●阪神-DeNA 5回戦は降雨の影響により、午後 6時の試合開始時間を遅延して行われる。同 4時半過ぎから降り始めた雨の影響で、阪神園芸が同 5時ごろに内野グラウンドにシートを敷いた。その後、場内に「試合開始を遅らせて行う予定です」というアナウンスがあり、雨が上がった午後6時にシートの片づけ作業を開始した。作業開始の際には場内の観客から、阪神園芸に対して拍手が送られた。そして同 6時15分ごろに、場内に「本日の試合は(午後) 6時45分ごろの試合開始を予定しております」とアナウンスされ、両軍選手がグラウンドでアップを開始していた。天候が心配されるなか、有観客試合 2日目も球場に駆け付けたファンに野球を届けることができた。
●阪神は 2回にジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)の「4号2ラン」で先制。DeNAは 2回二死 1、 3塁で大和内野手(31)が凡退するなど、走者を出しながら 3回まで無得点。中盤は両軍の投手が好投した。西勇輝投手(29)は巧みにボールを散らす投球。今永昇太投手(26)は力強いボールで押し込み、阪神 2点リードのまま 7回へ。DeNAは 1点差で迎えた 9回に相手の適時失策で同点とし、ネフタリ・ソト外野手(30)の「5号2ラン」で逆転勝ち。阪神の連勝は「4」で止まった。
●阪神の守護神藤川球児投手(39)が今季 4度目のセーブ機で 2度目の失敗となった。 1点リードの9 回に「4番手」で登板。一死から四球を出すと、桑原に中前打を浴びた。この回から中堅に入った田海内野手(24)が、 3塁を狙った 1塁走者梶谷隆幸外野手(31)を刺そうとしたが、焦ってファンブル。一気に同点の生還を許した。一死 1塁。何と同点で切り抜けたかったが、続く「3番ソト」に 145キロ直球を捉えられて「2ラン」を被弾。有観客試合のスタンドからは、ため息と悲鳴が漏れた。藤川はここで無念の降板となった。藤川は同試合で 5試合目の登板。ここまで 2セーブを挙げ、「日米通算250セーブ」まであと「5」に迫っていた。しかし、 5戦のうち 4試合で失点。 6月25日ヤクルト戦(神宮)でも、セーブ機で「逆転サヨナラ弾」を浴びていた。
●大山悠輔内野手(25)がつなぎの「4番」を体現した。 0- 0の 2回先頭、DeNA先発今永の初球を積極的にたたいた。 125キロスライダーを捉え、左翼線へチーム初安打となる 2塁打。試合前まで相手エースとの通算対戦成績は「22打数9安打2本塁打。打率4割超」の好相性そのままに、先制機を演出した。助っ人のパフォーマンス代行!? でチームを盛り上げた。 2塁打後、「5番」ボーアの「先制2ラン」で生還した。本塁でヒーローを迎え入れると、B砲の代名詞「ファイアボール」ポーズをやりたいと本人に直訴。快諾も得て、ベンチ前では満面の笑みで両手を前に突き出した。 9日巨人戦でも、大山の安打が続く主砲の決勝弾を呼んだ。昨季も「4番」を張ることが多かったが、日頃から「打順は関係ないので」と、「4番」目の打者としての意識を持った。今季も意識は同じ。あくまでのチームの「勝利」を最優先に。つなぐ「4番」大山がいい味を出している。
●阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手が豪快な「4号先制2ラン」を放った。「5番1塁」で先発し、 0- 0の 2回に迎えた第 1打席。 2塁打の大山を塁に置いてDeNA先発今永の 138キロカットボールをバックスクリーン左に運んだ。ゆっくり本塁を踏んで、「かめはめ波」を模した代名詞「ファイアボール」を披露するかと思ったが、ともに生還した大山が代行。チームメートに見せ場を譲る余裕も見せた。10日から人数を制限して、有観客試合がスタート。この日の甲子園も 2日連続、5000枚のチケットは完売となった。ボーアはファンの前で初の 1発。守備に就く際には「ボーア! ボーア!」のコールに帽子を取り、笑顔で応えた。
記事をまとめてみました。
<阪神 2- 4DeNA>◇ 5回戦◇阪神 2勝 3敗 0分◇11日◇阪神甲子園球場
