●や~っと勝った!! 阪神はナゴヤドームで中日に 5- 4と競り勝ち、オープン戦 8試合目で「初勝利」。就任 1年目の矢野燿大監督(50)は待望の「1勝」に「オープン戦とはいえ勝つのは大変」と安堵の表情だ。初めて遊撃で先発起用した「ドラフト3位」・木浪聖也内野手(24=ホンダ=亜細亜大學OB)が 3安打 2打点で勝利の立役者に。掲げる競争をさらにあおりながら、29日のヤクルトとの開幕戦(京セラ)に向けて、仕上げていく。 9回、 3点差が 1点差となり、なお二死満塁。大島洋平外野手(33)の飛球が左翼エフレン・ナバーロ外野手(32)のグラブにおさまると矢野監督の顔に、ようやく笑みが広がった。12球団で唯一オープン戦勝ちなしだった虎が、待ちわびた「1勝」をつかんだ。ここまで「6敗1分け」。競争を掲げ、あおってきた指揮官がさらに動き、選手が応えた。「春季キャンプMVP」に指名した北條史也内野手(24)と、ベテラン鳥谷敬内野手(37)の一騎打ちの様相だった遊撃に、結果を出し続けるルーキー・木浪を初めてスタメン起用。ショートが“聖域”ではないことを、ナインに采配を通してはっきりと伝えた。キャンプ後に 2軍調整させていた高山俊外野手(25)、板山祐太郎外野手(24=亜細亜大學)も昇格即、スタメン起用。すると木浪は、自身はもちろんチームでも今年初「猛打賞」となる 3安打 2打点。開幕ショートをアピールすれば、センターを狙う高山も 2打席連続タイムリーと大暴れだ。今年初の「2桁安打(12安打)」で、 5得点もオープン戦最多。ようやくの“春”にも注文も忘れなかった。 1軍監督として初のウイニングボールは本番までのお楽しみだ。オープン戦は残り 9試合。開幕からド派手に暴れる準備を、整える。
●藤浪晋太郎投手(24)が 2軍で再調整することが12日、決まった。この日のオープン戦・中日戦(ナゴヤドーム)に先発し、 4回無安打 1失点(自責0)だったものの、 4四死球 2暴投など制球に苦しむ姿が目立ち、矢野燿大監督が決断した。ルーキーイヤーだった2013年から入り続けていた開幕ローテーションから外れることは確実となった。両打ちも含めて左打者 9人が並んだ中日打線に対し、 1回は 2三振を奪うなど「三者凡退」で上々の立ち上がり。しかし 3回先頭に四球を出したところから崩れ初め、死球とエラーも絡んで無安打ながら 1失点。大きく抜ける球が目立ち、修正できないままマウンドを降りた。試合後、矢野監督は再調整させることを明言。期限を設けずに完全復活の道を探らせることを決めた。
●阪神「ドラフト3位」の木浪聖也内野手が初の 3安打猛打賞で、オープン戦初勝利に貢献した。この日は初めて遊撃で先発し、持ち味のユーティリティーぶりも発揮した。 2- 1で迎えた 5回一死 2、 3塁。 3ボールから真ん中高めに入った直球を、迷うことなく振り抜いた。リードを広げる。 2回の第 1打席では 1塁への内野安打。 4回には 1塁強襲安打を放ち、 3安打 2打点の活躍だった。プロで初めての遊撃での先発にも、浮いた様子はなかった。 3回二死 2、 3塁のピンチで大島の打球を難なく遊ゴロにさばいた。連日の活躍に加えて、内野をどこでも守れる頼もしさで、開幕レギュラーにまた 1歩近づいた。矢野監督は、13日の中日戦も遊撃で先発させることを明言した。
記事をまとめてみました。
<オープン戦:中日 4- 5阪神>◇12日◇ナゴヤドーム
や~っと勝った!! 阪神はナゴヤドームで中日に 5- 4と競り勝ち、オープン戦 8試合目で「初勝利」。就任 1年目の矢野燿大監督は待望の「1勝」に「オープン戦とはいえ勝つのは大変」と安堵の表情だ。初めて遊撃で先発起用した「ドラフト3位」・木浪聖也内野手(24=ホンダ)が 3安打 2打点で勝利の立役者に。掲げる競争をさらにあおりながら、29日のヤクルトとの開幕戦(京セラ)に向けて、仕上げていく。
9回、 3点差が 1点差となり、なお二死満塁。大島の飛球が左翼ナバーロのグラブにおさまると矢野監督の顔に、ようやく笑みが広がった。12球団で唯一オープン戦勝ちなしだった虎が、待ちわびた「1勝」をつかんだ。
