●阪神藤原崇起オーナー(67=電鉄本社会長)が22日、大阪市内の電鉄本社で取材に応じ、「単独最下位」に低迷するナインにエールを送った。21日も巨人戦が行われた阪神甲子園球場を訪れ、揚塩健治球団社長(58)に同様の内容を選手へのメッセージとして託したという。投打とも故障、不調の選手が相次ぐが、現有の陣容で戦っていく。戦力補強について問われても信頼を寄せた。補強はしない。チームは「借金6」、「単独最下位」と低迷しているが、新外国人の獲得など緊急補強策をきっぱりと否定。現状の打開へナインにメッセージをおくった。悩み、苦しむ矢野虎の雑念を振り払うように、藤原オーナーがハッパをかけた。緊急補強はしない。まだ戦えることを、信じている。ピアース・ジョンソン投手(27)、ラファエル・ドリス投手(31)は勝利の方程式を形成しているが外国人枠(4)を 2つ、持て余しているといっても過言ではない状況。近年繰り返される助っ人野手の不振だが、今年は例年以上に厳しいと言わざるを得ない。それでも現時点で緊急補強に動くつもりはない。まずは信じること。就任 1年目の新オーナー自身、誰よりも矢野虎の底力を信じている。
●阪神・濱中治打撃コーチ(40)は22日、DeNA戦に向け打撃向上を期待。21日の巨人戦(甲子園)で積極的休養を取った福留についても話した。
●阪神の「ドラフト3位」・木浪聖也内野手(24=ホンダ=亜細亜大學OB)が22日、鳴尾浜で休日返上のトレーニング。マシンを相手に打ち込み、23日からのDeNAとの 3連戦(横浜)に備えた。 2試合連続、遊撃でスタメン出場中のルーキーが、18イニング無得点中の打線を活性化させる。閑静な鳴尾浜に、甲高い打球音が響く。巻き返しを誓う、力強い音だ。木浪が鳴尾浜で休日を返上。充実の汗をぬぐい、横浜へと向かった。今月 1日にも休日返上で自主トレを行ったルーキー。気持ちが、体を突き動かした。開幕スタメンから17打席ノーヒットと苦しんだが、12日の中日戦(甲子園)でのプロ初安打(代打)以降、息を吹き返した。19日の巨人戦(甲子園)では球界を代表するエースの菅野智之投手(29)から「プロ初本塁打」を放つなど 1人で全 4得点。チームはそこから、 2試合18イニング「0行進」…。もう一度、木浪が打線に火をつける。DeNAの初戦の先発は 9日の甲子園で 6回 3失点だった「D1位」・上茶谷大河投手(22=東洋大学)。持ち前の思い切りのよさで対応する。打順への適応にも、必死だ。ここ 2試合続けて「8番・遊撃」。ここまで計 7試合に、「8番」でスタメン出場している。「8番」が機能すれば、上位へと打線がつながっていく。「借金6」と苦しむ虎だが、横浜スタジアムは昨季「10勝3敗、打率0.288」と好相性の地。ここから再浮上する。木浪がヤル-。
●才木浩人投手(20)が22日、先発予定の24日DeNA戦(横浜)に向けて 1軍に合流した。甲子園で投手指名練習に参加し昨年10月以来の 1軍登板を心待ちにした。春季キャンプを 1軍で過ごしたが、 3月上旬からは 2軍で再調整。ウエスタンでは 4試合に登板し、「3勝1敗、防御率2.57」を残した右腕は気合を入れた。
●23日のDeNA戦(横浜)に中 5日で先発する青柳晃洋投手(25)が22日、甲子園で投手指名練習に参加。キャッチボールなどで汗を流した。これまで火曜日の 3試合に先発したオネルキ・ガルシア投手(29)が不調で 2軍降格。ローテが再編された。今季 3試合に登板して「0勝2敗、防御率2.50」も、打線の援護に恵まれず勝ち星のない右腕は意気込んだ。
●阪神「ドラフト1位」近本光司外野手と「同3位」木浪聖也内野手(ともに24)が「マイナビオールスターゲーム2019」( 7月12日・東京ドーム、13日・甲子園)のファン投票用紙にノミネートされることが22日、分かった。「キナチカ」コンビが本拠地で躍動する姿を期待した。新人の球宴出場となれば16年高山俊外野手(26)以来、 3年ぶり。快進撃を続ければ決して不可能ではない。
記事をまとめてみました。
阪神藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)が22日、大阪市内の電鉄本社で取材に応じ、「単独最下位」に低迷するナインにエールを送った。
「選手 1人 1人は自分のやってきたことを信じてやってくれたら、そこで道は開けていくんじゃないか。打開策はそれだと私は思います」。21日も巨人戦が行われた甲子園を訪れ、揚塩球団社長に同様の内容を選手へのメッセージとして託したという。
