●福留孝介外野手(43)が27日、貯金「1」で「3位」につけるチーム状態に太鼓判を押した。前日26日まで前回の対戦で「3連敗」を喫したナゴヤドームで中日に借りを返し、28日から「2位・ヤクルト」戦(神宮)。開幕直後は5カード連続ビジターでどん底を味わった虎だが、故障続出も一丸で乗り越えてきた。その底力に、球界最年長選手も手応えだ。次々と降りかかる苦難を乗り越えることでしか、頂点はみえない。厳しい戦いの次は、また厳しい戦いだ。難関・名古屋を突破して東京へ。ビジターが続く中、球界最年長の福留がチームの充実を断言した。過去「2年連続で負け越し」、今季も 6月30日から「3連敗」を喫した竜の本拠地での粘り勝ちが、底力を証明した。2020年は「2勝10敗」の泥沼で幕を開けた。ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)のブレーキもあり、打線全体が大不振。好転後もピンチの連続だ。攻撃を支えたジェフリー・マルテ内野手(28)が左ふくらはぎを痛め、藤川球児投手(40)は右肩コンディション不良で一時登録抹消。「12試合連続安打」でチームを引っ張った主将の糸原健斗内野手(27)が右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。25日には、セットアッパーの岩崎優投手(29)まで左肘の張りで戦列を離れた。それでも、あっという間に借金を消して貯金「1」の「3位」だ。藤川の離脱後はロベルト・スアレス投手(29福岡ソフトバンクホークス)がクローザーを務め、 3年目の馬場皐輔投手(25)の存在感も増した。糸原不在の24日の中日戦(ナゴヤドーム)は開幕から 5億円もスタメンの年俸総額が下がったが、北條史也内野手(25)がヒーロー。初スタメンで 3出塁の植田海内野手(24)は、前日26日も逆転を呼ぶ安打と盗塁を決めた。復活したボーアが右臀部の張りで欠場すればサンズが好調。当面の課題である岩崎の穴も同じ。矢野監督は残った救援陣を信じた。
●藤浪晋太郎投手(26)、秋山拓巳投手(29)らが27日、甲子園での投手指名練習に参加。28日からのヤクルト 3連戦(神宮)に向けて練習し、東京に移動した。過去に神宮で好成績を残している右腕コンビが、虎に勝利を呼び込む。藤浪には2018年 9月以来の「1軍勝利」もかかる。敵地での好投をイメージしながら、曇天の甲子園で汗を流した。「2位」ヤクルトとの 3連戦へ、勝負のスイッチはすでにオン。 3戦目に先発する藤浪が闘志を燃やした。28日に先発する秋山はダッシュなどで調整。前回21日の広島戦(甲子園)では 5点のリードをもらいながら、 6回 1/3を 4失点で「2勝」目。今季はまだ 7回を投げきったことがないだけに気合が入る。こちらも昨季、神宮で「2戦2勝、防御率2.61」。「プロ初勝利」も神宮だった。前回対戦した 6月25日も、チームは負けたが 6回無失点だった。
●藤浪晋太郎投手が、今季2度目の登板で「初勝利」を目指す。30日ヤクルト戦(神宮)に先発予定で、27日は甲子園で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールやランニングなどで調整した。今季初登板となった23日広島戦(甲子園)は19年 8月 1日以来の 1軍マウンド。 663日ぶりの「白星」を目指し、快投を続けていたが 6回にホセ・ピレラ内野手(30)に痛恨の逆転満塁弾を浴びた。マウンドを降りる藤浪には、温かい拍手がおくられた。神宮でのリーグ戦登板は17年 5月20日以来。「打率3割5分1厘」で「リーグ4位」の主砲村上らを抑え、ファンも待ち望む今季初白星をつかみたい。藤浪の神宮での公式戦登板は17年 5月20日以来となる。神宮では通算10試合で「5勝4敗、防御率2.58」。今年 3月11日のヤクルトとのオープン戦でも 4回 2安打無失点と好投。今度こそマウンドで笑う藤浪が見たい。
