●「逆転V」の使者や!! 阪神がヤンゲルビス・ソラルテ内野手(31=マーリンズ傘下3A)を獲得することが 3日、わかった。この日はDeNAに勝利し連敗を「4」で止めたが、前日まで「2試合連続完封負け」を喫するなど貧打に苦しむ打線のテコ入れのため緊急補強を決断。「メジャー通算75本塁打」の内外野守れる両打ち助っ人で、ビザ発給など諸条件が整い次第、虎デビューする。逆襲へ、熱い夏が始まるで!!ここから反撃開始や!! 沈みはじめた矢野虎を後押しすべく、フロントが動いた。新助っ人の獲得が決定。「逆転V」への使者は、「メジャー通算75本塁打」のソラルテだ。パドレス時代の2016年には夫人ががんで死去。悲しみを抱えながらも 109試合で「打率0.286、15本塁打、71打点」の成績を残し、逆境をはね返した選手を表彰する「トニー・コニグリアロ賞」を贈られた。精神力の強さは折り紙付きで、虎を甦らせるにはもってこいといえる。パ・リーグ球団とのトレードも水面下で進めているなかでの緊急補強。諸条件が整えば、タテジマに袖を通す運び。後半戦での逆襲へ、V使者が大暴れする。
●阪神が 3日のDeNA戦(横浜)で、延長の末に 4- 3で勝利。交流戦明け待望の初勝利で、連敗を「4」で止めた。 3- 3の延長11回表の無死から、途中出場の「D1位」・近本光司外野手(24=大阪ガス)が中越え 2塁打を放ち、これを中堅・桑原将志外野手(25)がファンブル。無死 3塁から、同じく途中出場の糸原健斗内野手(26)の右犠飛で勝ち越した。その裏、守護神のラファエル・ドリス投手(31)がマウンドへ。桑原の左前打を浴びると、嶺井博希捕手(28)の投前犠打をドリスが 1塁へ悪送球し、無死 1、 3塁としてしまった。 1打同点のピンチで、大和内野手(31)が投前へセーフティースクイズを試みたが、本塁憤死。続く柴田竜拓内野手(25)を 2ゴロ、最後は佐野恵太内野手(24)を左飛に仕留めた。
●超人が「ゼロ行進」を止めた。まだ明るさの残る横浜で高らかな放物線を描き、ゆっくりとダイヤモンドを一周。糸井が先制ソロなど2打点の活躍で連敗ストップに貢献した。初回だ。二死で打席に立つと 1ボールからの 2球目。浜口の甘く入った 148キロ直球を振り抜いた。打球は高く舞い上がると、ライトスタンド最前列へと飛び込んだ。 6月 日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来となる今季「5号」で先制に成功。「2試合連続完封負け」、 6月29日の中日戦(ナゴヤドーム)の 8回から22イニング連続無得点だったスコアボードに「1」を入れた。最近 5試合で「打率0.350、1本塁打、2打」点。矢野燿大監督(50)は、好調をキープする背番号「7」に目を細めた。チームにとって30イニングぶりの適時打で続く大山が同点打。延長での劇勝につなげる糸井の一打だった。指揮官はチームを助ける活躍を求めた。勝利へ向け、超人がバットを力強く振り続ける。
