●矢野燿大監督(50)がロッテ藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭高)の力量に太鼓判を押した。昨秋ドラフトでは 「1位」指名し、競合の末にくじを外していた。初対戦で力量を目の当たりにした。代わりに1位指名した近本が奮闘。「近本も頑張っているし、それは縁だと思う」。「開幕2番」が決まっている自軍の新人をたたえた。ロッテ戦(ZOZOマリン)に 0- 3で完敗。矢野燿大監督は昨秋のドラフト会議で 3球団競合の末、自身がくじを外したロッテの「ドラフト1位」・藤原恭大外野手に 2安打 1盗塁を許し、改めて実力を高く評価した。「2番手」で登板した阪神・浜地真澄投手(20)が 2回無失点と好投し、「開幕1軍」にまた一歩、近づいた。運命の赤い糸は“あの秋”は結ばれず、交差してここでまたもつれた。やはり自分の目に狂いはなかったと、矢野監督は確信。自身が外したロッテの「D1位」・藤原恭大外野手の躍動で、完敗だ。秋には恋人だった。昨秋のドラフトで楽天も含めた 3球団で競合したが、大阪生まれの逸材に“別のタテジマ”に袖を通されてしまっていた。虎はといえば、前日20日のヤクルト戦(神宮)は「5本塁打」で「12安打10得点」と爆発したものの、開幕投手・石川雅規(39)に軽くひねられ、オープン戦 2度目の零封負け。将も思わず表情を曇らせた。こちらの希望は 9回先頭で食らいつき、遊撃内野安打を放った「D1位」・近本光司外野手(24=大阪ガス)。指揮官は“外れ外れの1位”とは思わせない活躍を続けるルーキーに、目を細めた。22日からは本番の舞台、京セラに移ってオリックス 3連戦だ。電撃就任も、ドラフトの苦い記憶も。さまざまなことがあった“あの秋”から矢野虎は前を向き、力強くシーズンへ踏み出す。
●糸井嘉男外野手(37)が、対戦したロッテの「ドラフト1位」藤原恭大外野手にほれ込んだ。 2安打 1盗塁と躍動した18歳にぞっこん。自身は 1安打を放って「打率5割」をキープするなど開幕の「3.29」へ順調で、22日からのオリックス 3連戦(京セラドーム大阪)で最終調整を迎える。刺激を受けた超人が、ギアを上げる。糸井が18歳のルーキーにほれ込んだ。ロッテ藤原は「1番中堅」でフル出場。 2安打 1盗塁にジャンピング捕球などZOZOマリンをさっそうと駆け抜ける姿を見て、目を大きくした。ヤクルトとの開幕ゲームはかつての本拠地である京セラドーム大阪で、22日からのオリックス 3連戦は「予行演習」。慣れ親しんだドームで仕上げにかかる。開幕直前の戦いに、気持ちが高ぶるかと問われると不敵に笑った。オープン戦は「4勝9敗1分」の「最下位」で、負け越しが決定。全体的に調整段階とは言え、チームは勝ちに飢えている。藤原のハツラツプレーを目に焼き付け、糸井も虎も臨戦態勢に入っていく。昨季は右足腓骨(ひこつ)骨折の影響で一時離脱。悔しい思いは胸にしまい込んで、今季に臨んでいる。18歳が躍動する姿を見て、オレも-。「3.29」に向けて、糸井が最終調整に向かう。
●阪神「ドラフト1位」の近本光司外野手が「7試合連続安打」をマークした。 3打席凡退で迎えた 9回に益田直也投手(29)の変化球に食らいつき、遊撃への内野安打。打率も「3割」をキープ。
●阪神先発の馬場皐輔投手(23)が、 4回 3安打 2失点で降板した。立ち上がりが課題となった。初回、先頭のロッテ・「ドラフト1位」藤原に右中間 2塁打を許す。その後は 2つの四死球で一死満塁に。「5番」角中勝也外野手(31)に犠飛、「6番」ブランドン・レアード内野手(31)に左前適時打を許して 2失点した。開幕ローテーション入りを目指す右腕だが、完璧なアピールとまではいかなかった。
記事をまとめてみました。
<オープン戦:ロッテ 3- 0阪神>◇21日◇ZOZOマリンスタジアム
矢野燿大監督がロッテ藤原の力量に太鼓判を押した。昨秋ドラフトでは「1位」指名し、競合の末にくじを外していた。
