は「箱根は難しい。 4区の岩見が誤算。経験がないからか。( 5区の)竹石も練習では良かった」とレースを振り返った。

 復路には6区小野田勇次( 4年)、 7区林奎介( 4年)ら昨年の区間賞がそろっている。「 6、 7区で差を詰めるのは想定内。あとは 8、 9区でどこまで差を詰めることができるか。10区で 1分半差なら可能性はある」と、このまま終わるつもりはない。「逆転5連覇」へ「ゴーゴー大作戦」の作戦名通り、最後の最後まで全力を尽くす。

 往路を終え関係者にあいさつする青山学院大學・原晋監督(右)。左から 5区竹石尚人選手、3区森田歩希選手=箱根町芦ノ湖駐車場

 23チームが参加して行われ、「総合5連覇」と「出雲全日本選抜」、「全日本」と合わせた「大学駅伝3冠」を目指す青学大は往路 6位に終わった。当日エントリーで 3区(21.4キロ)に起用された森田歩希が 1時間 1分26秒の「区間新記録」をマークし、 7人抜きで首位に浮上したが、続く 4区(20.9キロ)で岩見秀哉が区間15位と失速。東洋大に 3分30秒の大差をつけられ 3位に後退すると、山上りの 5区(20.8キロ)の竹石尚人もペースが上がらず、順位をさらに落とした。

 青学大の原晋監督は「箱根駅伝は難しい」と苦笑い。「誤算は 4、 5区。岩見は経験がないのが出た。竹石は本来の動きがまったくできていなかった。調整は悪くなかった」と嘆いた。往路を制した東洋大から 5分30秒差で 3日の復路をスタートする。「 6、 7区で詰める。問題は 8、 9区でどれだけ詰められるか。10区でアンカーにたすきが渡るときに 1分30秒差なら、まだ可能性はある。何かを起こしたい」と逆襲を誓った。

 小田原中継所 3位で 4区岩見秀哉選手(右)からたすきを受け取る青山学院大學 5区竹石尚人選手=神奈川県小田原市の小田原中継所

 23チームが参加して行われ、東洋大が 2年連続 7度目の「往路優勝」を飾った。「総合5連覇」と「出雲全日本選抜」、「全日本」と合わせた「大学駅伝3冠」を目指す青学大は 5分30秒差の「往路6位」に終わった。

 テレビ解説を務めた日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、「青学大は取りこぼしがあった。残念だった。ここまで開かれるとは誰も予想していなかった。あすもわからない」と驚いた様子だった。

 

 東洋大が 2年連続7度目の往路優勝を果たした。史上 3校目の「5連覇」、そして史上初の 2度目の「3冠」を目指す青学大は 5分30秒差の 6位での発進となった。

 鶴見中継所に 1位で到着した東洋大學 1区西山和弥選手(左)は2区山本修二選手にたすきを渡す=神奈川県横浜市の鶴見中継所

 東洋大が往路新記録の 5時間26分31秒をたたきだして「2連覇」を飾った。山登り 5区の田中龍誠( 2年)がゴールテープを切った。

  4区では 2位東海大に 2分48秒差のトップでタスキを受けた。東海大の西田壮志( 2年)に一時は 1分以上の差を縮められるなど、迫られる場面もあったが、自分を信じて前を向いた。力を出し尽くしたゴール後は待ち受けたチームメートにもたれかかった。

  1区で西山和弥( 2年)が大迫傑以来となる、「2年連続区間賞」の快走でチームに勢いをつけた。

 西山の調子は、この日まで決して良くはなかった。10月の出雲駅伝では「区間6位」、11月の「全日本駅伝」では「区間14位」と不振が続いた。それでも酒井俊幸監督(42)は「東洋大の成績は彼の走りの影響が大きい」と発破をかけて「箱根路で復活して欲しい」と期待していた。その監督の期待に、「2年連続の区間賞」で応えた西山は「周りに申し訳ないレースばかりしていた。チームメートの支えで『区間賞』がとれた」と振り返った。

 小田原中継所に区間新記録の1位で到着し、5区田中龍誠選手(右)にたすきを渡す東洋大4区相沢晃選手=神奈川県小田原市の小田原中継所

  3区で 1度は青学大に逆転を許したがあきらめない。 4区で、青学大から 8秒差の 2位でタスキを受けた相沢晃( 3年)が 1時間 0分54秒と、区間記録を 1分以上短縮する区間新で首位を独走。 4区を終えて、 2位東海大に 2分48秒、 3位青学大に 3分30秒差をつけ、往路連覇を確実にした。 5区田中はしっかりとリードを守ってゴールした。

 2018年のマラソン界を引っ張った、東洋大OBたちの活躍に負けない走りだった。18年 2月の「東京マラソン」で設楽悠太が日本記録を更新(現在 2位)すると、12月の「福岡マラソン」では服部勇馬が歴代 8位を樹立。教え子らの活躍に酒井監督が「先輩たちも箱根駅伝でさまざまな経験をしてきた。時には涙を流したし、区間賞も取った。その先輩へのリスペクトと彼らが生んだ土壌を信じて、後輩たちにも『箱根駅伝』でひるまずに前へ進んで欲しい」と選手に期待していた通りの結果を出した。

 今大会は金色のジャージーを着用している。東洋大の大学カラーと言えば鉄紺色だが、「第95会大会」という節目の大会で 5年ぶりの「総合優勝」にかける思いを込めて酒井監督が提案した。

