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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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今永から決勝打!阪神逆転勝ち、大山V打で4連勝!DeNAは阪神戦7連敗!西5回2失点粘投!

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DeNAが先制。 1回二死 1塁で筒香嘉智外野手(27)が阪神西勇輝投手(28)から「11号2ラン」を放った。先発今永昇太投手(25)は 3回まで無安打無失点の立ち上がり。阪神が 4回、無死満塁から福留孝介外野手(42)の犠飛で 1点を返した。 6回には一死満塁からジェフリー・マルテ内野手(27)の左犠飛で同点とした。阪神は 7回に二死 3塁から大山悠輔内野手(24)が勝ち越しの「適時2塁打」。逆転勝ちで貯金は今季最多の「4」に。DeNA戦は「7連勝」となった。阪神守屋功輝投手(25)が「2勝」、ラファエル・ドリス投手(31)「11セーブ」目。DeNA今永昇太投手(25)は「2敗」。阪神は24日、DeNA戦(横浜)に 3- 2で勝ち、「4連勝」とした。貯金「4」は今季最多。先発・西が 1回にいきなり筒香に「11号2ラン」を浴びたが、今季ここまですでに「5勝」を挙げる先発・今永相手にジリジリと盛り返した。 4回一死満塁でまず福留の中犠飛で 1点。 6回一死満塁ではマルテの左犠飛で同点に追いついた。 7回は先頭の近本光司外野手(24=大阪ガス)が 3塁打で出塁。上本博紀内野手(32)、糸井嘉男外野手(37)は凡退したが、大山が左翼線へ 2塁打を放ち、勝ち越しに成功した。先発・西は 1回の 2失点のみで、 2回以降は粘りの投球で 5回 2失点。その後、守屋、能見篤史投手(39)、藤川球児投手(38)、ドリスとつないで逃げ切った。「2位」巨人が首位広島に敗れたため、これで巨人とのゲーム差は「0.5」に縮まった。この勝利で今季 1点差試合は「8勝2敗」。接戦を制した数は12球団でトップだ。 4試合連続 1点差勝利も12年ぶりで、強固なリリーフ陣がいてこその「4連勝」だ。前日23日まで「3連投」だったピアース・ジョンソン投手(28)を休養させることにも成功。矢野燿大監督(50)は頼もしいリリーフ陣をたたえた。手に汗握る 3時間半が、価値ある勝利をもたらした。

糸原健斗内野手(26)が、 4回の守備から途中交代した。直前の 4回に右肘付近に死球を受けており、その影響があったとみられる。糸原は前日23日のヤクルト戦(甲子園)でサヨナラ打を放ち、ヒーローとなっていた。 4回先頭で打席に入り、 2球目が右肘付近に直撃。その場にしゃがみ込んだが、少しして立ち上がり、 1塁へと向かった。糸原はこの日を含め今季48試合全試合に出場。昨季もチームで唯一全試合出場を果たしていた。前日23日のヤクルト戦(甲子園)では 9回にサヨナラ打を放つなど、勝負強さを発揮していた主将。離脱となれば虎にとって大きな痛手となる。

近本光司内野手が自慢の快速を飛ばした 3塁打で、勝ち越しの道を切り開いた。 同点の 7回。先頭で打席に立つと、左腕今永の初球を振り切った。気持ちで運んだ打球が右翼線の内側にポトリと落ちると、背番号「5」は迷わず 1塁、 2塁と蹴った。 3塁に悠々到達すると、ポンッと手をたたき、 3塁側へ笑顔でガッツポーズを向けた。二死から「4番」大山の 2塁適時打で、決勝の本塁を踏んだ。 9回にも快足で内野安打をもぎ取り、「3戦連続マルチ」。 3戦全て内野安打を記録し、持ち味を存分に発揮している。横浜スタジアムは 4試合で「17打数8安打、打率4割7分1厘」と最も得意とする。盗塁でも、相手バッテリーの動きを見ながら、企図を止める時もある。打席でも冷静に野手の位置を確認し、瞬時の判断で 1つでも先の塁を陥れる。 虎を引っ張る若きリードオフマンが、自慢の足とバットでチームを「4連勝」に導いた。

