●阪神がまたも初物アレルギーを露呈した。初ものアレルギー!? 阪神はDeNAの「D3位」・大貫晋一投手(25=新日鐵住金鹿島)を打ち崩せず連敗。矢野燿大監督(50)が天を仰いだ。DeNA先発大貫と初顔合わせ。立ち上がりから、プロの先輩風を吹かせ損ねたのが響いた。 1回一死後、糸井嘉男外野手(37)の右中間 2塁打で 2、 3塁の先制機を築く。だが、大山悠輔内野手(24)が内角シュートにどん詰まりの 3ゴロに倒れ、満塁になると今度は中谷将大外野手(26)が外角球に詰まって 2ゴロ…。好機を逃しては勝機も巡らない。DeNAに連敗し、カードを負け越し。 4日巨人戦の高橋優貴投手(22=八戸学院大学)、 6日広島戦の床田寛樹投手(24)に続いて、またも白星を献上。 9日DeNA戦こそ、逆転勝ちで上茶谷大河投手(22=東洋大学)の勝利を消したが今季は早くも初物に「3敗」し、うち新人 2人に「プロ初勝利」を献上している。日替わりオーダーも実らず今季最多タイの「借金2」。重症にならないうちに手を打つしかない。上向きかけても乗り切れない猛虎打線。前日の濱口遥大投手(24)に続き、苦手ばかりでは悲願の「V」は遠ざかるばかりだ。
●糸井嘉男外野手がマルチ安打の活躍を見せた。 1回一死 1塁から右中間への 2塁打でチャンスを広げ、 5回にも投手への内野安打で出塁した。 9回は 2ゴロに倒れ最後の打者となった。
●大山悠輔内野手がセ・リーグの「4番」で最遅となる12試合目で「1号」を放った。 2点を追う 3回二死。大貫の内角ツーシームを左中間席へ運んだ。初回の反省を生かしたアーチだ。一死 2、 3塁、カウント 2- 0と打者有利な状況。ここで同じ内角ツーシームにバットは詰まり、 3ゴロで走者をかえせなかった。
●阪神「ドラフト1位」の近本光司外野手(24=大阪ガス)が「プロ1号」をかっ飛ばした。 4点を追う 7回に代打で出場し、DeNA国吉佑樹投手(27)の 143キロ真っすぐを力で右中間席へはじき返した。新人の本塁打は「12球団一番乗り」で、阪神では04年鳥谷敬内野手(37)以来となる会心弾。チームは初戦のミラクル大逆転勝ちを生かせず痛い連敗を喫したが、期待のルーキーが希望を灯した。170センチ、72キロ。プロでは小柄な体形に秘められたパンチ力は、幼い頃から養われた。意識するのは「遠心力」。小学生の時から掃除用のほうきをブンブン振り回し、子どもが扱えないような長さのバットでロングティーで体を鍛えてきた。現在使っているバットは、先端に重さがある 890グラムのタイプ。春季キャンプで 9種類のバットを持参し、試行錯誤した末に「遠心力」を生かせる相棒を見極めた。敗戦の中で虎党を沸かせ、希望を感じた「1号」だった。キャンプからオープン戦にかけて猛アピールに成功。「D3位」・木浪聖也内野手(24=ホンダ=亜細亜大學OB)とともに球界史上初の「開幕新人1、2番コンビ」を任されたが、 6日の広島戦(マツダ)を最後にベンチスタートの日々が続く。悔しくないはずがない。プロである以上、結果を残すしかない。しかも、大観衆の前で-。運命のドラフト前、赤い糸で結ばれたかのように甲子園への思いを強めたことがあった。キャンプからオープン戦にかけて猛アピールに成功。「D3位」・木浪聖也内野手(ホンダ)とともに球界史上初の「開幕新人1、2番コンビ」を任されたが、 6日の広島戦(マツダ)を最後にベンチスタートの日々が続く。悔しくないはずがない。プロである以上、結果を残すしかない。借金は再び「2」。確かに停滞している。でも、近本という新しい風が吹いている。まだまだ、ここから。17年ぶり「最下位」に沈んだ昨季から、明らかに虎は変わってきている。