苦戦する現状には「応援してくださる方には本当にご心配おかけしています」と話した。投打とも故障、不調の選手が相次ぐが、現有の陣容で戦っていく。戦力補強について問われても「十分ですよ。すごいメンバーですよ」と信頼を寄せた。
藤原崇起オーナー (2019年 3月 6日撮影)
補強はしない。自分を信じろ! 藤原崇起オーナーが22日、大阪市内の電鉄本社で取材に対応した。チームは「借金6」、「単独最下位」と低迷しているが、新外国人の獲得など緊急補強策をきっぱりと否定。現状の打開へ「自分を信じること」とナインにメッセージをおくった。
悩み、苦しむ矢野虎の雑念を振り払うように、藤原オーナーがハッパをかけた。緊急補強はしない。まだ戦えることを、信じている。
「(戦力は)十分ですよ。みんな、すごいメンバーですよ」
電鉄本社のロビー。「応援して下さる方には本当にご心配をおかけしています」と頭を下げたが、新外国人獲得などの可能性を問われると、きっぱりと否定した。
「4番」候補として獲得したマルテは右ふくらはぎ負傷で出遅れ、ガルシアは登板 3試合連続KOで 2軍落ち。昨季途中入団のナバーロは「打率0.22、0本塁打」でここ 4試合、出番すらない。
ジョンソン、ドリスは勝利の方程式を形成しているが外国人枠(4)を 2つ、持て余しているといっても過言ではない状況。近年繰り返される助っ人野手の不振だが、今年は例年以上に厳しいと言わざるを得ない。それでも現時点で緊急補強に動くつもりはない。
緊急補強を否定した藤原崇起オーナー。打開策は「自分を信じること」
「(課題は)どこや、といわれたら紙一重のところだと思うのでね。選手一人一人は自分のやってきたことを信じてやってくれたら、そこで道は開けていくんじゃないか、と」
前日21日に満員の甲子園で巨人に敗れ、「同一カード3連敗」。屈辱の開幕から「G戦6連敗」を喫し、今季初めて「単独最下位」に転落したばかり。開幕して 1カ月もたっていないのに、借金は「6」にまで膨らんだ。「チーム打率0.235」は「リーグ5位」、「防御率4.29」はワースト。それでも、まだ 4月-。
「揚塩社長にも『何かあったら、みんなにそういうことを伝えてよ』というふうに昨日も言いました」
平成最後の伝統の一戦を見届けた後、フロントにも、そう言葉をかけたことを明かした。
「勝つ、負けるというのは間違いなくどっちかがあるわけですけど、その差は自分を信じることではないかな、と。今はそういうふうに思っています」
まずは信じること。就任 1年目の新オーナー自身、誰よりも矢野虎の底力を信じている。
★阪神、昨年のシーズン途中の補強
金本監督 3年目。「4番」として期待されたロサリオが不振に陥り、 6月 2日に 2軍行き。低迷する打線を打破すべく、 6月15日にナバーロを緊急獲得した。また球宴期間中の坂井オーナーと金本監督との会食の席で「もう 1枚、中核となる左投手が欲しい」という話題があがり、 7月26日、松田遼馬との交換トレードで、ソフトバンクから飯田優也を獲得した。
阪神・濱中打撃コーチは22日、DeNA戦に向け「横浜はみんな打っている。いいイメージでいけると思う。ヒットになりやすいし、ホームランになる風もある」と打撃向上を期待。21日の巨人戦(甲子園)で積極的休養を取った福留についても「年をとると、下半身が疲れてきて打撃を崩すことが多い。孝介さん(福留)にとっても大きな1日になったと思う」と話した。
休んでいられない! 阪神の「ドラフト3位」・木浪聖也内野手(ホンダ)が22日、鳴尾浜で休日返上のトレーニング。マシンを相手に打ち込み、23日からのDeNAとの 3連戦(横浜)に備えた。 2試合連続、遊撃でスタメン出場中のルーキーが、18イニング無得点中の打線を活性化させる。
閑静な鳴尾浜に、甲高い打球音が響く。巻き返しを誓う、力強い音だ。木浪が鳴尾浜で休日を返上。充実の汗をぬぐい、横浜へと向かった。
「やることは変わらないので、試合に出ている以上は全力でやるだけです。守りは大事なので。(まずは)そこから、集中していきたいです」
今月 1日にも休日返上で自主トレを行ったルーキー。気持ちが、体を突き動かした。
ここまで16試合に出場し、「打率0.167、1本塁打、6打点」。開幕スタメンから17打席ノーヒットと苦しんだが、12日の中日戦(甲子園)でのプロ初安打(代打)以降、息を吹き返した。19日の巨人戦(甲子園)では球界を代表するエースの菅野から「プロ初本塁打」を放つなど 1人で全 4得点。チームはそこから、 2試合18イニング「0行進」…。もう一度、木浪が打線に火をつける。
