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ワーストタイ開幕9戦2勝7敗、過去6度はV逸!中田、移籍後初勝利お預け…

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阪神は 1回に糸井嘉男外野手(38)の適時打で 1点を先制。DeNAはその裏、「4番」佐野恵太外野手(25)から 3者連続の適時打で 3点を奪い逆転した。DeNAは 5回、戸柱恭孝捕手(30)の内野ゴロの間に 1点を追加。先発平良拳太郎投手(24)が丁寧な投球で 6回まで 2安打 1失点に抑えた。DeNAは終盤に 5点を追加。継投で逃げ切りカード勝ち越しを決めた。平良が「1勝」。阪神は打線が機能しなかった。中田賢一投手(38=福岡ソフトバンク)が「1敗」。阪神は再び打線が沈黙し、22年ぶりとなる「開幕3カード連続負け越し」を喫した。ソフトバンクから移籍してきた先発中田賢一投手(38)が虎デビュー戦で 4回 3失点。 1点先制直後の 1回裏にいきなり 3失点する苦しい内容で、今季「初黒星」となった。

阪神は再び打線が沈黙し、22年ぶりとなる「開幕3カード連続負け越し」を喫した。阪神の開幕から「3カード連続負け越し」は1998年(平10)以来22年ぶり。同年は 3度目の就任をしていた吉田義男監督(86=現・野球解説者、野球評論家、タレント)のもと、大豊泰昭元内野手(51歳没)、アロンゾ・パウエル元外野手(55=現・中日ドラゴンズ巡回打撃コーチ)、そして矢野輝弘(51=後に燿大、現監督)ら大型補強を敢行しシーズンに臨んだ。だが「5位」広島に 8ゲーム離された「最下位」。吉田監督は退任し、代わって前ヤクルトの野村克也監督(84歳没)を迎えた。 9試合終了時点で「2勝7敗」も98年以来で、「球団ワーストタイ」。過去 6度のうち「優勝」は 1度もない。63年「3位」、72年「2位」と盛り返したが、89年は「5位」で91、95、98年と「3シーズン連続で最下位」に沈んでいる。チーム打率は「12球団ワースト」の「2割4厘」しかない。長い猛虎史を見ても、開幕 9試合を終えた段階では、 2リーグ分立後、「ワースト3位」となる数字だ。得点も19で12球団唯一の10点台。歴史的貧打もひびき、開幕から「3カード連続負け越し」は98年以来、22年ぶり。 9試合終えた時点での「2勝7敗」も同年以来。打線の低迷だけでなく投手陣も「12球団ワースト」の「チーム防御率5.42」と、厳しい数字が並ぶ。次週こそ白星を連ねて、低空飛行から脱出したい。

阪神は28日、DeNA戦(横浜)で 1- 9と完敗し、「最下位」に終わった1998年以来となる「球団ワーストタイ」の開幕から「3カード連続負け越し」となった。前日27日に連敗を止めた勢いを持ち込めず、借金は再び「5」となり、「単独最下位」は変わらず。矢野燿大監督は「打率0.114」と苦しむ近本光司外野手(25))の奮起をうながした。27個目のアウトまで、ベンチから祈るような声援が響いた。諦めてはいない。ただ、現実は残酷だ。一方的なスコアを厳しい表情でみつめた矢野監督は、この 1敗の重みを認めた。 1回に近本の四球に 2盗を絡め、糸井が左前適時打。幸先よく先制も、直後に中田が 3失点で逆転を許すと、打線は 2回から沈黙した。前夜は 9回二死からジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ)の「来日初本塁打」など「2桁安打」で「劇的逆転勝ち」。昨季「16勝8敗1分」と大きく勝ち越したDeNA戦、しかも「8勝」をあげた横浜。勢いづくはずの一戦なのに、結果は 5安打 1得点。 1試合平均1.4得点と貧打に悩んでいた 2日前までに一夜で逆戻りした。結果的にジョン・エドワーズ投手(32)、守屋功輝投手(26)らの離脱で層が薄い救援陣の「防御率9.43」も目立つ。負の連鎖を食い止めるために、キーマンを指名した。首位と「4.5ゲーム」差は今季最大で、24日から「6位」のまま。打開の鍵を握る背番号「5」に、一刻も早い覚醒が求められる。

