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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神近本の逆転3ランで3連勝!岩田6回で降板…ジョンソン無失点継続し初勝利!記念球は近本に!

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阪神は 1回に大山悠輔内野手(24)の「5号2ラン」で先制。投げては先発岩田稔投手(35)が 3回までDeNA打線を 1安打無失点に封じ、主導権を握る。DeNAは 4回に筒香嘉智外野手(27)の「7号ソロ」、 6回にネフタリ・ソト内野手(30)の「8号ソロ」で同点に追いつく。先発今永昇太投手(25)は 2回から 6回まで無失点の好投を見せる。DeNAは 7回に伊藤光捕手(29)の「ソロ」で勝ち越し。 1点を追う阪神は 9回、近本光司外野手(24=大阪ガス)の「3ラン」で逆転し「3連勝」。DeNAは「8連敗」となった。阪神ピアース・ジョンソン投手(27)が「1勝」目、DeNA山崎康晃投手(26=亜細亜大學OB)が「1敗」目。矢野燿大監督(50)は大興奮で両手を突き上げた。土壇場の 9回に飛び出したルーキー近本の「逆転3ラン」。手をたたいて喜びを表現した指揮官は、ヒーローを全力ハイタッチでお出迎えだ。想像を超える仰天アーチに、試合が終わっても興奮が冷めない。 2- 2の同点で迎えた 7回。矢野監督が「2番手」のマウンドに送り込んだのは 5年目守屋功輝投手(25)だった。今季はこの試合まで 9試合連続で「自責0」を継続していた伸び盛りの右腕。その守屋が先頭伊藤光に勝ち越しの「ソロ本塁打」を浴びた。勝ち越しを許してからも能見篤史投手(39)、ジョンソン投手と注ぎ込んで最後まで望みをつないだ。そして飛び出した決勝弾。諦めない気持ちが土壇場の逆転勝利につながった。

阪神はDeNAに 5- 3で逆転勝ち。「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)が 9回二死 1、 3塁で「4号逆転3ラン」を放った。 4月中に 4発は球団新人初の快挙で、初のヒーローインタビューにも登場。チームは今季初の「3連勝」で「単独5位」に浮上し、「最下位」脱出にも成功。頼もしいルーキーの活躍で、猛虎が波に乗ってきたでぇ~!!横浜の夜空に高々と上がった打球は、虎党が待つ左翼席へと吸い込まれた。「逆転4号3ラン」を放った近本は大歓声の中、ダイヤモンドを笑顔で一周。今季 2度目の「猛打賞」に加え、 5打席すべてで出塁する活躍で、チームの勝利に貢献した。 1回は中前打を放ち、大山の「先制2ラン」をおぜん立て。 3回には 2塁打を放った。これで 7試合連続安打で、「打率0.313」と急上昇した。同期のミスも帳消しにした。 9回無死 1、 2塁で「D3位」・木浪聖也内野手(24=ホンダ=亜細亜大學OB)がスリーバント失敗。ともにパンチ力が持ち味の左打者で、普段から意見を交換しあう仲。 7回には本塁憤死していた負の記憶も、ひと振りで吹き飛ばした。好調な打撃の裏には、日々欠かさぬ自己分析と体調管理がある。試合後には自分のプレーを映像で確認。アマチュアと違い、連戦が続くプロ生活。未経験の日々が続くが、できる準備を欠かさない。走攻守で奮闘する背番号「5」は、さらにスピードを上げていく。

