●巨人は 1回に岡本和真内野手(23)の「2点適時2塁打」で先制。阪神は 2回に梅野隆太郎捕手(28)の適時打で 1点を返した。巨人は 3回に坂本勇人内野手(30)の「36号ソロで」追加点。阪神は 4回に代打鳥谷敬内野手(38)の「2点適時打」で追い付き、木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)が勝ち越し適時打を放った。巨人菅野智之投手(29)は 4回 6安打 4失点で降板した。巨人は 7回に石川慎吾外野手(26)のソロで 1点差に追い上げ、 8回にアレックス・ゲレーロ外野手(32)の「2ラン」で逆転勝ち。「5番手」スコット・マシソン投手(35)が「2」勝目、ルビー・デラロサ投手(30=アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が「7セーブ」目。阪神は「2連敗」。ピアース・ジョンソン投手(28=サンフランシスコ・ジャイアンツ)が「3敗」目。 8回を三者凡退に抑えたマシソンが「2勝」目を挙げた。阪神は救援陣がつかまり、逃げ切れなかった。「クライマックスシリーズ(CS)進出」もさらに厳しい状況に追い込まれたが、残り 9試合に全力を尽くす。阪神は巨人に逆転負けを喫し、 9試合を残して「リーグ優勝」の可能性がなくなった。14年連続の「V逸」に矢野燿大監督(50)は神妙な面持ちで話し、谷本修球団副社長兼本部長(54)も歓喜を待ち続ける虎党にざんげした。わずかに可能性が残されている「クライマックスシリーズ(CS)進出」へ、前を向くしかない。14年連続の「V逸」が決まった。球団首脳も、重い足取りで球場から引き揚げた。「V逸」という事実、CSが遠のく厳しい現実からも目を背けず、戦い抜くしかない。
●鳥谷敬内野手(38)が同点の 2点適時打を放った。 1- 3の 4回二死 1、 3塁、「8番」梅野が申告敬遠で二死満塁に。「9番」岩貞祐太投手(27)に代わって鳥谷がバッターボックスに立った。大歓声に包まれるなか、菅野の 4球目、内角に入ったカットボールをとらえた。打球は 1、 2塁間を抜ける右前打。 3塁走者のジェフリー・マルテ内野手(28=エンゼルス)に続き、 2塁走者の糸原健斗内野手(26)も激走で生還し、同点に追いついた。続く「1番」木浪も菅野の 2球目、内角へのカットボールをとらえて 4点目の中前適時打。この回一気に逆転に成功した。今季初打点を挙げた11日ヤクルト戦(甲子園)に続き、今季初の 2打点。今季限りでの退団を表明しているベテランの一打で勢いづいた。
●木浪聖也内野手が一時勝ち越しの適時打を放った。鳥谷の 2点適時打で追いついた 4回、なお二死 1、 3塁。菅野のカットボールをとらえて中前に運んだ。木浪聖也内野手が15日の巨人戦(東京ドーム)の 4回二死 1、 3塁で中前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。 4回、鳥谷の右前 2点打で同点に追いついた直後に打席に入ると、勢いそのままにたたみかけた。 1ストライクからの 2球目、内角 135キロを鋭く振り抜き中前へ。 4- 3と勝ち越す貴重な一打となった。
●近本光司外野手近本光司外野手(24=大阪ガス)が、「プロ野球新人単独5位」となる今季「148安打」目を放った。 4- 3の 7回先頭で迎えた第 4打席、宮國椋丞投手(27)の 138キロ直球をはじき返し投手強襲安打。快足を飛ばして内野安打を勝ち取った。13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、 2試合ぶりの安打で出塁すると、暴投で 2進。糸原の中前打で一気に生還し、貴重な 5点目のホームを踏んだ。これが今季「75得点」目。高田繁氏(巨人=74、1968年)と並んで「歴代10位」となった。安打数は並んでいた河内卓司氏(毎日=96歳没、50年)を抜いて「単独5位」に。「歴代4位」、京田陽太内野手(中日=25、17年)の「149安打」まで残り「1」とした。セ・リーグ記録の長嶋茂雄氏(巨人=83=現・読売ジャイアンツ終身名誉監督。日本プロ野球名球会顧問、58年)までは残り「5」だ。