●阪神はDeNA戦(横浜)に 4- 3で勝利し、連敗を「4」で止めた。延長11回、途中出場の「D1位」・近本光司外野手が 2塁打&好走塁で決勝のホームイン。58試合ぶりにスタメン落ちした悔しさを晴らした。チームは再びDeNAと並び「3位」。やっぱりドライチの力が必要や!!思い切り左足を伸ばした。タイミングは微妙。次の瞬間、ボールがこぼれた。延長11回、近本がベンチスタートの悔しさを晴らす激走ホームインだ。無死 3塁、糸原が放った右翼へのライナー性の当たり。浅めのフライでさすがにタッチアップは無理か-。虎党が息をのんで見つめる中、 3塁コーチャーの藤本敦士守備走塁コーチ(41)の指示で迷わずスタート。連敗を「4」で止める決勝点をもぎ取った。自ら足でつかんだ 1点だ。この回先頭で打席に入り、外角高め 145キロを力強く振り抜いた。打球は左中間へ伸びていき、フェンス手前で弾んだ。瞬く間に 2塁に到達し、中堅が打球のクッション処理にもたつく間に一気に 3塁へ。 8回の守備から中堅で途中出場。延長10回には二死 1塁から宮崎敏郎内野手(30)の右中間フェンスに直撃したボールを中継の 2塁上本博紀内野手(32)にすばやく送球。 1走筒香嘉智外野手(27)を本塁憤死にさせてサヨナラ負けを防いだ。もう心配いらない。指揮官は 4日の先発起用を明言した。 4時間12分の激闘を制し、再びDeNAと並び「3位」。打って走って守って、ここからもう一度、近本が白星をたぐり寄せる。
●阪神が 3日のDeNA戦(横浜)で、延長の末に 4- 3で勝利。交流戦明け待望の初勝利で、連敗を「4」で止めた。 3- 3の延長11回表の無死から、途中出場の「D1位」・近本(大阪ガス)が中越え 2塁打を放ち、これを中堅・桑原がファンブル。無死 3塁から、同じく途中出場の糸原の右犠飛で勝ち越した。その裏、守護神のドリスがマウンドへ。桑原の左前打を浴びると、嶺井の投前犠打をドリスが 1塁へ悪送球し、無死 1、 3塁としてしまった。 1打同点のピンチで、大和が投前へセーフティースクイズを試みたが、本塁憤死。続く柴田を 2ゴロ、最後は佐野を左飛に仕留めた。もう心配いらない。指揮官は 4日の先発起用を明言した。 4時間12分の激闘を制し、再びDeNAと並び「3位」。打って走って守って、ここからもう一度、近本が白星をたぐり寄せる。
●最後は高山俊外野手(26)が勝利の 1球をつかみ捕った。勝ち越した直後の延長11回、二死 2、 3塁で代打・佐野の打球は左翼への大きな飛球。左翼・高山は懸命に背走。何とか追いつき、ボールを抱きしめるようにつかみ捕ると、ホッと胸をなで下ろした。
●打線の入れ替えはある程度予想していたが、相手先発が左腕・濱口遥大投手(24)ということもあり、矢野監督は選手を大幅に入れ替えた。決断は評価したい。結果だけをいえば、急激に打線が機能することはなかった。新たに出たメンバーが今季に関しては実戦経験が豊富な方ではないため、なかなか試合にアジャストできなかったという印象は強い。 2回の大和の右前への適時打は、 2塁の上本が捕れていた打球だと思うし、 6回には北條の失策が失点に直結した。入れ替えが成功したわけではない。打線の中で褒めたいのは糸井。難敵・エドウィン・エスコバー投手(27)から 8回、しぶとくタイムリーを放ったが、打席の中で食らいつく執念を見せた。今の阪神にはこれが大事。他のメンバーがどんどん刺激を受けてほしい。
記事をまとめてみました。
<DeNA 3- 4阪神=延長11回>◇第14回戦◇阪神10勝 4敗 0分◇ 3日◇横浜スタジアム
「逆転V」の使者や!! 阪神がヤンゲルビス・ソラルテ内野手(マーリンズ傘下3A)を獲得することが 3日、わかった。この日はDeNAに勝利し連敗を「4」で止めたが、前日まで「2試合連続完封負け」を喫するなど貧打に苦しむ打線のテコ入れのため緊急補強を決断。「メジャー通算75本塁打」の内外野守れる両打ち助っ人で、ビザ発給など諸条件が整い次第、虎デビューする。逆襲へ、熱い夏が始まるで!!