●今季初登板の阪神先発秋山拓巳投手(27)は 6回 9安打 5失点で黒星を喫した。 2回に守備の乱れもあって 2失点すると、 6回は二死 1、 3塁から神里和毅外野手(25)に直球を右翼席に運ばれた。昨年10月に右膝のクリーニング手術。 1軍マウンドは昨年 8月24日の巨人戦(東京ドーム)以来 230日ぶりで、甲子園は同 6月22日の広島戦以来293日ぶりだった。悔しげな表情を浮かべた。矢野監督も 6回の場面を振り返り、期待した。反省したのは 1- 2の 6回二死 1、 3塁。試合前時点で「打率0.367」と好調の神里を打席に迎えた場面だった。初球の高め 131キロ直球をフルスイングされ、右中間席へ放り込まれた。矢野監督が送り出したことを明かしたが、すべてを暗転させてしまった。次こそ勝利に導く。
記事をまとめてみました。
<阪神 2- 5DeNA>◇第 3回戦◇阪神 1勝 2敗 0分◇11日◇阪神甲子園球場
阪神がまたも初物アレルギーを露呈した。
DeNA先発大貫と初顔合わせ。立ち上がりから、プロの先輩風を吹かせ損ねたのが響いた。 1回一死後、糸井の右中間 2塁打で 2、 3塁の先制機を築く。だが、大山が内角シュートにどん詰まりの 3ゴロに倒れ、満塁になると今度は中谷が外角球に詰まって 2ゴロ…。好機を逃しては勝機も巡らない。
1回裏阪神一死 2、 3塁、大山悠輔内野手を 3ゴロに打ちとるDeNA先発大貫晋一投手=阪神甲子園球場
DeNAに連敗し、カードを負け越し。矢野監督も「(大貫に)苦しんだというか、立ち上がりやね。あそこで点を取れるのが…。流れをあそこで生かせなかったのが、落ち着かせるところになった」と渋い表情を浮かべた。左打者の外角低めに落ちるフォークに苦戦し、右打者も懐を突かれた。浜中打撃コーチも「ツーシームとフォークでやられた。ツーシームが変化していたのはある」と言う。
8回裏阪神二死 1、 2塁、矢野燿大監督は選手交代を告げベンチへ引き揚げる、左は三振した代打北條史也内野手=阪神甲子園球場
4日巨人戦の高橋、 6日広島戦の床田に続いて、またも白星を献上。 9日DeNA戦こそ、逆転勝ちで上茶谷の勝利を消したが今季は早くも初物に「3敗」し、うち新人 2人に「プロ初勝利」を献上している。矢野監督は「毎年絶対にそういうことは出てくる。やられたら言われるのは仕方ないこと。次回やり返すしかない」と語気を強めた。日替わりオーダーも実らず今季最多タイの「借金2」。重症にならないうちに手を打つしかない。
▼阪神は今季、初顔合わせの先発投手と対戦した 4試合で「1勝3敗」。この日の大貫ら 4人に「3勝」を稼がれ、「防御率2.34」と抑え込まれている。
阪神先発の秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
初ものアレルギー!? 阪神はDeNAの「D3位」・大貫晋一投手(新日鉄住金鹿島)を打ち崩せず連敗。矢野監督が天を仰いだ。
「毎年、毎年、絶対にそういうこと(新人との対戦)は出てくるし、やられたら言われるっていうのは仕方ないことやし。次回やり返すしかないと思うんで」
早々のKOチャンスを不意にした。
1回、一死から糸原がストレートの四球を選び、続く糸井が右中間 2塁打。目の前のルーキーはもう冷や汗だらけ。 2、 3塁から外野フライでも 1点の状況で、聖地のボルテージは高まったが、大山&中谷の内野ゴロでまさかの無得点。 4回も先頭・ナバーロが左前打でチャンスメークしたが、二死 2塁で 3試合ぶりに「1番」を任された鳥谷が 1ゴロとは…。
3回、本塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
指揮官は「苦しんだというか、立ち上がりやね。ちょっと(大貫を)落ち着かせるところになったと思う」と立ち上がりの拙攻を嘆いた。
洗礼どころか余裕を与えてしまい、 5回までで大山のソロのみの 1得点。プロ初勝利を献上することになった。清水ヘッドコーチは「どこのチームも初ものは手探りになるけど、手探りでいきすぎてしまう」という。