●28日ヤクルト戦(神宮)に先発する秋山拓巳投手が自身「3連勝」を目指す。今季ここまで4戦に先発し「2勝1敗」。14日ヤクルト戦(甲子園)から連勝中だ。 6月25日ヤクルト戦(神宮)では、チームは敗れたものの、 6回 6安打無失点と好投。 3連戦の先陣を切る。29日に先発予定のオネルキ・ガルシア投手(30)もこの日、甲子園で調整。今季はここまで 5試合に先発しているが、「0勝2敗」とまだ勝ち星がない。
●阪神のオネルキ・ガルシア投手は今季 6戦目の先発で「初白星」を狙う。29日のヤクルト戦に先発予定。ここまで 5戦で「0勝2敗」とまだ勝ち星がつかない。ヤクルト打線については、持ち味の打たせて取る投球で攻略する。
●左腕エース候補がエンジンを吹かし始めた。高橋遥人投手(24=亜細亜大學OB)が30日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)に先発する。左肩コンディション不良のリハビリも佳境に入り、今回 5イニングを投げれば故障者リストから外れる見込み。リミッター解除の時を待ちわびた。 150キロに迫る直球の強さ、ツーシームやカットボールの鋭さは誰の目にも健在だ。。頼もしい左腕がいよいよ戦闘モードに突入する。
●「東京マラソン2021」のチャリティー寄付先団体に選ばれた日本対がん協会が27日、原口文仁捕手(28)の同協会チャリティー・アンバサダー就任を発表した。原口は昨年 1月に大腸がんであることを公表し、手術やリハビリの後、同 6月に 1軍復帰した。自らの体験をもとに、がん患者やその家族を励ます活動を行っている。他に歌手の麻倉美紀(60)、女子ゴルフの上原彩子(36=モスフードサービス)、プロランニングコーチの金哲彦氏(56)も就任した。
●阪神は27日、チーム屈指の雨男である青柳晃洋投手(26)にちなんだ「雨柳さん」フェースタオルを発売すると発表した。28日より販売開始予定。青柳の登板日は天候不良になることが多く、今月10日のDeNA戦で今季甲子園「初白星」をつかんだ際も、当初の登板予定が雨天中止で 2度延びていた。さらにこの日は 5回表終了後に降雨コールド。試合後には女房役の梅野もいじっていた。さらに「3勝」目を挙げた17日の中日戦(甲子園)では、雨予報では無かったにもかかわらず、試合中に小雨がぱらつく場面も。そんな脅威の雨男ぶりで、チームメートから「雨柳さん」と呼ばれている。
●阪神は27日、「ファンともっと!」プロジェクトの一環としてファンプロデュースイベント第2弾を実施することを発表した。今回は「ウル虎の夏2020」期間限定で「元阪神タイガースの今成亮太さんによるヒーローインタビュー」、「ファンの皆さまから募集した質問に答えるヒーローインタビュー」を実施する。12年から18年まで阪神でプレーしたタイガースアカデミーコーチの今成亮太さん(32)は 8月 1、 2日のDeNA戦(甲子園)に登場。試合前にはトラッキーとのモノマネ対決、ミニトークショーなどで持ち前の話術を披露し、勝利ゲーム後にはヒーローインタビューも行う。
記事をまとめてみました。
福留孝介外野手が27日、貯金「1」で「3位」につけるチーム状態に太鼓判を押した。前日26日まで前回の対戦で「3連敗」を喫したナゴヤドームで中日に借りを返し、28日から「2位・ヤクルト」戦(神宮)。開幕直後は5カード連続ビジターでどん底を味わった虎だが、故障続出も一丸で乗り越えてきた。その底力に、球界最年長選手も手応えだ。
次々と降りかかる苦難を乗り越えることでしか、頂点はみえない。厳しい戦いの次は、また厳しい戦いだ。難関・名古屋を突破して東京へ。ビジターが続く中、球界最年長の福留がチームの充実を断言した。
「みんなの調子が悪いとかじゃないし、落ち着いてきているから」
