※阪神3発8得点で連敗ストップ!福留、走者一掃の3点2塁打!青柳、2戦連続で無失点!-1より続く!
7回、「2点本塁打」を放ったジェフリー・マルテ内野手=京セラドーム大阪
阪神のジェフリー・マルテ内野手が20日のDeNA戦(京セラ)でダメ押しの「11号2ラン」。特大の一発で、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。
5点リードの 7回二死 1塁。笠井の 138キロをすくい上げると、打球は大きな放物線を描いて左翼席に着弾。 7日のヤクルト戦(神宮)以来のアーチでさらにリードを広げてみせた。この日、ソラーテが登録抹消となり助っ人野手は再びマルテひとりとなったが、持ち前の長打力で崖っぷちの虎を救った。
「TORACO DAY」と銘打たれたこの日、マルテもピンク色のテーピングを左手首に巻いて試合に出場した。黄色い声援に応える、頼もしく大きなホームランだった。
7回裏阪神二死 1塁、マルテ内野手は「左越え2点本塁打」を放った=京セラドーム大阪
福留だけではない。この日は「3本塁」打も飛び出し、痛快な連敗脱出となった。その中心に4番、ジェフリー・マルテ内野手(28)の豪快弾があった。
約 1カ月ぶりの待望弾は 5点リードの 7回に出た。二死 1塁で主砲がダメを押した。「4番手」笠井の高めの変化球を振り抜いた打球は、左翼スタンドに届く「11号2ラン」。 8月 7日ヤクルト戦(神宮)以来の 1発は、「4番」 9試合目での初アーチ。「自分の2打点も大きかったし、チームも勝てて大きかった」と会心だ。
7回裏阪神二死 1塁、ジェフリー・マルテ内野手は「左越え2点本塁打」を放った=京セラドーム大阪
前日19日には新加入のソラーテが成績不振で 2軍落ち。「ソラマル」コンビはわずか 1カ月で解体となった。新加入の相方と行動を共にし、チームを明るく盛り上げてきた。ソラーテが三振を喫してイニングを終えると、マルテが帽子とグラブを持って相方の元へ向かうなど、互いにサポートし合って戦ってきた。相方ソラーテの無念を晴らような快音だった。
18日の巨人戦(東京ドーム)では、試合中に左胸を痛めて途中交代。状態が心配されたが変わらず「4番」先発に名を連ね、 2安打 2打点で勝利を呼び込んだ。患部の状態は「大丈夫。これから試合が続くので、 100%に近い状態でやっていきたい」と力強く話した。
7回裏阪神二死 1塁、「左越え2点本塁打」を放ち、ナインにタッチで迎えられ笑顔を見せるマルテ内野手=京セラドーム大阪
「3連敗」した巨人戦で合計 6得点に終わった打線は、福留やマルテに乗せられるように 1試合で 8得点と元気になった。 6回には糸原が「2号ソロ」、 8回には梅野が「8号ソロ」を放って今季 5度目の 1試合 3発だ。矢野監督は「チームが乗っていくには、みんなが打っていくとムードも上がってくる。ホームランも出たりヒットも出たりという形で勝てたので大きい」とたたえた。ソラーテもナバーロも 2軍で、助っ人野手は 1人になり、しかも「4番」だ。「逆転CS」へ責任感を増す助っ人砲が、バットでチームを引っ張っ張る。
阪神先発の青柳晃洋投手=京セラドーム大阪
阪神は先発の青柳が 5回 2/3を無失点。 8三振を奪う力投だった。巨人に「3連敗」を喫して迎えた一戦。「連敗していても仕事は変わらない。自分の投球をしたい」と意気込んでいた通り、ピンチを招いても粘りを発揮し、役目を果たした。
2回は先頭から連打を浴びたが、戸柱を投ゴロ。その後の一死満塁から濱口、神里を連続三振に仕留めた。 4回は柴田を併殺打にするなどして切り抜け、 5回の打線の援護を呼んだ。
8回途中まで投げた13日の中日戦に続く無失点投球。制球難から崩れる不調を脱したことを印象づけた。