●阪神は「5番」でスタメン復帰した主将の糸原健斗内野手が、一時リードを2点に広げる5点目の適時打を放った。 7回二死 2塁で宮国のカーブをとらえて中前へ。 4回無死 2塁でも四球を選び、 2出塁した。優勝の可能性は消えたが、残るCS争いへ声を振り絞った。
●阪神の先発岩貞祐太投手(28)が 3回 3安打 3失点で降板した。初回一死から坂本勇に四球を与え二死 1、 2塁とされると、岡本に右翼線へ「適時2塁打」を許し 2点を先制された。 3回には一死から坂本勇に「ソロ本塁打」を浴びた。 4回の攻撃で2死満塁の好機で代打鳥谷を送られ降板。早期降板を悔やんだ。
●岩崎優投手(28)が15日の巨人戦(東京ドーム)の 6回から登板し、 7回一死で代打石川に左翼席へ特大ソロを浴びて 4- 5とされた。岩崎は 6回から「4番手」で登板。 6回は 3四死球を出しながらも無失点で切り抜けたが、 7回に伏兵にやられた。フルカウントからの 6球目、内角 142キロ直球をガツン。左翼の上方、日本製粉の広告に直撃する特大ソロを被弾し、 1点を失った。
●ランディー・メッセンジャー投手(38)の現役引退決定から一夜明けた14日、これまで対戦してきた各球団の選手たちも驚きを持って受け止めた。一線級の打者たちのコメントから「98勝」右腕の強さが改めて浮き彫りになった。
記事をまとめてみました。
<巨人 6- 5阪神>◇第23回戦◇阪神 8勝14敗 0分◇15日◇東京ドーム
巨人は 1回に岡本の「2点適時2塁打」で先制。阪神は 2回に梅野の適時打で 1点を返した。巨人は 3回に坂本勇の「36号ソロで」追加点。
阪神は 4回に代打鳥谷の「2点適時打」で追い付き、木浪が勝ち越し適時打を放った。巨人菅野は 4回 6安打 4失点で降板した。
巨人は 7回に石川のソロで 1点差に追い上げ、 8回にゲレーロの「2ラン」で逆転勝ち。「5番手」マシソンが「2」勝目、デラロサが「7セーブ」目。阪神は「2連敗」。ジョンソンが「3敗」目。
8回に逆転を許し肩を落としてベンチに引き揚げるピアース・ジョンソン投手=東京ドーム
巨人が競り合いを制した。 3- 5の 7回に石川の「ソロ本塁打」で迫ると、 8回にはゲレーロが「20号2ラン」を放って逆転した。 8回を三者凡退に抑えたマシソンが「2勝」目を挙げた。阪神は救援陣がつかまり、逃げ切れなかった。
8回裏巨人二死 1塁、アレックス・ゲレーロ外野手(左)に左中間へ「逆転2点本塁打」を浴びたピアース・ジョンソン投手=東京ドーム
阪神が巨人相手に痛恨の逆転負けを喫し、「14年連続」の「V逸」が決まった。
1点リードの8回、セットアッパーのジョンソンがゲレーロに「逆転2ラン」を浴びて逃げ切りに失敗。矢野燿大監督は「今こそ、戦う姿勢とか気持ちが問われる」と懸命に前を向いた。「クライマックスシリーズ(CS)進出」もさらに厳しい状況に追い込まれたが、残り 9試合に全力を尽くす。
8回裏巨人二死 1塁、アレックス・ゲレーロ外野手(手前)に「逆転2点本塁打」を許し、ぼう然と見つめる矢野燿大監督(左奥)ら阪神ベンチ=東京ドーム
▼阪神が巨人に敗れ、今季の「優勝」が完全に消滅した。阪神は残り 9試合に全勝しても「70勝67敗6分けの勝率5割1分1厘」で、巨人が残り10試合を全敗した場合の「73勝68敗2分け、勝率5割1分8厘」を上回れないため。
▼阪神の「V逸」は14年連続。オリックスが96年を最後に23年連続、DeNAは今季を逃すと98年以来「21年間優勝がない」が、阪神はその 2球団に次ぎ、ロッテと並んで長期間優勝がない。ここ10年間を見ても、巨人が12~14年、広島が16~18年と「3連覇」しており、ライバルに差をつけられている。
ゲレーロ外野手(手前)に「逆転2ラン」を浴び、ベンチでぼう然とする矢野監督=東京ドーム
阪神は巨人に逆転負けを喫し、 9試合を残して「リーグ優勝」の可能性がなくなった。14年連続の「V逸」に矢野燿大監督は「結果を受け止める」と神妙な面持ちで話し、谷本修球団副社長兼本部長も「ファンに申し訳ない」とざんげ。わずかに可能性が残されている「クライマックスシリーズ(CS)進出」へ、前を向くしかない。
