Quantcast
Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

ギリシャで奮闘、聖火に寄り添い続けた日本人親子!東京五輪聖火が日本へ!

$
0
0

幾多の困難を乗り越えて、ついに、56年ぶりに「東京五輪」の聖火が日本にやってくる。「新型コロナウイルス」の世界的感染拡大の中、聖火引き継ぎ式が、「第1回近代五輪(1896年)会場」のパナシナイコ競技場で行われた。大会組織委員会の森喜朗会長(82)らが「新型コロナウイルス」の影響で渡航できない中、わずか 1日で抜てきされた「96年アトランタ五輪競泳代表」で国連児童基金(ユニセフ)の教育専門官、井本直歩子さん(43)が日本側の代表として、聖火を受け取った。20日、航空自衛隊松島基地(宮城・東松島市)に到着する。聖火の「守り人」がギリシャで奮闘していた。トーチの燃焼機構を受注した新富士バーナー(愛知)の山本宏専務(57)、洋平さん(30)親子だ。12、13日と行われたギリシャ国内の聖火リレーでは、火が消えないようずっと付きっきり。洋平さんは12日は11時間30分も、ほぼ飲食せず、トイレも行けず、聖火を守った。「新型コロナ」の影響で、ギリシャで奮闘していた組織委関連職員はわずか 7人。その内、親子 2人が黒子に徹し、無事日本へ聖火を送り出した。

紀元前に古代ギリシャの中心として建てられたパナシナイコ競技場は、異様な空気に包まれた。周囲には何十人という警察官が配備され、 5万人を収容するスタンドは無人。それでも、数えられるほどの関係者が見守る中で、聖なる火はギリシャから開催地の日本へと引き継がれた。「新型コロナ」の影響で 1時間25分の式典は、約25分に短縮。聖火を持ち帰るはずだった「オリンピック(五輪)男子柔道3連覇」の野村忠宏氏(45)も、「同女子レスリング3連覇」の吉田沙保里氏(37)もいない。EXILE・HIRO監督(50)の日本側文化パートで踊るはずだった子ども約 140人も、ギリシャの地を踏めなかった。欧州連合(EU)が第三国からの入国を封鎖し、ギリシャ国内も飲食店の閉店、スーパーの入場制限など、異常事態が続く中、聖火は奇跡的に引き継がれた。組織委の森会長に代わりギリシャ・オリンピック委員会のスピロス・カプラロス会長から聖火を受け取った井本さん。競泳代表として出場したオリンピアンはアテネに在住し、難民の教育支援などに従事している。森会長らの渡欧中止が決まったのが17日の夜。過去にも組織委のイベントに参加していた関係で、大役が決まった。まさに平和の懸け橋となっている井本さんが聖火を日本へつないだ。「コロナ禍」に世界が揺れる中でも、五輪の目指す平和の火は変わらず高々と燃える。聖火リレーのコンセプトは「希望の道を、つなごう」。「東京五輪」の成功に向けて、世界の希望を乗せた火が、いよいよ日本を照らす。

幾多の困難を乗り越えて、ついに、56年ぶりに「東京五輪」の聖火が日本にやってくる。現地入りを断念した組織委の森会長は、ビデオで式典に参加。式典開催に尽力したギリシャ五輪委員会やIOCなど関係者に感謝し、復興の火として被災地を巡ることも紹介。「04年アテネ大会」で「柔道五輪3連覇」を果たした野村氏と同大会から「レスリングで3連覇」した吉田氏もビデオメッセージで引継ぎ式に参加した。

「東京オリンピック(五輪)パラリンピック」の大会組織委員会は19日、岐阜県内を巡る 4月 4日と 5日の国内聖火リレーの詳細を発表した。同県恵那市のテーマパーク「日本大正村」の第 3代村長を務める女優竹下景子(66)が最初の区間を走る。初日は中津川市を出発。旧中山道の馬籠宿や郡上八幡の旧城下町、高山の古い街並みを巡り、タレントの佐藤弘道(51)が最後を走る。 2日目は下呂温泉を出発し、聖火は斎藤道三や織田信長が居城とした岐阜城が頂上にある金華山へ。俳優伊藤英明(44)が、天守閣を目指す。アンカーは冬季五輪に 3大会連続で出場した元スピードスケート日本代表の勅使川原郁恵さん(41)で、リレーは岐阜市内でフィニッシュを迎える。

記事をまとめてみました。

 

