●阪神は30日、巨人戦(甲子園)で 5- 2と快勝。延長12回「劇的サヨナラ勝利」した前日29日の勢いそのままに、 1回に大山悠輔内野手(24)が先制の「9号3ラン」を放った。これで令和に入ってから巨人戦は「4連勝」。貯金は今季最多の「6」に増え、きょうからは首位広島と敵地で直接対決。鯉のシッポも捕まえて、引きずり下ろすでぇ~!!大山が振り切った打球は、まだ明るい甲子園の空にフワリと上がった。走りながら打球の行方を追う。虎党の大歓声に、そして浜風に乗って打球は伸び続け、左翼ポール際にストンと落ちた。高山俊外野手(26)のサヨナラ満塁弾で劇的勝利を収めた前日29日の余韻も後押ししたか。 4月20日の対戦では 8回 3安打無得点に抑えられた難敵ヤングマンに先制パンチを浴びせた。追加点が取れそうで取れずに迎えた 5回にも「4番」の仕事。糸井嘉男外野手(37)の虎移籍後初 3塁打に続き、田口のスライダーを中前へ。これでこの日 4打点。「4番」が 4打点で、2013年以来 6年ぶりの「巨人戦4連勝」に貢献だ。矢野燿大監督(50)は絶賛。開幕から「4番」で起用し続ける主砲にさらなる期待をかけた。巨人には開幕から「6連敗」したが、令和に入って「4連勝」。31日からは「3ゲーム」差で追いかける首位広島と直接対決だ。大山は気合を入れ直した。主砲がもっともっと打ちまくって、虎を「V」へと導いていく。
●走って、走って、走った分だけ、虎を勝利に加速させた。「D1位」・近本光司外野手近本光司外野手(24=大阪ガス)が 1回に内野安打&リーグトップの「15盗塁」目で先制機をお膳立てした。これまで通算 2試合で「2勝」を献上し、「打率0.140」と打ちあぐねてきたテイラー・ヤングマン投手(29=ミルウォーキー・ブルワーズ)の立ち上がりをかき乱した。 1回先頭で外角高め 145キロを振り抜くと、打球は高く弾んで遊撃手前へ。快足を飛ばし内野安打をもぎ取った。さらに続く糸原の打席の初球で鮮やかに 2盗成功! リーグ単独トップとなる「15盗塁」目を決め、瞬く間に無死 2塁の好機を演出した。失敗の数だけ学びを得てきた。盗塁数「15」がリーグトップなら、盗塁死数「8」もトップ。しかし、ミスはそのままでは終わらせない。その姿勢は打席でも同じ。悔しい経験は余すことなく次に生かす。だから成功も自然と増えていく。地道な準備が結果につながる。近本が虎を力強く引っ張り続ける。
●ピアース・ジョンソン投手(28)が登板5試合連続ホールドを挙げた。高橋遥のあとの 8回を危なげなく 3者凡退。最速 154キロの速球は全て 150キロを超え、緩急も効果的につけた。延長12回を制した前日に続いて投手陣が奮闘。
●藤浪晋太郎投手(25)が30日、ウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)に先発し、 3回無安打1四球 2三振で降板した。最速は 155キロだった。オリックスのスターティングメンバーは、両打ちを含「1番」から「8番」まで、左打者8人が並んだ。矢野燿大監督も鳴尾浜を訪れ、藤浪の投球を視察した。ファンが詰めかけたため、試合開始 1時間前には入場規制がかかった。オリックス打線は 9人のうち左打者が 8人。 1回、先頭の佐野皓大外野手(22)を 1球で遊ゴロに仕留めると波に乗った。テンポよく、あっさりと 3者凡退だ。 2回、 3人目の根本薫外野手(20)の 5球目では、この日最速 154キロを計測。 3回、 2人目の廣澤伸哉内野手(19)は右打者。 1球目が頭上にすっぽ抜けたものの、 2球目の直球で遊ゴロに。けん制も無難にこなした。平田勝男 2軍監督(59)も目を細めた。次回登板日は未定だが、さらにイニングを伸ばしていく見通し。 1軍へ復帰してチームの勝利に貢献するまで、歩みを続ける。
記事をまとめてみました。
<阪神 5- 2巨人>◇第10回戦◇阪神 4勝 6敗 0分◇30日◇阪神甲子園球場
連勝や~! 阪神は30日、巨人戦(甲子園)で 5- 2と快勝。延長12回「劇的サヨナラ勝利」した前日29日の勢いそのままに、 1回に大山悠輔内野手が先制の「9号3ラン」を放った。これで令和に入ってから巨人戦は「4連勝」。貯金は今季最多の「6」に増え、きょうからは首位広島と敵地で直接対決。鯉のシッポも捕まえて、引きずり下ろすでぇ~!!