夢が絶たれる大きな一撃が左中間席に消えた。矢野虎の「1年目V」が完全に消え去った。敵地東京ドームに駆けつけた虎党から漏れたため息。指揮官は突きつけられた現実を認めるしかなかった。
「『勝つ』っていう気持ちをしっかり出してね、やってくれた結果なんで。それは受け止めるしかない」
前日14日の中日戦(ナゴヤドーム)で13年ぶりの「ノーヒットノーラン」を喫してから一夜。 1敗すれば「V逸」の崖っ縁で迎えた 2連戦初戦。必死で食い下がったが、散った。
投球する守屋功輝投手=東京ドーム
今季 4度目のイニングまたぎで 5- 4の 8回もマウンドを託されたジョンソンが、二死 1塁でゲレーロに痛恨被弾。虎が誇るリリーフエースが、虎にはない派手な一発でやられたのがどこまでも残酷だった。今季「89本塁打」で「リーグ5位」の虎に対し、巨人はトップの「170本塁打」。この日も 3発で破壊力が際立った。G倒に執念を燃やした伝説の助っ投、バッキーさんが他界した日に、力の差を見せつけられた。
14年連続の「V逸」が決まった。球団首脳も、重い足取りで球場から引き揚げた。揚塩球団社長は「悔しいです。まだシーズンは終わっていないですから。頑張ります」と声を絞り出し、谷本球団副社長兼本部長は「一番は、ご声援をいただいているファンの方に申し訳ない。(可能性が残るCS進出へ)あと一球あと一打にもう少し集中して、やっていきたい。残り 9試合ですか。悔しいです」と、歓喜を待ち続ける虎党にざんげした。
7回、適時打を放った糸原健斗内野手=東京ドーム
1- 3の 4回二死満塁、先発・岩貞の打席で代打・鳥谷を送り出し、同点の右前 2点打。今季限りで虎を去る男が生み出してくれた流れも、まさかの形でフイにした。悔しすぎる日だからこそ、矢野監督は語気を強めた。
「今こそそういう、戦う姿勢とか気持ちが問われるような状況になっている。毎日毎日その目の前の試合をどう勝つか」
「V逸」という事実、CSが遠のく厳しい現実からも目を背けず、戦い抜くしかない。
■「優勝」の可能性が消滅したことについて糸原健斗内野手
「明日も試合があるので一戦一戦全力でやるだけです」
◇データBOX◇
◎…阪神は残り 9試合に全勝すれば「70勝67敗6分け」で「勝率0.511」。巨人は全敗しても「73勝68敗2分け」で「0.518」と逆転不可能。
◎…東京ドームで 7月28日から「5連敗」。2015年 8月18日から 9月23日に喫して以来。
鳥谷敬内野手が同点の 2点適時打を放った。
1- 3の 4回二死 1、 3塁、「8番」梅野が申告敬遠で二死満塁に。「9番」岩貞に代わって鳥谷がバッターボックスに立った。大歓声に包まれるなか、菅野の 4球目、内角に入ったカットボールをとらえた。打球は 1、 2塁間を抜ける右前打。 3塁走者のマルテに続き、 2塁走者の糸原も激走で生還し、同点に追いついた。
続く「1番」木浪も菅野の 2球目、内角へのカットボールをとらえて 4点目の中前適時打。この回一気に逆転に成功した。
今季初打点を挙げた11日ヤクルト戦(甲子園)に続き、今季初の 2打点。今季限りでの退団を表明しているベテランの一打で勢いづいた。
4回表阪神二死満塁、代打で登場し、右前に同点適時打を放った鳥谷敬内野手=東京ドーム
鳥谷敬内野手が同点の 2点適時打を放った。
1- 3の 4回二死 1、 3塁、「8番」梅野が申告敬遠で二死満塁に。「9番」岩貞に代わって鳥谷がバッターボックスに立った。
大歓声に包まれる中、菅野の 4球目、内角に入ったカットボールをとらえた。「自分の打席に集中して、積極的に振りに行きました。ランナーをかえすことが出来て良かったです」。打球は 1、 2塁間を抜ける右前打。 3塁走者のマルテに続き、 2塁走者の糸原も激走で生還し、同点に追いついた。
4回表阪神二死 1、 3塁、木浪聖也内野手の適時打で 2塁に進塁し坂本勇人内野手(左)の声掛けに笑顔を見せる鳥谷敬内野手=東京ドーム
続く「1番」木浪も菅野の 2球目、内角へのカットボールをとらえて 4点目の中前適時打。「鳥谷さんが目の前で同点にしてくれたので、それに続いてなんとしても逆転したいという強い気持ちで打ちました。鳥谷さんに続くことが出来て良かったです」。この回一気に逆転に成功した。