4日には巨人の「D1位」・高橋優貴投手(八戸学院大)にもプロ初勝利を献上しており、 9日にはDeNAの「D1位」・上茶谷大河投手(東洋大)に 6回 8安打 3得点と攻略しきれなかったばかり。データの少ない新人に対する嫌なイメージが膨らみつつある。
試合後、ファンに挨拶するため整列する矢野燿大監督(右端)=阪神甲子園球場
「自分たちで状態をあげて流れを作っていかないと。他力本願ではいけないので」 上向きかけても乗り切れない猛虎打線。前日の浜口に続き、苦手ばかりでは悲願の「V」は遠ざかるばかりだ。
■大貫について濱中治打撃コーチ
「ツーシームとフォークでやられた。(打順は)監督もいろいろ考えていると思う。大山と近本にホームランが出たし、またあしたやるしかない」
1回裏阪神一死 1塁、糸井嘉男外野手は右中間に 2塁打を放った=阪神甲子園球場
糸井嘉男外野手がマルチ安打の活躍を見せた。 1回一死 1塁から右中間への 2塁打でチャンスを広げ、 5回にも投手への内野安打で出塁した。
今季12試合で 5度目の複数安打となったが、いずれも得点には結びつかず、 9回は 2ゴロに倒れ最後の打者となった。
3回裏阪神二死、大山悠輔内野手は「中越え本塁打」を放った=阪神甲子園球場
大山悠輔内野手がセ・リーグの「4番」で最遅となる12試合目で「1号」を放った。 2点を追う 3回二死。大貫の内角ツーシームを左中間席へ運んだ。「初回のチャンスで流れを止めてしまったので、何とか塁に出る気持ちで打った結果が、ホームランになってよかったです」。
3回裏阪神二死、「中越え本塁打」を放った大山悠輔内野手(右)を出迎える矢野燿大監督=阪神甲子園球場
初回の反省を生かしたアーチだ。一死 2、 3塁、カウント 2- 0と打者有利な状況。ここで同じ内角ツーシームにバットは詰まり、 3ゴロで走者をかえせなかった。
矢野監督は「初回の流れの中で打ってほしい打者なのでね。ただ、その後にある意味でやり返したというかね。そういう打席に見えた」と反発力を評価した。人気球団で「4番」の重圧と戦っている。チームの敗戦に大山は「大事なところで打てるようにがんばります」と言葉を絞り出した。
7回裏阪神無死、近本光司外野手は右中間に「プロ初本塁打」を放った=阪神甲子園球場
阪神「ドラフト1位」の近本光司外野手が「プロ1号」をかっ飛ばした。 4点を追う 7回に代打で出場し、DeNA国吉の 143キロ真っすぐを力で右中間席へはじき返した。新人の本塁打は「12球団一番乗り」で、阪神では04年鳥谷以来となる会心弾。チームは初戦のミラクル大逆転勝ちを生かせず痛い連敗を喫したが、期待のルーキーが希望を灯した。
◇ ◇ ◇
近本が虎の意地を一振りに込めた。代打で打席に立った 7回。国吉の 143キロ直球を迷いなく振り抜いた。「しっかりファーストストライクを振るのと、しっかり塁に出るのを意識して振りました」。打球がライトスタンドに吸い込まれると、「背番号5」は大歓声に包まれた。表情を崩さずベースを回る。「ナイスバッティング!」「おめでとう!」。ハイタッチで迎えるナインに声を掛けられ、少し笑みがこぼれた。
近本の「プロ1号」は、12球団のルーキー最速弾となった。「ホームランが甲子園で出て、それも最初のホームランで良かったかなと思います」。関学大時代もリーグ戦で甲子園でプレー経験があるものの、本塁打はゼロ。「あまり相性はよくなかったですね、大学生の時は…」。苦笑いで振り返っていた聖地を、一打で記念すべき場所に変えた。
7回、本塁打を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場
