●球宴ならではの“お膳立て”が近本光司外野手(24=阪神=大阪ガス)の「サイクル安打」達成を呼んだ。全パは 7回二死 1塁の近本の打席で外野手が前進守備に。中堅手の西川遥輝外野手(27=北海道日本ハム)は快挙を期待するファンの声に押された。さらに外野からの返球を中継した遊撃手の源田壮亮内野手(26=西武)も、 2塁を回って一度は進塁を諦めた近本が 3塁へ再び走りだすのを待って緩やかに送球。
● 2度目なら、 2日続けて起こるなら、それはもう奇跡じゃない。雨が降っても、心に嵐が吹いても失わなかったみなぎる力で、全セ・原口文仁捕手(27=阪神)は広い甲子園にもアーチを架けてみせた。「7番・DH」で先発出場し、前夜のカムバック球宴弾から 2打席連続弾。雨の本拠地を涙でぬらし、 2日にわたって日本中を鳥肌で包んだ。「プラスワン投票」でたどり着いた、ファンからのギフトだった 2試合。力の限りに白球をはじき飛ばし、また笑顔を爆発させた。 2回先頭で全パの「2番手」・高橋光成投手(22=西武)との対戦し、前夜と同じようにブンブン振った。打球は左翼ポール右へと一直線。原口は白い歯をニコニコで、ゆったりと 4つのベースを踏んだ。日本中を震わせた 2日間。この力を、全力で虎へと捧ぐ。
●雨でぬれた甲子園が、アウトが増えるごとに沸いた。大にぎわいの球宴のラストを締めたのは全セ・藤川球児投手(38=阪神)。最後の 1球が左翼・近本のグラブに収まると、笑顔で捕手の梅野隆太郎捕手(28)とハイタッチ。全球直球で三者凡退とした。今か今かと出番を待つ 4万5217人の前に、満を持して登場した。11-3の九回。銀次(楽天)を右飛、甲斐(ソフトバンク)を左飛に仕留めて、2死で代打・森(西武)を打席に迎えた。球宴出場が決まった際には、対戦したい相手として名前を挙げていた一人。1球目、ワンバウンドになった直球はこの日最速の146キロを計測。2球目、真ん中高め140キロで空振りを奪うと、最後は低め142キロで左飛に詰まらせた。貫禄の完全投球で球場の空気を支配した。小さい頃にあこがれた、球宴ならではの真剣勝負。野茂vs落合、桑田vs清原-。思い出されるのは投手対打者の本気の勝負だった。自分もそんな勝負を見せたい。そして他の選手のそんな勝負を見たいと願っていた。15日の中日戦(ナゴヤドーム)から始まるシーズン後半戦へ気合を入れ直した。球宴でも大きな存在感を放った右腕が、再びチームのために腕を振る。
●全セの「4番」・筒香嘉智外野手(27=DeNA)が、 2回に左中間席へ「3ラン」を放ち、チームに2016年第 1戦以来の勝利をもたらした。史上 3人目となる「4年連続本塁打」で、「1試合最多本塁打記録」に29年ぶりに並ぶ全セの「5本塁打」を呼び込み、「敢闘選手賞」を獲得。試合前に行われた本塁打競争では「2年連続の優勝」を逃したが、“本番”ではきっちりと2020年東京五輪の「日本の4番候補」として存在感を発揮した。雨ニモ負ケズ-。乾いた打球音を響かせ、今年も筒香が夢アーチをスタンドにほうり込んだ。阪神勢の本塁打そろい踏みで甲子園球場が大いに盛り上がる中、 5- 0の 2回一死 1、 3塁で高橋光(西武)の 143キロの初球を捉えた。「5年連続ファン投票」で選ばれたハマの大砲が、第 1戦の 2安打 1打点に続く“御礼弾”。降りしきる雨もいとわず、声援を送り続けてくれたファンを喜ばせた。ペナントレースでは「同率2位」で並ぶ阪神が目下のライバル。本拠地で躍動する虎軍団に負けじと存在感を発揮した。試合前の本塁打競争では、 1回戦で同学年の山川穂高内野手(27=西武)と対戦。 