前日26日の中日戦(ナゴヤドーム)では、 8回に同点打。そこから一挙 5得点で、「カード勝ち越し」を決めた。自身の一打が逆転劇を呼んだが、43歳は勝利への道をつないだナイン全体に手応えを感じていた。過去「2年連続で負け越し」、今季も 6月30日から「3連敗」を喫した竜の本拠地での粘り勝ちが、底力を証明した。
2020年は「2勝10敗」の泥沼で幕を開けた。ボーアのブレーキもあり、打線全体が大不振。好転後もピンチの連続だ。攻撃を支えたマルテが左ふくらはぎを痛め、藤川は右肩コンディション不良で一時登録抹消。「12試合連続安打」でチームを引っ張った主将の糸原が右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。25日には、セットアッパーの岩崎まで左肘の張りで戦列を離れた。
福留孝介外野手はチームの充実ぶりを実感。負傷者の穴も、不振も、互いにカバーできている=ナゴヤドーム
それでも、あっという間に借金を消して貯金「1」の「3位」だ。藤川の離脱後はスアレスがクローザーを務め、 3年目の馬場の存在感も増した。糸原不在の24日の中日戦(ナゴヤドーム)は開幕から 5億円もスタメンの年俸総額が下がったが、北條がヒーロー。初スタメンで 3出塁の植田は、前日26日も逆転を呼ぶ安打と盗塁を決めた。復活したボーアが右臀部の張りで欠場すればサンズが好調。当面の課題である岩崎の穴も同じ。矢野監督は残った救援陣を信じた。
「誰がどこでいってもおかしくない。対戦相手や状況、全部を考慮しながら、見極めて使っていこうと思っている」
全員にポスト岩崎を託した。中継ぎに配置転換したガンケルは2試合連続無失点。将は「いてくれるのは大きい。『ストライク入らへん』とかはないから、使っている側は安心感がある。はまってくれれば、チームとしてプラス」と計算。「4試合連続無失点」の望月にも「モッチーの投球もよかった」と目を細めた。
「みんながそういうところ(岩崎の代役)に入ってきてくれたら、一番うれしいんやけど」
望みが不可能でないことは、「13勝6敗1分け」と早々に「勝ち越し」
を決めた 7月の歩みが証明している。戦いながら強くなってきた虎なら、もう怖くない。どっしり構えた福留の言葉がすべてだ。
「しっかり地に足をつけてやれたらいいかな」
一つずつ山を越え、順位を上げた。 3連勝すれば一気に「2位」に浮上する。目の前を走るヤクルトも、これまで同様に一丸で飲み込む。
得意の敵地で燕斬りや! 藤浪晋太郎投手、秋山拓巳投手らが27日、甲子園での投手指名練習に参加。28日からのヤクルト 3連戦(神宮)に向けて練習し、東京に移動した。過去に神宮で好成績を残している右腕コンビが、虎に勝利を呼び込む。藤浪には2018年 9月以来の「1軍勝利」もかかる。
敵地での好投をイメージしながら、曇天の甲子園で汗を流した。「2位」ヤクルトとの 3連戦へ、勝負のスイッチはすでにオン。 3戦目に先発する藤浪が闘志を燃やした。
「(前回は)ホームランを打たれてしまうまでの過程が悪かったので、そこを一番反省している。次の登板では苦しい状況でストレート一本にならないように、投球に幅を持たせれるように改善していきたい」
藤浪晋太郎投手は投内連係の練習で笑顔。好相性の神宮で初勝利もいただきだ=阪神甲子園球場
今季 1軍初登板となった23日の広島戦(甲子園)では 6回に逆転満塁弾を浴び、敗戦投手に。同じ轍は踏まない。
神宮では通算10試合で「5勝4敗、防御率2.58」だが、登板した2015~17年は「5勝1敗、同2.57」と好相性だった。 3月11日の練習試合でも、 4回 2安打無失点。シーズンでは17年 5月以来 3年ぶりとあって「相性がいいとは思ってはいない」と言いつつも「嫌いな球場ではないので、いい投球ができるように」と力を込めた。2018年 9月29日の中日戦(ナゴヤドーム)以来 670日ぶりの白星を目指し、 3月の再現を狙う。
秋山拓巳投手は投手指名練習ではつらつ。待ってろ、ヤクルト!=阪神甲子園球場
