●阪神は5日、兵庫・西宮市の西宮神社で必勝を祈願した。矢野燿大監督(50)ら首脳陣、選手、フロント陣含む球団関係者 160人が出席。ファン約1000人も駆けつけた。藤原崇起オーナー(67＝阪神電鉄本社会長)は笑顔。チームは｢オープン戦４連敗｣中と波に乗れないが心配無用を強調した。シーズンで何度も｢勝利の雄たけび｣をあげるように大号令。チームは現在、オープン戦で｢４連敗｣中だが、ルーキーの加入で競争が激化していることは確信。ここからグイグイ上向くことを期待した。｢えべっさん｣の総本社、西宮神社。宮司の吉井良昭さん(67)は、今年の阪神について｢秋には新しい時代になっている。これほど縁起のいい年はない｣と話した。参加した阪神藤原崇起オーナーは期待した。詰めかけた虎党約1000人の熱気と気温14度の陽気が相まって、藤原オーナーの言葉にも熱がこもった。シーズンに入れば、何度も突き抜けるような青空に向かって、｢勝ちどき｣を上げてほしい－と大号令をかけた。報道陣から名前を振られて目を細めたのが、｢Ｄ１位｣・近本光司外野手(24＝大阪ガス)と｢Ｄ３位｣・木浪聖也内野手(24＝ホンダ＝亜細亜大學ＯＢ)のハツラツルーキーコンビだ。ともに沖縄・宜野座での 1軍キャンプから大いにアピールし、オープン戦でも実力を証明。外野、内野の競争を激化させている。総帥自身、駅で切符を売り、運転士を務めてきた、たたき上げ。だからこそ、自身の足と目で感じた勢いを、信じている。すでに元気ジルシ・木浪の起用については、指揮官のうれしい悩みの種だ。外野も江越大賀外野手(25)や高山俊外野手(25)、中谷将大外野手(26)らが盛り返せば層は一気に厚くなる。矢野監督も改めて背筋を伸ばした。シーズン開幕は29日のヤクルト戦(京セラ)。オープン戦残り13試合で、勝つ集団が完成する。
●阪神電鉄は 5日、ICカード乗車券の｢タイガースＩＣＯＣＡ(イコカ)｣を追加発売すると発表した。 1日に甲子園駅で球団旗バージョンとトラッキーバージョンの 2種類(各2000円)を発売したが希望者が殺到。追加発売まで数カ月かかる見込みで発売方法や枚数は後日発表される。
記事をまとめてみました。
神社参拝で玉串奉納する藤原崇起オーナー、右は揚塩健治社長、右端は矢野燿大監督＝西宮神社
阪神は5日、兵庫・西宮市の西宮神社で必勝を祈願した。
矢野監督ら首脳陣、選手、フロント陣含む球団関係者 160人が出席。ファン約1000人も駆けつけた。藤原崇起オーナー(阪神電鉄本社会長)は｢ドラ１ルーキー｣近本の躍動に｢ああいうふうに元気のいいのが出てきますとね、周りも緊張感持って負けるか、となる｣と笑顔。
チームは｢オープン戦４連敗｣中と波に乗れないが｢経営するときでもそうですけど、最初から勝負に出るというのは難しい。いろいろなパターンを試しながら、本番でどれが役に立つか。ということを探りながらやるのがマネジメント｣と心配無用を強調した。
必勝祈願に臨む矢野燿大監督＝西宮神社
矢野燿大監督ら首脳陣と選手、スタッフら約 160人が 5日、兵庫県内の西宮神社で必勝祈願を行った。
快晴のもと約1000人のファンも駆けつけた。宮司の吉井良昭さんは｢今年は特に暖かく天候も良くて、早くから多くの方が来られた。大きな期待の表れですね｣。また、今年の阪神について｢秋には新しい時代になっている。藤原オーナーも矢野監督も初めて。新聞を見ていたら甲子園の設備(大型ビジョン)も一新されたようで。これほど新しいものずくめなのは阪神だけ。これほど縁起のいい年はない｣と話した。
参加した阪神藤原崇起オーナーは｢「みんな伸び伸びとやっている。次のステップまで競争。監督、コーチを悩ますようにやってほしい｣と期待した。
近本光司外野手(前列中央)ら虎戦士が西宮神社で必勝祈願。ファン約1000人が見守った＝西宮神社
阪神は 5日、兵庫・西宮市内の西宮神社で必勝祈願を行った。約 160人の球団関係者らと参拝した藤原崇起オーナーは快晴の空の下、シーズンで何度も｢勝利の雄たけび｣をあげるように大号令。チームは現在、オープン戦で｢４連敗｣中だが、ルーキーの加入で競争が激化していることは確信。ここからグイグイ上向くことを期待した。
｢えべっさん｣の総本社、西宮神社。詰めかけた虎党約1000人の熱気と気温14度の陽気が相まって、藤原オーナーの言葉にも熱がこもった。｢こういう日よりのように、天高く選手たちが雄たけびをあげるっていうようなことがね。それはもちろん理想ですね｣。シーズンに入れば、何度も突き抜けるような青空に向かって、｢勝ちどき｣を上げてほしい－と大号令をかけた。
