●糸井嘉男外野手(37)が、引退を発表したマリナーズのイチロー外野手(45)に贈る惜別の「19年1号」をかっ飛ばした。 4回にオリックス山岡泰輔投手(23)から左翼へ豪快ソロ。かつて自主トレをともにし、「神様」と尊敬する同じ右翼手のレジェンドへの感謝をバットに乗せた。古傷の右膝炎症で調整が遅れたが、「打率5割5分6厘」と絶好調。イチロー魂を胸に、シーズンもチームを引っ張る。 右膝痛の影響もあり、今季の初実戦は16日の西武戦(甲子園)までズレ込んだ。前日のロッテ戦では阪神も「ドラフト1位」指名した藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭高)のプレーに魅了され「ファンになった」。だが千葉から帰阪した深夜には、再び心揺さぶられることがあった。イチローの引退会見。画面にくぎ付けになって、 1時間23分に及んだ最後の勇姿を見届けた。思い出は尽きない。北海道日本ハムからオリックスに移籍した13年のオフのことだ。イチローから神戸の自主トレに誘われた。同じ右投げ左打ちの右翼手。憧れのレジェンドと一緒に汗を流した時間は宝もの。この日の「1号」は感謝の惜別アーチだった。好調な木浪聖也内野手(24=ホンダ=亜細亜大學OB)、近本光司外野手(24=大阪ガス)の後を打つ「3番」に太鼓判を押した。糸井は「京セラ、イイネ!」と叫んで帰りの車に乗り込んだ。 1週間後の29日、開幕ヤクルト戦も同じ舞台。予行演習はばっちりだ。イチロー魂を胸に、19年シーズンもチームを引っ張る覚悟だ。 1週間後の29日、開幕ヤクルト戦の舞台で架けた“惜別”の放物線-。受け取った天才の思いを胸に、超人のプロ16年目が、始まる。
●「ドラフト3位」の木浪聖也内野手が、阪神ルーキーのオープン戦最多安打(80年以降)を更新した。「1番遊撃」で先発した初回。オリックス先発山岡の初球 146キロ直球をいきなりとらえ、中前に運んだ。これでオープン戦通算安打数を「18本」とし、これまで最多だった16年高山の「17本」を超えた。 3回の第 2打席でも 145キロの直球を内野安打に。最多安打記録を「19本」に伸ばすとともに、現時点で「12球団トップ」に立った。打率も「3割8分」と「首位打者」も射程圏内に入ってきた。21日のロッテとのオープン戦(ZOZOマリンスタジアム )では、 4打数無安打と連続試合安打が「9」でストップしていたが、悔しさを晴らすかのようなこの日の 2安打。「1番」としてチームを勢いづける。
●阪神がオープン戦初のサヨナラ負けを喫した。 2- 2の 9回に左腕飯田優也投手(28)が、代打杉本裕太郎外野手(27)に左越え弾を浴びた。ただ、 9回の攻撃では 1点ビハインドの無死 1、 2塁から、代打北條史也内野手(24)がバスターで中前適時打。矢野監督も絶賛した。初めて投手を打線に組み込んだ試合は終盤で粘りを見せたが、勝ち越せず。本番を見据えた。
記事をまとめてみました。
<オープン戦、オリックス 3x- 2阪神>◇22日◇京セラドーム大阪
糸井嘉男外野手が、引退を発表したマリナーズのイチロー外野手に贈る惜別の「19年1号」をかっ飛ばした。 4回にオリックス山岡から左翼へ豪快ソロ。かつて自主トレをともにし、「神様」と尊敬する同じ右翼手のレジェンドへの感謝をバットに乗せた。古傷の右膝炎症で調整が遅れたが、「打率5割5分6厘」と絶好調。イチロー魂を胸に、シーズンもチームを引っ張る。
◇ ◇ ◇
憧れのイチローにささげる一振りだった。 4回先頭。フルスイングから放たれた糸井の「19年1号」は左翼方向へ。オリックス先発山岡の 147キロ真っすぐを、力の限り押し込んだ。高く舞い上がった打球は、そのままスタンドへ。感触をかみしめるように、ゆったりとダイヤモンドを回った。
4回表阪神無死、糸井嘉男外野手は左越えに「同点ソロ本塁打」を放った=京セラドーム大阪
「自分の良いスイングをしようと心がけて、打席に入りました。良いピッチャーからしっかりと打つことができて良かったです」
右膝痛の影響もあり、今季の初実戦は16日の西武戦(甲子園)までズレ込んだ。ただ、オープン戦で「打率5割5分6厘」をマークするなど絶好調だ。前日のロッテ戦では阪神も「ドラフト1位」指名した藤原のプレーに魅了され「ファンになった」。だが千葉から帰阪した深夜には、再び心揺さぶられることがあった。 「最後まで、全部見ました」。イチローの引退会見。画面にくぎ付けになって、 1時間23分に及んだ最後の勇姿を見届けた。
左翼へズドン! 糸井嘉男外野手が 4回岡泰輔投手(手前)から「オープン戦1号」だ=京セラドーム大阪
「もちろん、寂しさはあります。僕が語れるようなことじゃないけど、ウルっときた。最後は全部会見を見させてもらって、グッとくるものもあった」
思い出は尽きない。日本ハムからオリックスに移籍した13年のオフのことだ。イチローから「練習を見に来いよ」と神戸の自主トレに誘われた。「何日か同じ空間で練習できた。僕にとって、野球選手としての神様です」。同じ右投げ左打ちの右翼手。憧れのレジェンドと一緒に汗を流した時間は宝もの。この日の「1号」は感謝の惜別アーチだった。
糸井の 1発に矢野監督は「何の心配もない。任せるべき選手だと思う」と好調な木浪、近本の後を打つ「3番」に太鼓判を押した。糸井は「京セラ、イイネ!」と叫んで帰りの車に乗り込んだ。 1週間後の29日、開幕ヤクルト戦も同じ舞台。予行演習はばっちりだ。イチロー魂を胸に、19年シーズンもチームを引っ張る覚悟だ。