先発し 5回 2/3を投げ「6勝」目を挙げた青柳晃洋投手=京セラドーム大阪
青柳晃洋投手が 6月12日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、約 2カ月ぶりの6勝目を挙げた。
「絶対勝つことだけを考えて、先発マウンドに上がりました」。チームにとっても連敗を「3」で止める、大きな白星となった。
2回一死満塁のピンチを招くも連続三振で切り抜けるなど、 6回途中6安打無失点。これで前回の13日中日戦(ナゴヤドーム)から12回 2/3イニング連続無失点だ。「いいピッチングが続いたのが、うれしいところです」と喜んだ。
マウンドの外でも“舌好調”だった。この日は女性ファンが楽しめるイベントが行われた「TORACO DAY」。これにちなんで、ともにお立ち台に上がった糸原から「女性人気は青柳に負けるんですけど」と話を振られると、青柳は「(女性ファンは)僕の方が多いので、イト(糸原)さんはもうちょっと頑張ったほうがいいと思いますね」と返答。絶妙な返しで“黄色い”笑いを誘った。
4回表DDeNA一死 1、 2塁、柴田竜拓内野手を 2ゴロ併殺に打ち取り、笑顔で糸原健斗内野手(右)とタッチを交わす青柳晃洋投手=京セラドーム大阪
先発投手に白星がつくのは、8月8日のヤクルト戦(神宮)で秋山が勝利して以来、10試合ぶり。「もちろん勝ったのはうれしいですけど、それよりもチームが連敗しているときにこうやって勝てたのはチームにとって大きい」と満面の笑みを浮かべた。
「いいピッチングが続いたというのがうれしい。2試合ずっとゼロで抑えられていることが次につながると思う」
シーズン終盤戦は、チームトップ「6勝」の右腕を中心に加速していく。
◇データBOX◇
◎…阪神の完封勝利は7月7日の広島戦(1-0、甲子園)以来、今季7度目。
◎…先発投手に白星がついたのは今月8日のヤクルト戦(神宮)の秋山以来。
6回途中でマウンドを降りる青柳晃洋投手=京セラドーム大阪
この日は「TORACO DAY」。お立ち台では「女性ファンの方が多いので、僕のためにありがとうございます」と笑いを誘った。糸原から「女性人気は青柳に負けるんですけど、もっと女性のファンを増やしていこうかなと思います」とイジられたが、「女性ファンは僕のほうが多いんで、糸原さんもうちょっと頑張ったほうがいいかなと思いますね」とお返し。さらに福留からは「なんかお立ち台の右端におっさん 2人が立ってて、ちょっと申し訳ないなという気もしてますけど」とイジられ、球場をさらに盛り上げた。
大事なカード頭での好投。チームにいい雰囲気と流れをもたらした。
お立ち台で青柳晃洋投手(左)の言葉に笑顔を見せる福留孝介外野手(中央)と糸原健斗内野手=京セラドーム大阪
絶対にホームを踏ませんとばかりに、懸命に右腕を振った。青柳がハマ打線を無失点に封じて、自身 8試合ぶりとなる今季「6勝」目をゲット。投球だけでなく、トーク力でも球場に駆けつけた“TORACO”をメロメロに、とりこにした。
「(外角に)投げ切れたことで苦しい時に空振りを取れたり、凡打にできた。梅野さんと話した通りにできた結果、ゼロで抑えることができたと思う」
最大のピンチは 2回。先頭の佐野に中堅フェンス直撃の 2塁打を許すと、ソトには右前に運ばれて 1、 3塁。続く戸柱を投ゴロに打ち取ったが、なおも 1、 2塁から柴田に右前打を浴びて満塁とされた。だが、ここから粘りを見せた。浜口、神里を 2者連続の三振に斬り、先制点を与えず。 5回 2/3を投げ、 6安打無失点で登板 2試合連続のゼロ封だ。
投球する浜地真澄投手=京セラドーム大阪