「みんな(報道陣)に責められるんでね、意識していましたけど。オープン戦とはいえ、勝つのは大変なんで。ヒット打ってピッチャーは抑えて勝って。いい顔で俺らも野球やりたいし、それをファンに見てもらいたいし。どんどんどんどん、そういうような感じでやっていける、きっかけにしていきたいです」
5回、生還した糸原健斗内野手を出迎える矢野燿大監督。やっぱり笑顔が似合う!=ナゴヤドーム
ここまで「6敗1分け」。競争を掲げ、あおってきた指揮官がさらに動き、選手が応えた。「春季キャンプMVP」に指名した北條と、ベテラン鳥谷の一騎打ちの様相だった遊撃に、結果を出し続けるルーキー・木浪を初めてスタメン起用。ショートが“聖域”ではないことを、ナインに采配を通してはっきりと伝えた。
キャンプ後に 2軍調整させていた高山、板山も昇格即、スタメン起用。すると木浪は、自身はもちろんチームでも今年初「猛打賞」となる 3安打 2打点。開幕ショートをアピールすれば、センターを狙う高山も 2打席連続タイムリーと大暴れだ。
今年初の「2桁安打(12安打)」で、 5得点もオープン戦最多。ようやくの“春”にも「あと 1本やね。もう 1点、もっと取れたかな」と、注文も忘れなかった。
「まあ、こうやってヒットが出るというのは活気は出るし。オープン戦とはいえ、勝つというのは大事なこと。もっともっと打って、ワイワイワイワイやりたい」
選手が打つと、ベンチはみんなで両手を上げてガッツポーズ。いいムードだ=ナゴヤドーム
雰囲気も変えた。 4回に 1塁内野安打で出塁した木浪は、塁上でベンチを見ると恥ずかしげに両手をあげた。指揮官もナインも、みんなそろって拳を突き出し、ガッツポーズ。これまでになかった光景だった。
9、10日の「日本代表強化試合」(京セラ)に外野守備走塁コーチとして参加した清水ヘッドコーチが、相手のメキシコ代表を見て発案したものだ。「やっぱりプロで楽しむのって究極やと思う。今日みたいにどんどんやればいい。軽い意味の楽しむじゃなくて、ワイワイやりながらでも締めるとこは締めるっていうのがプロ」と矢野監督。メンバーも変え、ムードも変えて結果も変わった。
一方で、 4回無安打 1失点ながら、相変わらず制球に苦しんだ藤浪には 2軍再調整を命じた。競争に例外はない。目先だけでなく、先を見すえて、個々の能力、そしてチーム力の向上を目指す。
1軍監督として初のウイニングボールは「ないよ、そんなん。シーズンでいい」と本番までのお楽しみだ。オープン戦は残り 9試合。開幕からド派手に「ワイワイ」暴れる準備を、整える。
矢野燿大監督もこのガッツポーズだ=ナゴヤドーム
藤浪晋太郎投手が 2軍で再調整することが12日、決まった。この日のオープン戦・中日戦(ナゴヤドーム)に先発し、 4回無安打 1失点(自責0)だったものの、 4四死球 2暴投など制球に苦しむ姿が目立ち、矢野燿大監督が決断した。ルーキーイヤーだった2013年から入り続けていた開幕ローテーションから外れることは確実となった。
両打ちも含めて左打者 9人が並んだ中日打線に対し、 1回は 2三振を奪うなど「三者凡退」で上々の立ち上がり。しかし 3回先頭に四球を出したところから崩れ初め、死球とエラーも絡んで無安打ながら 1失点。大きく抜ける球が目立ち、修正できないままマウンドを降りた。
試合後、矢野監督は「自分と戦っている。相手と勝負できていない感じがあったんでね。一度、 2軍に行かせようかなと」と再調整させることを明言。「このまま、こっち( 1軍)にいて何か次の登板にプラス(の部分が)望めるかというと、やっぱりもう一回。開幕に間に合わなかったとしても、それよりも何かつかんで帰ってきた方が、晋太郎のためやし、チームのためだと思う」と期限を設けずに完全復活の道を探らせることを決めた。
1回、先発の藤浪晋太郎投手=ナゴヤドーム
藤浪晋太郎投手の 2軍降格が決まった。制球難克服を目指す先発登板だったが、 4回で打者16人に71球を投げ、安打こそ許さなかったものの 3四球 1死球で 1失点。けん制悪送球もあり、乱れる結果に終わった。
試合後の一問一答は以下の通り。
-やりたかったことは
藤浪 いや全然ですね。思った通りのピッチングが全然できていなかった。
-コントロールの面か