【アテネ19日】幾多の困難を乗り越えて、ついに、56年ぶりに「東京五輪」の聖火が日本にやってくる。「新型コロナウイルス」の世界的感染拡大の中、聖火引き継ぎ式が、「第1回近代五輪(1896年)会場」のパナシナイコ競技場で行われた。大会組織委員会の森喜朗会長らが「新型コロナウイルス」の影響で渡航できない中、わずか 1日で抜てきされた「96年アトランタ五輪競泳代表」で国連児童基金(ユニセフ)の教育専門官、井本直歩子さんが日本側の代表として、聖火を受け取った。20日、航空自衛隊松島基地(宮城・東松島市)に到着する。

◇   ◇   ◇

 聖火の「守り人」がギリシャで奮闘していた。トーチの燃焼機構を受注した新富士バーナー(愛知)の山本宏専務(57)、洋平さん(30)親子だ。12、13日と行われたギリシャ国内の聖火リレーでは、火が消えないようずっと付きっきり。洋平さんは「本当に大変でした」と12日は11時間30分も、ほぼ飲食せず、トイレも行けず、聖火を守った。

 引き継いだ聖火をランタンに入れる新富士バーナーの山本宏さん(中央左)と山本洋平さん(同右)=パナシナイコ競技場

 この日も、井本さんが受け取ったトーチから、日本へ空輸するためのランタンに聖火を移行する重要な作業を行った。強風でなかなか火が移らず山本さんは「心臓が止まるかと思った」と話した。

 開発を始めたのは16年。組織委の要件は風速17メートル、 1時間50ミリの大雨にも火が消えない設計を求めた。そこで生きたのが同社の登山用こんろの技術だった。「常に25メートルの風が吹いている」(山本さん)という世界最高峰エベレストや、南極大陸の暴風でも耐えうるこんろを製造してきた。「その技術がずいぶん生かされた」と納得の表情だった。

 「新型コロナ」の影響で、ギリシャで奮闘していた組織委関連職員はわずか 7人。その内、親子 2人が黒子に徹し、無事日本へ聖火を送り出した。

 

 聖火が入ったランタンを持つ井本直歩子さん=パナシナイコ競技場

 幾多の困難を乗り越えて、ついに、56年ぶりに「東京五輪」の聖火が日本にやってくる。

 「新型コロナウイルス」の世界的感染拡大の中、聖火引き継ぎ式が、「第1回近代五輪(1896年)会場」のパナシナイコ競技場で行われた。大会組織委員会の森喜朗会長らが「新型コロナウイルス」の影響で渡航できない中、わずか 1日で抜てきされた「96年アトランタ五輪競泳代表」で国連児童基金(ユニセフ)の教育専門官、井本直歩子さんが日本側の代表として、聖火を受け取った。20日、航空自衛隊松島基地(宮城・東松島市)に到着する。

◇   ◇   ◇

 紀元前に古代ギリシャの中心として建てられたパナシナイコ競技場は、異様な空気に包まれた。周囲には何十人という警察官が配備され、 5万人を収容するスタンドは無人。それでも、数えられるほどの関係者が見守る中で、聖なる火はギリシャから開催地の日本へと引き継がれた。

 パナシナイコ競技場で無観客で行われた東京五輪聖火引き継ぎ式=パナシナイコ競技場

 「新型コロナ」の影響で 1時間25分の式典は、約25分に短縮。聖火を持ち帰るはずだった「オリンピック(五輪)男子柔道3連覇」の野村忠宏氏も、「同女子レスリング3連覇」の吉田沙保里氏もいない。EXILE・HIRO監督の日本側文化パートで踊るはずだった子ども約 140人も、ギリシャの地を踏めなかった。

 欧州連合(EU)が第三国からの入国を封鎖し、ギリシャ国内も飲食店の閉店、スーパーの入場制限など、異常事態が続く中、聖火は奇跡的に引き継がれた。

 組織委の森会長に代わりギリシャ・オリンピック委員会のカプラロス会長から聖火を受け取った井本さん。競泳代表として出場したオリンピアンはアテネに在住し、難民の教育支援などに従事している。森会長らの渡欧中止が決まったのが17日の夜。過去にも組織委のイベントに参加していた関係で、大役が決まった。

 日本を意識した赤いブレザーに身を包んだ井本さんが高々とトーチを掲げた。抜てきに「頭が真っ白になった」。聖火を受け取った瞬間、元選手として「今、選手が大変だと思う。聖火を持った瞬間、選手のことを思った」。

 ランタンに入った「東京五輪」の聖火=パナシナイコ競技場

 14歳から国際大会で世界を回り「戦争や貧困で苦しんでいる国の選手を目の当たりにし、途上国について勉強した」と、引退後は国際支援の道に進んだ。16年からギリシャで従事する難民支援も「新型コロナで今が一番大変」と明かす。