岩田稔投手が 1発にやられた。今季「2勝目」を目指したマウンドは、立ち上がりは順調。 1回に大山の「5号2ラン」で援護をもらい、 3回まで無失点。だが、 4回に筒香に「7号ソロ」、 6回にはソトに「8号同点ソロ」を浴び、 7回の攻撃で代打を送られた。シーズン最初の山場が目前に迫る。だが、虎の先発投手陣はここへ来て整いつつある。前日24日の才木浩人投手(20)の今季初勝利に続き、この夜は岩田も踏ん張った。前回18日のヤクルト戦(神宮)では完投で今季初登板「初勝利」。そしてこの日も 6回 2失点と粘投だ。打たせて取る投球で、テンポ良くゲームを進めた。 4回に筒香に、 6回にソトにそれぞれソロを浴びて 2点のリードは守れなかったが、チームの勝利を率直に喜んだ。27-29日の中日 3連戦(ナゴヤドーム)には西勇輝投手(28)、岩貞祐太投手(27)、そして中 5日で青柳晃洋投手(25)を送り込む見通し。右前腕の打撲で離脱中のランディ・メッセンジャー投手(37)は30日からの出場選手登録が可能だが、この広島戦(甲子園)のカードの頭は、昇格組の秋山拓巳投手(27)の先発が有力だ。そして、今カードでも好投した才木、岩田が続く。秋山以外は全員が、今季すでに白星を挙げており、谷間もほぼない。投手王国と目されながら、ここまでは「チーム防御率4.00」と誤算が続いてきた。だが、ここからだ。ここにメッセンジャーの回復が早まれば、さらに強固になる。ゴールデンウイークは反攻ローテで巻き返す。

阪神の新外国人ピアース・ジョンソン投手が、来日初勝利を挙げた。満面の笑みで喜び満足そうに話した。出番は 1点をリードされた 8回に来た。「4番手」で登板し 150キロ超のストレート、持ち味のパワーカーブを駆使して、DeNAの中軸打者ソト、ホセ・ロペス内野手(35)、筒香をピシャリと 3人で切って取った。直後の 9回に近本の「3ラン」で逆転。白星が転がり込んできた。公式戦は10試合に登板したが、いまだに無失点を継続中だ。ジョンソンは来日初勝利のウイニングボールをこの日のヒーロー近本に進呈するつもりだ。27日からは12連戦がスタートする。ジョンソンら中継ぎ陣の出番も多くなりそうだ。メジャー経験者のジョンソンにとって12連戦は長いほうではないが、チームを支えるセットアッパーとして、思い切り腕を振るつもりだ。球場入りでは子どものファンへも快くサインをする。頼もしすぎるナイスガイに導かれて、虎が上昇気流に乗っていく。

阪神谷本修球団副社長兼球団本部長(54)は25日、日本野球機構(NPB)に提出した21日巨人戦(甲子園)のプレーに関する意見書の回答を受けたと明かした。問題となった場面は、 4回に遊撃併殺を狙った際、 2塁に滑り込んだ 1塁走者のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)が、ベース上に立ちはだかる格好で両腕を広げてセーフの動作を見せた。阪神側は 2塁手の 1塁送球を妨げる守備妨害ではないかと主張し、リプレー検証が実施されなかったことを問題視していた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 3- 5阪神>◇第 6回戦◇阪神 4勝 2敗 0分◇25日◇横浜スタジアム

 阪神は 1回に大山の「5号2ラン」で先制。投げては先発岩田が 3回までDeNA打線を 1安打無失点に封じ、主導権を握る。

 DeNAは 4回に筒香の「7号ソロ」、 6回にソトの「8号ソロ」で同点に追いつく。先発今永は 2回から 6回まで無失点の好投を見せる。

 DeNAは 7回に伊藤光の「ソロ」で勝ち越し。 1点を追う阪神は 9回、近本の「3ラン」で逆転し「3連勝」。DeNAは「8連敗」となった。

 阪神ジョンソンが「1勝」目、DeNA山崎が「1敗」目。

  9回表阪神二死 1、 3塁、近本光司外野手は左越え「逆転3点本塁打」を放った=横浜スタジアム

 矢野燿大監督は大興奮で両手を突き上げた。土壇場の 9回に飛び出したルーキー近本の「逆転3ラン」。手をたたいて喜びを表現した指揮官は、ヒーローを全力ハイタッチでお出迎えだ。「いや~。うれしいね。見事でした。ホームランは、さすがに想像していなかった。外野を越してくれたら最高やなというのはあったけど」。想像を超える仰天アーチに、試合が終わっても興奮が冷めない。

