●セ・パ両リーグは 9日、｢ 6月度大樹生命月間ＭＶＰ賞｣が発表され、糸井嘉男外野手(37)が 7年ぶり 3度目の受賞を果たした。交流戦を戦った 6月は21試合に出場し、｢７９打数２８安打、１本塁打、１０打点｣。リーグトップの｢月間打率３割５分４厘｣をマークし、文句なしの選出となった。北海道日本ハム時代の12年 9月度以来の受賞。阪神移籍後は初めての受賞。夏場に向けて調子を上げる超人は｢夏場以降は爆発したいなと思います｣と 7月以降の大活躍を誓った。首位巨人を追いかける立場として気合を込めた。反撃に向けてはチーム一丸での一戦必勝を掲げた。歓喜の｢逆転Ｖ｣に向け、超人が虎党の夏をアツくする。阪神の野手が受賞したのは16年 5月の原口文仁捕手(27)以来。糸井にとって、昨季は四球による右腓骨骨折で離脱していたこの時期。超人が元気にグラウンドに立てば、虎はきっと巻き返していける。
●阪神は最短で球宴明けの16日にも｢自力優勝｣の可能性が消滅する。10日から巨人○○○で阪神●●●のとき、残る57試合に全勝しても、｢９６勝４３敗４分け｣で｢６割９分１厘｣に終わり、巨人を下回るため。
● 9日に甲子園で行われる阪神－巨人12回戦は、グラウンド整備のため、試合開始を遅らせる。雨天に備え、 8日の試合後に内野にシートがかけられていた。18時開始予定が18時10分ごろ。巨人は 1回無死 2塁も、後続が倒れ逸機するなど 3回まで無得点。阪神は 3回一死 1、 2塁で後続が連続三振。先制機を逃した。巨人は 6回まで重信慎之介外野手(26)の 2安打だけとオネルキ・ガルシア投手(29＝中日)を攻略できない。阪神も 6回二死満塁で得点できず、両軍無得点で終盤に入った。巨人は 8回一死 3塁から代打中島宏之(36＝オリックス)の遊ゴロの間に 1点を先制し、逃げ切った。阪神は今季 9度目の完封負け。巨人桜井俊貴投手(25)｢４勝｣目、田口麗斗投手(23)が｢初セーブ｣、阪神ガルシア｢４敗｣目。同じパターン…。阪神は打線の決定力不足が響き、巨人に完封負け。再び借金｢１｣となり、巨人とは今季最大の｢８．５｣ゲーム差。16日にも｢自力優勝｣の可能性が消滅する。10日は前半戦ラスト。とにかく打ち勝て！課題が課題のまま、前半戦が終わってしまう。 0－ 1で今季 9度目の零封負け。借金｢１｣に逆戻りだ。また打てず、また投手を見殺しにして、前半戦での勝ち越しナシが決まった。観戦に訪れていた藤原崇起オーナー(67＝電鉄本社会長)も｢あしたがあるさ！｣と言い残し、球場を後にした。10日に、勝つしかない。そうすれば、｢勝率５割｣でオールスター期間に入れる。とにかく｢５割｣を死守するしかない。矢野燿大監督(50)は必死で前を向き、10日の一戦だけを見つめた。前半戦の最後、虎は絶対に打ち勝つ。
●阪神先発のオネルキ・ガルシア投手(29)が立ち上がり早々、アクシデントに見舞われた。初回、二死 2塁で岡本の打球を右足首に受けた。グラウンドに倒れ込むように尻もちをつき、苦しみの表情をみせた。はね返ったボールを捕手の坂本誠志郎捕手(25)が処理し、 1塁へ送球。その後、ガルシアは歩きかけて 3塁線付近に座り込んだ。ベンチから矢野監督、ナイン、トレーナーらが駆け寄り、状態を確認したが、ガルシアは自力で歩いてベンチに戻った。福原忍投手コーチ(42)やトレーナーに付き添われて 2回のマウンドに上り、足元を確認。続投となった。だが屈強な助っ人は動じなかった。 2回以降は尻上がりに調子を上げ 7回まで｢０封｣。 8回にクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28＝パドレス)の 2塁打、バント、内野ゴロの間に決勝の 1点を失ったが、わずか 4安打で先発の役割は十分は十分果たした。｢４敗｣目にも前を向いた。打っては 3回一死 1塁で試みたスリーバントが勢いよく転がり内野安打になるなど、来日初の 1試合 2安打をマーク。次回こそ白星をプレゼントしたい。