38歳のベテランが、打線の灯火を消さない。糸井嘉男外野手が先制適時打を含むチーム唯一の「マルチ安打」で意地を見せた。初回、DeNA先発平良の立ち上がりをたたいた。先頭の近本が四球で出塁すると、すかさず 2盗。一死 2塁で「3番」糸井がキッチリかえした。フルカウントからの 6球目、外角低めに落ちる 140キロシンカーを流し打ち。走者を警戒して広く空いた 3遊間を破った。 2塁走者の近本は快足を飛ばして生還。「2試合連続打点」の糸井は塁上でオリジナルの「糸巻き」ポーズを披露し、喜びを表現した。試合開始から13球、わずか 5分の速攻だった。「3番」に座って好調をキープする。開幕は「1番」に入ったが、打線改造によって 3戦目からクリーンアップで起用。昨季 100試合で先発した定位置で 6戦 3度の「マルチ安打」。「打率4割1分7厘」と結果を残している。27日の同カードで「今季1号2ラン」を放った際には「絶対勝つ!」と、闘志を前面に表したコメント。元気のない打線の中で、ベテランが気を吐いている。昨季、対中日は「打率3割4分4厘」と 5球団で最も得意とした相手。背番号「7」のバットが、打線の呼応を待っている。

「梅野バズーカ」は20年も健在だ。梅野隆太郎捕手(29)が開幕から 9試合目で 5試合目の先発マスク。まずは 4回二死 1塁から 2盗を試みた梶谷隆幸外野手(31)を楽々と刺した。 6回二死 1塁から再び梶谷の 2盗を防ぎ、刺している。

阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手(32)の左投手アレルギーが深刻だ。「5番1塁」で先発。 7回の先頭、DeNA「2番」手の左腕石田健大投手(26)に対したが、外角直球に見逃し三振。来日後の実戦から続く対左投手の連続無安打は26打席となった。シーズンでは 8打数無安打。

大山悠輔内野手(25)が開幕から続いていた代打勢の連続無安打をストップさせた。 8回一死で代打登場すると、左腕エドウィン・エスコバー投手(28)の 151キロ直球を強振し、左中間 2塁打を決めた。

阪神に新加入した中田賢一投手はホロ苦いタテジマデビュー戦になってしまった。今季初登板初先発は 1回に大砲のネフタリ・ソト外野手(30)、タイラー・オースティン内野手(28=ブルワーズ)を抑えた後、暗転した。糸井の左前適時打で先制した直後、先頭の梶谷に右中間 2塁打。二死までこぎつけたが、佐野に左翼フェンス直撃の適時 2塁打。続く宮崎敏郎内野手(30)に左越えの適時 2塁打で勝ち越されると、戸柱にも中前に 3者連続となる適時打を許した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <横浜DeNA 9- 1阪神>◇ 2回戦◇阪神 1勝 2敗 0分◇27日◇横浜スタジアム

 阪神は 1回に糸井の適時打で 1点を先制。DeNAはその裏、「4番」佐野から 3者連続の適時打で 3点を奪い逆転した。

 DeNAは 5回、戸柱の内野ゴロの間に 1点を追加。先発平良が丁寧な投球で 6回まで 2安打 1失点に抑えた。

 DeNAは終盤に 5点を追加。継投で逃げ切りカード勝ち越しを決めた。平良が「1勝」。阪神は打線が機能しなかった。中田が「1敗」。

  1回裏DeNA二死 2塁、宮崎敏郎内野手に「中越え勝ち越し適時2塁打」を許した中田賢一投手は険しい表情で打球を見る=横浜スタジアム

 阪神は再び打線が沈黙し、22年ぶりとなる「開幕3カード連続負け越し」を喫した。

 ソフトバンクから移籍してきた先発中田賢一投手が虎デビュー戦で 4回 3失点。 1点先制直後の 1回裏にいきなり 3失点する苦しい内容で、今季「初黒星」となった。

 打線は 1回表に「3番」糸井の適時打で幸先よく先制したが、 2回以降はゼロ行進。前日27日DeNA戦で劇的な「決勝逆転3ラン」を放った新助っ人ジェリー・サンズ外野手(32)も 4打数無安打と抑え込まれた。

 結局、打線は 5安打 1得点。中継ぎ陣も打ち込まれ、これで開幕 9試合を終えて借金「5」の「単独最下位」。開幕から「3カード連続負け越し」は、「最下位」に沈んだ98年の吉田義男監督時代以来の屈辱だ。

 