170センチ、72キロ。プロでは小柄な体形に秘められたパンチ力は、幼い頃から養われた。意識するのは「遠心力」。小学生の時から掃除用のほうきをブンブン振り回し、子どもが扱えないような長さのバットでロングティーで体を鍛えてきた。現在使っているバットは、先端に重さがある 890グラムのタイプ。春季キャンプで 9種類のバットを持参し、試行錯誤した末に「遠心力」を生かせる相棒を見極めた。
開幕スタメンをつかんだが、 9日のDeNA戦から代打での出場が続く。だがドラ1ルーキーは頼もしい。「難しさはそんなに感じていないですね。気持ちの作り方は、代打の方が緊張感というか、1打席に集中できるのでいいかなと思います」。矢野監督も人並み外れた勝負強さを称賛した。「代打というのは本当に難しい場面なんですけど、振り切った素晴らしい打球でしたね」。敗戦の中で虎党を沸かせ、希望を感じた「1号」だった。
▼近本光司外野手が「1号本塁打」。阪神新人選手の「12球団本塁打一番乗り」は、04年鳥谷以来15年ぶり。鳥谷は同年 5月27日横浜戦(甲子園)で、東和政からバックスクリーン右に「プロ1号」。なおこの試合はチーム43試合目。近本は12試合目で、鳥谷の記録を大幅に更新した。なお阪神新人の代打本塁打は、梅野が14年 5月 6日中日戦(ナゴヤドーム)打って以来、 5年ぶり。
7回裏阪神無死、代打近本光司外野手は右中間越えに「プロ1号」となる本塁打を放ち笑顔を見せて生還する=阪神甲子園球場
キミが光や! 阪神はDeNAの先発、「D3位」・大貫にプロ初勝利を献上し、 2- 5で「5位」転落。モヤモヤ感ばかりが漂う中、「ドラフト1位」・近本光司外野手が 7回に代打登場し、「プロ1号」を放った。決定力不足の打線は相変わらずで、「2連敗」で借金「2」。このジリ貧傾向を何とか変えてくれ~!
もどかしさも冷たい空気も、ひと振りで熱く変えた。白球が漆黒の夜空を舞い、聖地の右中間席へ消える。やったぞ、近本! 7回先頭代打でプロ初アーチ。カード負け越しで「5位」転落となった中、ルーキーの一撃だけが虎を明るく照らした。
「甲子園でああいう打球は初めてだったので。きょうは浜風じゃなくて北風で、それもフォローしてくれて入ったのかなと思います。ファーストストライクから積極的に打ちにいった結果が最高の結果となりました。甲子園で打つことができて素直にうれしいです」
1ボールからの 2球目、国吉の 143キロ直球を振り抜いた。着弾を見送っても表情は変わらず「負けている状況だったので、あまり覚えていないです…」と必死にダイヤモンドを一周した。待望のプロ初アーチは12球団の新人で最速。虎の「ドラフト1位」が、またしても新たな歴史を刻んだ。
キャンプからオープン戦にかけて猛アピールに成功。「D3位」・木浪聖也内野手(ホンダ)とともに球界史上初の「開幕新人1、2番コンビ」を任されたが、 6日の広島戦(マツダ)を最後にベンチスタートの日々が続く。悔しくないはずがない。プロである以上、結果を残すしかない。しかも、大観衆の前で-。運命のドラフト前、赤い糸で結ばれたかのように甲子園への思いを強めたことがあった。
7回裏阪神無死、近本光司外野手は右中間にプロ1号本塁打を放ち矢野燿大監督(左)に迎えられる=阪神甲子園球場
「近況というか、報告ですね」
ふらっと母校に立ち寄ったという。兵庫・社高時代には、体育科の学生寮『東雲寮』の寮長。約 100人の学生を束ね、聖地を目指した。 3年夏は「県8強」に終わり、関学大を経て大阪ガスに入社。野球部にはバットもプレゼントし、職員室にも足を運ぶと、都市対抗野球で全国制覇したことを笑顔で報告した。聖地を目指した高校時代から 7年の月日を超え、プロ野球選手して放った甲子園でのアーチは格別だ。
「悔しいですけど、今の期間を次出たときの準備の期間だと思って今取り組んでいます」
矢野監督は「代打というのは本当に難しい場面なんですけど、振り切ったすばらしい打球でした」とうなずいた。借金は再び「2」。確かに停滞している。でも、近本という新しい風が吹いている。まだまだ、ここから。17年ぶり「最下位」に沈んだ昨季から、明らかに虎は変わってきている。