大山悠輔内野手が、 7回に勝ち越し 2塁打を放ち、接戦にピリオドを打った。今季 2度目の「4連勝」で、最多の貯金「4」。DeNA相手に2014年以来の「7連勝」。「2位」・巨人と「0.5」差と肉薄。お得意様相手に、虎の快進撃はまだまだ加速していくで~!これぞ「4番」! 初夏の薫りが漂うハマスタに駆けつけた虎党を一振りでお祭り騒ぎにした。思いのこもった打球が左翼線に弾み、「六甲おろし」がこだまする。大山が決勝の「適時2塁打」。殊勲打を放ち、 2塁ベース上で充実の笑みを見せた。モヤモヤを吹き飛ばすかのような一打だった。 2- 2の 7回、先頭の「D1位・」近本光司外野手(大阪ガス)が右翼線 3塁打でチャンスメーク。二死後、打順は大山に巡ってきた。先発・今永の初球、低めの変化球に反応して引っ張ると、白球は左翼線の上を弾んだ。実に30打席ぶりの長打は、値千金の決勝打。試合前時点で「得点圏打率0.237」だった男が試合終盤に意地を見せた。難敵左腕に土をつけ、チームは今季最長タイの「4連勝」。貯金は今季最多の「4」。

今年も母校の白鴎大を訪れて、自主トレを行った。野球の練習をするよりも、まずは走り込んで下半身を強化し、シーズンを戦い抜けるボディーを作りあげていった。恩師の黒宮寿幸監督(48)も目を細める。さらに食事面での妥協も許さない。同じく母校で汗を流していた 5つ先輩の楽天・岡島豪郎外野手(29)に食生活や体作りについてアドバイスを求めた。このオフに退寮し、一人暮らしで生活環境が変わっても自己管理のために勉強をかかさない。「DeNA戦7連勝」も2014年 8月 1日以来。「2位」・巨人とも「0.5ゲーム」差と肉薄だ。鳴り止まない虎党の歓声に帽子を取って笑顔で応えた。“4番・大山”が打てば、チームも勝つ。もっと打ちまくって、頂きを目指す。

途中出場の上本博紀が 2塁守備で好判断だ。 1点リードの 8回無死 1塁。 1、 2塁間に抜けそうな筒香のゴロを倒れながら捕ると視線は 2塁へ。代走桑原将志外野手(25)が 3塁に向かってオーバーランしているのを見ると矢のような 2塁送球。桑原が帰塁する前に刺した。矢野監督は高く評価した。

西勇輝投手が粘り強い投球で、チームの勝利に貢献した。初回に筒香に「2ラン」を許したが、その後は無失点。 5回 6安打 2失点、球数 111球でマウンドを救援陣に託した。矢野監督はカード頭を任せた右腕に感謝した。 1回、先頭の神里和毅外野手(25)に四球で無死の走者を背負ったが、続く宮崎敏郎内野手(30)を遊ゴロ併殺に仕留めて二死に。しかし今度はネフタリ・ソト外野手(30)に左前打を浴び、二死 1塁。筒香にフルカウントからの 6球目、 144キロ直球を振り抜かれ左翼席中段へ放り込まれた。西が初回に失点するのは 3日のDeNA戦(甲子園)以来。被弾は10日の中日戦(甲子園)で高橋に浴びて以来で、今季「3被弾」目となった。

記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 2- 3阪神>◇第10回戦◇阪神 8勝 2敗 0分◇24日◇横浜スタジアム

 DeNAが先制。 1回二死 1塁で筒香が阪神西から「11号2ラン」を放った。先発今永は 3回まで無安打無失点の立ち上がり。

 阪神が 4回、無死満塁から福留の犠飛で 1点を返した。 6回には一死満塁からマルテの左犠飛で同点とした。

 阪神は 7回に二死 3塁から大山が勝ち越しの「適時2塁打」。逆転勝ちで貯金は今季最多の「4」に。DeNA戦は「7連勝」となった。

 阪神守屋が「2勝」、ドリス「11セーブ」目。DeNA今永は「2敗」。

  7回表阪神二死 3塁、大山悠輔内野手は左線に「適時2塁打」を放った=横浜スタジアム

 阪神は24日、DeNA戦(横浜)に 3- 2で勝ち、「4連勝」とした。貯金「4」は今季最多。

 先発・西が 1回にいきなり筒香に「11号2ラン」を浴びたが、今季ここまですでに「5勝」を挙げる先発・今永相手にジリジリと盛り返した。

  4回一死満塁でまず福留の中犠飛で 1点。 6回一死満塁ではマルテの左犠飛で同点に追いついた。 7回は先頭の近本が 3塁打で出塁。上本、糸井は凡退したが、大山が左翼線へ 2塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