● 7日広島戦で左手首を痛めた梅野隆太郎捕手は、 2戦連続で欠場した。試合前練習では負傷後、初めてティー打撃を行い、患部の状態を確認した。ベンチでは最前列で仲間を鼓舞するも惜敗。10日の前半戦最終戦へ出場に意欲を燃やした。試合前にはティー打撃を再開するなど回復中だ。
●大山悠輔内野手(24)がマルテの 3直に飛び出し、痛いダブルプレーとなった。 4回一死から左前安打で出塁。続くマルテが引っ張った打球は、 3塁クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28＝パドレス)のグラブに収まった。 1塁走者大山は安打性の当たりに飛び出して帰塁できず。数少ないチャンスを生かすことができなかった。
●糸井嘉男外野手は北海道日本ハム時代の12年 9月度以来、 3度目の｢月間ＭＶＰ賞｣受賞となった。全ての球団関係者に感謝を示した。交流戦を戦った 6月は21試合に出場し、28本の安打を積み重ねた。｢月間打率３割５分４厘｣と｢得点圏打率５割８分８厘｣は堂々のリーグトップをマーク。阪神では18年 3、 4月度のメッセンジャー以来、同野手では16年 5月度の原口以来の受賞となった。17年シーズンからタテジマに袖を通してからは初の｢月間ＭＶＰ｣に胸を張った。｢夏男｣はさらに調子を上げている。 7月も 8試合で12安打、｢月間打率３割６分４厘｣と勢いは止まらず。この日も 6回に中前打を放ち、 5試合連続安打とした。阪神で 8月の｢通算月間打率は３割５分｣を超えており、まだまだ快音は増えそうだ。
記事をまとめてみました。
＜阪神 0－ 1巨人＞◇第12回戦◇阪神 4勝 8敗 0分◇ 9日◇阪神甲子園球場
｢ 6月度大樹生命月間ＭＶＰ賞｣が 9日、発表され、糸井嘉男外野手が 7年ぶり 3度目の受賞を果たした。
交流戦を戦った 6月は21試合に出場し、｢７９打数２８安打、１本塁打、１０打点｣。リーグトップの｢月間打率３割５分４厘｣をマークし、文句なしの選出となった。｢(受賞は)考えてなかったので、最初はビックリしましたけど、うれしい気持ちが最初でした｣と喜びを語った。日本ハム時代の12年 9月度以来の受賞。阪神移籍後は初めての受賞で｢タイガースで活躍したいと思っているので、良かったです｣と話した。
夏場に向けて調子を上げる超人は｢夏場以降は爆発したいなと思います｣と 7月以降の大活躍を誓った。首位巨人を追いかける立場として｢(ゲーム差は)離されてますけど、何が起こるか分からない。誰もあきらめてないし。逆に、追い上げたら、おもろいでしょ｣と気合を込めた。反撃に向けては｢やっぱりチームが1つになって、矢野監督信じるということじゃないですかね｣とチーム一丸での一戦必勝を掲げた。
6月度の｢大樹生命月間ＭＶＰ賞｣に輝き会見した糸井嘉男外野手＝阪神甲子園球場
セ・パ両リーグは 9日、 6月度の｢大樹生命月間ＭＶＰ｣を発表。糸井嘉男外野手が2012年 9月以来、 7年ぶり 3度目の受賞となった。
｢あんまり縁のない賞かなと思っていたので。僕も最初、聞いて前回いつやったかなと思ったら日本ハムの最後の年に、という記憶しかなかったので。驚いていますし、うれしいです。(阪神での受賞については)タイガースで活躍したいと思ってきているので、よかったです｣
糸井は 6月、｢打率０．３５４、１本塁打、１０打点｣。チームが｢月間７勝１３敗２分け｣と苦しむ中、打棒でチームを引っ張った。 7月は巻き返している中、勝負の夏に向け｢爆発したいと思います。後半が大事｣と誓った。現在チームは｢２位｣だが、首位・巨人とは｢７．５ゲーム｣差。歓喜の｢逆転Ｖ｣に向け、超人が虎党の夏をアツくする。
｢離されていますけど、何が起こるかわからんし、誰も諦めていないので。逆に、追い上げたほうがおもしろいでしょ？｣
阪神の野手が受賞したのは16年 5月の原口以来。糸井にとって、昨季は四球による右腓骨骨折で離脱していたこの時期。超人が元気にグラウンドに立てば、虎はきっと巻き返していける。
巨人に競り負け力なくファンにあいさつする矢野燿大監督(中央)＝阪神甲子園球場
阪神は最短で球宴明けの16日にも｢自力優勝｣の可能性が消滅する。