★最近のドラ1野手初アーチ
◆伊藤隼太外野手(2012年、慶応大學):2012年 9月27日。ヤクルト戦(神宮)。 5回二死満塁で松井光から満塁本塁打。 1軍公式戦35打席目で、「初本塁打初打点」を記録した。
◆高山 俊外野手(2016年、明治大學):2016年 3月31日のヤクルト戦(神宮)。 1回先頭でデイビーズから、先頭打者本塁打。新人の先頭打者初球での「初本塁打」は 2リーグ分立後では史上初。
◆大山悠輔内野手(2017年、白鴎大學):2017年 7月 1日。ヤクルト(甲子園)。「5番・1塁」で先発出場し、原の 145キロ直球を左翼席最前列への「先制3ラン」。阪神の新人の「プロ初安打本塁打」は1987年の八木裕(現サンケイスポーツ専属評論家)以来30年ぶりだった。
6回、DeNA・神里和毅外野手の打球の行方を見つめる秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
今季初登板の阪神先発秋山拓巳投手は 6回 9安打 5失点で黒星を喫した。 2回に守備の乱れもあって 2失点すると、 6回は二死 1、 3塁から神里に直球を右翼席に運ばれた。
昨年10月に右膝のクリーニング手術。 1軍マウンドは昨年 8月24日の巨人戦(東京ドーム)以来 230日ぶりで、甲子園は同 6月22日の広島戦以来293日ぶりだった。「期待に応えたかった。ゼロで抑えたかった」と悔しげな表情を浮かべた。
矢野監督も「慎重によく粘っていってくれたんですけどね。最後、もう1つアウトをね」と 6回の場面を振り返り、「頑張ってもらわないとダメな投手。ここから調子を上げてもらいたい」と期待した。
6回表DeNA二死 1、 3塁、秋山拓巳投手は神里和毅外野手(手前)に右中間3点本塁打を浴びる=阪神甲子園球場
昨年10月に右膝手術を受け、 8月24日の巨人戦(東京ドーム)以来となる復帰登板の秋山が顔をしかめた。 6回 9安打 5失点。 5回までを 6安打 2失点と踏ん張っていただけに、一発が痛かった。
「(相手が)左(打者)でも投げさせてくれたので、期待に応えたかったんですけど。投げきってゼロで終えたかったです」
反省したのは 1- 2の 6回二死 1、 3塁。試合前時点で「打率0.367」と好調の神里を打席に迎えた場面だった。初球の高め 131キロ直球をフルスイングされ、右中間席へ放り込まれた。矢野監督が「代え時も頭の中にありながら、いろんなことを含めて、もう 1人何とか頑張ってほしいということで」と送り出したことを明かしたが、すべてを暗転させてしまった。
9回、ベンチから戦況を見つめる秋山拓巳投手らナイン=阪神甲子園球場
ウエスタン 3試合で「3勝0敗、防御率2.70」。右膝の状態も見ながら徐々にイニングや球数を増やし、仕上げた。「思ったより真っすぐもしっかり投げられました」。 100キロ台のカーブなど変化球も有効に使いながら要所をしのいでいた。
「どうしても、全部一生懸命になった部分はあったんですけど。次に生かしたいなと思います」
次こそ勝利に導く。
■秋山について福原忍投手コーチ
「まだもう少し球の切れもほしいかなというのはありましたけど。(次回登板へ)しっかりつなげてもらってですね」
※ 4月12日の予告先発は、阪神・ランディ・メッセンジャー投手(37)ー中日・笠原祥太郎投手(24)です。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
2019年 公式戦 日程と結果(05月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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