2分間で決着せず、 1分間の延長戦の末に日本を代表する左右のスラッガー対決を制した。いざ始まってみると力みのないスイングでバットにボールを乗せて運ぶように柵越えを連発。パワーと技術の高さを示した。準決勝では鈴木誠也外野手(24=広島)に敗れたが 1回戦から「計15本」は最多。“本番”でも「通算536本塁打」の山本浩二氏(72=広島=元広島監督・現日本プロ野球名球会理事長。野球解説者。タレント)、「日米通算507本塁打」の松井秀喜(45=巨人=ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー)に続く史上 3人目の「4年連続本塁打」を記録した。日頃から野球人気の低下を憂い、野球界を思った言動を繰り返す。まさに、有言実行の“本塁打ショー”でファンファーストを体現した。来年は球宴記録に並ぶ「5年連続のアーチ」に期待がかかる。夏に強い大砲は、この一発を首位・巨人追撃への号砲とする。
●本塁打競争で敗れても、本番で大きな放物線を描いた。全パの「3番・左翼」で出場した外野手(25=オリックス)が、「球宴初本塁打」。計「5本塁打」のセ・リーグに対し、パ・リーグでただ一人柵越えを放って意地を見せ、「敢闘選手賞」を受賞した。球宴出場 4試合目で、待望の「初本塁打」だ。第 1打席でも右前打を放ち、 3打数 2安打 2打点。昨年の初出場から 4試合すべてで「H」ランプを灯すなど、12球団のスター選手の中でも存在感を見せている。試合前に行われた本塁打競争の決勝では 3本を放ったが、 5本の鈴木(広島)に敗戦。リベンジを誓った。15日の楽天戦(京セラ)から始まるリーグ後半戦にも弾みをつけ、「後半戦、チャンスはあるので、巻き返していきたい」と力を込めた。夢の続きはシーズンで。そのスイングでチームの勝利を呼び込む。
記事をまとめてみました。
マイナビオールスター2019<全セ11- 3全パ>◇第 2戦◇全セ 1勝 1敗◇13日◇阪神甲子園球場
球宴ならではの“お膳立て”が近本(阪神)の「サイクル安打」達成を呼んだ。全パは 7回二死 1塁の近本の打席で外野手が前進守備に。中堅手の西川(日本ハム)は「ベンチでは絶対阻止と話していたが、外野席のファンに『前行け』ってめっちゃ言われた。圧力に負けて前進した」と快挙を期待するファンの声に押された。
さらに外野からの返球を中継した遊撃手の源田(西武)も「 3塁打でサイクルとみんな分かっていたし、外野も前進していたので」と、 2塁を回って一度は進塁を諦めた近本が 3塁へ再び走りだすのを待って緩やかに送球。全パの辻監督は「ちょっと演出が下手だったかな」と冗談めかした。
2回、本塁打を打たれ肩を落とす西武・高橋光成投手=阪神甲子園球場
■全パ・辻発彦監督
「無事に終わったことが何より。楽しかった。最年長の松田宣がベンチの雰囲気を良くしてくれた。(近本の)サイクル安打は大したもの」
■ソフトバンク・高橋礼投手(球宴初登板で、丸を 2ゴロ併殺打に仕留め)
「シンカーを使って内野ゴロを打たせたくて、その通りできた」
■オリックス・山岡泰輔投手(先発して 1回 2失点)
「なかなか先発する機会は少ないと思うのでいい経験はできた。楽しめた」
■埼玉西武・平井克典投手(球宴初登板で 1回無失点)
「思ったより緊張はしなかった。結果的に点を取られず終われて良かった」
2回、先頭でソロを放った原口文仁捕手。一挙6点の口火を切った=阪神甲子園球場
2度目なら、 2日続けて起こるなら、それはもう奇跡じゃない。雨が降っても、心に嵐が吹いても失わなかったみなぎる力で、全セ・原口(阪神)は広い甲子園にもアーチを架けてみせた。「7番・DH」で先発出場し、前夜のカムバック球宴弾から 2打席連続弾。雨の本拠地を涙でぬらし、 2日にわたって日本中を鳥肌で包んだ。