今季初打点を挙げた11日ヤクルト戦(甲子園)に続き、今季初の 2打点。今季限りでの退団を表明しているベテランの一打で勢いづいた。
4回、中前に勝ち越し適時打を放った木浪聖也内野手=東京ドーム
木浪聖也内野手が一時勝ち越しの適時打を放った。鳥谷の 2点適時打で追いついた 4回、なお二死 1、 3塁。菅野のカットボールをとらえて中前に運んだ。「勢いでいこうと。鳥谷さんに続けたのはうれしかったです」。
試合は終盤逆転され、「優勝」の可能性が消滅。「このチームでやれるのもあと少しですし、頑張っていきたい。 1試合でも多く、長くやりたいです。勝つだけです」と懸命に前を向いた。
4回表阪神二死 1、 3塁、中前に「勝ち越し適時打」を放った木浪聖也内野手はベンチに向かってポーズ=東京ドーム
木浪聖也内野手が15日の巨人戦(東京ドーム)の 4回二死 1、 3塁で中前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。
「鳥谷さんが目の前で同点にしてくれたので、それに続いて何としても逆転したいという強い気持ちで打ちました。鳥谷さんに続くことができてよかったです」
4回、鳥谷の右前 2点打で同点に追いついた直後に打席に入ると、勢いそのままにたたみかけた。 1ストライクからの 2球目、内角 135キロを鋭く振り抜き中前へ。 4- 3と勝ち越す貴重な一打となった。
7回表阪神無死、投手内野安打を放った近本光司外野手=東京ドーム
近本光司外野手が、「プロ野球新人単独5位」となる今季「148安打」目を放った。 4- 3の 7回先頭で迎えた第 4打席、宮国の 138キロ直球をはじき返し投手強襲安打。
「147安打」で並んでいた50年河内卓司(毎日)を抜き、「単独6位」に浮上した。
近本は暴投で 2塁に進塁すると、二死 2塁から糸原の中前適時打で生還。 2点差に広げる大きな 5点目をもぎ取った。
7回、内野安打を放った近本光司外野手=東京ドーム
阪神の「ドラフト1位」・近本光司外野手が15日の巨人戦(東京ドーム)で投手を強襲する内野安打。今季「148本」目の安打を放ち、「新人単独5位」に浮上した。
4- 3で迎えた 7回先頭、フルカウントから 138キロを弾き返すと、打球はマウンドで跳ね 2塁前方へ。快足を飛ばして内野安打を勝ち取った。13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、 2試合ぶりの安打で出塁すると、暴投で 2進。糸原の中前打で一気に生還し、貴重な 5点目のホームを踏んだ。これが今季「75得点」目。高田繁(巨人、1968年)と並んで「歴代10位」となった。
7回表阪神二死 2塁、糸原健斗内野手の中前適時打で 3塁を回り生還する近本光司外野手=東京ドーム
安打数は並んでいた河内卓司8毎日、50年)を抜いて「単独5位」に。「歴代4位」、京田陽太(中日、17年)の「149安打」まで残り「1」とした。セ・リーグ記録の長嶋茂雄(巨人、58年)までは残り「5」だ。
7回表阪神二死 2塁、中前に適時打を放った糸原健斗内野手=東京ドーム
阪神は「5番」でスタメン復帰した主将の糸原健斗内野手が、一時リードを2点に広げる5点目の適時打を放った。
7回二死 2塁で宮国のカーブをとらえて中前へ。 4回無死 2塁でも四球を選び、 2出塁した。優勝の可能性は消えたが、残るCS争いへ「明日も試合があるので、一戦一戦しっかりやるだけです」と声を振り絞った。
3回裏巨人二死、坂本勇人内野手は「左翼ソロ本塁打」を放った。投手岩貞祐太=東京ドーム
阪神の先発岩貞祐太投手が 3回 3安打 3失点で降板した。初回一死から坂本勇に四球を与え二死 1、 2塁とされると、岡本に右翼線へ「適時2塁打」を許し 2点を先制された。
3回には一死から坂本勇に「ソロ本塁打」を浴びた。 4回の攻撃で2死満塁の好機で代打鳥谷を送られ降板。
「先発投手として長いイニングを投げることが出来ず、役目を果たすことが出来ませんでした。連戦が続くなか、中継ぎの方々に負担をかけてしまい申し訳ないです」と早期降板を悔やんだ。