28日に先発する秋山はダッシュなどで調整。「まずは目の前のイニングを抑えることを徹底したい。長いイニングを投げようと意識するのではなく、一つずつ抑えていった結果が長いイニングにつながるように」と心構えを語った。前回21日の広島戦(甲子園)では 5点のリードをもらいながら、 6回 1/3を 4失点で「2勝」目。今季はまだ 7回を投げきったことがないだけに気合が入る。
こちらも昨季、神宮で「2戦2勝、防御率2.61」。「プロ初勝利」も神宮だった。前回対戦した 6月25日も、チームは負けたが 6回無失点だった。
「応援していただけることが、すごく励みになった。敵地にはなりますが、ファンの方々の歓声に応えられるような投球をしたい」と藤浪が言えば、秋山も「チームは本当にいい流れだと思うので、その流れに乗ってどんどん攻めていきたい」。神宮大好き右腕コンビが地の利を生かし、チームの勝利に貢献する。
藤浪晋太郎投手が、今季2度目の登板で「初勝利」を目指す。30日ヤクルト戦(神宮)に先発予定で、27日は甲子園で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールやランニングなどで調整した。
今季初登板となった23日広島戦(甲子園)は19年 8月 1日以来の 1軍マウンド。 663日ぶりの「白星」を目指し、快投を続けていたが 6回にピレラに痛恨の逆転満塁弾を浴びた。「個人的には反省の多い登板でした。(前回の 6回が)僕の中では勝負どころだと思ってマウンドに上がっていましたし、あそこで抑えることができなかったことが反省ではありますが、ホームランを打たれてしまうまでの過程が悪かったので、そこを一番反省しています」。この日もコメントの中には何度も反省という言葉が続いた。
それでもマウンドを降りる藤浪には、温かい拍手がおくられた。「5000人という特別な観客数ではありましたが、応援していただけることがすごく励みになりましたし、敵地にはなりますが、ファンの方々の歓声に応えられるような投球をしたいと思います」。神宮でのリーグ戦登板は17年 5月20日以来。「打率3割5分1厘」で「リーグ4位」の主砲村上らを抑え、ファンも待ち望む今季初白星をつかみたい。
キャッチボールを行う藤浪晋太郎投手(右)。手前はオネルキ・ガルシア投手、後方は秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
「首位」巨人猛追へ、大事な 3連戦で藤浪晋太郎投手が初白星をつかむ。30日ヤクルト戦の先発に向けて、27日には甲子園で行われた投手練習に参加。笑顔を見せながら、キャッチボールやランニングなどで調整した。
今季初登板となった前回23日広島戦(甲子園)では快投を続けていたが、 6回にピレラに痛恨の逆転満塁弾を浴びた。「個人的には反省の多い登板でした。次の登板では苦しい状況でストレート1本にならないように、投球に幅を持たせられるように改善していきたいです」。それでも復調の気配を見せていたのは確か。次は敵地で好投だ。
練習中、笑顔を見せる藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
山田哲が出場選手登録を抹消されたが、強力ヤクルト打線は健在。「4番」村上は「打率3割5分1厘」で「リーグ4位」、ベテラン青木も「3割3分7厘」の「同6位」と好調だ。「どこの打順からでも、つながるなという印象です。振る時は振ってきますし、待つところは待つというイメージがあるので、雑にならないように攻めていければいいなと思います」。現在、阪神はヤクルトと「1ゲーム」差の「3位」。「2位」浮上、そして「首位」巨人との差を縮めるためにも、勝ち星を重ねたい。
藤浪の神宮での公式戦登板は17年 5月20日以来となる。神宮では通算10試合で「5勝4敗、防御率2.58」。「個人的に相性がいいとは思ってはいませんが、嫌いな球場ではないので、いい投球ができるように頑張ります」。今年 3月11日のヤクルトとのオープン戦でも 4回 2安打無失点と好投。今度こそマウンドで笑う藤浪が見たい。