DeNAの初戦の先発は 9日の甲子園で 6回 3失点だった「D1位」・上茶谷大河投手(東洋大)。前回は出番がなく「(アマチュア時代も)対戦したことはない」という木浪だが、持ち前の思い切りのよさで対応する。
休日返上トレ後、横浜へ移動した木浪聖也内野手=阪神鳴尾浜球場
打順への適応にも、必死だ。ここ 2試合続けて「8番・遊撃」。ここまで計 7試合に、「8番」でスタメン出場している。
「慣れるしかないです。代打(「9番」の投手に代打が出る場面)とか、「7番」が出たらバントするとか、いろいろ考えないといけない。出塁も大事ですが、球数(を投げさせる)とか。そういう感じです」
「8番」が機能すれば、上位へと打線がつながっていく。「借金6」と苦しむ虎だが、横浜スタジアムは昨季「10勝3敗、打率0.288」と好相性の地。ここから再浮上する。木浪がヤル-。
◇データBOX◇
◎…阪神は昨季、横浜スタジアムで「10勝3敗」。セ・リーグの本拠地 6球場で唯一貯金し、「打率0.288」と猛打を誇った。
◎…特に、福留が「打率0.459、3本塁打、11打点」、糸井が「打率0.409、3本塁打、9打点」、大山が「打率0.435、4本塁打、9打点」と、クリーンアップがハマスタと好相性。
甲子園での練習でキャッチボールを行う才木浩人投手=阪神甲子園球場
才木浩人投手が22日、先発予定の24日DeNA戦(横浜)に向けて 1軍に合流した。
甲子園で投手指名練習に参加し「すごく楽しみですね。しっかり自分のピッチングをしたい」と昨年10月以来の 1軍登板を心待ちにした。春季キャンプを 1軍で過ごしたが、 3月上旬からは 2軍で再調整。「真っすぐのいい感覚を取り戻せるようにやってきた。状態はいい感じなのでいつも通りのピッチングが出来たらなと思います」と意気込んだ。
グラウンドでの練習を終え引き揚げる才木浩人投手=阪神甲子園球場
阪神・才木が22日、投手指名練習に合流した。24日のDeNA戦に先発予定で、ブルペンに入るなどして調整した。「すごく楽しみです。久しぶりに 1軍で投げることができる。しっかり楽しんで自分のピッチングができたら」。 2年目の昨季は「6勝」を挙げたが、今季はオープン戦で振るわず 2軍スタート。ウエスタンでは 4試合に登板し、「3勝1敗、防御率2.57」を残した右腕は「勝つことが一番。 1点でも少なく抑えることができたら」と気合を入れた。
甲子園で練習を行った才木浩人投手、青柳晃洋投手、岩田稔投手(左から)。頼むぞ、新ローテ!=阪神甲子園球場
23日のDeNA戦(横浜)に中 5日で先発する阪神・青柳が22日、甲子園で投手指名練習に参加。キャッチボールなどで汗を流した。これまで火曜日の 3試合に先発したガルシアが不調で 2軍降格。ローテが再編された。今季 3試合に登板して「0勝2敗、防御率2.50」も、打線の援護に恵まれず勝ち星のない右腕は「(初勝利を)もちろん欲しい気持ちはある。監督、コーチから信頼していただいてカードの頭に投げさせてもらったと思う。その期待に応えたい」と意気込んだ。
近本光司外野手(左)と木浪聖也内野手
阪神「ドラフト1位」近本光司外野手と「同3位」木浪聖也内野手が「マイナビオールスターゲーム2019」( 7月12日・東京ドーム、13日・甲子園)のファン投票用紙にノミネートされることが22日、分かった。
球団幹部は「 2人とも入っています。甲子園ですしね」と明かし、「キナチカ」コンビが本拠地で躍動する姿を期待した。新人の球宴出場となれば16年高山以来、 3年ぶり。同一チームから新人 2人以上の球宴出場は阪神では72年中村、望月以来の快挙となる。快進撃を続ければ決して不可能ではない。
※ 4月23日の予告先発は、DeNA・上茶谷大河投手(22=東洋大学)ー阪神・青柳晃洋投手(25)です。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
2019年 公式戦 日程と結果(05月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ブラウザ:iPhone/iPadの場合はSafariもしくはChrome、Androidの場合はChromeでご利用ください。