初対戦で力量を目の当たりにした。「俺もくじを外してしまった選手だけど、やっぱり魅力がある。将来スター選手になっていけるような、あのスイング、スピードを見ても、守備の打球を捕ったプレーにしても、やっぱり見ていて楽しい選手。藤原君自身がしっかり野球と見つめ合っていけば、そういう位置に来れる選手だとは今日、見ても思った」と話した。代わりに1位指名した近本が奮闘。「近本も頑張っているし、それは縁だと思う」。「開幕2番」が決まっている自軍の新人をたたえた。
ロッテ対阪神 投手交代を告げた矢野燿大監督=ZOZOマリンスタジアム
藤原劇場に脱帽! 阪神は21日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に 0- 3で完敗。矢野燿大監督は昨秋のドラフト会議で 3球団競合の末、自身がくじを外したロッテの「ドラフト1位」・藤原恭大外野手に 2安打 1盗塁を許し、改めて実力を高く評価した。「2番手」で登板した阪神・浜地真澄投手が 2回無失点と好投し、「開幕1軍」にまた一歩、近づいた。
運命の赤い糸は“あの秋”は結ばれず、交差してここでまたもつれた。やはり自分の目に狂いはなかったと、矢野監督は確信。自身が外したロッテの「D1位」・藤原恭大外野手の躍動で、完敗だ。
「俺もくじを外してしまったけど、やっぱり魅力がある。将来、スター選手になっていけるような。あのスイングを見てもスピードを見ても、あの守備の打球を捕ったプレーにしても、やっぱり見ていて楽しい選手」
藤原恭大外野手はやはりスゴかった。矢野監督は渋い表情でグラウンドを見つめた=ZOZOマリンスタジアム
秋には恋人だった。昨秋のドラフトで楽天も含めた 3球団で競合したが、大阪生まれの逸材に“別のタテジマ”に袖を通されてしまっていた。
「1番・中堅」で先発出場した藤原は、 1回先頭で右中間 2塁打。角中の左犠飛で先制&決勝のホームを踏まれた。 2回にも中前打を許すと、四球で出塁した 5回には 2盗も…。 3回一死の中堅守備では、後方への中谷の大飛球をスーパーキャッチされるオマケつき。ニューヒーローに盛り上がったのはロッテファンだけではない。虎の超人・糸井までもが、帰り際に「スゴいね。ファンになったわ。スゴい」と感服するほどだった。
虎はといえば、前日20日のヤクルト戦(神宮)は「5本塁打」で「12安打10得点」と爆発したものの、開幕投手・石川に軽くひねられ、オープン戦 2度目の零封負け。将も「石川やから、風が強かったから点が取れませんでしたっていうのではね。俺らプロとしては、やっていくべきことはあると思うから」と、思わず表情を曇らせた。
ロッテ対阪神 ZOZOマリンスタジアムを引き揚げる矢野燿大監督=ZOZOマリンスタジアム
こちらの希望は 9回先頭で食らいつき、遊撃内野安打を放った「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)。指揮官は「近本も頑張っているし、それは縁だと思う」と“外れ外れの1位”とは思わせない活躍を続けるルーキーに、目を細めた。
22日からは本番の舞台、京セラに移ってオリックス 3連戦だ。電撃就任も、ドラフトの苦い記憶も。さまざまなことがあった“あの秋”から矢野虎は前を向き、力強くシーズンへ踏み出す。
★2018年・阪神のドラフト会議VTR
「1位」指名の 1回目は藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)もロッテ、楽天と競合。矢野監督は右手でくじを引いたが、開封して確認する前にロッテ・井口監督が交渉権を獲得して、ガッツポーズを決めた。 2回目は辰己涼介外野手(立命大)で楽天、巨人、ソフトバンクと競合。今度は左手でくじを引いたが、また外れた(楽天が交渉権を獲得)。 3回目に近本光司外野手(大阪ガス)を単独指名した。
4回表阪神一死、右前安打を放った糸井嘉男外野手=ZOZOマリンスタジアム
