阪神がナゴヤドームで今季 8連敗となった。中日先発大野雄大投手(23)に打線が封じ込まれ、 8回まで散発 3安打。 9回一死 2塁で、山井から代わったアニキ・金本知憲外野手(44)が中前打を放つなど、チャンスをつくったが、打線がつながらず 4安打完封負け。
先発のジェイソン・スタンリッジ投手(33)、 4回までは無安打無失点とほぼ完璧な内容、 5回二死後、森野将彦内野手(34)に外角直球を強振されると、右翼席最前列に運ばれた。中日の初安打が皮肉にも決勝弾になってしまい、力投は報われなかった。
中日宇野勝打撃コーチ(54)が 3回裏終了時、「スタンリッジ投手のデキは悪くない。球威に負けてフライになっている。負けないようにしっかり振っていく」と、阪神先発スタンリッジについてコメントした。
中日先発大野雄大投手(23)が、プロ 2年目で本拠地ナゴヤドーム初白星を手にした。権藤博投手コーチ(73)が 3回表終了時、先発大野についてコメントした。
センター大島洋平外野手(26)が、 4回二死 2塁から 7番狩野の右中間への当たりをダイビングキャッチの超ファインプレー。抜けていれば失点につながっていた。
吉見一起投手(27)が 7日、昨年の 9月以来自身 2度目となる 8月の月間MVPを受賞した。記事をまとめてみました。
阪神がナゴヤドームで今季 8連敗となった。中日先発大野に打線が封じ込まれ、 8回まで散発 3安打。 9回一死 2塁で、代わった山井から金本知憲外野手が中前打を放つなど、チャンスをつくったが、打線がつながらず 4安打完封負けした。片岡打撃コーチは「真っすぐを狙いにいって、捉えきれなかった」と話した。
中日大野、阪神スタンリッジの両先発の投げ合い。大野が 2回2死満塁のピンチを抑えるなど、ともに序盤無失点の立ち上がり。
スタンリッジにパーフェクトに抑えられてきた中日は 5回、森野が初安打となる 5号先制ソロ。大野は中盤も阪神に得点を与えず。
中日が継投で逃げ切り、ナゴヤドームの阪神戦 8連勝。 7回無失点の大野が 4勝目。阪神はスタンリッジを援護できず<中日 1- 0阪神>、再び借金19。
アニキ・金本は 9回一死 2塁から代打で登場。中前打を放ち今季の代打成績を10打数 4安打とした。中村勝広GM(63)の守り重視の方針から来季は代打要員であることが前日判明したが、存在感を示した打席となった。阪神は中日に<中日 1- 0阪神>で敗れ昨年から続くナゴヤドームの連敗は「 9」となった。
完封負けを喫する直前、来季の戦い方の一端が見えた。勝負どころでの代打攻勢。送り出されたアニキ・金本が“適性”を見せつけた。
1点を追う 9回だ。マートンが敵失で出塁し、関本が犠打で送った。土壇場で得た好機で打順は 7番からの下位打線。和田監督は背番号「6」を迷わず起用した。片岡打撃コーチも「あの打順でいったらそうなる」と、当然の選択肢であると強調した一手に、しっかりと応えた。
2ボールからの 3球目。中日・山井の直球をとらえた。白球が 2遊間を抜けた。同点打とはならなかったが、ここぞでの集中力はさすが。 1、 3塁と好機をひろげた。
9回に中前打。代打で勝負強さを見せた金本
試合は片岡コーチが「(先発・大野の)真っすぐを狙いにいって仕留められなかったことに尽きる。先に点をとって試合を優位に進められない試合が多い」と嘆いたように、序盤の拙攻が響いての完封負け。反省は多いが、 9回に見せたベテランの意地は、苦手な敵地の流れを変え、得点の“ニオイ”を生み出した。
守り勝つ野球を掲げる阪神は、右肩痛を抱え守備に不安があるアニキ・金本を、来季は代打で専任起用する方針を固めている。今季 2億2000万円という高額な年俸はネックだが、その肉体と精神に蓄積されてきた経験値は計り知れない。
9月 1日の広島戦(甲子園)ではスタメン出場したが、それ以降の 5試合連続でベンチスタート。その内 3試合で代打起用され、 3打数 2安打 1打点と勝負強さが際立つ。今季トータルでみても、代打での11打席で10打数 4安打 1四球 1打点と高い数字を残している。
さらに出塁した直後。続く桧山の打席では 2盗を決め、相手投手に重圧をかけた。今年 6月に樹立したセ・リーグ最年長記録を自ら更新する今季 2個目のスチールもマーク。トリプルスリー達成者だけあって、走塁面でも高い技術を併せ持つ。ベンチスタートであっても敵の脅威となれることを証明したことは、来季の猛虎打線を考える上で確かな計算が立つ。
三振に倒れた桧山