 先発・西は 1回の 2失点のみで、 2回以降は粘りの投球で 5回 2失点。その後、守屋、能見、藤川、ドリスとつないで逃げ切った。

 「2位」巨人が首位広島に敗れたため、これで巨人とのゲーム差は「0.5」に縮まった。

 試合に勝利し守屋功輝投手を迎える矢野燿大監督=横浜スタジアム

 これぞ「4番」の仕事だ! 大山悠輔内野手(24)が「リーグ3冠左腕」のDeNA今永を撃ち、今季最多タイの「4連勝&2年ぶりの貯金4」を導いた。同点の 7回二死 3塁で、左翼線へ執念の「決勝タイムリー2塁打」。 2点ビハインドを跳ね返す逆転勝利を完結させた。首位広島は連勝を「10」に伸ばしたが、猛虎も「2.5」差で食らいつき、鯉の尻尾を離さない。

◇   ◇   ◇

 大山は迷いなく振り切った。狙いは初球-。バットをかぶせるように。うまく上からたたく。打球は左翼線に鋭いライナー。フェアか、ファウルか…。勝利を決める運命の打球がフェアゾーンで弾んだ。

  7回表阪神二死 3塁、大山悠輔内野手は左翼線に「勝ち越し適時2塁打」を放ち、塁上でガッツポーズ=横浜スタジアム

 「終盤のチャンスの場面だったので、初球から思い切って打ちにいきました。チーム全員で取った 1点だと思います」

 ここぞの場面でヒットが出た。同点の 7回二死 3塁。今永が投じた初球、内角低め 140キロスライダーを引っ張った。「(フェアゾーンの)ギリギリだったので、とにかく切れるなと思って走りました」。 2塁ベースに到達すると、険しい表情が笑みに。重圧を乗り越え、「4番」に求められる結果を出したからだった。

 今永は投手部門3冠をいくリーグを代表する好左腕だが、実はお得意様だ。入団から 3年間で「13打数7安打の打率5割3分8厘」。「侍JAPAN」ではチームメートだった 1学年上の「ライバル」を相手に結果を残している。「あれだけのピッチャー。追い込まれてから打てる投手ではないので、思い切っていこうと」。

 DeNAに勝利し大山悠輔内野手(右)らナインをハイタッチで迎える矢野燿大監督=横浜スタジアム

 初球の鬼と化している。今季ここまで初球を打てば、「23打数14安打」で「打率6割9厘」。狙いを澄まして打席に入る。集中を高めているからこそ、ミスショットは減っている。「ああいうところで打たないと、信頼は得られない。もっとたくさん打てるようにしていきたい」。相性の良い横浜の地で、輝きを増している。昨季は横浜スタジアムで「7戦4発」。打率も「4割3分5厘」と暴れ打ち。この日も、相性通りの活躍をみせた。

 矢野監督は「やっぱり勝負どころで(打席が)まわってきて。向こうは(ゾーンを)広くいきたいところ。それを拾えたのは『4番』の仕事。悠輔自身もああいうところで打って、と思っていると思う」と若き「4番」をたたえた。

 チームは今季最多タイの4連勝で、貯金を2年ぶりの「4」に増やした。対DeNA戦は「7連勝」の好相性だ。春はもうすぐ終わり、夏がくる。だが、大山にはオールシーズン牙をむく覚悟がある。もちろん、春だけでは終わらない。