大山が振り切った打球は、まだ明るい甲子園の空にフワリと上がった。走りながら打球の行方を追う。虎党の大歓声に、そして浜風に乗って打球は伸び続け、左翼ポール際にストンと落ちた。
「打ち方はあまりよくなかったですけど、風とファンの声援に乗ってホームランになりました」
高山のサヨナラ満塁弾で劇的勝利を収めた前日29日の余韻も後押ししたか。 4月20日の対戦では 8回 3安打無得点に抑えられた難敵ヤングマンに先制パンチを浴びせた。
大山悠輔内野手が 1回、「9号3ラン」。難敵ヤングマンに先制パンチを食らわせた=阪神甲子園球場
1回一死 1、 3塁で外角高めのカーブをフルスイング。完璧な当たりではなかったが、フワリと上がった打球は右翼から左翼へと吹く浜風に乗って思った以上に伸びた。昨年から浜中打撃コーチに「右打者は浜風を利用しないといけないぞ」と言われ、意識してきたことが結果につながった。
追加点が取れそうで取れずに迎えた 5回にも「4番」の仕事。糸井の虎移籍後初 3塁打に続き、田口のスライダーを中前へ。これでこの日 4打点。「4番」が 4打点で、2013年以来 6年ぶりの「巨人戦4連勝」に貢献だ。
矢野監督は「風にも乗った効果的な本塁打。次のもう一本も価値あるタイムリーだった。ああいうところで打ってくれるのが『4番』」と絶賛。開幕から「4番」で起用し続ける主砲に「やっぱり悠輔の成長がチームの勝ちには絶対必要。それにしっかり応えてくれている。逆に言うと、悠輔を大きく育てる打順が『4番』。『4番』といえば大山といってもらえるような選手に近づいていってくれたら」とさらなる期待をかけた。
1回、矢野燿大監督(右)は「先制3ラン」を放った大山悠輔内野手(左)を出迎える。いい笑顔!=阪神甲子園球場
尽きない情熱があるから、進化し続けられる。侍ジャパンに参戦していた 3月 8日、オリックスの吉田正と大阪市内の小学校をサプライズ訪問して「夢」と題して講演した。児童から「野球のどこに魅せられたのか」と質問されて、応えた。
「小1のとき父に地元の野球チームの試合を見に連れていってもらって、そのまま試合に出させてもらった。そのときの打球を追って拾う感覚だったり、捕ったときの景色が忘れられない」
少年時代を思い出しながら熱弁を奮った。楽しくて、無心でボールを追ったあの日。キラキラと輝く原風景が、今でも大山を突き動かしている。
巨人には開幕から「6連敗」したが、令和に入って「4連勝」。指揮官は「平成ではたっぷりやられた。まだまだ借りがあるので返していきたい」。そして、31日からは「3ゲーム」差で追いかける首位広島と直接対決だ。大山は「この前(17-19日)は 3タテされているので、何とかやり返せるように頑張っていきたいです」と気合を入れ直した。主砲がもっともっと打ちまくって、虎を「V」へと導いていく。
5回、適時打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
■大山について濱中治打撃コーチ
「浜風を使うのは難しいけど、(使えれば打球が)伸びる。ああいう打球は(大山)悠輔にとっても楽になる。きょうみたいなホームランが出れば、『4番』として本人にとっても自信になると思う
◇データBOX◇
◎…巨人戦「4連勝」は2013年 4月18日(東京ドーム)から 5月 8日(同)で記録して以来。甲子園での巨人戦連勝は昨年 5月25-27日に「3連勝」して以来。
◎…阪神は今月「15勝8敗1分け」で勝ち越し「7」。これは2017年 8月に「17勝9敗1分け」で「8」として以来。月間「15勝」以上を記録するのも17年 8月以来。
◎…貯金「6」は2017年10月10日の中日との最終戦(甲子園)で「17」を記録して以来。