 阪神は再び打線が沈黙し、22年ぶりとなる「開幕3カード連続負け越し」を喫した。

◇   ◇   ◇

 阪神の開幕から「3カード連続負け越し」は1998年(平10)以来22年ぶり。同年は 3度目の就任をしていた吉田義男監督のもと、大豊泰昭、パウエル、そして矢野輝弘(後に燿大、現監督)ら大型補強を敢行しシーズンに臨んだ。だが「5位」広島に 8ゲーム離された「最下位」。吉田監督は退任し、代わって前ヤクルトの野村克也監督を迎えた。

  9試合終了時点で「2勝7敗」も98年以来で、「球団ワーストタイ」。過去 6度のうち「優勝」は 1度もない。63年「3位」、72年「2位」と盛り返したが、89年は「5位」で91、95、98年と「3シーズン連続で最下位」に沈んでいる。

 選手交代を告げた矢野燿大監督=横浜スタジアム

 矢野阪神が歴史的貧打で98年以来の「開幕3カード連続負け越し」となった。 8得点を奪った前日27日から一夜明け、 5安打1得点と打線が沈黙した。開幕9試合で「12球団ワースト」となる「チーム打率2割4厘」。球団では 2リーグ分立後、「ワースト3位」となる低空飛行だ。投手陣も踏ん張れずに、「2勝7敗」。泥沼から抜け出させるのか。苦しい戦いが続く。

◇   ◇   ◇

 勢いが 2日続かない。矢野監督の悩みも深い。

 「(好転の)きっかけになりそうな試合、 2つしか勝ってないけど、 2つとも 2ケタ安打を打って、これで波に乗ってくれたらなというところがありながら…。今日も立ち上がり 1点取って、あそこから点取れない。波に乗れないな、というのはもちろんある」

 11安打するなど劇的な「逆転勝利」を飾った前夜から一転し、連打なしの 5安打。今季初勝利の23日は12安打を記録したが、翌24日に 4安打 1点負け。前回同様、今回も打線は沈黙。今季初連勝とはいかなかった。

  3回表阪神一死、 3邪飛に倒れた近本光司外野手=横浜スタジアム

 「4番」マルテ、「5番」ボーア、「6番」サンズと 2戦連続で助っ人 3野手そろい踏み出場の「MBS打線」で臨んだ。だが、前日「逆転3ラン」を放ったサンズは無安打。 2点を追う 4回一死 1、 2塁でDeNA平良の外角球に手が出ず、見逃し三振。最終回も見逃し三振だった。

 ボーアは 9回にパットンから安打を放つなど、上昇気配をみせている。ただ、 7回に石田から見逃し三振を喫し、対左腕とは来日後の実戦で「26打席連続無安打」(シーズンでは 8打数無安打)。“左腕アレルギー”は解消できなかった。

 さらに気がかりなのは「1番」近本。初回に四球と盗塁で先制点に貢献したが、「2試合連続無安打」で打率は規定到達者ワーストの「1割1分4厘」。矢野監督も「チカが機能してくると、相手にとっても嫌になる。近本の復調というか、まずは何回もチャンスメークを多くできるというのがウチにとって大事と思うけど」。昨年「159安打」で「セ新人最多安打記録」を更新したヒットメーカーの復調を願う。

  9回表阪神無死 1塁、ジェフリー・マルテ内野手(手前左)が併殺に倒れ、ベンチで厳しい表情の矢野燿大監督(左から 3人目)ら=横浜スタジアム

 チーム打率は「12球団ワースト」の「2割4厘」しかない。長い猛虎史を見ても、開幕 9試合を終えた段階では、 2リーグ分立後、「ワースト3位」となる数字だ。得点も19で12球団唯一の10点台。歴史的貧打もひびき、開幕から「3カード連続負け越し」は98年以来、22年ぶり。 9試合終えた時点での「2勝7敗」も同年以来。打線の低迷だけでなく投手陣も「12球団ワースト」の「チーム防御率5.42」と、厳しい数字が並ぶ。次週こそ白星を連ねて、低空飛行から脱出したい。

▽清水雅治ヘッドコーチ(逆転勝ちした27日の前戦の流れを生かせず)

 「今日は大事だったんだけど、こういう結果になって申し訳ない。8ビジター残り 6試合は) 1戦 1戦、今まで以上に集中して 1打席、1球に集中してやるしかない。悪い流れなんだけど、それを断ち切れるように 1人 1人がもう 1回、元気出して、うちらしい野球をしていくしかない」