 まさに平和の懸け橋となっている井本さんが聖火を日本へつないだ。「コロナ禍」に世界が揺れる中でも、五輪の目指す平和の火は変わらず高々と燃える。聖火リレーのコンセプトは「希望の道を、つなごう」。「東京五輪」の成功に向けて、世界の希望を乗せた火が、いよいよ日本を照らす。

◆井本直歩子(いもと・なおこ)

 1976年(昭51) 5月20日、愛知県生まれ。 3歳から水泳を始め、「94年広島アジア大会50メートル自由形優勝」。「96年アトランタ五輪800メートルリレー4位」。00年引退後に英マンチェスター大学大学院で「紛争・復興支援」の修士号を取得した。国際協力機構(JICA)でガーナなど各国で活動。07年に国連児童基金(ユニセフ)職員となり、現在は教育専門官としてアテネに在住し、難民の教育支援に従事している。

○…「64年東京五輪」の聖火引き継ぎ式は、同年 8月22日にアテネ南部のヘレニコン空港(旧アテネ国際空港)で行われた。10月10日の開会式から49日前だった。前日の21日にオリンピアで採火された聖火は、日本航空の特別機「シティ・オブ・トウキョウ」に乗ってアジア11カ国を訪問。各地で聖火リレーを行った後、 9月 7日に当時米国の占領下にあった沖縄に到着した。

  9月9日に沖縄を飛び立った全日空の特別機「聖火号」は鹿児島と宮崎を経由して北海道の千歳に向かった。鹿児島、宮崎、千歳を起点とした聖火リレーは、 4ルートに分かれて 1カ月で47都道府県を巡った。当時は複数ルートが可能で、期間も短くて済んだ。ちなみにヘレニコン空港は01年に閉鎖。04年アテネ五輪では野球、バスケットボールなどの会場になった。松坂大輔や上原浩治氏が野球で銅メダルを獲得した場でもある。

 

 幾多の困難を乗り越えて、ついに、56年ぶりに「東京五輪」の聖火が日本にやってくる。「新型コロナウイルス」の世界的感染拡大の中、聖火引き継ぎ式が、第1回近代五輪(1896年)会場のパナシナイコ競技場で行われた。大会組織委員会の森喜朗会長らが「新型コロナウイルス」の影響で渡航できない中、わずか 1日で抜てきされた「96年アトランタ五輪競泳代表」で国連児童基金(ユニセフ)の教育専門官、井本直歩子さん(43)が日本側の代表として、聖火を受け取った。20日、航空自衛隊松島基地(宮城・東松島市)に到着する。

 「東京五輪」の聖火引き継ぎ式の参加を断念し、ビデオメッセージであいさつする組織委の森喜朗会長を映すモニター画面=パナシナイコ競技場

◇   ◇   ◇

 現地入りを断念した組織委の森会長は、ビデオで式典に参加。式典開催に尽力したギリシャ五輪委員会やIOCなど関係者に感謝し、復興の火として被災地を巡ることも紹介。「 7月24日、東京の新しい国立競技場に必ずこの聖火がともされることをお誓い申し上げます」と結んだ。「04年アテネ大会」で「柔道五輪3連覇」を果たした野村氏と同大会から「レスリングで3連覇」した吉田氏もビデオメッセージで引継ぎ式に参加した。

 

 

 「東京オリンピック(五輪)パラリンピック」の大会組織委員会は19日、岐阜県内を巡る 4月 4日

と 5日の国内聖火リレーの詳細を発表した。同県恵那市のテーマパーク「日本大正村」の第 3代村長を務める女優竹下景子が最初の区間を走る。

 初日は中津川市を出発。旧中山道の馬籠宿や郡上八幡の旧城下町、高山の古い街並みを巡り、タレントの佐藤弘道が最後を走る。

 竹下景子さん(2016年10月14日撮影)

  2日目は下呂温泉を出発し、関ケ原古戦場の合戦地などを通過。岐阜市ではロープウエーを利用し、聖火は斎藤道三や織田信長が居城とした岐阜城が頂上にある金華山へ。大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で斎藤義龍役を務める俳優伊藤英明が、天守閣を目指す。

 アンカーは冬季五輪に 3大会連続で出場した元スピードスケート日本代表の勅使川原郁恵さんで、リレーは岐阜市内でフィニッシュを迎える。

 

 

 

 

 

ペタしてね

 


人気ブログランキング

にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

Trending Articles