 往路のゴールに飛び込む東洋大學 5区田中龍誠選手=箱根町芦ノ湖駐車場

  2位東海大に 1分14秒差、「5連覇」を狙う6位青学大とは 5分29秒差。酒井監督は「往路を優勝して、なおかつ、どれぐらいの差をつけられるか。往路が終わって 1分以上は欲しい」と話ていた。「総合優勝」への黄金ロードが、はっきりと見えてきた。

 レース後、酒井監督は「ベストの走りをしてくれた。序盤西山が区間賞。3区で青学大の(区間新の)森田くんで参ったと思ったが、 4区で相沢が流れを戻してくれた。理想の流れだった。この 1年間、さまざまなことあったが走り、内面と成長できた」と笑顔を見せた。

  5年ぶりの「総合優勝」へ「まだ気の抜ける差ではない。東海大の 6区も力ある選手」と最後は表情を引き締めた。

 箱根駅伝往路 1区、大勢の観客の声援をうけて、大手町を出発し国道1号を南下する 1区の選手たち=東京都千代田区

 スタート直後にアクシデントが起こった。大東大の新井康平( 4年)が集団の中で転倒。足を引きづりながら、苦しそうな表情を浮かべた。

 マラソン日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)は自身のツイッターで、「捻挫した選手は頑張った。捻挫は注意しないと別な故障で繰り返したりで時間が掛かるからしっかり治して欲しい」と新井にエール。その一方で「心配する場面ではあるけど、感動する場面ではない」とテレビ中継の実況に苦言を呈した。「感動的実況を良しとしてしまうと回り回って選手の判断を鈍らせてしまう。自分ならと考えたけど、どんな酷い怪我であっても単純にやめにくいよね。選手がこの大会で引退なら良いけど先がある選手の場合も同様の事が起きたらと思うと怖い」と危機感を募らせた。

 往路優勝のゴールテープを切る東洋大5区田中龍誠選手=箱根町芦ノ湖駐車場

 東洋大は「総合優勝」へ大きく近づいた。 6区の今西は前回区間5位と安定感があり、 7区には前回10区区間賞の小笹が控える。大崩れせず、区間上位で次へつなげば可能性は一気に広がる。先頭で走れば常に前にはテレビの中継車。それは絶好の風よけになる。 9、10区付近は向かい風の予報。そうなればトップを走るチームにとっては好都合で、反対に追う側には厳しくなる。往路優勝校が過去30年で19度の「総合優勝」を飾っている裏には、こんな一因もある。

  1分14秒差で追う東海大は前回 6区区間 2位の中島がカギ。ここで東洋大が前に見える位置で渡せれば、逆転の潮目を作れる。 7区阪口は昨年は 2区を走った実力ランナーだけに、悲願の「初優勝」も視野に入る。

  3位国学院大、 4位駒大、 5位法大はそれぞれ往路に主力を投入しており、復路は戦力が落ちる。 6位青学大は復路にも戦力が整うものの、 5分30秒差は大きすぎる。平成最後の「箱根駅伝」の「優勝争い」は事実上、東洋大と東海大に絞られた。

 

  1区でゴールし、 2区走者を探す駒澤大學 1区・片西景選手(手前)=神奈川県横浜市の鶴見中継所

  1区から 2区へのたすきリレーが行われる鶴見中継所で、たすきを渡すことができないハプニングが起こった。

 駒大の 1区片西景( 4年)がトップと 9秒差の 7位で鶴見中継所に到着。しかし、 2区を走る山下一貴( 3年)の姿がなかった。周囲を見渡し困惑した様子の片西。約10秒後に山下が姿を現し、たすきを渡すことができたが、その間にたすきリレーをした東京国際大と国士大の後を追うこととなった。

 この日はスタート直後にもアクシデント。大東大の新井康平( 4年)が集団の中で転倒し、足を引きづりながら、苦しそうな表情を浮かべた。トップと 8分40秒差でたすきを繋いだが、大東大は 3区で繰り上げスタートとなった。

 

 出場47回目で悲願の初優勝にかける東海大が好位置に付けた。首位と 1分14秒差の 2位に食らい付き、両角速監督は「 5区間とも後半に粘る走りができた。狙っていきます!」と「逆転V」へ声を張った。

 現 3年生に高校の有望選手が集結し、「黄金世代」と呼ばれた。スピード力が優れていたが、過去 2年の箱根路は10位、 5位と優勝戦線に絡めず。ただ、それはある程度想定内だった。入学時に 4年間の長期計画を練り、「 3、 4年目で箱根で勝負をかける」と描いた。「スピードが前面に出てましたが、それで後半の弱さが出ていた。その発想を転換できた」。今年は計画通り、距離を積み、粘りを磨いた。秋口からは起伏に富む 1周 7・5キロのコースで極秘特訓を続け、箱根仕様に仕上げた。大学から車で往復2時間もかかる「虎の穴」の成果は如実。ともに 3年生、 3区西川は粘り強く、 4区で区間 2位の館沢は後半 6キロでペースを上げた。

 小田原中継所に 2位で到着し、 5区西田壮志選手(右)にたすきを渡す東海大學 4区館沢亨次選手=神奈川県小田原市の小田原中継所

  1区 6位の鬼塚は、黄金世代の呼び名に「期待に応えたかった」と言う。入学時にみなで誓ったのは「駅伝3冠」だった。館沢がアジア大会の1500メートル代表で日の丸を背負う姿に、「かなり悔しいところはある」と明かす。互いに刺激し合い、栄冠を目指してきた。同監督は「互いに認め合い、信じながらやっている。自分がやれば仲間もやると。心強い」とチームの雰囲気に確信を持つ。黄金の原石が磨き合いながら、ついに輝く時を迎える。

 

 往路順位 (上位10位まで)

 

 

 

 

 

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