走って、走って、走った分だけ、虎を勝利に加速させた。「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)が 1回に内野安打&リーグトップの「15盗塁」目で先制機をお膳立てした。
「しっかり準備できたことがよかった。それで(チームが)勢いづいたと思います」
これまで通算 2試合で「2勝」を献上し、「打率0.140」と打ちあぐねてきたヤングマンの立ち上がりをかき乱した。 1回先頭で外角高め 145キロを振り抜くと、打球は高く弾んで遊撃手前へ。快足を飛ばし内野安打をもぎ取った。さらに続く糸原の打席の初球で鮮やかに 2盗成功! リーグ単独トップとなる「15盗塁」目を決め、瞬く間に無死 2塁の好機を演出した。
7回、 3塁打を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場
一度走り出したら、もう止まらない。 4- 2の 7回先頭では高木から10球粘って左中間へ。中堅が打球の処理にもたつく間に、一気に 3塁まで陥れた。「打った瞬間、 3つ目を狙っていました。 2塁打より 3塁打の方がいいと思って、しっかり走りました」。こちらもリーグトップの「5本」目でチャンスメークすると、糸原の左邪飛でタッチアップして生還。 5点目を再び足でもぎ取り、満面の笑顔でハイタッチだ。
7回、糸原健斗内野手の左邪飛で近本光司外野手が生還。俊足で貴重な1点をもぎとった=阪神甲子園球場
失敗の数だけ学びを得てきた。盗塁数「15」がリーグトップなら、盗塁死数「8」もトップ。しかし 、ミスはそのままでは終わらせない。その姿勢は打席でも同じ。「たとえば、同じ投手に前回の対戦と同じような三振をしてしまったとき。(前回は)その次の打席でどんな攻めをされたかを、メモを見て確かめて打席に向かいます」。打席ごとに欠かさずつけているチャート用紙を、試合中にも念入りに確認。悔しい経験は余すことなく次に生かす。だから成功も自然と増えていく。
「内野安打もそうですし、 1球目で盗塁など、いろいろ想定しながらやっています」
地道な準備が結果につながる。近本が虎を力強く引っ張り続ける。
8回から阪神 2番手で登板したピアース・ジョンソン投手=阪神甲子園球場
ピアース・ジョンソン投手が登板5試合連続ホールドを挙げた。高橋遥のあとの 8回を危なげなく 3者凡退。最速 154キロの速球は全て 150キロを超え、緩急も効果的につけた。
延長12回を制した前日に続いて投手陣が奮闘。「大きい勝ちだね。次の広島戦はもっと大事なシリーズになる。この 2試合のようにみんなが仕事をできればいい」と見据えた。
<ウエスタン・リーグ:阪神 0- 2オリックス>◇30日◇阪神鳴尾浜球場
藤浪晋太郎投手が30日、ウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)に先発し、 3回無安打1四球 2三振で降板した。最速は 155キロだった。
登板後の藤浪は「とりあえず3回、決められたイニングをしっかり投げられた。欲を言えばもうちょっと細かいところがいろいろあるけど、とりあえずは及第点かなと思う。バランスも感覚も良かったと思います」とコメントした。
オリックスのスターティングメンバーは、両打ちを含「1番」から「8番」まで、左打者8人が並んだ。矢野燿大監督も鳴尾浜を訪れ、藤浪の投球を視察した。
藤浪晋太郎投手がオリックス戦に先発。安定した投球で3回無安打無失点に抑えた=阪神鳴尾浜球場
初回、「1番」佐野を初球で遊ゴロ、「2番」宜保を空振り三振、「3番」西野を中飛で 3者凡退。
2回、「4番」T-岡田を初球で中飛、「5番」宗を3球で空振り三振。「6番」根本にはこの日最速 155キロを投じるも、 6球目が高めに抜けて四球に。「7番」岡崎は 149キロ直球で 3ゴロ。