ここから反撃開始や!! 沈みはじめた矢野虎を後押しすべく、フロントが動いた。新助っ人の獲得が決定。「逆転V」への使者は、「メジャー通算75本塁打」のソラルテだ。
2014年、ヤンキース時代のヤンゲルビス・ソラルテ内野手。「逆転V」の使者となる(AP)
2、 3塁を中心に内野すべてをこなし、外野で出場経験もある。さらに両打ちという超がつくユーティリティープレーヤー。2019年はジャイアンツでスタートしたが 5月に戦力外となり、 6月 7日にマーリンズとマイナー契約していた。今季はメジャー28試合で「打率0.205、1本塁打」だったが、ヤンキースでメジャーデビューした14年から昨季まで「5年連続で2けた本塁打」を放ったバリバリのメジャーリーガーだ。
パドレス時代の2016年には夫人ががんで死去。悲しみを抱えながらも 109試合で「打率0.286、15本塁打、71打点」の成績を残し、逆境をはね返した選手を表彰する「トニー・コニグリアロ賞」を贈られた。精神力の強さは折り紙付きで、虎を甦らせるにはもってこいといえる。
今季最初はジャイアンツでプレーしたヤンゲルビス・ソラルテ内野手。両打ちの好打者だ(AP)
この日、阪神はスタメン落ちした「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)が途中出場で活躍。延長11回に 2塁打&激走で連敗を「4」で止めてトンネルを抜け出した。DeNAと並んで再び「3位」。それでも、前日まで「2試合連続完封負け」の貧打解消の課題は残っている。
チーム防御率は「リーグ2位の3.43」と先発&リリーフともに安定感を見せているが、打線は「チーム打率0.247」の「リーグ3位」ながら総得点 291は「5位」。チャンスを迎えるとなぜか打てない。さらにチームの失策数『69』は112球団断トツのワーストで、守りの乱れも大きな課題となっている。
7回に投手交代を告げる矢野燿大監督。ソラルテ加入から巻き返す=横浜スタジアム
昨季、ソラルテはブルージェイズで 3塁の横っ飛び好捕&膝立ち送球とガッツあふれるプレーでファンを沸かせた。攻守においてカンフル剤となるのは間違いない。 7人目の外国人。メッセンジャーが日本人扱いのため実質 6人で 「1軍4枠」を争う。ただ、現在はフルに使っており、投手 3人は欠かせないのが現状。まずは調子を上げてきたマルテとの競争となる。
虎は近年、途中入団で当たり外国人に恵まれていないが、思いだされるのはブラゼルだ。09年に米独立リーグから途中入団して「16本塁打」を放ち、12年まで在籍した。 4年間で「打率0.280、91本塁打、278打点」。ソラルテにもブラゼル級の活躍が期待される。
11回、 2塁打を放ち、敵失で 3塁に進んだ近本光司外野手=横浜スタジアム
今季、チームは一時「2位」で貯金を最大「6」まで伸ばした。しかし、交流戦で失速すると、「4連敗」でリーグ戦再開後に借金生活に突入。これ以上足踏みするわけにはいかない。
パ・リーグ球団とのトレードも水面下で進めているなかでの緊急補強。諸条件が整えば、タテジマに袖を通す運び。後半戦での逆襲へ、V使者が大暴れする。
11回、DeNA・大和内野手のスクイズで 3走の桑原将志外野手をタッチアウトにする梅野隆太郎捕手=横浜スタジアム
★ブラゼル・VTR
2008年に西武で「27本塁打」の活躍も自由契約に。翌年、米独立リーグでプレーしていたところを不振のメンチの代役を探していた阪神の目に留まり、 5月28日に契約し 6月 5日に 1軍登録。同日のオリックス戦(甲子園)で移籍後初本塁打を打つと、 8月26日の横浜戦(横浜)では「1イニング2本塁打」。同年は「打率0.291、16本塁打」と活躍した。10年は開幕から好調で両リーグ1番乗りの「20号」を記録するなど、球団ではバース以来の「外国人40本塁打(47本)」をマーク。「ベストナイン」にも選出された。12年に退団。阪神では 4年間在籍し、通算 443試合で「打率0.280、91本塁打、278打点」の成績を残した。