キャッチボールを行う秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
28日ヤクルト戦(神宮)に先発する秋山拓巳投手が自身「3連勝」を目指す。
今季ここまで4戦に先発し「2勝1敗」。14日ヤクルト戦(甲子園)から連勝中だ。「長いイニングを投げようと意識するのではなく、 1つずつ抑えていった結果が長いイニングにつながるようにしたい」。 6月25日ヤクルト戦(神宮)では、チームは敗れたものの、 6回 6安打無失点と好投。「今、チームは本当にいい流れだと思うので、その流れに乗ってどんどん攻めていきたい」と 3連戦の先陣を切る。
秋山拓巳投手がヤクルト 3連戦の先陣を切る。28日ヤクルト戦(神宮)に先発予定。27日には甲子園の投手練習に参加し、キャッチボールやショートダッシュで調整した。
投内連係をする左から藤浪晋太郎投手、秋山拓巳投手、オネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
ここまで 4戦に先発し「2勝1敗」。14日ヤクルト戦(甲子園)から連勝しており、勝てば自身「3連勝」となる。「前回の登板では展開の中で先のイニングを意識してしまい、結果としてそこが反省点になったので、まずは目の前のイニングを抑えることに徹底したいです」。今季初先発した 6月25日ヤクルト戦(神宮)では、チームは敗れたものの、 6回 6安打無失点と好投。前夜に「逆転勝ち」したチームの勢いにも乗り、「3勝」目を目指す。
29日に先発予定のオネルキ・ガルシア投手もこの日、甲子園で調整。今季はここまで 5試合に先発しているが、「0勝2敗」とまだ勝ち星がない。「常に勝ちたいと思って投げているし、チームに貢献したいという思いが強い」と「初白星」へ意気込んだ。
練習を見つめる、左から藤浪晋太郎投手、秋山拓巳投手、オネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
阪神のオネルキ・ガルシア投手は今季 6戦目の先発で「初白星」を狙う。29日のヤクルト戦に先発予定。
ここまで 5戦で「0勝2敗」とまだ勝ち星がつかない。「どこのチームにもかかわらず、常にベストなパフォーマンスをするだけだし、勝つイメージを持ってやっている」。ヤクルト打線については「やっぱり少しでも浮いてしまうと打たれてしまうので、低めにボールを集めることがテーマになるね」と話し、持ち味の打たせて取る投球で攻略する。
キャッチボールを行う、手前からオネルキ・ガルシア投手、藤浪晋太郎投手、秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
左腕エース候補がエンジンを吹かし始めた。高橋遥人投手が30日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)に先発する。左肩コンディション不良のリハビリも佳境に入り、今回 5イニングを投げれば故障者リストから外れる見込み。「結構(リハビリが)長かったんで…。早く外れたいです」とリミッター解除の時を待ちわびた。
前回22日はパナソニックとのプロアマ交流戦で約 4カ月ぶりの先発マウンドに上がり、 3回を 1安打無失点。 7月 3日に実戦復帰後、計 7回連続無失点と 2軍で貫禄の投球を見せている。ボールのキレについては「もうちょっと上げられる」と納得していない。それでも 150キロに迫る直球の強さ、ツーシームやカットボールの鋭さは誰の目にも健在だ。
高橋遥人投手=阪神甲子園球場