大勢のファンが詰めかける中、西宮神社を参拝した阪神ナイン＝西宮神社
オープン戦は未勝利の｢４連敗｣中。昨年に引き続き点が取れず、投手が踏ん張れない。だが、自ら 1、 2軍キャンプを視察した総帥に悲観の色はない。｢みんな、のびのびとやっている。それがこれから力になっていく｣としたうえで｢最初から勝負に出るのはなかなか難しい。いろんなパターンを試しながら、本番でどれが役に立つかということを探りながらやるのが、マネジメント｣と現在が準備段階であることを強調した。
｢元気のいいのが出てきますと、周りも緊張感をもって『負けるか』というものになっていくと思います。(矢野)監督の思い通りの競争ができているのではないかと思う｣
報道陣から名前を振られて目を細めたのが、｢Ｄ１位｣・近本光司外野手(大阪ガスと｢Ｄ３位｣・木浪聖也内野手(ホンダ)のハツラツルーキーコンビだ。ともに沖縄・宜野座での 1軍キャンプから大いにアピールし、オープン戦でも実力を証明。外野、内野の競争を激化させている。総帥自身、駅で切符を売り、運転士を務めてきた、たたき上げ。だからこそ、自身の足と目で感じた勢いを、信じている。
必勝祈願に臨む(左から)齋藤友貴哉投手、木浪聖也内野手、近本光司外野手、藤浪晋太郎投手、中谷将大外野手、高山俊外野手、梅野隆太郎捕手、清水雅治コーチ＝西宮神社
オーナーの大号令に応えるかのように、参拝後に甲子園で行われたシート打撃では近本、木浪が打って走って躍動した。 2人は、 6日の 2軍練習試合・奈良学園大戦(鳴尾浜)に出場する予定。結果をドンドン出し続ければ、ライバルたちはますますうかうかしていられなくなる。
｢(開幕までの)この20日間が競争の次のステップになってくるのだと思います。今まで培ったものをこれから出し切って監督、コーチを悩ませるような人選になってくれればうれしいですね｣
すでに元気ジルシ・木浪の起用については、指揮官のうれしい悩みの種だ。外野も江越や高山、中谷らが盛り返せば層は一気に厚くなる。矢野監督も｢身が引き締まるというかね。なんかこう 1個 1個、行事というのが続くにつれて感じる｣と改めて背筋を伸ばした。シーズン開幕は29日のヤクルト戦(京セラ)。オープン戦残り13試合で、勝つ集団が完成する。
藤原崇起オーナー(左)は矢野燿大監督(右)の思った通りの競争ができていると評価した＝西宮神社
★宮司｢幸先いい｣
西宮神社の必勝祈願には約1000人のファンも駆けつけた。矢野監督らが玉串を奉納するなどし、勝利を祈念。吉井良昭宮司(67)は｢これほど雲ひとつない晴れ渡った空でタイガースをお迎えするのも久しぶり。非常に幸先のいいお祭りができました。秋には、きょうと同じくらい素晴らしい秋空のもと、神社としましては(優勝して)お礼のお参りをお待ちしております｣と笑顔で話した。
◇藤原 崇起(ふじわら・たかおき)
1952(昭和27)年 2月23日生まれ、67歳。兵庫県出身。大阪府大経済学部卒。1975年阪神電気鉄道入社。鉄道事業本部運輸部長、常務などを経て2011年 4月から代表取締役社長。2017年 4月代表取締役会長。同年 6月阪急阪神ホールディングス代表取締役。2018年12月から阪神タイガース取締役会長オーナー。
1日に先行発売されたタイガースＩＣＯＣＡ(イコカ)。こちらは球団旗柄
阪神電鉄は 5日、ICカード乗車券の｢タイガースＩＣＯＣＡ(イコカ)｣を追加発売すると発表した。
1日に甲子園駅で球団旗バージョンとトラッキーバージョンの 2種類(各2000円)を発売したが希望者が殺到。
8万枚の限定品を求め、最大7時間待ちの大行列ができて駅周辺がごった返した。追加発売まで数カ月かかる見込みで発売方法や枚数は後日発表される。
1日に先行発売されたタイガースＩＣＯＣＡ(イコカ)。こちらは球団マスコットのトラッキー柄
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも｢オレがやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
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