3回、「8番」稲富を左飛。スタメン唯一の右打者となった「9番」廣澤には、初球が頭上付近へ高く抜けるも、 2球目の 148キロ直球で遊ゴロに。「1番」佐野は左飛に仕留め3者凡退だった。
2軍降格後、初登板となった前回の18日同広島戦(由宇)では、先発して 1回を 3者凡退に抑えていた。
2回表オリックス二死 1塁、岡崎大輔内野手のゴロをさばいた 3塁手陽川尚将内野手(左)とグラブタッチする藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場
藤浪晋太郎投手がオリックス戦(鳴尾浜)に先発し、 3回を無安打無失点。公式戦に復帰して 1回を投げた18日の広島戦(由宇)からイニング数を伸ばしたが、制球を乱すこともなく、またひとつ 1軍復帰へ段階を上げた。視察した矢野燿大監督(50)も合格点。試合は 0- 2で敗れた。
鳴尾浜のスタンドは登場前から超満員。藤浪に大きな声援と拍手が湧いた。公式戦復帰 2戦目は 3回を無安打無失点。課題の制球難もほぼ顔を出すことなく、試合後は淡々と振り返った。
「とりあえず 3回、決められたイニングをしっかり投げられた。細かいところは欲を言えばあるんですけど、とりあえず及第点かなと思います」
ファンが詰めかけたため、試合開始 1時間前には入場規制がかかった。オリックス打線は 9人のうち左打者が 8人。 1回、先頭の佐野を 1球で遊ゴロに仕留めると波に乗った。テンポよく、あっさりと 3者凡退だ。
矢野燿大監督も鳴尾浜で藤浪晋太郎投手の投球を視察=阪神鳴尾浜球場
2回、 3人目の根本の 5球目では、この日最速 154キロを計測。 3回、 2人目の廣澤は右打者。 1球目が頭上にすっぽ抜けたものの、 2球目の直球で遊ゴロに。けん制も無難にこなした。
藤浪は「楽しむというのは難しい」と本音をのぞかせつつも「バランスも感覚も、すごくよかった」と手応え。「脳を喜ばせろ」と助言して、視察した矢野監督も「自分の投げることに向き合いながら、しっかりやれている。すごくいい」とうなずき「 2軍で投げるのが目標じゃない。俺は楽しみにして( 1軍で)待つだけ」と合格点を出した。
現在、 1軍先発陣は西に青柳、岩田、ガルシア、メッセンジャーの 5人に加え、秋山や高橋遥が 6つ目のイスを争う状況。ファームに置いておくのはもったいない-。今後はそう思わせる状態まで、上げていく。
藤浪晋太郎投手の投球フォーム=阪神鳴尾浜球場
平田 2軍監督も「少しずつらしさが出つつあるね」と目を細めた。次回登板日は未定だが、さらにイニングを伸ばしていく見通し。 1軍へ復帰してチームの勝利に貢献するまで、歩みを続ける。
■藤浪晋太郎投手について阪神・香田勲男 2軍投手コーチ
「よく投げた。けがをしていたわけじゃないですし、経験値を上げていく、成功体験を積み重ねていくという感じです」
■藤浪晋太郎投手とバッテリーを組んだ坂本誠志郎捕手
「考えずに思い切り投げてほしい、テンポよく投げてほしいと思っていた。ブルペンでフォークがよかったので、フォークを増やしました」
※ 5月31日の予告先発は、広島・床田寛樹投手(24)ー阪神・西勇輝投手(28=オリックス)です。
「マイナビオールスターゲーム2019」につきましては、日本野球機構(NPB)オフィシャルサイト/マイナビオールスターゲーム2019を参照して下さい。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と結果(05月)
2019年 公式戦 日程と結果(06月)
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