代打攻勢での反撃は、桧山で途切れた。 9回、代打・金本が中前打でつないだ後の一死 1、 3塁となった同点機で、今季年俸4000万円の代打の神様が登場。 1打点でも挙げれば、代打98打点で並ぶ八木裕育成チーフ兼打撃コーチの球団記録を更新する場面だったが、山井の高めの速球に空振り三振に倒れた。
中日・森野将彦に先制ソロHRを打たれた先発のスタンリッジ
先発のスタンリッジ)の力投は報われなかった。 4回までは無安打無失点とほぼ完璧な内容。 5回二死後、森野に外角直球を強振されると、右翼席最前列に運ばれた。中日の初安打が皮肉にも決勝弾になってしまった。この日は 8回 1失点と完投したが、打線の援護に恵まれず、今季11敗目を喫した。「仕事をしていると見られるかもしれないけど、負けてしまったら仕事していることにならない」と悔しげに振り返った。
中日宇野勝打撃コーチが 3回裏終了時、阪神先発スタンリッジについてコメントした。「スタンリッジ投手のデキは悪くない。球威に負けてフライになっている。負けないようにしっかり振っていく」。 3回までの 9アウトが飛球 5、三振 2の内容を踏まえ、強いスイングを求めた。
7回を無失点で 4勝目を挙げた中日・大野
中日先発の大野が、プロ 2年目で本拠地ナゴヤドーム初白星を手にした。「(ファンの)皆さんの前で早く勝ちたかったのでうれしい」とお立ち台で笑みを振りまいた。 2暴投を記録するなど球にばらつきはあったものの、力のある直球を主体に阪神打線を抑え込んだ。
113球で自身最長の 7回を投げ、 3安打無失点。 4回のピンチは中堅手の大島のダイビングキャッチに救われ、 1カ月ぶりの 4勝目を挙げた。左腕は「野手に感謝。これを自信にしていきたい」と話した。
4勝目を挙げた中日大野は謎のポーズ。右は前田
権藤博投手コーチ(73)が 3回表終了時、先発大野についてコメントした。「こんなにすんなりいくとは思わなかった。ブルペンがよくなかったから。ピッチングそのものは単調だけど、ストライク周辺にきている」。序盤、無失点の立ち上がりを評価した。
森野が、17試合ぶりとなる復活の 5号ソロを放った。 0- 0の 5回二死、スタンリッジのツーシームをとらえ、チーム初安打となる 1発を右翼席へ運んだ。「甘く来たので思いきり振りました。手応えがありました」。前日までの 5試合で20打席 1安打。それでも高木守道監督(71)は「家康ですね」と「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」の句になぞらえスタメンを継続。監督の期待に応えて結果を出した。
4回表阪神二死 2塁、狩野の打球をダイビングして好捕する大島
センター大島が中堅の守備で超ファインプレーが飛び出し無失点勝利に貢献した。 4回二死 2塁から 7番狩野の右中間への鋭い当たりを、俊足を生かして追い、ダイビングキャッチ。。抜けていれば失点、先制点につながっていたシーン。ぎりぎりの捕球でしのぐと、ビックプレーでチームを救った。球場内が歓声と拍手で沸いた。
決勝本塁打の森野が打のヒーローなら、大島は守りの殊勲者。「ギャンブルです。 2アウトだったので、とにかく捕ったら回が終了する。必死にボールに食らいついていった。グラブに入ってくれて良かったです」と胸を張った。
中日吉見一起投手(27)が 7日、 8月の月間MVPを受賞した。昨年の 9月以来、自身 2度目。 5試合に登板して 4勝負けなし、防御率1.18、四球はわずかに 2個だった。吉見は「後半戦にとれてうれしい。こんなに勝てるとは思わなかった。打線の援護があって後ろの投手が抑えてくれたおかげ」とチームメートに感謝。四球の少なさについては「コントロールはこだわっているのでゼロに近いほどいい。 2つだったということはうれしい」と話した。
巨人に対して完全に五分五分の試合展開で終わらしたのに、中日との最初の試合では 1点差の負け試合。どうしても 1点が取れない。
既にフロントサイドは2013年度に入っている以上は、もう試合は関係無いという訳か…。
とにかく、横浜よりも下に行かないようにしっかりと残り試合をこなして行って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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ナゴヤD今季 8連敗…力投スタンリッジ報われず…11敗目、再び借金「19」…中日・森野久々 5号
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