藤原くん、オレも負けへんで! 糸井嘉男外野手が、対戦したロッテの「ドラフト1位」藤原恭大外野手にほれ込んだ。 2安打 1盗塁と躍動した18歳に「すごいな! ファンになったわ!」とぞっこん。自身は 1安打を放って「打率5割」をキープするなど開幕の「3.29」へ順調で、22日からのオリックス 3連戦(京セラドーム大阪)で最終調整を迎える。刺激を受けた超人が、ギアを上げる。
◇ ◇ ◇
糸井が18歳のルーキーにほれ込んだ。ロッテ藤原は「1番中堅」でフル出場。 2安打 1盗塁にジャンピング捕球などZOZOマリンをさっそうと駆け抜ける姿を見て、目を大きくした。
「すごいな!ファンになったわ!」
4回表阪神一死、右前打を放ち、 1塁上に立つ糸井嘉男外野手=ZOZOマリンスタジアム
試合後に井口監督が「開幕1軍」を明言したほどの球界の「新顔」を見て、糸井も発奮。 4回に右前打を放った。自身の状態については「分からない」と話しつつも、オープン戦出場 5試合で「8打数4安打の打率5割」をキープ。右膝痛の影響で今季初実戦は16日の西武戦(甲子園)と出遅れたが、問題はなさそうだ。
ヤクルトとの開幕ゲームはかつての本拠地である京セラドーム大阪で、22日からのオリックス 3連戦は「予行演習」。慣れ親しんだドームで仕上げにかかる。開幕直前の戦いに、気持ちが高ぶるかと問われると「あるよ。やっぱり勝ちたいね」と不敵に笑った。オープン戦は「4勝9敗1分」の「最下位」で、負け越しが決定。全体的に調整段階とは言え、チームは勝ちに飢えている。藤原のハツラツプレーを目に焼き付け、糸井も虎も臨戦態勢に入っていく。
1回裏ロッテ無死、藤原恭大外野手の打球を内野へ返球する糸井嘉男外野手=ZOZOマリンスタジアム
糸井のオリックス 3連戦でのフル出場について、矢野監督は「(出なくても)いいんじゃない」と返答。続けて「今の状態でこれだけやれるというのが、しっかり分かっている。本人がシーズンに向けて、全部出る方が状態がいいんだとなれば、それはまた考えるかもしれない」と説明し、信頼の高さをうかがわせた。
昨季は右足腓骨(ひこつ)骨折の影響で一時離脱。悔しい思いは胸にしまい込んで、今季に臨んでいる。18歳が躍動する姿を見て、オレも-。「3.29」に向けて、糸井が最終調整に向かう。
ロッテ対阪神 9回表阪神無死、遊撃内野安打を放った近本光司外野手=ZOZOマリンスタジアム
阪神「ドラフト1位」の近本光司外野手が「7試合連続安打」をマークした。 3打席凡退で迎えた 9回に益田の変化球に食らいつき、遊撃への内野安打。打率も「3割」をキープし「どんな形でも出塁しようと思っていた。結果ではなく狙い球を打てている」。
昨年のドラフトで阪神が最初に「1位」指名したロッテ藤原の活躍については「僕が言える立場ではないので」と話すにとどめた。
阪神先発の馬場皐輔投手=ZOZOマリンスタジアム
阪神先発の馬場皐輔投手が、 4回 3安打 2失点で降板した。
立ち上がりが課題となった。初回、先頭のロッテ・「ドラフト1位」藤原に右中間 2塁打を許す。その後は 2つの四死球で一死満塁に。「5番」角中に犠飛、「6番」レアードに左前適時打を許して 2失点した。開幕ローテーション入りを目指す右腕だが、完璧なアピールとまではいかなかった。
ロッテ対阪神 2回、投球中、帽子が脱げる馬場皐輔投手=ZOZOマリンスタジアム
先発枠入りを目指す阪神の馬場は、球場特有の強風に苦しみながらも 4回 2失点。「環境は結果に関係ない。風が強い中でどう投げるか。いい経験になった」と前向きに捉えた。
1回、先頭の藤原にいきなり右中間 2塁打され、続く加藤は死球。一死満塁となった後、角中の犠飛とレアードの左前打で失点した。それでも 2回以降は粘り「こつこつ投げられた。次は先手を取られない投球をしたい」と収穫を強調した。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
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