 DeNAに負け越し、スコアボードを背に取材に応じる矢野燿大監督=横浜スタジアム

▽井上一樹打撃コーチ(ボーアについて)

 「スイング自体も彼本来のものに近づいてきている。左に1本出るのも時間の問題だと思う。(近本は)できていたものができない状態で彼ももがいている。休みも挟むので、コミュニケーションの中で解消する方向に持っていけたら」

▼ 9試合を終えた時点での阪神「チーム打率2割4厘」は、 2リーグ分立後の「球団ワースト3位」。(1)59年「1割8分9厘」、(2)62年「2割3厘」に次ぐ。もっとも今年より悪かった両年は、ここから挽回。59年は最終的に「2位」に浮上。62年は小山正明、村山実の両エースが計「52勝」を稼ぎ、初の「セ・リーグ優勝」を果たしている。今年も続くか。

▼ 9試合を終えた時点での阪神のチーム得点19点は、59年の16点に次ぎ 2リーグ分立後「球団ワースト2位」。「チーム打率2割4厘」は、同じく「ワースト3位」。59年「1割8分9厘」、62年「2割3厘」に次ぐ。もっとも、過去の貧打の年はここから挽回。59年は最終的に「2位」に浮上した。62年は小山正明、村山実の両エースが計「52勝」を稼ぎ、初の「セ・リーグ優勝」を果たしている。今年もこのままでは終われない。

 打てない打線を示すスコアボードを背にインタビューに応える矢野燿大監督=横浜スタジアム

 阪神の今季初連勝は、またもお預けとなった。初回に1点を先制したが、直後に先発中田賢一投手(38)が逆転を許すなど苦しい展開。前日は劇的な逆転勝利を飾ったが、この日は再び打線も沈黙して5安打1点のみ。チームは98年以来、22年ぶりの開幕3カード連続負け越しを喫した。

 試合後の矢野燿大監督の主なコメントは以下の通り。

-先発中田は

 矢野監督 球は良かったと思うよ。走りも良かったし。立ち上がりはみんな難しい。 2アウトまでいったんでね。そのあとの勝負球というのが…佐野やったっけ? 追い込んでちょっと高く真っすぐいったのが。全体的にあそこはコースが高くなったかなというのはあったけど。ボール自体は結構いいのが来てたし、そのあと粘ったというのは評価できるしね。

-次回は

 矢野監督 チャンスあるという球に俺は見えたんだけど。

  4回表阪神一死 1、 2塁、ジェリー・サンズ外野手(手前左)が「見逃し三振」に倒れ、さえない表情の矢野燿大監督(右)=横浜スタジアム

-先発が 5回投げてない試合が続く

 矢野監督 もちろん我慢してやりたいのもあるし、日曜日でチーム状況を考えたら、追いつかないと勝ちはないので。そういうところで代えていくしかないところで。打線も活発だったり、余裕があればいかせられるんだけど。チーム状況で、中田にはそういう部分もあったけど。仕方がないかなと。早めに仕掛けるようなチーム状況になっている。

-打線も初回はいい形だったが、続かなかった

 矢野監督 きっかけになりそうな試合、 2つしか勝ってないけど、 2つとも 2ケタ安打を打って、これで波に乗ってくれたらなというところがありながら、今日も立ち上がり 1点取って、あそこから点取れないというね。波に乗れないなというのはもちろんあるし。誰か 1人悪いということじゃないけど。初回はチカが四球取ってというのが。生きてくるかなと思うんでね。チカが機能してくると、相手にとっても嫌になるんでね。近本の復調というか、まずは何回もチャンスメークを多くできるというのがウチにとって大事と思う。

 

  1回、四球で出塁した近本光司外野手は盗塁を決める。糸井嘉男外野手のヒットで先制のホームを踏んだ=横浜スタジアム

 阪神は28日、DeNA戦(横浜)で 1- 9と完敗し、「最下位」に終わった1998年以来となる「球団ワーストタイ」の開幕から「3カード連続負け越し」となった。前日27日に連敗を止めた勢いを持ち込めず、借金は再び「5」となり、「単独最下位」は変わらず。矢野燿大監督は「打率0.114」と苦しむ近本光司外野手(25))の奮起をうながした。

 27個目のアウトまで、ベンチから祈るような声援が響いた。諦めてはいない。ただ、現実は残酷だ。一方的なスコアを厳しい表情でみつめた矢野監督は、この 1敗の重みを認めた。