 ブルペンの奮闘とルーキーの劇弾が、悔しさを吹き飛ばしてくれた。 2- 2の同点で迎えた 7回。矢野監督が「2番手」のマウンドに送り込んだのは 5年目守屋だった。今季はこの試合まで 9試合連続で「自責0」を継続していた伸び盛りの右腕。その守屋が先頭伊藤光に勝ち越しの「ソロ本塁打」を浴びた。

  9回表阪神二死 1、 3塁、近本光司外野手が「左越え本塁打」を放ち喜ぶ矢野燿大監督=横浜スタジアム

 「こっちの読みが甘くてね。守屋であそこいけるんじゃないかというところでやられてしまった。能見、ジョンソンがしっかり抑えてくれた。うちはこういう勝ち方をしていかないとね」。勝ち越しを許してからも能見、ジョンソンと注ぎ込んで最後まで望みをつないだ。そして飛び出した決勝弾。諦めない気持ちが土壇場の逆転勝利につながった。

 

 近本光司外野手は 9回、「逆転3ラン」を左翼席へ放った。同期・木浪聖也内野手の犠打失敗も救った=横浜スタジアム

 起死回生や! 阪神はDeNAに 5- 3で逆転勝ち。「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)が 9回二死 1、 3塁で「4号逆転3ラン」を放った。 4月中に 4発は球団新人初の快挙で、初のヒーローインタビューにも登場。チームは今季初の「3連勝」で「単独5位」に浮上し、「最下位」脱出にも成功。頼もしいルーキーの活躍で、猛虎が波に乗ってきたでぇ~!!

 横浜の夜空に高々と上がった打球は、虎党が待つ左翼席へと吸い込まれた。「逆転4号3ラン」を放った近本は大歓声の中、ダイヤモンドを笑顔で一周。今季 2度目の「猛打賞」に加え、 5打席すべてで出塁する活躍で、チームの勝利に貢献した。

 「真っすぐに負けないように、引っ張ろうという気持ちでいきました。スパンと振ったら、あそこにいっていました」

 ベンチでは矢野燿大監督(中央)も大喜び。殊勲の近本光司外野手(背番号5)を出迎えた(手前は糸原健斗内野手)=横浜スタジアム

  1回に先制しながら、その後は何度もチャンスをモノにできなかった。 7回にDeNAに勝ち越しを許し、 2- 3で迎えた 9回二死 1、 3塁。あと一人で試合が終わってしまう…。しかもマウンドには守護神・山崎。 1球目は外めの直球をファウル。 2球目も外めに 148キロが来た。鋭く振り抜くと、白球はグングンと伸びて左翼席へ。「(初球を)振りにいくのとファウルでタイミングを合わせるのとでは、全然違う」と即座に対応して、決勝弾につなげた。

  4発は今季の12球団の新人では最多。さらに阪神の新人が 4月に「4号」を放つのは、 2リーグ分立後では球団史上最多だ。

  1回は中前打を放ち、大山の「先制2ラン」をおぜん立て。 3回には 2塁打を放った。試合後は 9日にサイクル安打を達成した梅野を前に「あと 3塁打だけだったんですけどね」と軽口も。これで 7試合連続安打で、「打率0.313」と急上昇した。

 同期のミスも帳消しにした。 9回無死 1、 2塁で「D3位」・木浪聖也内野手(ホンダ)がスリーバント失敗。「カバーしたろうと思っていました」。ともにパンチ力が持ち味の左打者で、普段から意見を交換しあう仲。 7回には本塁憤死していた負の記憶も、ひと振りで吹き飛ばした。

  1回、安打を放った近本光司外野手=横浜スタジアム

 好調な打撃の裏には、日々欠かさぬ自己分析と体調管理がある。試合後には自分のプレーを映像で確認。「(自分の映像は)見ていますね」。本拠地でナイターでの連戦が続くときには「球場でご飯を食べて、早く帰ってすぐ寝ています」。アマチュアと違い、連戦が続くプロ生活。未経験の日々が続くが、できる準備を欠かさない。