10日から巨人○○○で阪神●●●のとき、17日以降に巨人は阪神戦12試合に全敗しても他球団との49試合に全勝すれば、｢最終成績９９勝４３敗１分け｣で｢勝率６割９分７厘｣。阪神は同じ時期に残る57試合に全勝しても、｢９６勝４３敗４分け｣で｢６割９分１厘｣に終わり、巨人を下回るため。
9日に甲子園で行われる阪神－巨人12回戦は、グラウンド整備のため、試合開始を遅らせる。雨天に備え、 8日の試合後に内野にシートがかけられていた。18時開始予定が18時10分ごろになる見込み。
グラウンド整備の為、試合開始が遅れる甲子園球場の阪神対巨人戦＝阪神甲子園球場
巨人は 1回無死 2塁も、後続が倒れ逸機するなど 3回まで無得点。阪神は 3回一死 1、 2塁で後続が連続三振。先制機を逃した。
巨人は 6回まで重信の 2安打だけとガルシアを攻略できない。阪神も 6回二死満塁で得点できず、両軍無得点で終盤に入った。
巨人は 8回一死 3塁から代打中島の遊ゴロの間に 1点を先制し、逃げ切った。阪神は今季 9度目の完封負け。巨人桜井｢４勝｣目、田口が｢初セーブ｣、阪神ガルシア｢４敗｣目。
笑顔でナインを迎える原辰徳監督（奥）を背景に矢野燿大監督がファンに挨拶をする。有終の美を飾るしかない＝阪神甲子園球場
同じパターン…。阪神は打線の決定力不足が響き、巨人に完封負け。再び借金｢１｣となり、巨人とは今季最大の｢８．５｣ゲーム差。16日にも自力優勝の可能性が消滅する。10日は前半戦ラスト。とにかく打ち勝て！
課題が課題のまま、前半戦が終わってしまう。 0－ 1で今季 9度目の零封負け。借金｢１｣に逆戻りだ。また打てず、また投手を見殺しにして、前半戦での勝ち越しナシが決まった。矢野監督は必死で前を向き、10日の一戦だけを見つめた。
｢打線は水物とは言うけど。俺らが上に行くためには『どう点を取るか』っていうところが、チームとしての課題になる。そういうところで負けたっていう試合だと思う。いつも同じになって申し訳ないけど、負けたものは取り返せないんで。あした、なんとか勝って後半につなげられるように、するしかない｣
9回、内野安打を放った高山俊外野手＝阪神甲子園球場
6月12日まで最大｢６｣あった貯金は、一気に目減りした。 7月 5－ 7日の広島 3連戦(甲子園)に｢３連勝｣し、前半戦の｢貯金ターン｣が見えたかと思った矢先だったが｢水物｣の打線はまた冷え切った。前夜は｢今季ワースト１６残塁｣の拙攻でＧに 3－ 4の惜敗。そして、この日は巨人より 2安打多い 7安打を放ちながら、あと一本を欠き続けた。 象徴的な場面は 2度。 3回はガルシアの安打もあり、一死 1、 2塁の好機を作ったが、｢Ｄ１位｣・近本光司外野手(大阪ガス)、糸原が空振り三振。 6回も無死 1塁で近本が走者を進められない、中飛。この 2人が計 7打数無安打では、打線が機能するはずがない。
観戦に訪れていた藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)も｢あしたがあるさ！｣と言い残し、球場を後にした。10日に、勝つしかない。そうすれば、｢勝率５割｣でオールスター期間に入れる。とにかく｢５割｣を死守するしかない。
9回、空振り三振に倒れる原口文仁捕手＝阪神甲子園球場
ここからＧ｢３連勝｣、Ｔ｢３連敗｣となれば、16日に｢自力Ｖ｣が消滅する。これ以上、立ち止まっているわけにはいかない。矢野監督も｢打線がどう点を取るか。チャンスメークまでは行くんだけど、あと 1本というところがね、課題だと思うんで。そこかなと思う｣と、あと 1本を求め続けた。それさえ出れば、勢いに乗れる。前半戦の最後、虎は絶対に打ち勝つ。
■完封負けを喫した打線について濱中治打撃コーチ
｢直球がよかったし、インサイドも来ていた。左打者は迷う部分があったと思う。いいところから変化球を落とされた。もう少し、しっかり見極めができたらよかったが…。向こうの投手(桜井)も調子がよかった。切り替えてやっていくしかない｣
試合に敗れた矢野燿大監督＝阪神甲子園球場
◇データＢＯＸ◇