阪神-DeNA 5回戦は降雨の影響により、午後 6時の試合開始時間を遅延して行われる。
同 4時半過ぎから降り始めた雨の影響で、阪神園芸が同 5時ごろに内野グラウンドにシートを敷いた。その後、場内に「試合開始を遅らせて行う予定です」というアナウンスがあり、雨が上がった午後6時にシートの片づけ作業を開始した。
作業開始の際には場内の観客から、阪神園芸に対して拍手が送られた。
突然の雨で試合開始が遅れる阪神対DeNA戦=阪神甲子園球場
甲子園球場は午後 4時半過ぎから降り始めた小雨の影響で、同 5時ごろに内野グラウンドにシートが敷かれた。
試合開始時間は同 6時の予定だが、この先の天気次第では開始時間の遅延の可能性もある。
阪神は、前日10日の同カードでも雨天のなか試合を敢行。 3- 2と阪神がリードしたまま、 5回裏の攻撃開始前に雨天コールドで「勝利」を収めた。
突然雨が降り出しシートがかけられた阪神甲子園球場
阪神-DeNA5回戦は降雨の影響により当初の予定から46分遅れ、午後 6時 46分に試合が開始された。
同 4時半過ぎから降り始めた雨の影響で、阪神園芸が同5時ごろに内野グラウンドにシートを敷いた。その後、場内に「試合開始を遅らせて行う予定です」というアナウンスがあり、雨が上がった午後 6時にシートの片づけ作業を開始した。作業開始の際には場内の観客から、阪神園芸に対して拍手が送られた。
試合開始予定時間がアナウンスされる=阪神甲子園球場
そして同 6時15分ごろに、場内に「本日の試合は(午後) 6時45分ごろの試合開始を予定しております」とアナウンスされ、両軍選手がグラウンドでアップを開始していた。
天候が心配されるなか、有観客試合 2日目も球場に駆け付けたファンに野球を届けることができた。
試合開始を18時45分と案内がビジョンに表示される=阪神甲子園球場
阪神は 2回にボーアの「4号2ラン」で先制。DeNAは 2回二死 1、 3塁で大和が凡退するなど、走者を出しながら 3回まで無得点。
中盤は両軍の投手が好投した。西勇は巧みにボールを散らす投球。今永は力強いボールで押し込み、阪神 2点リードのまま 7回へ。
DeNAは 1点差で迎えた 9回に相手の適時失策で同点とし、ソトの「5号2ラン」で逆転勝ち。阪神の連勝は「4」で止まった。
9回表DeNA一死 1塁、藤川球児投手はソト外野手に勝ち越し2点本塁打を浴びる=阪神甲子園球場
阪神は守護神藤川が今季 2度目のセーブ機失敗で、連勝は「4」でストップした。先発のエース西勇が 7回途中無失点の力投。主砲ボーアの「先制2ラン」でリードを保ち、終盤を迎えた。西勇から「2番手」岩崎、「3番手」スアレスが 1点を失うも 2- 1で最終回。「4番手」には守護神藤川がマウンドに上がった。
しかし、DeNAの反撃にあった。一死から四球を出すと、桑原には中前打。打球を処理しようとした中堅植田がファンブルし、その間で一気に同点を許した。最少失点でしのぎたかったが、続く「3番」ソトに 145キロ直球を捉えられ、「決勝2ラン」を左中間席まで運ばれた。 2試合目となった有観客試合のスタンドからは、ため息と悲鳴が漏れた。藤川はここで、無念の降板。登板5試合で早くも「2敗」が付いた。試合後には球団広報を通じ「西や、みんなが頑張ってゲームを作ってくれていたのに、こういう形になり本当に申し訳ないです」とコメントした。
藤川は今季ここまで 2セーブを挙げ、「日米通算250セーブ」まであと「5」に迫っていた。しかし 、6月25日ヤクルト戦(神宮)のサヨナラ被弾に続く、 2度目のセーブ失敗。借金は再び「5」となった。
9回表DeNA一死 1塁、ソト外野手に勝ち越しの「2点本塁打」を浴びた藤川球児投手=阪神甲子園球場
「5連勝」目前、阪神が痛恨の逆転負けを喫した。新外国人ジャスティン・ボーア内野手(32)が「先制2ラン」を放ち、 1点リードで迎えた 9回。中堅植田海内野手の適時失策で同点とされると、藤川球児投手(39)がソトに痛恨の「勝ち越し2ラン」を浴びた。上限5000人のファンを甲子園に迎えての 2戦目。藤川が肩を落として降板する姿に、聖地は悲しみに包まれた。
◇ ◇ ◇