11回、勝利のガッツポーズを決める矢野燿大監督=横浜スタジアム
◇ヤンゲルビス ソラルテ(Yangervis Alfredo Solarte)
1987年 7月 7日生まれ、31歳。ベネズエラ出身。2005年にツインズと契約しプロ入り。11年にレンジャーズ、14年にヤンキースへ移籍し、同年 4月 2日のアストロズ戦でメジャーデビュー。パドレス、ブルージェイズを経て、今季はジャイアンツに移籍するも戦力外でマーリンズへ。「メジャー通算670試合出場、打率0.258、75本塁打、307打点」。 180センチ、888。右投げ両打ち。
11回表阪神無死 3塁、糸原健斗内野手の右犠飛で生還した近本光司外野手は、ナインと歓喜のハイタッチ=横浜スタジアム
阪神が 3日のDeNA戦(横浜)で、延長の末に 4- 3で勝利。交流戦明け待望の初勝利で、連敗を「4」で止めた。
3- 3の延長11回表の無死から、途中出場の「D1位」・近本(大阪ガス)が中越え 2塁打を放ち、これを中堅・桑原がファンブル。無死 3塁から、同じく途中出場の糸原の右犠飛で勝ち越した。
その裏、守護神のドリスがマウンドへ。桑原の左前打を浴びると、嶺井の投前犠打をドリスが 1塁へ悪送球し、無死 1、 3塁としてしまった。 1打同点のピンチで、大和が投前へセーフティースクイズを試みたが、本塁憤死。続く柴田を 2ゴロ、最後は佐野を左飛に仕留めた。
1回、先制ソロを放った糸井嘉男外野手。好調キープだ=横浜スタジアム
超人が「ゼロ行進」を止めた。まだ明るさの残る横浜で高らかな放物線を描き、ゆっくりとダイヤモンドを一周。糸井が先制ソロなど2打点の活躍で連敗ストップに貢献した。
試合後、「点が取れない中で貴重な点になった」という問いかけに対して、真っすぐ前を見つめて「はい」と話し、バスへと乗り込んだ。
初回だ。二死で打席に立つと 1ボールからの 2球目。浜口の甘く入った 148キロ直球を振り抜いた。打球は高く舞い上がると、ライトスタンド最前列へと飛び込んだ。 6月 4日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来となる今季「5号」で先制に成功。 2試合連続完封負け、 6月29日の中日戦(ナゴヤドーム) の 8回から22イニング連続無得点だったスコアボードに「1」」を入れた。
8回、適時打を放った糸井嘉男外野手=横浜スタジアム
最近 5試合で「打率0.350、1本塁打、2打」点。矢野監督は「甲子園なら普通のライトフライやで。それはそれで、嘉男(糸井)にはホームランになるし、状態はずっといい形で来ているんで」と、好調をキープする背番号「7」に目を細めた。
チームは逆転を許し、敗戦ムードが漂うなか、再び糸井が燃えた。 1- 3の 8回二死 1、 2塁。カウント 0- 2からエスコバーの外角のスライダーにうまく合わせた。中前適時打となり、 1点差に。チームにとって30イニングぶりの適時打で続く大山が同点打。延長での劇勝につなげる糸井の一打だった。
指揮官は「もっともっとホームランを打てると思うし。率も必要だけど、そういうところでどんどん打ってくれたら」とチームを助ける活躍を求めた。勝利へ向け、超人がバットを力強く振り続ける。
阪神はDeNA戦(横浜)に 4- 3で勝利し、連敗を「4」で止めた。延長11回、途中出場の「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)が 2塁打&好走塁で決勝のホームイン。58試合ぶりにスタメン落ちした悔しさを晴らした。チームは再びDeNAと並び「3位」。やっぱりドライチの力が必要や!!