藤浪 コントロールだったり、もうちょっと思った通りに投げられる感じは自分自身にありましたし。 -死球のところからバランスを気にするような感じが 藤浪 死球というより、立ち上がりのときから自分の中で感触がよくなかった。それを戻せたらいいんですけど、それを今日はできなかったので、はい。
中日対阪神 3回裏中日一死 1塁、亀澤恭平内野手に死球を与え渋い表情で汗を拭う藤浪晋太郎投手=ナゴヤドーム
-結果は 4回 1失点だが
藤浪 単純に失点数だけ見れば自責(点)はついてないですし、いいと言えばそうかもしれないですけど、昨日も結果出したいって言ったんでそれがちょっと相反することになります。あまりにも自分の中で内容が悪すぎるというか、自分のなかで勝負できる状況ではなかったなという投球でした。
-ナゴヤドームのマウンドというより自分の状態が悪かった
藤浪 どうですかね、いろんな要素があると思うので、マウンドの感じもあるでしょうし、どっちにしろそんなことは、シーズンに入ってから結局投げるので言ってられないでしょうし。合わせていかなければいけないところで合わせられないというのは力不足だと思います。
中日対阪神 力投する阪神先発の藤浪晋太郎投手=ナゴヤドーム
-腕の位置など試行錯誤が続いている
藤浪 いい感じの球もあるのでいかに再現性を高くやるかというところです。試行錯誤と言えば試行錯誤ですし、固めるといえば固めるという感じですし。
-開幕に向けて
藤浪 これからどうなるか分からないですけど、まずしっかり再現性高く。自分がもっともっといい感覚で投げられるように。いっぱいいっぱいになっているようじゃ、シーズン入っても苦しいと思うので。そうならないようにしっかり形作っていくなり、しっかり練習するしかないと思っているので。いちから作り直すとかそういうことじゃなくて、いいボールをより多く出していける練習を毎日毎日一生懸命やっていきたいと思います。
5回表阪神一死 2、 3塁、木浪聖也内野手は右前適時打を放った=ナゴヤドーム
阪神「ドラフト3位」の木浪聖也内野手が初の 3安打猛打賞で、オープン戦初勝利に貢献した。この日は初めて遊撃で先発し、持ち味のユーティリティーぶりも発揮した。
2- 1で迎えた 5回一死 2、 3塁。 3ボールから真ん中高めに入った直球を、迷うことなく振り抜いた。リードを広げる「右前2点適時打」。「真っすぐだと思ってそれを信じて打ちました。点を取りたいという気持ちでした」。 2回の第 1打席では 1塁への内野安打。 4回には 1塁強襲安打を放ち、 3安打 2打点の活躍だった。
プロで初めての遊撃での先発にも、浮いた様子はなかった。 3回二死 2、 3塁のピンチで大島の打球を難なく遊ゴロにさばいた。「守備は集中していたので、打球が 1回飛んできたんですけど、しっかりアウトに取れて良かったです」。連日の活躍に加えて、内野をどこでも守れる頼もしさで、開幕レギュラーにまた 1歩近づいた。
5回に 2点打を放った木浪聖也内野手。遊撃での開幕スタメンも見えてきた=ナゴヤドーム
「6番・遊撃」の木浪は 5回一死 2、 3塁で、 3ボールから山井の直球を右前 2点打するなど 4打数 3安打。「よかったと思います」。「オープン戦打率0.455」としたが、この日のポイントは本職の遊撃での、プロ初のスタメン出場だ。
「きょうは守備に集中していました。打球が飛んできたのは 1回だけでしたが、アウトにできてよかったです」
3回二死 2、 3塁。大島の 3遊間への当たりを正面でし、正確な送球で仕留めた。「(遊撃は)久しぶりだったので緊張しました」。矢野監督は「きょうよかったのに、あした外すってことはない」と、13日の中日戦も遊撃で先発させることを明言した。
■木浪聖也内野手の遊撃守備について阪神・久慈照嘉内野守備走塁コーチ
「キャンプから一番守っていなかったポジションだけど、動きは全く問題なかった。もともと本職だし。守備に関しては何も心配していません」
5回表阪神一死 2、 3塁、木浪聖也内野手は右前適時打を放ちベンチへ向かって両手を突き出した=ナゴヤドーム
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
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