 「(浮上の)きっかけになりそうな試合。波に乗ってくれたらというところがありながら、立ち上がりに 1点取って、あそこから点を取れない。波に乗れないなというのは、もちろんある」

 ベンチから戦況を見守る矢野燿大監督=横浜スタジアム

  1回に近本の四球に 2盗を絡め、糸井が左前適時打。幸先よく先制も、直後に中田が 3失点で逆転を許すと、打線は 2回から沈黙した。前夜は 9回二死からサンズの「来日初本塁打」など「2桁安打」で「劇的逆転勝ち」。昨季「16勝8敗1分」と大きく勝ち越したDeNA戦、しかも「8勝」をあげた横浜。勢いづくはずの一戦なのに、結果は 5安打 1得点。 1試合平均1.4得点と貧打に悩んでいた 2日前までに一夜で逆戻りした。

 開幕から「3カード連続負け越し」は「最下位」に終わった1998年以来22年ぶり。「2勝7敗」で今季最多タイの借金「5」。打線の低調は投手陣も巻き込んだ悪循環を生む。先発の中田に 5回に代打を送り、前日27日の岩貞と同じ 4回降板。完全に後手に回った。

 「追いつかないと勝ちはない。打線も活発だったり、余裕があれば、(先発を長く)いかせられるけど。早めに仕掛けるようなチーム状況になっているんで」

 近本光司外野手は 8回、空振り三振に倒れる。近本が出塁するのとしないのとでは、やはり大違い=横浜スタジアム

 結果的にエドワーズ、守屋らの離脱で層が薄い救援陣の「防御率9.43」も目立つ。負の連鎖を食い止めるために、キーマンを指名した。

 「チカ(近本)が機能してくると、相手にとっても嫌になるんで」

 この 3連戦も 9打数 1安打の近本は「打率0.114」に低迷。得点どころか好機も少ない現状で、いかに好調の糸井とマルテにつなぐか。「1番」打者の重要性は 1回に証明された。開幕の「2番」から早々に配置転換も、将が期待する姿は変わらない。

 「近本の復調というか、まず何回もチャンスメークを多くできるというのが大事だと思う」

 首位と「4.5ゲーム」差は今季最大で、24日から「6位」のまま。打開の鍵を握る背番号「5」に、一刻も早い覚醒が求められる。

 

 38歳のベテランが、打線の灯火を消さない。糸井嘉男外野手が先制適時打を含むチーム唯一の「マルチ安打」で意地を見せた。

 初回、DeNA先発平良の立ち上がりをたたいた。先頭の近本が四球で出塁すると、すかさず 2盗。一死 2塁で「3番」糸井がキッチリかえした。フルカウントからの 6球目、外角低めに落ちる 140キロシンカーを流し打ち。走者を警戒して広く空いた 3遊間を破った。 2塁走者の近本は快足を飛ばして生還。「2試合連続打点」の糸井は塁上でオリジナルの「糸巻き」ポーズを披露し、喜びを表現した。試合開始から13球、わずか 5分の速攻だった。

  1回表阪神一死 2塁、左前に先制適時打を放った糸井嘉男外野手=横浜スタジアム

 超人は最後まで諦めない。 8点ビハインドの最終回。先頭打者として「3番手左腕」エスコバーに食らいついた。追い込まれてから外角低めスライダーをバットに当て、 3塁前へのボテボテのゴロで全力疾走。間一髪で 1塁に駆け込み、内野安打をもぎ取った。手術した左足首の不安を感じさせない、 2試合連続の「マルチ安打」。自身の休養日となった26日を挟み、連続試合安打を「7」に延ばした。試合状況に関係なく、最後まで全力プレーを貫いた。

  9回表阪神無死、 3塁内野安打を放った糸井嘉男外野手=横浜スタジアム

 「3番」に座って好調をキープする。開幕は「1番」に入ったが、打線改造によって 3戦目からクリーンアップで起用。昨季 100試合で先発した定位置で 6戦 3度の「マルチ安打」。「打率4割1分7厘」と結果を残している。27日の同カードで「今季1号2ラン」を放った際には「絶対勝つ!」と、闘志を前面に表したコメント。元気のない打線の中で、ベテランが気を吐いている。