思い切り左足を伸ばした。タイミングは微妙。次の瞬間、ボールがこぼれた。延長11回、近本がベンチスタートの悔しさを晴らす激走ホームインだ。
「藤本コーチが『行け行け』と言っていたので、勝負しました!」
無死 3塁、糸原が放った右翼へのライナー性の当たり。浅めのフライでさすがにタッチアップは無理か-。虎党が息をのんで見つめる中、 3塁コーチャーの藤本守備走塁コーチの指示で迷わずスタート。連敗を「4」で止める決勝点をもぎ取った。
延長11回、 2塁打を放った近本光司外野手。好走塁で 3塁まで到達した=横浜スタジアム
自ら足でつかんだ 1点だ。この回先頭で打席に入り、外角高め 145キロを力強く振り抜いた。打球は左中間へ伸びていき、フェンス手前で弾んだ。瞬く間に 2塁に到達し、中堅が打球のクッション処理にもたつく間に一気に 3塁へ。
「常に先の塁を狙っているので。ちゃんと返球が来ていたらどうか分からなかったですけど」
6月18日の楽天戦(倉敷)での本塁打以来 9試合ぶりの長打。 6月の長打はそれだけだったが、この日勝負どころで貴重な一本が飛び出した。「近本の取った 1点やと思う」。近本らしさ全開のプレーに、矢野監督も最敬礼だ。
4月19日の巨人戦(甲子園)以来58試合ぶりのスタメン落ち。 6月の打率は「1割」台に低迷し、一時チームトップの「0.340」まで上昇していた打率は、試合前時点で「0.261」まで下がっていた。ルーキーの不振と重なるように、チームの貯金も右肩下がりに。前日 2日には今季最長の「4連敗」を喫し、借金は「2」。ついにこの日、先発を外れた。それでも「今の自分にはその方がいいんじゃないですかね。また違う視点で試合が見られましたし、刺激になりました」と前を向いていた。
延長11回、糸原健斗内野手の犠飛で生還した近本光司外野手。スタメン落ちの悔しさを晴らした=横浜スタジアム
8回の守備から中堅で途中出場。延長10回には二死 1塁から宮崎の右中間フェンスに直撃したボールを中継の 2塁上本にすばやく送球。 1走筒香を本塁憤死にさせてサヨナラ負けを防いだ。
「明日、使うよ」
もう心配いらない。指揮官は 4日の先発起用を明言した。 4時間12分の激闘を制し、再びDeNAと並び「3位」。打って走って守って、ここからもう一度、近本が白星をたぐり寄せる。
■近本について濱中治打撃コーチ
「本人も悔しかっただろうし、三塁まで行って足で点を取って、自信を取り戻す一打だったと思う」
◇データBOX◇
◎…近本のスタメン落ちは 4月19日の巨人戦(甲子園)以来58試合ぶりで今季 6試合目。
◎…阪神の今季延長戦は12試合で「5勝3敗4分け」で「勝率0.625」。
11回、DeNA・佐野恵太内野手のフライを捕球する高山俊外野手=横浜スタジアム
最後は高山が勝利の 1球をつかみ捕った。勝ち越した直後の延長11回、二死 2、 3塁で代打・佐野の打球は左翼への大きな飛球。 2走の生還を防ぐため前進守備していた左翼・高山は懸命に背走。何とか追いつき、ボールを抱きしめるようにつかみ捕ると、ホッと胸をなで下ろした。
打線の入れ替えはある程度予想していたが、相手先発が左腕・濱口ということもあり、矢野監督は選手を大幅に入れ替えた。決断は評価したい。
結果だけをいえば、急激に打線が機能することはなかった。新たに出たメンバーが今季に関しては実戦経験が豊富な方ではないため、なかなか試合にアジャストできなかったという印象は強い。 2回の大和の右前への適時打は、 2塁の上本が捕れていた打球だと思うし、 6回には北條の失策が失点に直結した。入れ替えが成功したわけではない。
それでも、 2人には安打が出たし、 8回の上本の左前打は、阪神が久々に見せたいい攻撃に結びついた。延長10回、本塁で筒香を刺した中継プレーは上本のファインプレー。レギュラーではない選手が活躍することで、いい流れは生まれつつある。
4日の相手の先発は右腕・大貫だから、再び入れ替えが予想される。前日の評論で「機能する打線を探してほしい」と表現したが、その作業が続くことになる。
打線の中で褒めたいのは糸井。難敵・エスコバーから 8回、しぶとくタイムリーを放ったが、打席の中で食らいつく執念を見せた。今の阪神にはこれが大事。他のメンバーがどんどん刺激を受けてほしい。
(八木裕サンケイスポーツ専属評論家)
※ 7月 4日の予告先発は、DeNA・大貫晋一投手(25=新日鐵住金鹿島)ー阪神・ランディ・メッセンジャー投手(37)です。
昨年の屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と 結果 (06月)
2019年 公式戦 日程と 結果 (07月)
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