 近本の逆転弾に大喜びした矢野監督も「(本塁打は)想像してなかった。外野を越してくれたら最高やなというのはあったけどね。それ以上のもので出してくれた」と絶賛。ルーキーの活躍でチームは今季初の「3連勝」。「最下位」も脱出し、「単独5位」とジワリと浮上した。借金も「3」まで減り、完済が見えてきた。

 試合後、初のヒーローインタビューに招かれた近本は「あさって(27日)から12連戦が始まります。チーム全体で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とスタンドの虎党に呼びかけた。走攻守で奮闘する背番号「5」は、さらにスピードを上げていく。

■ 9回無死 1、 2塁からスリーバント失敗に終わった阪神の「D3位」・木浪聖也内野手

 「(近本に)助けられました。反省です。自分の弱いところ」

 勝利し握手をする、近本光司外野手(左)と福留孝介外野手=横浜スタジアム

★持っている教え子

 関学大時代に近本を指導した竹内利行元監督(68)は、教え子の活躍に「実力通り、頑張ってきたことがいい方向にいってよかった」と感激した。試合は自宅でテレビ観戦し、逆転の本塁打を放った際には拍手して大喜びしたという。「あそこで打つのは“持っている”感じがする。この調子で、目標としている新人王に向かって頑張ってほしいですね」と声を弾ませた。

◇データBOX◇

◎…阪神のルーキーが 4月の段階で「4本塁打」を放つのは、1969年の田淵幸一の 3発をこえて50年の 2リーグ分立後では球団史上最多。

◎…阪神は今季初の「3連勝」。昨年 8月 9日の巨人戦(東京ドーム)から11日のDeNA戦(横浜)以来。「カード3連勝」は昨年 6月26-28日のDeNA戦(横浜)以来。

  9回表阪神二死 1、 3塁、近本光司外野手は「左越え3点本塁打」を放った=横浜スタジアム

 阪神が「ドラフト1位」ルーキーの逆転アーチで「最下位」から脱出した。 1点を追う 9回二死 1、 3塁で近本光司外野手(24)が左翼に「4号3ラン」を放った。劇的な逆転勝利でDeNAに「3連勝」を飾った。

 近本のヒーローインタビューは以下の通り。

- 9回に「逆転3ランホームラン」。大きな仕事をやってのけました。今の気持ちを教えてください

 近本 ほんとに最後、ああいう形で勝てたんでよかったと思います。

 勝ち越しの左越え3点本塁打を放った近本光司外野手(左)はヒーローインタビューに答える=横浜スタジアム

-相手はマウンドに守護神。そしてビハインド。どんな思いでバッターボックスに向かったんですか

 近本 (植田)海が 3塁にタッチアップしてくれたんで、大きいの狙わずにしっかりたたく気持ちで入れたんで、結果的にたたけたんでよかったかなと思います。

-まず初球はストレート、ファウル。そして 2球目。どんな感触でしたか

 近本 初球のファウルなんですけど、結構ピッチャーの球もよかったんで、少し引っ張ったろうという気持ちで入ったのが、逆方向のギリギリだったので、入ってよかったなあと思います。

 勝ち越しの「左越え3点本塁打」を放った近本光司外野手は笑顔でファンの声援に応える=横浜スタジアム

-そしてホームラン打ってベンチに戻りました。監督、コーチ、チームメートからいろんな祝福がありました。誰かに声かけられました?

 近本 みんなに「よくやった」っていうふうに言われましたね。

-このホームランで、同じくルーキーの木浪選手のプレーも救いましたよね

 近本 送れなかったというので、しっかり僕がカバーしたろうかなというふうに思いました。

-頼もしいルーキーですが、近本さん、ヒーローインタビューは、今回が?