阪神が 9回、 1点のリードを守れなかった。マウンドを託されたのは、もちろん守護神藤川だ。藤川にとっては今季の有観客試合初登板。「勝利」でゲームを締めくくりたかったが、一死後、まさかの展開が続いた。
梶谷に四球。続く桑原に中前打を打たれた。 1、 3塁になるかと思われたが、その打球をセンターに入っていた植田がしっかりさばけず、 1塁走者だった梶谷の生還を許してしまった。
9回表DeNA一死 1塁、桑原将志外野手の中前打を後逸し梶谷の生還を許した植田海内野手=阪神甲子園球場
同点とされ、さらに一死 1塁からも思わぬシーンが繰り広げられた。藤川がソトに勝ち越しの「2ラン」を被弾し、ゲームをひっくり返されてしまった。藤川は22球で交代した。
完全な勝ち展開だった。 0- 0の 2回。 2塁打の大山を塁に置き、ボーアが先発左腕、今永の真ん中低めのカットボールをすくい上げた。打球は左中間スタンドへ一直線。「今季4号2ラン」はファンの前での公式戦初アーチだった。
ダイヤモンドを 1周後、ベンチ前ではおなじみの「ファイアボール」ポーズは披露せず。「悠輔(大山)にファイアボールをお願いされたから、代わりにやってもらったよ(笑い)」と明かし、ノリノリで大山にポーズを促した。
チームは 6月26日に敵地で今永と対戦。左腕に苦手傾向のあったボーアは、同試合で今季初めてスタメンを外された。助っ人として屈辱的な思いを味わった日から 2週間後。その悔しさを1発で晴らした。今季「4本」のアーチのうち「3本」は左腕から放っており、心配していた「左腕アレルギー」もウソのよう。さらに、阪神の打者が甲子園で今永から本塁打を放つのは 4年ぶりだった。
9回裏阪神二死 1、 3塁、最後は糸原健斗内野手が空振り三振で阪神が逆転負けとなる=阪神甲子園球場
8回にも「3番手」国吉から左前へ安打を放ち、この日はマルチ。直近 5試合は18打数 8安打で打率は「4割4分4厘」と絶好調だ。ホームランを放った後の 3回の守備に就く際には、球場のファンから「ボーア!ボーア!」と大合唱でコールを受けた。以前「ファンの皆さんの前で勝てるように頑張るよ」と意気込んでいた紳士な助っ人は、右手で帽子とってスタンドに一礼。あとは「勝利」の瞬間を待つだけだった。
試合後の整列。藤川はボーアらと並び、スタンドに深々と頭を下げた。この悔しさは、マウンドで晴らすしかない。
▼阪神藤川がソトに決勝2ランを浴びた。今季は6月25日のヤクルト戦で西浦に逆転サヨナラ3ランを打たれており、登板5試合で早くも2本目の被弾だ。昨季は救援で56試合に登板したが、被本塁打は3本。17、18年も52、53試合で3本ずつ、阪神に復帰した16年も救援38試合では3本だった。10年に58試合で7本打たれたことはあるが、日米通算250セーブを目前に、守護神が苦しんでいる。
9回表DeNA一死 1塁、桑原将志外野手の中前打を後逸した中堅手植田海内野手=阪神甲子園球場
「5連勝」目前、阪神が痛恨の逆転負けを喫した。新外国人ジャスティン・ボーア内野手が「先制2ラン」を放ち、 1点リードで迎えた 9回。中堅植田海内野手(24)の適時失策で同点とされると、藤川球児投手がソトに痛恨の勝ち越し2ランを浴びた。上限5000人のファンを甲子園に迎えての 2戦目。藤川が肩を落として降板する姿に、聖地は悲しみに包まれた。
◇ ◇ ◇
矢野燿大監督は、 9回の同点とされた場面の中堅植田のプレーについて「(芝の状態は)言い訳にならない。目付けというか、ランナーが( 3塁に)行ったの見えたので、ちょっと目が離れたような感じには見えた」と話した。
この場面、走者の生還には植田に失策がついた。
9回表DeNA一死 1塁、ソト外野手に勝ち越しの「2点本塁打」を浴びた藤川球児投手=阪神甲子園球場
あぁ植田…あぁ球児…。「5連勝」目前、阪神が痛恨の逆転負けを喫した。新外国人のジャスティン・ボーア内野手が「先制2ラン」を放ち、 1点差逃げ切りかと思われた 9回。中堅植田海内野手(24)のまさかの後逸で同点とされると、藤川球児投手がソトに「勝ち越し2ラン」を浴びた。
上限5000人のファンを迎えた 2戦目。最後の最後で守護神が肩を落として降板する姿に、甲子園が悲しみに包まれた。
◇ ◇ ◇