◎…阪神は今季 9度目の完封負け。 7月 2日のＤｅＮＡ戦(横浜、 0－ 4)以来。 0－ 1で敗れるのは 6月30日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、今季 2度目。
◎…首位・巨人とは今季最大の｢８．５｣ゲーム差。10日から巨人が｢３連勝｣、阪神が｢３連敗｣すれば、阪神は16日に｢自力優勝｣の可能性が消滅する。
◎…阪神の 2年連続前半戦勝ち越しなしが決定(2017年の前半戦は｢４３勝３６敗｣。昨年は｢３５勝３８敗１分け｣)。
◎…今季、甲子園ではこれで｢１９勝２０敗(昨年は｢２１勝３９敗２分け｣)｣。
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手＝阪神甲子園球場
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手(29)が立ち上がり早々、アクシデントに見舞われた。初回、二死 2塁で岡本の打球を右足首に受けた。
はね返ったボールを捕手の坂本が処理し、 1塁へ送球。その後、ガルシアは歩きかけて 3塁線付近に座り込んだ。ベンチから矢野監督、ナイン、トレーナーらが駆け寄り、状態を確認したが、ガルシアは自力で歩いてベンチに戻った。
福原投手コーチやトレーナーに付き添われて 2回のマウンドに上り、足元を確認。続投となった。
1回表巨人二死 2塁、岡本和真外野手の打球が足に当たり痛がるオネルキ・ガルシア投手＝阪神甲子園球場
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手が投打に奮闘したが、甲子園初勝利はまたお預けになった。
初回二死 2塁で、岡本の打球が右足首内側を直撃するアクシデント。グラウンドに倒れ込むように尻もちをつき、苦しみの表情をみせた。｢もちろん痛いですけど、試合に出ている限りは投げ続けたいので。すぐ治ると思います｣。
1回表巨人二死、岡本和真外野手の打球が右足を直撃し苦悶(くもん)の表情で倒れ込んだ阪神先発のオネルキ・ガルシア投手＝阪神甲子園球場
だが屈強な助っ人は動じなかった。 2回以降は尻上がりに調子を上げ 7回まで｢０封｣。 8回にビヤヌエバの 2塁打、バント、内野ゴロの間に決勝の 1点を失ったが、わずか 4安打で先発の役割は十分は十分果たした。｢自分の仕事ができたことには満足しています。結果はこうなってしまったけど、これがベースボール。次にみんなで勝てるようにやっていきたいです｣。｢４敗｣目にも前を向いた。
3回裏阪神一死 1塁、ガルシア投手はプッシュバントが成功し投前内野安打となる＝阪神甲子園球場
打っては 3回一死 1塁で試みたスリーバントが勢いよく転がり内野安打になるなど、来日初の 1試合 2安打をマーク。｢それにも満足しています。スーパーマンのように投打ともに頑張りたかったんですけど、残念です｣。次回こそ白星をプレゼントしたい。
▽阪神福原投手コーチ(ガルシアについて)
｢ゲームも作ってくれましたし、ゴロも途中多かったですし。良かったと思います｣
1回、岡本和真外野手の打球を右足に受け、ガルシアは悶絶。続投を志願した＝阪神甲子園球場
痛みに耐えた。よく頑張った。 8回 4安打 1失点で誰が責めようか。赤色に染めた髪形のようにガルシアが燃えていた。
｢スーパーマンのように、投打ともに頑張りたかったが、残念ながら、こういう結果になった。最後まで投げたかった。試合に出ている限りは｣ 激痛に襲われ、たまらず座り込んだのは、試合開始直後だった。 1回二死 2塁。岡本の痛烈なゴロに右足を出した。見事、トラップ！ 勢いを失った打球を捕手・坂本が処理し、ピンチを脱出。チェンジ。駆け寄ったトレーナーとともにベンチに戻った。
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手＝阪神甲子園球場