 近本 初めてです。(大歓声)

-ぜひ全国のタイガースファン、そして野球ファンにアピールお願いします

 近本 アピールですか。あさってから12連戦続くんですけど、チーム全体で頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 

 阪神先発の岩田稔投手=横浜スタジアム

 岩田稔投手が 1発にやられた。今季「2勝目」を目指したマウンドは、立ち上がりは順調。

  1回に大山の「5号2ラン」で援護をもらい、 3回まで無失点。だが、 4回に筒香に「7号ソロ」、 6回にはソトに「8号同点ソロ」を浴び、 7回の攻撃で代打を送られた。岩田は「先発として試合を作ることはできたと思いますが、中盤で球が浮いたところを打たれてしまいました。リードした状況でマウンドを降りなければいけませんでしたが、粘り切れませんでした」と反省した。

 岩田稔投手は 2被弾を反省しきりだったが、先発としてキッチリ試合を作った=横浜スタジアム

 シーズン最初の山場が目前に迫る。だが、虎の先発投手陣はここへ来て整いつつある。前日24日の才木の今季初勝利に続き、この夜は岩田も踏ん張った。前回18日のヤクルト戦(神宮)では完投で今季初登板「初勝利」。そしてこの日も 6回 2失点と粘投だ。

 「きょうは納得していないです。ホームランを打たれたのは、ナシにしないといけなかった。全然ですよ。ただ、チームが勝ってくれたので。すごかったですね」

 打たせて取る投球で、テンポ良くゲームを進めた。 4回に筒香に、 6回にソトにそれぞれソロを浴びて 2点のリードは守れなかったが、チームの勝利を率直に喜んだ。

  4回裏DeNA一死、筒香嘉智外野手(後方)に「左越え本塁打」を浴び悔しそうな表情の岩田稔投手=横浜スタジアム

 この一戦で岩田が踏ん張った意味は大きい。ただでさえ開幕ローテに入っていたガルシア、メッセンジャーを欠く状況。岩田が粘ったことで、27日から始まる12連戦の先発も、計算が立つ面々に託すことができる。

 27-29日の中日 3連戦(ナゴヤドーム)には西、岩貞、そして中 5日で青柳を送り込む見通し。右前腕の打撲で離脱中のメッセンジャーは30日からの出場選手登録が可能だが、この広島戦(甲子園)のカードの頭は、昇格組の秋山の先発が有力だ。そして、今カードでも好投した才木、岩田が続く。秋山以外は全員が、今季すでに白星を挙げており、谷間もほぼない。

 投手王国と目されながら、ここまでは「チーム防御率4.00」と誤算が続いてきた。だが、ここからだ。ここにメッセンジャーの回復が早まれば、さらに強固になる。ゴールデンウイークは反攻ローテで巻き返す。

 

 ミスター・ゼロや! 阪神の新外国人ピアース・ジョンソン投手が、来日初勝利を挙げた。「アリガトウゴザイマス!」と満面の笑みで喜び「逆転勝ちに貢献できてうれしいよ」と満足そうに話した。

 出番は 1点をリードされた 8回に来た。だが「最後まで何が起こるか分からない」。「4番手」で登板し 150キロ超のストレート、持ち味のパワーカーブを駆使して、DeNAの中軸打者ソト、ロペス、筒香をピシャリと 3人で切って取った。直後の 9回に近本の「3ラン」で逆転。白星が転がり込んできた。

  8回裏DeNA二死、筒香嘉智外野手を見逃し三振に仕留めたピアース・ジョンソン投手=横浜スタジアム

 公式戦は10試合に登板したが、いまだに無失点を継続中だ。さらに、練習試合、紅白戦の計 2試合、オープン戦も7試合無失点だった。つまり、来日以来ずっと無失点という抜群の安定感を誇っているのだ。矢野監督も「ずっといいピッチングをしてくれている。ああいう場面でも大丈夫というのは見せてくれているんでね」と信頼感は絶大だ。右腕は「特に何か特別なことをやっているわけじゃないけど、グラウンドに出たらしっかり練習して体調を整えるようにしているよ」と胸を張った。

 DeNAを下し、来日初勝利となったピアース・ジョンソン投手(右)をねぎらう矢野燿大監督=横浜スタジアム

 ジョンソンは来日初勝利のウイニングボールをこの日のヒーロー近本に進呈するつもりだ。「(ボールは)もらっていないけど、近本がもらうべきじゃないかな。今日は大活躍したし、彼は(新人だが)本当に大物になるステップを踏んでいる」と絶賛した。