 得意の夏場を前に、「チーム3冠」の成績ですでにフルスロットル。気温の上昇とともに、調子をさらに上げていく。気持ちを切り替え、名古屋に向かう。昨季、対中日は「打率3割4分4厘」と 5球団で最も得意とした相手。背番号「7」のバットが、打線の呼応を待っている。

 

  4回裏DeNA二死 1塁、 1走者 梶谷隆幸外野手の 2塁盗塁を阻止する梅野隆太郎捕手=横浜スタジアム

 「梅野バズーカ」は20年も健在だ。阪神の梅野隆太郎捕手が開幕から 9試合目で 5試合目の先発マスク。

 まずは 4回二死 1塁から 2盗を試みた梶谷を楽々と刺した。ベースまで滑り込む気を失わせるほど余裕のタイミングだった。 6回二死 1塁から再び梶谷の 2盗を防ぎ、今季は 3度企画された盗塁をすべて刺している。

 

  7回表阪神無死、見逃し三振に倒れたジャスティン・ボーア内野手。左ジェリー・サンズ外野手=横浜スタジアム

 阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手の左投手アレルギーが深刻だ。「5番1塁」で先発。 7回の先頭、DeNA「2番」手の左腕石田に対したが、外角直球に見逃し三振。来日後の実戦から続く対左投手の連続無安打は26打席となった。シーズンでは 8打数無安打。

 26日の同カードでは相手先発が左腕今永のためにスタメンも外れた。左対左の克服が早急の課題となる。

 

  8回表阪神一死、左中間へ 2塁打を放った大山悠輔内野手=横浜スタジアム

 大山悠輔内野手(25)が開幕から続いていた代打勢の連続無安打をストップさせた。

  8回一死で代打登場すると、左腕エスコバーの 151キロ直球を強振し、左中間 2塁打を決めた。

 これが開幕から代打21人目での初安打。この日も 5回に高山、 7回に北條が代打で凡退していたが、大山がなんとか負のデータに終止符を打った。

 

 阪神に新加入した中田賢一投手はホロ苦いタテジマデビュー戦になってしまった。今季初登板初先発は 1回に大砲のソト、オースティンを抑えた後、暗転した。二死 2塁で、佐野に外角速球を強振され、左翼フェンス直撃の「適時2塁打」を許した。

 速球の制球を欠き、変化球主体の組み立てになる。なおも二死 2塁。宮崎に初球の高め外角スライダーを的確に打たれ、右中間突破の適時打を浴びた。戸柱には低めフォークを拾われて中前適時打…。先制の 1点を守れず、 4連打など 5安打を集中されて、痛恨の 3失点を喫してしまった。

 阪神先発の中田賢一投手=横浜スタジアム

 「立ち上がりがすべてだった。立ち上がりさえ、しのいでいれば、球数的にもっと長いイニングを投げることができた。連戦が続くなかで早くマウンドを降りてしまったことは申し訳ないですし、すごく悔しい」

 開幕ローテーションを逃したが、チャンスが巡ってきた。試合前までDeNAに「通算17勝7敗1セーブ」で、球団別で「最多勝利数」を誇る好相性だった。 2回以降は走者を出しながら粘ったが 4回 3失点で降板。矢野監督は「球は良かったと思うよ。立ち上がりはみんな難しい。もう 1回、チャンスがある球に見えた」と評した。新天地での白星はお預けだったが、有力視される 7月 5日広島戦の先発で再トライする。

 舌を出して投球する先発の中田賢一投手=横浜スタジアム

 ソフトバンクから阪神に移籍した中田賢一投手が28日のDeNA戦(横浜)で今季初登板初先発するも 4回80球を投げて 7安打 3失点で降板。 1回に 5本の長短打を浴びて 3点を失った。

 「立ち上がりがすべてだったと思います。立ち上がりさえ、しのいでいれば、もっと長いイニングを投げることができたと思うので」

 糸井の左前適時打で先制した直後、先頭の梶谷に右中間 2塁打。二死までこぎつけたが、佐野に左翼フェンス直撃の適時 2塁打。続く宮崎に左越えの適時 2塁打で勝ち越されると、戸柱にも中前に 3者連続となる適時打を許した。

  2回以降は制球も安定。 3回には安打と四球で無死 1、 2塁のピンチも後続を打ち取り無得点に切り抜けた。 5回の攻撃で代打を送られた右腕は「連戦が続く中で、早くマウンドを降りてしまったことは申し訳ないですし、すごく悔しいです」と話した。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。

 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (06月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (07月)

 

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