もともと、今季は西勇、青柳と「先発3本柱」の形成を期待されていた立場。今回無事 5イニングを投げきれば、一気に 1軍昇格が近づく。「イニングが伸びてくると、走者を背負うことも多くなると思う。その中でもしっかり試合を作れるようにしていけたら。ピンチがあってもしっかり抑えられるようにしたい」。まずは掲げたテーマを冷静にクリアする。
1軍先発陣は「防御率1点台」の大黒柱・西勇、「リーグ最多タイ4勝」の青柳を先頭に、岩貞、秋山、ガルシアが奮闘している。藤浪も復調の気配を漂わせている。夏場の過酷な連戦へ、ここに高橋まで加われば、迫力は格段に増す。「(先発陣に)いい投手がたくさんいる中で、やっと競争に入っていける。 1軍に上がるリストに入ってくるように頑張りたいです」。頼もしい左腕がいよいよ戦闘モードに突入する。
◆高橋遥のこれまで 昨季 5月から先発ローテ入りし「3勝9敗」。今季は春季キャンプで矢野監督から投手の「MVP」に挙げられるなど期待されたが、左肩のコンディション不良で開幕ローテ入りを逃した。 7月 3日の 2軍戦で101日ぶりに実戦復帰、 1回を無失点に抑えた。その後 2度の 2軍戦登板でも好投し、状態を上げている。
原口文仁捕手=東京ドーム (2020年 6月20日撮影)
「東京マラソン2021」のチャリティー寄付先団体に選ばれた日本対がん協会が27日、原口文仁捕手の同協会チャリティー・アンバサダー就任を発表した。
原口は自身のツイッターで「がんを経験したプロ野球選手として今後も日本対がん協会の活動を応援します!」などと記した。歌手の麻倉未稀、女子プロゴルファーの上原彩子、プロランニングコーチの金哲彦さんも同協会チャリティー・アンバサダーに就任した。
原口は昨年 1月に大腸がんを公表し、手術やリハビリの後、同 6月に 1軍復帰した。
原口文仁捕手=阪神鳴尾浜球場
がん対策に取り組む「日本対がん協会」は27日、チャリティー・アンバサダーに原口文仁捕手が就任したと発表した。
同協会は来年 3月開催予定の「東京マラソン2021」のチャリティー寄付先団体に選ばれており、原口はSNSなどを通じての発信や、同協会のPRを手伝うなどする。自身のツイッターで「がんで苦しみ悲しむ人をなくすための様々な活動をされており、僕も昨年インタビューをして頂きました。がんを経験したプロ野球選手として今後も日本対がん協会の活動を応援します!」(原文まま)と投稿した。
原口は昨年 1月に大腸がんであることを公表、手術を受けた。自らの体験をもとに、がん患者やその家族を励ます活動を行っている。他に歌手の麻倉美紀、女子ゴルフの上原彩子(モスフードサービス)、プロランニングコーチの金哲彦氏も就任した。
阪神は27日、チーム屈指の雨男である青柳晃洋投手(26)にちなんだ「雨柳さん」フェースタオルを発売すると発表した。28日より販売開始予定。
青柳の登板日は天候不良になることが多く、今月10日のDeNA戦で今季甲子園「初白星」をつかんだ際も、当初の登板予定が雨天中止で 2度延びていた。さらにこの日は 5回表終了後に降雨コールド。試合後には女房役の梅野も「いやあ『雨柳』ってね(笑い)。この時期余計ね。ネタにしながら」といじっていた。さらに「3勝」目を挙げた17日の中日戦(甲子園)では、雨予報では無かったにもかかわらず、試合中に小雨がぱらつく場面も。そんな脅威の雨男ぶりで、チームメートから「雨柳さん」と呼ばれている。
青柳晃洋投手=阪神甲子園球場
フェースタオルは傘を差した青柳のかわいらしいイラストに、「雨柳さん」と書かれたデザイン。青柳は「天候にかかわらず、いつも力強い声援をいただきましてありがとうございます。僕の登板日は雨が降ることが多いので、観戦に来られた際は身体を拭いたり、頭に被って雨をしのいだりする時に使ってもらえたらうれしいです。そして、このタオルを持って応援していただければ、雨にも相手打者にも負けずに頑張れます!タイガースファンの皆さま、熱い応援よろしくお願いいたします!」とコメント。これさえあれば、青柳の登板日にまた雨が降っても怖くない?