 力投する阪神 2人目の守屋功輝投手=横浜スタジアム

 わずか 1点を鉄壁のリリーフリレーで守り抜いた。 3- 2の 9回、最後にマウンドに立ったのは、阪神守護神ドリスだった。先頭の大和に右前打を許し犠打で一死 2塁。 1打同点のピンチにも動じなかった。神里を 140キロスプリットで投ゴロに。バットは縦に割れ、グラウンドに飛んでいった。最後に宮崎を遊ゴロに仕留めると、梅野とクールにグラブを合わせた。

 ドリスは、21日のヤクルト戦(甲子園)から「4連投」だった。17年 8月29日から 9月 1日以来、約 2年ぶりの大仕事。疲れもたまっているはずだが「ダイジョウブ」と試合後は頼もしく話した。「ブルペンみんなで助け合っていて、それがうちの強み」。リリーフ陣が総力戦で守り抜いた勝利だった。

 力投する阪神 3人目の能見篤史投手=横浜スタジアム

  2- 2と同点に追いついた 6回から守屋が登板。回またぎもいとわずに、 1回 1/3無安打無失点。最速 152キロをたたき出す気迫を見せた。 7回一死で代打乙坂が送られると、左腕能見がマウンドに。 1安打を許したが得点は与えなかった。 8回を守ったのは「3連投」となった藤川。「みんな助け合い。目の前のことに全力で取り組む、それを常に思いながらやっている」。[ 「3番」ソトから始まる中軸に真っ向勝負し、 2四球を出しながらも無失点で切り抜けた。

 最後を締めたラファエル・ドリス投手=横浜スタジアム

 この勝利で今季 1点差試合は「8勝2敗」。接戦を制した数は12球団でトップだ。 4試合連続 1点差勝利も12年ぶりで、強固なリリーフ陣がいてこその「4連勝」だ。前日23日まで「3連投」だったジョンソンを休養させることにも成功。矢野監督は「球児もこれで『3連投目』になったんかな。守屋がぴしゃっと行ってくれて、能見も責任を果たしてくれて」と頼もしいリリーフ陣をたたえた。「手汗を 1リットルかいたわ。めちゃめちゃ手汗をかいたわ。こういう試合がうちの試合となってくるような。これを強みにみんなでしていけるようにね」。手に汗握る 3時間半が、価値ある勝利をもたらした。

 

 4回表阪神無死、糸原健斗内野手は死球を受ける=横浜スタジアム

 糸原健斗内野手が、 4回の守備から途中交代した。

 直前の 4回に右肘付近に死球を受けており、その影響があったとみられる。

 糸原は前日23日のヤクルト戦(甲子園)でサヨナラ打を放ち、ヒーローとなっていた。

 4回表阪神無死、死球を受けた糸原健斗内野手=横浜スタジアム

 糸原健斗が 4回の守備から途中交代した。

 直前の 4回の打席で右肘付近に死球を受けた。病院には行くことなく、本人は「めっちゃ痛い。大丈夫です。また明日頑張ります」。矢野監督は「「(交代は)大事をとって。(明日については)今の段階ではハッキリと分からない。ガードがないところに当たっている」と語り、25日の試合出場は当日の状態を確認した上で決められる。

 4回、死球をうけた糸原健斗内野手=横浜スタジアム

 糸原健斗内野手が24日のDeNA戦(横浜)の 4回に今永から死球を受け、 4回裏の守備から退いた。

  4回先頭で打席に入り、 2球目が右肘付近に直撃。その場にしゃがみ込んだが、少しして立ち上がり、 1塁へと向かった。

 糸原はこの日を含め今季48試合全試合に出場。昨季もチームで唯一全試合出場を果たしていた。前日23日のヤクルト戦(甲子園)では 9回にサヨナラ打を放つなど、勝負強さを発揮していた主将。離脱となれば虎にとって大きな痛手となる。

 

  7回表阪神無死、近本光司内野手は右翼線に 3塁打を放った=横浜スタジアム

 近本光司内野手が自慢の快速を飛ばした 3塁打で、勝ち越しの道を切り開いた。

 同点の 7回。先頭で打席に立つと、左腕今永の初球を振り切った。「自分の中では 2、 3打席目と悪いイメージはなかった。( 5回の打席では)いい空振りができていたので、初球から(球に)負けないようにいった結果です」。気持ちで運んだ打球が右翼線の内側にポトリと落ちると、背番号「5」は迷わず 1塁、 2塁と蹴った。 3塁に悠々到達すると、ポンッと手をたたき、 3塁側へ笑顔でガッツポーズを向けた。二死から「4番」大山の 2塁適時打で、決勝の本塁を踏んだ。

