●東京都は27日、「新型コロナウイルス」の感染者が新たに57人報告されたと明らかにした。今月24日の55人を超え、「緊急事態宣言」解除後では最多となった。50人前後の高水準は 4日連続。都内では 5月25日の宣言解除後に感染者が増加。今月 2日に「東京アラート」を発令し、11日に解除した。19日には夜の繁華街関連の店舗を含む全ての「休業要請」が解除された。最近は夜の街に加えて同一職場や会食での感染が目立っている。都によると、新たな感染者は20代が27人、30代が14人で若年層が目立った。ほかは40台と50代が各 7人、70代と80台が各 1人。 また、東京都江東区は27日、同じ区立小に勤務するいずれも50代の女性教職員 2人の感染を発表した。共通の原因があるかどうか不明としている。 2人とも担任ではなく指導の補助を務め、発熱の症状が出た後は勤務していなかった。29日から 7月 6日まで休校として校内の消毒を実施し、「濃厚接触者」の児童や教職員に検査を実施する。都内では 5月25日の宣言解除後に感染者が増加。今月 2日に「東京アラート」を発令し、11日に解除した。19日には夜の繁華街関連の店舗を含む全ての「休業要請」が解除された。最近は夜の街に加えて同一職場や会食での感染が目立っている。
●横浜市は27日、「新型コロナウイルス」の感染が確認された同市に住む飲食店従業員の10代男性が、「PCR検査」を受けて結果が判明前に熊本県の実家に飛行機で帰省していたことを明らかにした。市による自宅待機の指示に従っていなかった。移動経路の詳細や接触者の有無など確認をする。横浜市によると、男性は25日に「PCR検査」を受け、結果が出るまで自宅に待機するよう指示を受けた。ただ、26日夕方に陽性と判明し、市が連絡すると「外出中」と回答し、熊本県にいることが判明した。男性は、軽症とみられ熊本県内で入院する予定。神奈川県では27日、この男性も含め 4人の「新型コロナウイルス感染」の確認が発表された。いずれも軽症とみられる。
●米紙ワシントン・ポスト電子版は27日、米国内の「新型コロナウイルス感染者」が同日、南部や西部の計 4州で 1日当たりの最多記録を塗り替えたと独自集計を基に報じた。前日に続き米全土で「新規感染者」が 4万人を超えており、規制を緩和し経済活動再開を急いだ各州で警戒感が強まっている。 4州は南部のフロリダ、ジョージア、サウスカロライナと西部ネバダ。米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の累計の感染者は約 250万人、死者は約12万 000人に上った。米国では 1日の「新規感染者数」が過去最高を更新する日が続くなど増加傾向で、再流行が懸念されている。「政権対策チーム」を率いるペンス副大統領は26日、首都ワシントンの厚生省で同チームとして約 2カ月ぶりの記者会見を開き、検査の普及で無症状の若者の感染を多く捉えられるようになったのが原因だと強調し、楽観的な見方を示した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国の州、自治領、特別区で感染が増加しているのは30、横ばいが11、減少は12で、最近の増加傾向が目立っている。
●イタリア政府は27日、「新型コロナウイルス」に感染した死者が前日から 8人増え 3万4716人になったと発表した。累計感染者は前日から 175人増の24万 136人となった。 1日あたりの新たな感染者はピーク時には約6600人だった。
記事をまとめてみました。
東京都は27日、「新型コロナウイルス」の感染者が新たに57人報告されたと明らかにした。今月24日の55人を超え、「緊急事態宣言」解除後では最多となった。50人前後の高水準は 4日連続。
都内では 5月25日の宣言解除後に感染者が増加。今月 2日に「東京アラート」を発令し、11日に解除した。19日には夜の繁華街関連の店舗を含む全ての「休業要請」が解除された。最近は夜の街に加えて同一職場や会食での感染が目立っている。
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東京都は27日、「新型コロナウイルス」の感染者が新たに57人報告されたと明らかにした。今月24日の55人を超え、「緊急事態宣言」解除後では最多となった。50人前後の高水準は 4日連続。累計は6000人を超え、6054人となった。
都によると、新たな感染者は20代が27人、30代が14人で若年層が目立った。ほかは40代と50代が各 7人、70代と80代が各 1人。
また、東京都江東区は27日、同じ区立小に勤務するいずれも50代の女性教職員 2人の感染を発表した。共通の原因があるかどうか不明としている。 2人とも担任ではなく指導の補助を務め、発熱の症状が出た後は勤務していなかった。29日から 7月 6日まで休校として校内の消毒を実施し、「濃厚接触者」の児童や教職員に検査を実施する。
都内では 5月25日の宣言解除後に感染者が増加。今月 2日に「東京アラート」を発令し、11日に解除した。19日には夜の繁華街関連の店舗を含む全ての「休業要請」が解除された。最近は夜の街に加えて同一職場や会食での感染が目立っている。
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東京都は27日、「新型コロナウイルス」の感染者が新たに57人報告されたと明らかにした。今月24日の55人を超え、緊急事態宣言解除後では最多となった。50人前後の高水準は 4日連続。累計は 6千人を超え、6054人となった。
都によると、新たな感染者は20代が27人、30代が14人で若年層が目立った。ほかは40台と50代が各 7人、70代と80台が各 1人。 また、東京都江東区は27日、同じ区立小に勤務するいずれも50代の女性教職員 2人の感染を発表した。共通の原因があるかどうか不明としている。 2人とも担任ではなく指導の補助を務め、発熱の症状が出た後は勤務していなかった。29日から 7月 6日まで休校として校内の消毒を実施し、「濃厚接触者」の児童や教職員に検査を実施する。