3回裏巨人二死、坂本勇人内野手(後方)に「左翼ソロ本塁打」を許し、がっくりの岩貞祐太投手=東京ドーム
6回、ベンチに戻る岩崎優投手=東京ドーム
岩崎優投手が15日の巨人戦(東京ドーム)の 6回から登板し、 7回一死で代打石川に左翼席へ特大ソロを浴びて 4- 5とされた。
岩崎は 6回から「4番手」で登板。 6回は 3四死球を出しながらも無失点で切り抜けたが、 7回に伏兵にやられた。フルカウントからの 6球目、内角 142キロ直球をガツン。左翼の上方、日本製粉の広告に直撃する特大ソロを被弾し、 1点を失った。
ランディー・メッセンジャー投手の現役引退決定から一夜明けた14日、これまで対戦してきた各球団の選手たちも驚きを持って受け止めた。一線級の打者たちのコメントから「98勝」右腕の強さが改めて浮き彫りになった。
◇ ◇ ◇
▽DeNAラミレス監督
お疲れさま。彼はもう日本人登録なので、お疲れさまと日本語で言わせてもらう。彼はうちに強かった。2度と対戦することはないので、うちにとってはいいこと(笑い)。 ▽巨人丸佳浩外野手( 5番目に多い 105打席対戦し、「3本塁打」。三振は最も多いDeNA筒香の「32」に次ぐ「24」)
2017年 4月、ランディー・メッセンジャー投手は丸佳浩外野手を遊ゴロ併殺打に打ち取りガッツポーズ=阪神甲子園球場
「僕が出たての頃は真っすぐが強くて、狙っていてもファウルや空振りを取られた。ここ何年かはいろんな球種で抑えていて、モデルチェンジできているなと思った。阪神のような特に結果を求められるチームでFA権を取れるまでチームに貢献したことはすごい。チームのため、という気持ちがすごく伝わってくるピッチャーでした」
▽ヤクルト・ウラディミール・バレンティン(マリナーズ時代のチームメート。日本では11年から対戦)
「最初は、直球がいい投手という印象だった。変化球も含めて、コントロール能力も高かった。彼は友人の 1人。今の状態は分からないが、まだまだ日本でプレーできると思う」
▽広島長野久義外野手 ( 2番目に多い 120打席対戦し、27安打、 3本塁打)
「入団と来日が一緒で同じ時代にプレーできて良かった。本当にいい投手で、いつもどうやって打つか考えながら対戦を楽しみにしていた」
メッセンジャー投手対戦打者別あれこれ10傑
▽広島菊池涼内野手(対戦打率3割2分5厘) 「変化球もいいし、めちゃくちゃ球が強かった。打てているイメージもあったけど、そこまで打っているとは思わなかった」
▽広島堂林翔太内野手(プロ初本塁打を記録。 8番目に多い20三振) 「 1軍に初めて出た12年は初本塁打もそうですし、「5割」打たせてもらった。でも、三振もいっぱいした。数字に出ている通りのイメージです」 ▽ソフトバンク内川聖一内野手(3本塁打) 「一番すごかったときは、真っすぐが速かったし、角度がすごかった。相性っていうのは分からないもので、何で打てるんだろうなと思いながら打っていましたね。得意だと思ったことはなかったです」
メッセンジャー投手通算対戦別成績
▽日本ハム中田翔内野手(3本塁打)
「結果を残しているし、すごいピッチャー。すごい残念ですね」 ▽ロッテ根元俊一内野守備走塁コーチ とにかく真っすぐが力強く、変化球のコントロールがいい。対戦した時のことはよく覚えています。僕がこんなことをいうのは偉そうだけど、日本球界に合っている投手だったと思う。
▽ロッテ井口資仁監督
今年当たった時は技巧派になっていた。僕らの時は真っすぐは速いし、カットボールとかも投げて、パワーで押してくる投手だった印象。日本でしっかりと成績を残してますし、もう少しできるかなと思いました。
※ 9月16日の予告先発は、巨人・桜井俊貴投手(25)ー阪神・オネルキ・ガルシア投手(30=中日)です。
巨人に勝った!久しぶりの勝利だ!と思っていたら、 8回に逆転されるとは…
この屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と 結果 (08月)
2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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