4回表阪神無死、左越え本塁打を放ち矢野燿大監督(左から 2人目)らとタッチを交わす糸井嘉男外野手(左)=京セラドーム大阪
阪神は22日、京セラでオリックスに 2- 3でサヨナラ負け。今年初めてDHを外し、開幕想定のベストメンバーで臨んだ中、「3番・右翼」の糸井嘉男外野手が 4回に「オープン戦1号ソロ」を放った。前日21日に引退を表明した元米大リーグ、マリナーズ・イチローへの“惜別弾”となった。
憧れの先輩に捧げるアーチを、ゆっくりとかみしめた。糸井が逆方向へ「オープン戦1号」。 0- 1の 4回先頭、山岡の 147キロ直球を虎党で埋まる左翼席へ放り込んだ。
「絶不調! これからケアもいきますけど、炎症もあったので、それをなくすようにボディーケアにいくんだよ」
右膝炎症の影響で16日の西武戦(甲子園)から出場し、 6試合目での豪快弾。矢野監督を「何の心配もない」と喜ばせ、オープン戦打率は「0.556」。それでも試合後、糸井は“超人節”炸裂で、報道陣をいなした。
9回、適時打を放った北條史也内野手=京セラドーム大阪
一発を届けたい人がいた。前日21日に引退を発表したイチローだ。糸井にとって、オリックス時代に合同自主トレを行った間柄。首位打者に輝いた14年オフには「おめでとう」と言葉をもらったという。
「(会見は)全部見ました。オフですけど何日間か練習させてもらったこともありますし。(さみしい思いは)もちろんあります…。野球選手として神様のような人なので。ぐっとくるものがありました」
同じ右投げ左打ちの外野手。目に映るすべてが勉強だった。
1週間後の29日、開幕ヤクルト戦の舞台で架けた“惜別”の放物線-。「(オリックス時代に)戦っていた球場でもあるから。京セラ、いいね」。受け取った天才の思いを胸に、超人のプロ16年目が、始まる。
■第 1、 2回のWBCをイチローとともに戦った福留孝介外野手
「びっくりしたというのが最初。ひとつの練習でも、そこまでの準備とか。そういう意識の違いを勉強させてもらいました。一緒にプレーした時間が印象に残っています」
試合前に話をする矢野燿大監督=京セラドーム大阪
マリナーズのイチロー外野手が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。
矢野燿大監督(引退のイチローについて)
「ケガもしないしね。最後、一塁に走る姿みてね。45歳の姿じゃない。ただやるだけやったらまだできたやろうと思う。イチローになってみたいなと思ったよ(笑い) イチローになって 1日野球してみたいってね。甲子園のオールスターやったかな。どこに投げても打たれると。藪と外スラ(外角スライダー)で抑えにいった記憶がある」
--イチローが引退。どんな存在だったか
矢野監督「イチローになってみたい、イチローになって一日野球をしてみたいよな。人のやっていないことをやってきた。本当に全てがすごい」
試合前、取材に応じる矢野燿大監督=京セラドーム大阪
(試合後)
--メッセンジャーは
「万全。何の心配もなく、任せたという感じで(開幕に)送り出せるかなと思う」
--糸井が本塁打
「完璧やったね。(浜風の甲子園で)ああいう(逆方向への)バッティングは嘉男(糸井)の中で、いいヒントになる 1本やったかもしれない。何の心配もない」
-- 9回無死 1、 2塁のバスター(北條の適時打)について、意図は
「そんなん、人に言うの? 内緒」
--「1、2番」は
「うーん…まあ、最後まで考えます」
3回表阪神二死、木浪聖也内野手は 1塁内野安打で出塁する=京セラドーム大阪
阪神「ドラフト3位」の木浪聖也内野手が、阪神ルーキーのオープン戦最多安打(80年以降)を更新した。「1番遊撃」で先発した初回。オリックス先発山岡の初球 146キロ直球をいきなりとらえ、中前に運んだ。「準備はちゃんとして、初球から打とうと思っていました」。これでオープン戦通算安打数を「18本」とし、これまで最多だった16年高山の「17本」を超えた。
3回の第 2打席でも 145キロの直球を内野安打に。最多安打記録を「19本」に伸ばすとともに、現時点で「12球団トップ」に立った。打率も「3割8分」と「首位打者」も射程圏内に入ってきた。21日のロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)では、 4打数無安打と連続試合安打が「9」でストップしていたが、悔しさを晴らすかのようなこの日の 2安打。「1番」としてチームを勢いづける。
9回表阪神無死 1、 2塁、北條史也内野手は中前同点適時打を放った=京セラドーム大阪
阪神がオープン戦初のサヨナラ負けを喫した。 2- 2の 9回に左腕飯田が、代打杉本に左越え弾を浴びた。
ただ、 9回の攻撃では 1点ビハインドの無死 1、 2塁から、代打北條がバスターで中前適時打。矢野監督も「野球センスというか、ジョー(北條)らしい。完璧な打撃やった」と絶賛した。
初めて投手を打線に組み込んだ試合は終盤で粘りを見せたが、勝ち越せず。「あの流れの中で、一気に持っていかないといけない」と本番を見据えた。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
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