マウンドの外でも“舌好調”だった。この日は女性ファンが楽しめるイベントが行われた「TORACO DAY」。これにちなんで、ともにお立ち台に上がった糸原から「女性人気は青柳に負けるんですけど」と話を振られると、青柳は「(女性ファンは)僕の方が多いので、イト(糸原)さんはもうちょっと頑張ったほうがいいと思いますね」と返答。絶妙な返しで“黄色い”笑いを誘った。
先発投手に白星がつくのは、 8月 8日のヤクルト戦(神宮)で秋山が勝利して以来、10試合ぶり。「もちろん勝ったのはうれしいですけど、それよりもチームが連敗しているときにこうやって勝てたのはチームにとって大きい」と満面の笑みを浮かべた。
お立ち台で笑いをとった青柳晃洋投手(左)。福留孝介外野手(中)も糸原健斗内野手(右)も笑顔だ=京セラドーム大阪
「いいピッチングが続いたというのがうれしい。2試合ずっとゼロで抑えられていることが次につながると思う」
シーズン終盤戦は、チームトップ「6勝」の右腕を中心に加速していく。
◇データBOX◇
◎…阪神の完封勝利は 7月 7日の広島戦( 1- 0、甲子園)以来、今季 7度目。
◎…先発投手に白星がついたのは今月 8日のヤクルト戦(神宮)の秋山以来。
6回途中から「2番手」で登板した岩崎優投手=京セラドーム大阪
岩崎優投手がナイス救援で連続無失点を11試合に伸ばした。 4点リードの 6回二死 1、 2塁で青柳を救援。代打細川を 138キロの真っすぐで見逃し三振に斬った。
「 2アウトだったので、バッターに集中できた。(残り試合も) 1試合 1試合、頑張りたいと思います」。登板30試合で防御率は驚異の「0.78」。連日の大仕事にもクールで謙虚だ。
8回、投球するラファエル・ドリス投手=京セラドーム大阪
金村投手コーチは、抑えを藤川球児投手に任せることを明言した。
この日ドリスが再昇格したが「(抑えは藤川で)変えないよ。ドリスには一番しんどいところをやってもらうと思う」と 8回ジョンソン、 9回藤川が基本線。この日は点差も開き、ドリスが 8回に登板したが、今後は 6、 7回での起用になる方針。金村コーチは、リリーフ陣に「最後30試合、みんなで頑張ろう」と話をしたと言う。「矢野監督がこのタイミングでドリスを上げたのは、そういうメッセージだと思う」と思いをくんだ。
試合前練習を終え引き揚げる阪神ドリス投手(左)と藤川球児投手=京セラドーム大阪
1軍に合流したラファエル・ドリス投手が新たな役割を担い、再スタートした。
8回に登板し「2番」筒香を空振り三振に仕留めると、ロペス、佐野も抑えて 3者凡退。「ストライクを投げることだけをシンプルに考えて投げました。感じは良かったし、久々のこの雰囲気を楽しめました」。今後は 6、 7回での起用が基本となるが「自分の仕事をするだけなので、自分のやることは変わらない」と話した。
8回から登板したラファエル・ドリス投手=京セラドーム大阪
1軍昇格したドリスは 8回に登板。筒香から空振り三振を奪うと、三者凡退で切り抜けた。「ストライクに投げることだけを意識して、深く考えずにシンプルにいきました。久しぶりでしたけど楽しめました」。今季「19セーブ」を挙げている右腕だが金村投手コーチは「変わらないです」と守護神は藤川であることを明言。盤石のブルペンを全員で支えていく。
※ 8月21日の予告先発は、阪神・秋山拓巳投手(28)ーDeNA・上茶谷大河投手(22=東洋大学)です。
昨年の屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と 結果 (08月)
2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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