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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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ソフトバンク、グラシアルの3ランで先制!ソフトバンクが3年連続の日本一!1点差守り4連勝!-2

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※ソフトバンク、グラシアルの3ランで先制!ソフトバンクが3年連続の日本一!1点差守り4連勝!-1より続く!

 

 巨人打線を相手に力投する和田毅投手=東京ドーム

 「松坂世代」のベテラン左腕が大一番で意地を見せた。ソフトバンク和田毅投手(38)が 5回無失点の好投で、巨人菅野に投げ勝った。ルーキー時代の03年以来、16年ぶりに「日本シリーズで勝利」を飾った。今季は左肩痛から復活を果たし、日本一のかかったマウンドで本領を発揮した。

◇   ◇   ◇

 涼しい顔で、和田は大男たちに立ち向かっていった。緩急を使ったベテランの味ある投球。 3回二死 1、 2塁のピンチで丸を見逃し三振に斬ると、味方が先制点をくれた。「初回からいけるところまで全力で、と思っていました。グラシアルのホームランにすごく勇気をもらいました。大事な試合で自分の投球ができたと思います」。 5回をわずか 1安打で無失点と好投し、「日本シリーズ」では新人だった03年以来の白星を挙げた。

  1回裏巨人二死 1塁、岡本和真内野手の打球を好捕した甲斐拓也捕手は和田毅投手(左)と話す=東京ドーム

 昨年は春キャンプ中に肩を痛め、 1試合も 1軍で投げられなかった。 1年以上の長いリハビリを経て、復活勝利を挙げたのが今年 6月。勝った方が「交流戦優勝」を勝ち取る、巨人との最終戦だった。その時に投げ合ったのも同じ菅野だ。この日も「相手の菅野君も素晴らしい投球をしていたので、負けないようにという思いでした」。03年のシリーズでは「3勝3敗」の第 7戦で「完投勝利」し、胴上げ投手になっていた。送り出した倉野投手コーチの「大舞台を経験している。こういうところで力を出してくれる」という期待に応えた。

 「 1年間戦力として投げ続けないと意味がない」。復活を期した今春に掲げた目標だった。 1軍昇格は 6月までずれ込んだが、それからは1度も大きな離脱なく、ポストシーズンまで走りきった。

  3回裏巨人二死 1、 2塁、丸佳浩外野手を見逃し三振に仕留め雄たけびを上げる和田毅投手=東京ドーム

  2軍暮らしの間も、若手の模範であり続けた。前半戦で先発ローテを守り、大学の後輩でもある大竹にはメールなどでアドバイスを送り続けた。戦力になり、 1軍に戻ってきても思いは続く。「筑後にはまだ、一緒にリハビリしてきた若い子もいる。和田さんもああやって治ったんだって、励みにしてもらえるような活躍をしないと」。この日の快投も夢を与えた。完全復活してもっともっと夢を与え続ける。

▼ソフトバンク和田毅投手が新人だった03年<7>戦以来、16年ぶり「シリーズ2勝」目。和田の「2勝」はともに「日本一」を決める白星だ。  「シリーズ勝利」としては89年→00年斎藤雅(巨人)の11年ぶりを抜く最長ブランクとなった。和田の38歳8カ月は50年<1>戦若林(毎日)42歳8カ月、02年<3>戦工藤(巨人)39歳5カ月に次いで「3位の年長勝利」となり、「日本一」決定試合では15年<5>戦スタンリッジ(ソフトバンク)の36歳11カ月を抜く「最年長勝利」。

 

 ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手が豪快な先制弾を放った。 0- 0で迎えた 4回一死 1、 3塁。巨人先発菅野のカウント 3- 2からのスライダーをバックスクリーン左に運び去った。

 「絶対にランナーを返そうと思って、打ちに行った。最高の結果になってくれた」。「2戦連続の3号3ラン」。頼れるキューバ砲の 1発でがっちり主導権を握った。

  4回表ソフトバンク一死 1、 3塁、グラシアル外野手は「左越え3点本塁打」を放った。投手菅野智之=東京ドーム

 ソフトバンクのグラシアルが決勝弾を放ち、「日本シリーズMVP」に輝いた。

  0- 0の 4回一死 1、 3塁。 2試合連発となる「シリーズ3号3ラン」を左中間席へ運んだ。巨人菅野のスライダーを完璧にとらえ、ゲームの主導権を握った。大歓声で始まったお立ち台のインタビューでは「全力で戦った結果。ファンのみなさんのおかげです」と感謝。最後は日本語で「アリガト!」と笑みを浮かべた。

 「絶対に走者をかえそうと思って打ちにいった。最高の結果になってくれたし、先制できたよかった」

 第 1戦は「逆転2ラン」。第 3戦は「同点ソロ」。そしてこの日は「先制3ラン」。勝負どころでの 1発がすべて勝利に直結した。

  4回表ソフトバンク一死 1、 3塁、グラシアル外野手は「左越え3点本塁打」を放ちガッツポーズ=東京ドーム

 鋼のような肉体で効果的なアーチを量産。移動中はスマートフォンで動画を視聴。自らが筋力トレーニングをしている姿をチェックしているという。「来日 2年目の今年は、少し落ち着いてプレーできているよ」。絶え間ない努力を実らせ、最高の栄誉をものにした。