明日7月28日(火)より青柳晃洋選手「雨柳さん」フェイスタオルを下記のとおり販売を開始いたします。
阪神タイガース屈指の雨男である青柳選手は登板日に天候不良になることが多く、チームメイトから「雨柳さん」と呼ばれており、傘を差した青柳選手のイラストがデザインされたフェイスタオルとしてこのたび商品化いたしました!
商品の詳細は下記をご確認ください。
商品情報
青柳選手コメント
天候に関わらず、いつも力強い声援をいただきましてありがとうございます。
僕の登板日は雨が降ることが多いので、観戦に来られた際は身体を拭いたり、頭に被って雨をしのいだりするときに使ってもらえたら嬉しいです。
そして、このタオルを持って応援していただければ、雨にも相手打者にも負けずに頑張れます!タイガースファンの皆さま、熱い応援よろしくお願いいたします!
取り扱い店舗と発売日について
公式オンラインショップT-SHOPにて7月28日(火)10:00より受注販売開始
チームショップアルプスにて7月31日(金)10:00より発売開始
※発売日が異なりますのでご注意ください。
※T-SHOPでは受注生産となりますので、お届けまでお時間を頂戴いたします。
阪神は27日、「ファンともっと!」プロジェクトの一環としてファンプロデュースイベント第2弾を実施することを発表した。
今回は「ウル虎の夏2020」期間限定で「元阪神タイガースの今成亮太さんによるヒーローインタビュー」、「ファンの皆さまから募集した質問に答えるヒーローインタビュー」を実施する。
12年から18年まで阪神でプレーしたタイガースアカデミーコーチの今成亮太さんは 8月 1、 2日のDeNA戦(甲子園)に登場。試合前にはトラッキーとのモノマネ対決、ミニトークショーなどで持ち前の話術を披露し、勝利ゲーム後にはヒーローインタビューも行う。
「タイガースアカデミー」のコーチを務める元阪神の今成亮太氏 (2019年 4月11日撮影)
今成さんは「なかなかこのようなチャンスを頂くことはないので、ありがたく思っています!『新型コロナウイルスの影響』で球場に来られない方もいますので、テレビやパソコンを通して、ファンの方に楽しんで頂きたいと思います!」と気合十分だ。
また、 8月 4日からの巨人 3連戦(甲子園)は勝利ゲームの場合、ヒーロー選手への質問を募集する。
詳しくは球団公式サイトまで。
「ファンともっと!」プロジェクトの一環として、ファンの皆さまから募集したファンサービスを実施いたします。
第2弾は「ヒーローインタビューをもっと楽しくして欲しい。」とのご意見を数多く頂きましたので、「ウル虎の夏2020」の期間限定で、「元阪神タイガースの今成亮太さんによるヒーローインタビュー」と「ファンの皆さまから募集した質問に答えるヒーローインタビュー」を実施いたします。
ウル虎の夏2020は今成亮太が盛り上げる!
阪神タイガースで活躍し、現在はタイガースアカデミーコーチを務める今成亮太さんが「ウル虎の夏2020」限定で参戦します!
スーパーMC今成が選手の意外な一面を引き出します!
そして今回はヒーローインタビューの出演だけでなく、なんと試合前・試合中の場内イベントにも出演することが決定しました。スタメン紹介ではトラッキーとのモノマネ共演が実現!?
実施日
8月1日(土)・2日(日) 対横浜DeNAベイスターズ戦
※ 7月28日の予告先発は、東京ヤクルト・ガブリエル・イノーア投手(27)ー阪神・秋山拓巳投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
2020年 公式戦日程と 結果 (08月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
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視聴価格:月額会 員 630円、 1試合視聴 210円
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