 27日からは12連戦がスタートする。ジョンソンら中継ぎ陣の出番も多くなりそうだ。メジャー経験者のジョンソンにとって12連戦は長いほうではないが、チームを支えるセットアッパーとして、思い切り腕を振るつもりだ。

 ネフタリ・ソト内野手を中飛=横浜スタジアム

  1点を追う 8回に、13球で打者 3人斬りで仕事を完遂し、逆転の虎の目を覚まさせた。力投で流れを引き戻した投の主役、ジョンソンが今季10試合目の登板でうれしい来日初勝利をあげた。

 「(日本語で)アリガトウゴザイマス。まだ(ボールは)もらっていないんですけど、きょうは近本選手がすごい活躍をして、彼がもらうべきボールだと思います。本当にきょう、逆転で勝つことに貢献できたのはすごくよかった」

 ホセ・ロペス内野手を遊飛=横浜スタジアム

 虎 1年目の“同期”への気遣いも忘れず、控えめに胸を張った。 7回裏に、守屋が伊藤光に勝ち越しソロを浴び、 8回の攻撃は糸井、大山、福留の中軸が沈黙…。 1点が重くのしかかり、押し切られそうな雰囲気をマウンドで仁王立ちし、ガラリと変えた。

  2- 3の 8回に登場し、ソトを外角低めへのパワーカーブで中飛に仕留め、ロペスは 150キロで詰まらせ遊飛でスイスイと二死までこぎつけた。最後はこの日「1本塁打」の筒香をカウント 2ー 2から内角高め一杯の 153キロで見逃し三振に斬った。 1回無安打で、連続無失点試合を「10」に伸ばした“ミスターゼロ”がマウンドを降りた直後、「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)の「逆転3ラン」が飛び出して虎「1勝」を手にした。

 筒香嘉智外野手を三振=横浜スタジアム

 異国の地でも、エンジョイできるハートが武器だ。 2月の沖縄キャンプでは宿舎近くにビーチがあると聞けば、一眼レフのカメラを手に散策した。遠征中も、球団関係者から名所をリサーチして試合移動前の時間を利用し、正岡子規が多くの俳句を残したという「松山城」に足を運んだ。

 「(城の)てっぺんまでいったよ。いい時間だったね」と趣味を満喫してパワーを充電。矢野監督も「ずっといいピッチングをしてくれている。ああいう場面でも大丈夫というのは見せてくれているんでね」と厚い信頼を寄せた。

 ピアース・ジョンソン投手はビハインドの 8回に登板して三者凡退。来日初勝利が転がり込んだ=横浜スタジアム

 「チームの勝ちにつながったので、そこは本当によかった」とジョンソンは声を弾ませた。日本語のあいさつもマスター済み。球場入りでは子どものファンへも快くサインをする。頼もしすぎるナイスガイに導かれて、虎が上昇気流に乗っていく。

■ 7回一死から「3番手」で登板。 8回のピアース・ジョンソン投手につないだ能見篤史投手

 「あきらめる必要はない。ああやって何か起きるのだから」

 

 セーフをアピールするクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(左)が邪魔になり悪送球する糸原健斗内野手=阪神甲子園球場 (2019年 4月21日撮影)

 阪神谷本修球団副社長兼球団本部長は25日、日本野球機構(NPB)に提出した21日巨人戦(甲子園)のプレーに関する意見書の回答を受けたと明かした。

 「併殺を試みる守備側を妨害する走塁についてもリクエストの対象」との返答があったといい「今後は受け付けてもらえるということが分かった。これで収めようと思う」と話した。問題となった場面は、 4回に遊撃併殺を狙った際、 2塁に滑り込んだ 1塁走者のビヤヌエバが、ベース上に立ちはだかる格好で両腕を広げてセーフの動作を見せた。阪神側は 2塁手の 1塁送球を妨げる守備妨害ではないかと主張し、リプレー検証が実施されなかったことを問題視していた。

 

 昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 

 2019年 公式戦 順位表

 

 2019年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2019年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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