虎党にとってはショッキングな光景が繰り広げられた。 1点リードの 9回。マウンドを託されたのは、もちろん守護神藤川だ。だが、リードを守りきれず、逆転負け。試合後、藤川は球団広報を通じ「西や、みんなが頑張ってゲームを作ってくれていたのに、こういう形になり本当に申し訳ないです」とコメントした。
9回表DeNA一死 1塁、降板する藤川球児投手(手前)を見つめる矢野燿大監督=阪神甲子園球場
一死から反撃にあった。梶谷に四球を許すと、桑原に中前打を打たれた。 1、 3塁になったかと思われた場面で、守備陣にミスが出た。 8回裏に代走出場し、この回から中堅守備に入っていた植田が、打球を処理しようとしたがファンブル。 1塁走者・梶谷の一気の生還で同点に追いつかれた。
さらにまさかの展開は続いた。直後、藤川が続く「3番」ソトに 145キロ直球を捉えられ、「決勝2ラン」を被弾。有観客試合で初登板の中、 1/3回 3失点(自責は 2)、22球で交代を告げられた。藤川は「日米通算250セーブ」に残り「5」と迫っているが、本来の投球とはほど遠い内容が続いている。これで今季 5試合目の登板だが、早くも自身「2敗」目。まだ 1度も走者を出さずに終えたゲームがない。矢野燿大監督も「いいとは思ってるわけではないけど。抑えは球児で。現状、俺の中で決めているわけだし。その中で、投げていく中で良くなっていってくれたらなというところで、みてるんで」と語る。
9回表DeNA一死 1塁、ソト外野手に勝ち越しの2点本塁打を浴び降板となった藤川球児投手を出迎える西勇輝投手=阪神甲子園球場
「勝利」をつかむ目前のところで、チームの連勝は「4」で止まった。借金は再び「5」に。矢野監督も「悔しいですし、あのままなんとか勝ちたかったですが、勝負にいったんでしょうがないです」。指揮官は藤川の今後については「今すぐどうこう決められる…終わったばかりなんで、今すぐ考えられない。みんな(報道陣)に言えるようなことは何もないです」と語るにとどまった。守護神として藤川が完全復調するか、「勝利の方程式」の再編となるのか。いずれにせよ、必勝リレーが文字通り揺るぎないものでなければ、なかなかチーム浮上とはいかない。
○…「3番手」で登板のスアレスは 1点を失った。 2点リードの 8回に登板。四球と 2本のヒットで無死満塁のピンチを招いた。宮崎の遊ゴロで 1点を失ったが2死までこぎつけ、代打戸柱は 159キロの直球で空振り三振。からくもリードは守った。
投手交代を告げベンチに引き揚げる矢野燿大監督=阪神甲子園球場
観客が入って 2試合目となった一戦。阪神はファンに「勝利」を届けることはできなかったが、矢野燿大監督はスタンドから送られた声援に改めて感謝した。「昨日もそれは感じた。みなさんの後押しも十分、届いてありがたかったし、心強かったです」。
先発西勇は今季初の中 5日で 7回途中無失点と試合を作った。そのエースに対しては「西らしく丁寧に投げ切ってくれた。ランナーを出しても、粘り強くいってくれた」とねぎらった。「先制2ラン」の主砲ボーアについても「完璧なホームランでしたし、あの後ももう1本ヒットも出ている。状態としても、上がってきているのかなと思います」と上昇気配を感じ取った。
ただ、打線は 3回以降、追加点を刻めなかった。チャンスは作ったもののあと 1本が出ず、指揮官は「そこら辺が打線のこれからの課題。何回かチャンスはあったので、そこで取れるようにしていきます」と前を向いた。
9回表DeNA一死 1塁、ネフタリ・ソト外野手に「勝ち越し2点本塁打」を浴び降板する藤川球児投手(左から 3人目)=阪神甲子園球場
阪神の守護神藤川球児投手が今季 4度目のセーブ機で 2度目の失敗となった。 1点リードの9 回に「4番手」で登板。一死から四球を出すと、桑原に中前打を浴びた。この回から中堅に入った植田が、 3塁を狙った 1塁走者梶谷を刺そうとしたが、焦ってファンブル。一気に同点の生還を許した。一死 1塁。何と同点で切り抜けたかったが、続く「3番ソト」に 145キロ直球を捉えられて「2ラン」を被弾。有観客試合のスタンドからは、ため息と悲鳴が漏れた。藤川はここで無念の降板となった。