都内では 5月25日の宣言解除後に感染者が増加。今月 2日に「東京アラート」を発令し、11日に解除した。19日には夜の繁華街関連の店舗を含む全ての「休業要請」が解除された。最近は夜の街に加えて同一職場や会食での感染が目立っている。
横浜市は27日、「新型コロナウイルス」の感染が確認された同市に住む飲食店従業員の10代男性が、「PCR検査」を受けて結果が判明前に熊本県の実家に飛行機で帰省していたことを明らかにした。市による自宅待機の指示に従っていなかった。移動経路の詳細や接触者の有無など確認をする。
横浜市によると、男性は25日に「PCR検査」を受け、結果が出るまで自宅に待機するよう指示を受けた。ただ、26日夕方に陽性と判明し、市が連絡すると「外出中」と回答し、熊本県にいることが判明した。男性は、軽症とみられ熊本県内で入院する予定。
熊本県に向かったのは26日で、京浜急行電鉄で羽田空港に向かい、熊本空港行きの航空機に乗った。男性は「飛行機内ではマスクを着けていた」と説明している。乗車駅や電車内でのマスク着用状況などを確認している。
熊本県によると、男性が実家に着き「検査を受けた」などと告げると、家族は家には立ち入らせず、敷地内にテントを張って過ごさせた。
神奈川県では27日、この男性も含め 4人の「新型コロナウイルス感染」の確認が発表された。いずれも軽症とみられる。
米紙ワシントン・ポスト電子版は27日、米国内の「新型コロナウイルス感染者」が同日、南部や西部の計 4州で 1日当たりの最多記録を塗り替えたと独自集計を基に報じた。
前日に続き米全土で「新規感染者」が 4万人を超えており、規制を緩和し経済活動再開を急いだ各州で警戒感が強まっている。
4州は南部のフロリダ、ジョージア、サウスカロライナと西部ネバダ。
米メディアは、ペンス副大統領がフロリダと西部アリゾナで近く予定していた選挙集会を中止したと報じた。両州とも「コロナ感染者」が急増しており、感染拡大を招きかねない集会を中止し、州知事や保健当局者らと会うことに予定を変更した。
米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の累計の感染者は約 250万人、死者は約12万 000人に上った。
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米紙ワシントン・ポスト電子版は26日、米国内の同日の「新型コロナウイルス感染者」が 4万人を超え、 1日当たりの最多記録を塗り替えたと独自集計を基に報じた。最多更新は 3日連続。感染者が急増している南部のフロリダ、テキサス両州は同日、州内のバーの閉鎖を命じるなど「感染対策の再強化」に乗り出した。
両州とも、大統領選をにらみ経済活動再開を急ぐトランプ大統領と同じ共和党の知事で、早期に「営業規制」を緩和していたが、感染急増で後退を余儀なくされた。政権対策チームを率いるペンス副大統領は首都ワシントンの厚生省で同チームとして約 2カ月ぶりの記者会見を開き、感染者の急増は検査の普及で無症状の若者の感染を多く捉えられるようになったのが原因だと強調、楽観的な見方を示した。
米国は「新型コロナ」の感染者、死者数とも世界最多。フロリダ州では26日、 1日で新たに約8900人の感染が判明、州民にマスク着用を義務付けないデサンティス知事への批判が高まっている。
テキサス州のアボット知事は26日、バーについて「明らかに感染源になっている」と説明した。西部のニューメキシコ、アリゾナなども「規制緩和」の中止や延期を表明している。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国の州、自治領、特別区で感染が増加しているのは30、横ばいが11、減少は12で、最近の増加傾向が目立っている。
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「新型コロナウイルス感染者」が急増している米南部のフロリダ、テキサス両州は26日、州内でのバーの閉鎖を命じるなど感染対策の再強化に乗り出した。両州とも、大統領選をにらみ経済活動再開を急ぐトランプ大統領と同じ共和党の知事で、早期の営業規制緩和に踏み切っていたが、「感染急増」で後退を余儀なくされた。
米国では 1日の「新規感染者数」が過去最高を更新する日が続くなど増加傾向で、再流行が懸念されている。政権対策チームを率いるペンス副大統領は26日、首都ワシントンの厚生省で同チームとして約 2カ月ぶりの記者会見を開き、検査の普及で無症状の若者の感染を多く捉えられるようになったのが原因だと強調し、楽観的な見方を示した。
米国は「新型コロナ」の感染者、死者数とも世界最多。フロリダ州では26日、 1日で新たに約8900人の感染が判明、州民にマスク着用を義務付けないデサンティス知事への批判が高まっている。
テキサス州のアボット知事は26日、バーについて「明らかに感染源になっている」と説明した。西部のニューメキシコ、アリゾナなども「規制緩和」の中止や延期を表明している。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国の州、自治領、特別区で感染が増加しているのは30、横ばいが11、減少は12で、最近の増加傾向が目立っている。
イタリア政府は27日、「新型コロナウイルス」に感染した死者が前日から 8人増え 3万4716人になったと発表した。
1日での新たな死者が10人未満となったのは 3月 2日以降で初めて。同国では 1日で最大約1000人が死亡し、一時、死者数が世界最多となっていた。
累計感染者は前日から 175人増の24万 136人となった。 1日あたりの新たな感染者はピーク時には約6600人だった。