◆ジュリスベル・グラシアル

 1985年10月14日、キューバ生まれ。09年から国内リーグでプレー。17年 3月のWBCでは、キューバ代表の「5番打者」で菅野(巨人)から本塁打。18年からソフトバンクでプレーし、通算 157試合で「37本塁打、98打点、打率3割1分」。 187センチ、95キロ。右投げ右打ち。

 「日本シリーズMVP」のソフトバンクのグラシアル外野手はスタンドの声援に手を振って応える=東京ドーム

 「日本シリーズMVP」を獲得したソフトバンク・グラシアルの一問一答

-今の気持ちは

 素直にうれしいですし、これで自分が来てから2年連続でチャンピオンなることができました。長いシーズンではありましたけど、全員が全力で戦った結果だと思います。

-チームメートにケガが多い中で、コンスタントに引っ張った

 選手はもちろんですけど、首脳陣の皆さんであったりとか、裏方の皆さんのおかげでもあると思いますし、そういった部分で今こういった結果を出せたことがとてもうれしいです。

-緊張するシリーズに、集中力を発揮

 自分自身のキャリアとしては2年目のシーズンということもありまして、1年目の経験が生きているということもありますし、非常に落ち着いた状態でプレーをすることができているのかなと思います。

-ファンにメッセージを

 今日の優勝という結果は、ファンの皆さんのおかげだとおもいますし、そういった意味ではいつも通り、とても感謝の気持ちでいっぱいです。いいときも悪いときも、応援をしてくださって、そういった部分が自分自身の力にもなりましたんで、とても感謝してます。

-また活躍を期待していいですね

 アリガトウ。

 

 日本一となり柳田悠岐外野手(左から 2人目)に抱きつく工藤公康監督=東京ドーム

 ソフトバンク選手会長の柳田悠岐外野手(31)が「3年連続日本一」の歓喜に酔った。マウンド上の輪に入ると、工藤監督が駆け足で抱きついてきた。「一番に来てくれてうれしいですね。最高のチームメートに恵まれたと思いました」。今季は 4月から左膝裏痛で約 4カ月半の離脱。涙も流すほど悔しさを味わったシーズンだったが、最後に満開の笑顔になれた。

 巨人に「4連勝」して「日本シリーズを制覇」し、抱き合って喜ぶソフトバンクの工藤公康監督(中央)と柳田悠岐外野手=東京ドーム

 長く辛かったリハビリ。心の支えになった 1つがアニメ「スラムダンク」だった。「筑後への行き帰りで毎日 2時間。すぐに見終わるよ」。 100話を超える大作もあっという間だった。お気に入りは主人公の桜木花道。くしくも同じ身長 188センチでひたむきに成長する元気印に心を奪われた。 8月に実戦復帰すると1「治るかどうか分からない不安がありました。 4カ月間を思い出した」と涙が出た。“野球がしたいです”。ため込んだ思いが名場面に重なった。

  8月 8日、久々の実戦で感極まった柳田悠岐外野手=東京ドーム

 西武との「CSファイナル」初戦。試合前のベンチ裏に「ハッピーバースデー」の声が響いた。柳田の31歳誕生日。球場の計らいでケーキが用意されたが、口にはしなかった。「だって、太るでしょ」。思うように動けなかったリハビリ中、 102キロまで増えた体重は今94キロまで減った。「ラーメン食ったら走る」。意識的にランニング量を増やし、失った時間を取り戻そうと必死に練習に励んだ。

 今年は仲間に連れてきてもらった「日本一」だ。「自分のことよりチームの勝利」と願う男は幸せをかみしめながら、20年の巻き返しに目を向けているだろう。

 

 ソフトバンクは24日、工藤公康監督と来季から 2年間、契約を延長したと発表した。

 「2年連続でリーグ優勝」を逃したが、「3年連続日本一」の手腕を高く評価した。工藤監督は来季への意欲を見せていたが、正式に来季への思いを口にすることはなかった。23日に「日本シリーズ」を制し、その後、正式に契約した模様だ。

 声援に応えるソフトバンク工藤公康監督(右)=東京ドーム

 工藤監督は「20年からの 2年間、チームの指揮を任せて頂けることに身の引き締まる思いです。そして、ここまで支えてくれた関係者、スタッフの皆様に改めてお礼申し上げます。来季は、チーム一丸となり、『リーグ優勝』、そして、『4年連続日本一』を目指し、精一杯頑張ります。そして同時に、将来に渡って強いホークスであるための、育成・強化に努めたいと思っております」と球団を通じコメントした。

 試合後の記者会見で話すソフトバンクの工藤公康監督=東京ドーム

 ソフトバンクが「3年連続で日本シリーズ」を制した工藤公康監督に、複数年契約で来季以降の指揮を要請したことが23日、分かった。就任から「5年連続2位」以上で、「2度の優勝」と「4度の日本一」。受諾に支障はなく、今後のチームについてもフロントと話をしている。「日本一」を見届けた後藤球団社長兼オーナー代行は「正式な話は終わってから」としつつ「工藤監督以上の監督はいないと思います」」期待した。

 

 よくやった!よく頑張った! 9回の 1塁 中村晃が上手かった!日本一の球団は、やはり福岡ソフトバンクだった!これで良いのだ!胸を張って、福岡に帰りましょう!

 

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