  7回表阪神無死、近本光司内野手は「右翼線3塁打」を放った=横浜スタジアム

  9回にも快足で内野安打をもぎ取り、「3戦連続マルチ」。 3戦全て内野安打を記録し、持ち味を存分に発揮している。横浜スタジアムは 4試合で「17打数8安打、打率4割7分1厘」と最も得意とする。 4月25日同カードでも、初対戦となった今永から 2打数 2安打。 9回には、二死から守護神山崎を打ち崩す起死回生の「逆転3ラン」も放った。チームの好相性そのままに、近本も相性の良さを見せつけた。 3塁打は広島野間と並んでリーグトップタイの「4 3塁打」となった。打席を振り返り「(右翼手の)ソトがセンター寄りで右翼線が空いていたので」。盗塁でも、相手バッテリーの動きを見ながら、企図を止める時もある。打席でも冷静に野手の位置を確認し、瞬時の判断で 1つでも先の塁を陥れる。 虎を引っ張る若きリードオフマンが、自慢の足とバットでチームを「4連勝」に導いた。

 

 これぞ「4番」!  7回に決勝打を放った大山悠輔内野手。今永の初球を仕留めてみせた=横浜スタジアム

 これが「4番」の仕事や! 大山悠輔内野手が、 7回に勝ち越し 2塁打を放ち、接戦にピリオドを打った。今季 2度目の「4連勝」で、最多の貯金「4」。DeNA相手に2014年以来の「7連勝」。「2位」・巨人と「0.5」差と肉薄。お得意様相手に、虎の快進撃はまだまだ加速していくで~!

 これぞ「4番」! 初夏の薫りが漂うハマスタに駆けつけた虎党を一振りでお祭り騒ぎにした。思いのこもった打球が左翼線に弾み、「六甲おろし」がこだまする。大山が決勝の「適時2塁打」。殊勲打を放ち、 2塁ベース上で充実の笑みを見せた。

 「(今永は)あれだけの投手なので、追い込まれたら打てない。とにかく思い切っていこうと思いました」

 モヤモヤを吹き飛ばすかのような一打だった。 2- 2の 7回、先頭の「D1位・」近本光司外野手(大阪ガス)が右翼線 3塁打でチャンスメーク。二死後、打順は大山に巡ってきた。先発・今永の初球、低めの変化球に反応して引っ張ると、白球は左翼線の上を弾んだ。「ギリギリだったので、とにかく切れるな、と思って走りました」。実に30打席ぶりの長打は、値千金の決勝打。試合前時点で「得点圏打率0.237」だった男が試合終盤に意地を見せた。

 今季最多の貯金「4」。ハマスタの虎党も勝利に酔いしれた=横浜スタジアム

 開幕から不動の「4番」に据える矢野監督も「やっぱり勝負どころで回ってきてね。アレ、チェンジアップだったんかな? 分からんけど。それを拾えたというのは『4番』の仕事だと思うし。悠輔自身もああいうところで打って、というふうに思っていると思うんで」と賛辞を惜しまなかった。

 これから到来する過酷な夏場を乗り切るため、オフから現在まで走り込みを続けている。今年も母校の白鴎大を訪れて、自主トレを行った。野球の練習をするよりも、まずは走り込んで下半身を強化し、シーズンを戦い抜けるボディーを作りあげていった。恩師の黒宮寿幸監督も「後輩たちよりも走っていたよ。本人も『6月から8月はきつい』と言っていたのでね」と目を細める。

 さらに食事面での妥協も許さない。同じく母校で汗を流していた 5つ先輩の楽天・岡島豪郎外野手に食生活や体作りについてアドバイスを求めた。このオフに退寮し、一人暮らしで生活環境が変わっても自己管理のために勉強をかかさない。夏場に調子を落とした昨年と同じ轍は踏まない-。強い信念のもと、シーズン中も試合前練習でポール間ダッシュを繰り返し、走り込みは続けている。