試合後、藤川は球団広報を通じて「(先発の)西や、みんなが頑張ってゲームを作ってくれていたのに、こういう形になり本当に申し訳ないです」とコメントした。
藤川は同試合で 5試合目の登板。ここまで 2セーブを挙げ、「日米通算250セーブ」まであと「5」に迫っていた。しかし、 5戦のうち 4試合で失点。 6月25日ヤクルト戦(神宮)でも、セーブ機で「逆転サヨナラ弾」を浴びていた。
2回裏阪神無死、大山悠輔内野手は 3塁線を破る 2塁打を放った=阪神甲子園球場
大山悠輔内野手がつなぎの「4番」を体現した。 0- 0の 2回先頭、DeNA先発今永の初球を積極的にたたいた。
125キロスライダーを捉え、左翼線へチーム初安打となる 2塁打。試合前まで相手エースとの通算対戦成績は「22打数9安打2本塁打。打率4割超」の好相性そのままに、先制機を演出した。
助っ人のパフォーマンス代行!? でチームを盛り上げた。 2塁打後、「5番」ボーアの「先制2ラン」で生還した。本塁でヒーローを迎え入れると、B砲の代名詞「ファイアボール」ポーズをやりたいと本人に直訴。快諾も得て、ベンチ前では満面の笑みで両手を前に突き出した。
2回裏阪神無死 2塁、左中間越えに「先制2点本塁打」を放ったボーア内野手は大山悠輔内野手のファイアボールポーズが決まり雄たけびをあげて喜ぶ=阪神甲子園球場
その積極性は打席でも見られた。 2回の第 1打席以降も、全打席で初球からスイングしていった。開幕 3塁のマルテが左ふくらはぎの張りを訴え、 4日広島戦(マツダスタジアム)の途中から代わって「4番3塁」にを任され続けている。同打順に入ってからは「5試合連続安打」を含む「15打数8安打3本塁打」、打率は驚異の「4割3厘」をマーク。昨年は“春の大山”が絶好調だったが、今季は“夏の大山”が絶好調。チャンスを手放さず、結果で猛アピールを続けている。
9日巨人戦でも、大山の安打が続く主砲の決勝弾を呼んだ。昨季も「4番」を張ることが多かったが、日頃から「打順は関係ないので」と、「4番」目の打者としての意識を持った。今季も意識は同じ。「後ろにつなぐ気持ちで」。あくまでのチームの「勝利」を最優先に。つなぐ「4番」大山がいい味を出している。
2回裏阪神無死 2塁、左中間へ先制2点本塁打を放ったジャスティン・ボーア内野手=阪神甲子園球場
阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手が豪快な「4号先制2ラン」を放った。
「5番1塁」で先発し、 0- 0の 2回に迎えた第 1打席。 2塁打の大山を塁に置いてDeNA先発今永の 138キロカットボールをバックスクリーン左に運んだ。ゆっくり本塁を踏んで、「かめはめ波」を模した代名詞「ファイアボール」を披露するかと思ったが、ともに生還した大山が代行。「(大山)悠輔にファイアボールをお願いされたから、代わりにやってもらったよ」。チームメートに見せ場を譲る余裕も見せた。
2回裏阪神無死 2塁、ジャスティン・ボーアの「先制左越え2点本塁打」でガッツポーズして喜ぶ矢野燿大監督(右から 2人目)=阪神甲子園球場
チームは 6月26日に敵地で左腕今永と対戦し、 8回 4安打無失点と封じられていた。同試合でボーアは苦手傾向のあった左対左を考慮し、スタメン外。この日が初対戦となり、いきなりエースを捉えた。B砲は左投手から今季 3本目のアーチとなった。また、阪神の打者が甲子園で今永から本塁打放つのは 4年ぶり。
10日から人数を制限して、有観客試合がスタート。この日の甲子園も 2日連続、5000枚のチケットは完売となった。ボーアはファンの前で初の 1発。守備に就く際には「ボーア! ボーア!」のコールに帽子を取り、笑顔で応えた。
※ 7月12日の予告先発は、阪神・岩貞祐太投手(28)ーDeNA・平良拳太郎投手(24)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (06月)
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
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