「一番は野球を楽しむというか、そういう自然と笑顔が出るというね。最初に、野球を始めたころの原点に、すごく戻れたような、この 2日間でしたね」
ベンチで阪神・近本光司外野手(右)らと歓喜のハイタッチをする阪神原口文仁捕手(背番94)。 2戦連発とお祭り男だ=阪神甲子園球場
「プラスワン投票」でたどり着いた、ファンからのギフトだった 2試合。力の限りに白球をはじき飛ばし、また笑顔を爆発させた。 2回先頭で全パの「2番手」・高橋光(西武)との対戦し、前夜と同じようにブンブン振った。打球は左翼ポール右へと一直線。原口は白い歯をニコニコで、ゆったりと 4つのベースを踏んだ。
スターたちとのハイタッチを終え、 1塁側スタンドへ、愛する妻と子が座る方向へとヘルメットを外して“合図”した。東京ドームには来られなかった 2人に、かっこいい父として胸を張った。
愛おしくてたまらない 1歳の娘に、おみやげやオモチャは買い過ぎというくらい買ってきた。今月の横浜遠征時には“変な声で鳴くニワトリの人形”を買って帰った。驚かせて、楽しませたかった。巨大なクマのぬいぐるみも買いたかったが、大きすぎてグッとこらえた。この雨の中、ジッと座席に座っていられたかは不安だったが、何より贈りたかったホームランを、ついに届けた。
本塁打を放った原口文仁捕手は愛する家族に合図を送った=阪神甲子園球場
スタンドから見つめていた夫人は、周囲の大歓声に驚き、喜びながらも、力強くこう言った。「野球の神様って言いますけど…。私は本人の力だと思います」。この男を、一番そばで見つめてきた人物の言葉は、これだ。野球の神様が打たせたんじゃない。どんなときも前を向き、蓄え続けてきた原口自身の力が、この 2発だ。
「スタメンで使っていただいて、本当に監督、コーチに感謝です。チームも『2位』で、少しゲーム差は離れていますけど。チャンスをチーム一丸でつかみ取っていけるように」
日本中を震わせた 2日間。この力を、全力で虎へと捧ぐ。
乱打戦にファンは大盛り上がり。雨の中でも声を枯らし続けた=阪神甲子園球場
★今季の原口
1月24日に、昨年末に受けた人間ドックで大腸がんが判明し、近日中に手術を受けることを自身のツイッターで公表。 3月 7日に 2軍練習に合流し「必ず今年中に 1軍に戻って活躍したい」と約束した。 5月 8日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)の 8回に代打で復帰(右飛)。 6月 4日、交流戦開幕のロッテ戦(ZOZOマリン)で今季初昇格した。 9回一死 3塁で代打登場し、左翼フェンス直撃の適時 2塁打。同 9日の日本ハム戦(甲子園)では 3- 3の 9回二死 2、 3塁で中前に代打サヨナラ打を放った。
9回、マウンドに向かう阪神・藤川球児投手=阪神甲子園球場
雨でぬれた甲子園が、アウトが増えるごとに沸いた。大にぎわいの球宴のラストを締めたのは全セ・藤川(阪神)。最後の 1球が左翼・近本のグラブに収まると、笑顔で捕手の梅野とハイタッチ。全球直球で三者凡退とした。
「(全球直球は)下が悪かったのでね。他の球種を投げるというよりもとりあえずストライク中心に投げていこうと」
降りしきる雨の中で登板した藤川球児投手。全球直球勝負で三者凡退に仕留めた=阪神甲子園球場