 難敵左腕に土をつけ、チームは今季最長タイの「4連勝」。貯金は今季最多の「4」。「DeNA戦7連勝」も2014年 8月 1日以来。「2位」・巨人とも「0.5ゲーム」差と肉薄だ。

 ヒーローインタビューを終え声援に応える大山悠輔内野手=横浜スタジアム

 「たくさんのファンが来てくださって、力になっている。一戦一戦、必死に戦うだけ。先のことではなく、明日の試合に勝つことに集中したいです」

 鳴り止まない虎党の歓声に帽子を取って笑顔で応えた。“4番・大山”が打てば、チームも勝つ。もっと打ちまくって、頂きを目指す。

◇データBOX◇

◎…阪神が今季最多の貯金「4」。「78勝61敗4分け(リーグ2位)」の貯金「17」で終わった2017年シーズン最終以来。

◎…「4連勝」は今季最長タイで、4月28日の中日戦(ナゴヤドーム)から5月1日の広島戦(甲子園)以来、今季「2度」目。

◎…阪神が「DeNA戦7連勝(8勝2敗)」。2014年 5月17日(甲子園)- 8月 1日に「7連勝」して以来。

◎…大山の今季の殊勲安打は先制が「7度」、同点、勝ち越し、サヨナラが「1度」。

◎…阪神は今季、相手先発が左腕だった14試合で「5勝8敗1分け」。先発左腕に黒星をつけたのは 3月30日のヤクルト戦(京セラ)の石川以来、「2度」目。

 

 8回裏DeNA無死一塁、上本博紀内野手は筒香嘉智外野手の 2塁内野安打を好捕し、 2塁をオーバーランした桑原将志外野手を刺す=横浜スタジアム

 阪神途中出場の上本博紀が 2塁守備で好判断だ。

  1点リードの 8回無死 1塁。 1、 2塁間に抜けそうな筒香のゴロを倒れながら捕ると視線は 2塁へ。代走桑原が 3塁に向かってオーバーランしているのを見ると矢のような 2塁送球。桑原が帰塁する前に刺した。矢野監督は「セカンドで止めて、あれを殺してくれた。あのプレーも大きかった。勝った要素は 1個じゃない」と高く評価した。上本も「 1塁は間に合わないと思った。 1、 3塁にはしたくなかったので」と振り返った。

 

  3回裏DeNA二死 1、 2塁、西勇輝投手はホセ・ロペス内野手の打球を捕球してアウトを取った大山悠輔内野手に指をさして声を掛ける=横浜スタジアム

 西勇輝投手が粘り強い投球で、チームの勝利に貢献した。初回に筒香に「2ラン」を許したが、その後は無失点。

  5回 6安打 2失点、球数 111球でマウンドを救援陣に託した。「初回に先制点を与えてしまいましたが、野手の方々がもり立ててくれたので、悪いなりにも最少失点で抑えることができました」。矢野監督は「状態が良くなかったのに、ああやって頑張って試合つくってくれた」とカード頭を任せた右腕に感謝した。

  5回裏DeNA二死 1、 2塁、西勇輝投手は筒香嘉智外野手を空振り三振に仕留めてガッツポーズ=横浜スタジアム

 西勇輝投手(28)が24日のDeNA戦(横浜)に先発。 1回二死 1塁から筒香に左翼へ「11号ソロ」を浴びた。

  1回、先頭の神里に四球で無死の走者を背負ったが、続く宮崎を遊ゴロ併殺に仕留めて二死に。しかし今度はソトに左前打を浴び、二死 1塁。筒香にフルカウントからの 6球目、 144キロ直球を振り抜かれ左翼席中段へ放り込まれた。

 西が初回に失点するのは 3日のDeNA戦(甲子園)以来。被弾は10日の中日戦(甲子園)で高橋に浴びて以来で、今季「3被弾」目となった。

 

※ 5月25日の予告先発は、DeNA・上茶谷大河(かみちゃたに たいが)投手(22)ー阪神・ランディ・メッセンジャー投手(37)です。

 

 昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 

 2019年 公式戦 順位表

 

 2019年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2019年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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