降板か！？ 危惧される中、 2回もマウンドに戻り、｢０｣を刻む。打席では 3回一死 1塁でバント安打。 6回先頭では 1、 2塁間突破。 8回一死 3塁で代打・中島の遊ゴロの間に 1点を失い、｢４敗目(２勝)｣を喫したが、完投志願の左腕に矢野監督は｢ガルシアは文句ないでしょ。打線がどう点を取るか｣とうなずいた。
チームは｢メジャー通算７５発のヤンハービス・ソラーテ内野手(32＝前マーリンズ３Ａ)｣を獲得。矢野監督がマルテとの野手２人制を選択すればガルシアは 2軍に落ちる立場にある。
｢自分が決定するわけではないので、何もいえない。自分の仕事をするだけ｣
ひたむきに腕を振るだけ。ガルシアが激変だ。
■ガルシアについて福原忍投手コーチ
「いいピッチングだった。ゴロも多かったですし、よかった。(打球が当たった右足は)大丈夫だと言っていました」
7日広島戦で左手首を痛めた梅野隆太郎捕手は、 2戦連続で欠場した。
試合前練習では負傷後、初めてティー打撃を行い、患部の状態を確認した。ベンチでは最前列で仲間を鼓舞するも惜敗。
10日の前半戦最終戦へ｢みんな必死ですけど、(自分が)出られたら流れを変えられるかもしれない。状態を見てですけど、ラストを締めくくりたい。そういう気持ちで挑んでいきたい｣と出場に意欲を見せた。
シートノックで 2塁へ送球する梅野隆太郎捕手＝阪神甲子園球場
7日の広島戦(甲子園)でファウルを打った際に左手首を痛めた阪神・梅野は 9日、 2試合連続で欠場した。｢勝ちたいという気持ちは強い。出られたら流れを変えられるかもしれない。状態をみてですけど、(球宴前)ラスト 1試合なので締めくくりたい｣。10日の出場に意欲を燃やした。試合前にはティー打撃を再開するなど回復中だ。
4回裏阪神一死 1塁、ジェフリー・マルテ内野手の 3塁ライナーで帰塁できない大山悠輔内野手はアウトとなる＝阪神甲子園球場
大山悠輔がマルテの 3直に飛び出し、痛いダブルプレーとなった。
4回一死から左前安打で出塁。続くマルテが引っ張った打球は鋭いライナーとなったが、 3塁ビヌバエバのグラブに収まった。 1塁走者大山は安打性の当たりに飛び出して帰塁できず。数少ないチャンスを生かすことができなかった。
6回裏阪神二死 1塁、中前打を放った糸井嘉男外野手＝阪神甲子園球場
糸井嘉男外野手は日本ハム時代の12年 9月度以来、 3度目の｢月間ＭＶＰ賞｣受賞となった。
｢考えてなかったので、最初はビックリしましたけどうれしい気持ちが最初でした｣と喜び、全ての球団関係者に感謝を示した。
交流戦を戦った 6月は21試合に出場し、28本の安打を積み重ねた。｢月間打率３割５分４厘｣と｢得点圏打率５割８分８厘｣は堂々のリーグトップをマーク。阪神では18年 3、 4月度のメッセンジャー以来、同野手では16年 5月度の原口以来の受賞となった。
17年シーズンからタテジマに袖を通してからは初の｢月間ＭＶＰ｣。｢タイガースで活躍したいと思って来ているので良かったです｣と胸を張った。
6月度の｢月間ＭＶＰ賞｣に輝き会見する糸井嘉男外野手＝阪神甲子園球場
｢夏男｣はさらに調子を上げている。 7月も 8試合で12安打、｢月間打率３割６分４厘｣と勢いは止まらず。この日も 6回に中前打を放ち、 5試合連続安打とした。阪神で 8月の｢通算月間打率は３割５分｣を超えており、まだまだ快音は増えそうだ。
6月の猛打で打率を｢３割｣台に乗せるも、現状に満足はしない。｢夏場以降は爆発したい。チームの順位を上げていけるように活躍したい｣。チームは首位巨人に水をあけられているが｢何が起こるか分からないというか、誰も諦めてない。逆に、追い上げたら面白いでしょ？｣と静かに闘志を燃やす。勝負の季節は、これからだ。
※ 7月10日の予告先発は、阪神・ランディ・メッセンジャー投手(37)ー巨人・今村信貴投手(25)です。
昨年の屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも｢オレ がやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
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