今か今かと出番を待つ 4万5217人の前に、満を持して登場した。11- 3の 9回。銀次(楽天)を右飛、甲斐(ソフトバンク)を左飛に仕留めて、二死で代打・森(西武)を打席に迎えた。球宴出場が決まった際には、対戦したい相手として名前を挙げていた一人。 1球目、ワンバウンドになった直球はこの日最速の 146キロを計測。 2球目、真ん中高め 140キロで空振りを奪うと、最後は低め 142キロで左飛に詰まらせた。貫禄の完全投球で球場の空気を支配した。
投球する阪神・藤川球児投手=阪神甲子園球場
小さい頃にあこがれた、球宴ならではの真剣勝負。野茂vs落合、桑田vs清原-。思い出されるのは投手対打者の本気の勝負だった。自分もそんな勝負を見せたい。そして他の選手のそんな勝負を見たいと願っていた。そんなこの日、チームメートの近本を筆頭に全セの面々が躍動。出場選手で最年長のベテランは「僕が出る前に十分そういうプレーがありましたから」と謙遜しながら目尻を下げた。
勝利のハイタッチする藤川球児投手(中央奥)ら全セナイン。連敗を「5」で止めた=阪神甲子園球場
「自分がどうこうよりきょうはファンがすごいプレーを見られたと思う。タイガースファンにとってはタイガースの選手の活躍もあったし。また後半戦、頑張ります」
気持ちをすぐに切り替え、15日の中日戦(ナゴヤドーム)から始まるシーズン後半戦へ気合を入れ直した。球宴でも大きな存在感を放った右腕が、再びチームのために腕を振る。
整列する阪神・藤川球児投手=阪神甲子園球場
★阪神甲子園球場でのオールスターゲーム
第 1回のオールスターゲーム初戦が1951(昭和26)年 7月 4日に甲子園で開催(全セ○ 2- 1全パ)。以来、今年までで17試合が開催されており、成績は全パの「9勝8敗」となっている。2005年は阪神から藤川、下柳、矢野、藤本、今岡、鳥谷、金本、赤星の 8人が出場し、この年は「リーグ優勝」を果たした。前回14年は大谷(日本ハム、現エンゼルス)から鳥谷が左前打、マートンが右翼線に適時打を放つなど、虎の野手陣が奮起。藤浪はペーニャ(オリックス)に一発を許すなど 2回 4失点も、自己最速の 156キロを計測した。
3点本塁打を放ったDeNA・筒香嘉智外野手=阪神甲子園球場
全セの「4番」・筒香嘉智外野手(27=DeNA)が、 2回に左中間席へ「3ラン」を放ち、チームに2016年第 1戦以来の勝利をもたらした。史上 3人目となる「4年連続本塁打」で、「1試合最多本塁打記録」に29年ぶりに並ぶ全セの「5本塁打」を呼び込み、「敢闘選手賞」を獲得。試合前に行われた本塁打競争では「2年連続の優勝」を逃したが、“本番”ではきっちりと2020年東京五輪の「日本の4番候補」として存在感を発揮した。
雨ニモ負ケズ-。乾いた打球音を響かせ、今年も筒香が夢アーチをスタンドにほうり込んだ。
「甲子園で初めてのオールスターだし、 1本は打ちたいと思っていた。何とか打ててよかったです」
阪神勢の本塁打そろい踏みで甲子園球場が大いに盛り上がる中、 5- 0の 2回一死 1、 3塁で高橋光(西武)の 143キロの初球を捉えた。「5年連続ファン投票」で選ばれたハマの大砲が、第 1戦の 2安打 1打点に続く“御礼弾”。降りしきる雨もいとわず、声援を送り続けてくれたファンを喜ばせた。
筒香嘉智外野手が 4年連続の「球宴弾」。鈴木誠也外野手と力強いタッチを交わした=阪神甲子園球場
ペナントレースでは「同率2位」で並ぶ阪神が目下のライバル。「阪神の選手の皆さんがすごいので、勢いに乗せてもらいました」。本拠地で躍動する虎軍団に負けじと存在感を発揮した。
試合前の本塁打競争では、 1回戦で同学年の山川(西武)と対戦。 2分間で決着せず、 1分間の延長戦の末に日本を代表する左右のスラッガー対決を制した。
実は試合前には「甲子園は広いから簡単には打てない。狙いすぎて打撃フォームを崩さないようにしないと」とこぼしていた。ところが、いざ始まってみると力みのないスイングでバットにボールを乗せて運ぶように柵越えを連発。パワーと技術の高さを示した。
準決勝では鈴木(広島)に敗れたが 1回戦から「計15本」は最多。“本番”でも「通算536本塁打」の山本浩二(広島)、「日米通算507本塁打」の松井秀喜(巨人)に続く史上 3人目の「4年連続本塁打」を記録した。
日頃から野球人気の低下を憂い、野球界を思った言動を繰り返す。「オールスターにしかできない戦いがある。ファンの皆さんに喜んでいただけるプレーをお見せしたい」。まさに、有言実行の“本塁打ショー”でファンファーストを体現した。
山本浩二元外野手
来年は球宴記録に並ぶ「5年連続のアーチ」に期待がかかるが「来年の話よりも、今はペナントが(15日の広島戦で)始まるので、そこに向けて集中したい」と言い切った。夏に強い大砲は、この一発を首位・巨人追撃への号砲とする。
◇データBOX◇
〔1〕全セ・筒香(DeNA)の球宴での本塁打は2016年第 1、 2戦、17年第 1戦、昨年第 1戦に次いで「4年連続、通算5本目」。球宴で 4年以上続けて本塁打を放ったのは、1981-85年の広島・山本浩二(5年)、97-01年の巨人・松井秀喜(同)に次いで18年ぶり 3人目。
〔2〕全セの「1試合5本塁打」は11年第 1戦などの 4本を上回る最多で、全パの87年第 3戦と90年第 2戦と並ぶ球宴最多本数。
〔3〕チーム「1試合20安打」は01年第 2戦の全セ(23安打)以来18年ぶり 2度目。
1回、安打を放ったオリックス・吉田正尚外野手=阪神甲子園球場
本塁打競争で敗れても、本番で大きな放物線を描いた。全パの「3番・左翼」で出場した吉田正(オリックス)が、「球宴初本塁打」。計「5本塁打」のセ・リーグに対し、パ・リーグでただ一人柵越えを放って意地を見せ、「敢闘選手賞」を受賞した。
3回、2ラン放ったオリックス・吉田正尚外野手=阪神甲子園球場
「打球がなかなか上がらなかったですけど、しっかりといいスイングができました。点差は離れてましたけど、『初ホームラン』を打てて良かったです」
1- 8の 3回一死 塁で迎えた第 2打席。柳(中日)の投じた 1ストライクからの 2球目、 135キロのカットボールを力強く振り抜くと、打球は瞬く間に右中間スタンド最前列へ。球宴出場 4試合目で、待望の「初本塁打」だ。第 1打席でも右前打を放ち、 3打数 2安打 2打点。昨年の初出場から 4試合すべてで「H」ランプを灯すなど、12球団のスター選手の中でも存在感を見せている。
3回、右中間席へ球宴初本塁打となる「2ラン」を放った吉田正尚外野手=阪神甲子園球場
試合前に行われた本塁打競争の決勝では 3本を放ったが、 5本の鈴木(広島)に敗戦。「ちょっとダメでしたね。悔しかったです。来年チャンスがあれば、がんばります」とリベンジを誓った。
前日12日の第 1戦の山本に続き、オリックス勢が 2試合連続で「敢闘選手賞」に。賞金 100万円をゲットし「きのうの(山本)由伸に続いて獲れたので良かった。(使い道は)特にないんですけど…。このときの物だな、と思い出せるような何か物に」と笑った。
15日の楽天戦(京セラ)から始まるリーグ後半戦にも弾みをつけ、「後半戦、チャンスはあるので、巻き返していきたい」と力を込めた。夢の続きはシーズンで。そのスイングでチームの勝利を呼び込む。
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。